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コメント
自由な投句箱
★境内の一隅照らす梅の花
★隠れ沼へ一目散の雉子かな
★亀鳴くや非通知電話かかり来る
自由な投句箱
◇春きざす猿の手温め確かなり
◇春淡しさざ波光る被爆川
◇川面照り顔ぶれ変る今日の鴨
自由な投句箱
*春温し縄文土偶のほほえみて
*杯を挙げて談笑春の午後
*せせらぎは春を流れて水車へと
自由な投句箱
★広き空求めて凧は高くあり
★婆の木という椿の札に苦笑する
★降雪機子らにそそぎて春広場
自由な投句箱
★春禽の見えざる枝を探しけり
★茎立や菜園それぞれ仕切らるる
★紅梅のいつも青空丘の梅
自由な投句箱
★杯を挙ぐ建国日なり青山河
★樹の洞に小鳥連れ立ち水を飲む
★テレビ雪山窓は蕾の梅近し
自由な投句箱
◇下萌や落ちて朽ちたる金鈴子
◇春の風朽ちて破れし朴落葉
◇朽ちつつも二月の空の茨の実
自由な投句箱
★払いてもとび来る虻ぞ浮子沈む
★小座布団ならぶ茶店や梅の花
★紅梅やほっと茶柱立ちにける
自由な投句箱
早春の人影まばらな高山寺
お抹茶をいただく余寒の高山寺
トレイルを歩き二月の池に出る
自由な投句箱
★芽柳の青き枝垂れや小畑川
★まんさくの青き空へと見上げ居り
★うらうらと歩む街道菜の花忌
自由な投句箱
★春の鳥句会仲間と居るごとし
★眠ぶさたの昼や畦道揚ひばり
★のったりと横たわりたる春の昼
自由な投句箱
★広い野に膨らみかけた蕗の薹
★雨の中負けるものかと鶯や
★梅の香りしらじら花も白
訂正
信之先生
正子先生
毎度のことで申し訳ございません。今度も 3句目の 梅の花の 花 を忘れました。御免なさい。
自由な投句箱
★春泥をき踏み散らし来る孫二人
★春衣着せてマネキン若くなり
★春昼やどら焼きを手に舟を漕ぐ
自由な投句箱
★さみどりも赤きもありぬ新芽立つ
★野梅咲き遠きふるさと想い見る
★野に立つや高き天なる揚ひばり
自由な投句箱
反芻の黒牛の背に春陽濃し
青き踏み放牧牛ののしのしと
木蓮の蕾の向こうの空広し
自由な投句箱
★梢より落ち来るものよ牡丹雪
★春の暮採餌に尾長来りける
★噴煙の先や真鳥の春の山
自由な投句箱
神護寺へ長き石段春淡し
春の空錦雲渓の底に光る
バレンタインデー終日風の音高し
自由な投句箱
★山裾の里のけぶりて揚ひばり
★あるが儘咲いて競える野梅かな
★バレンタインデー愛は誤解と知りつつも
自由な投句箱
◇梅見茶屋水琴窟の音を聴き
◇梅咲いて久々に聞く孫の声
◇春一番からす毅然と橋の上
自由な投句箱
★青麦や光り弾くる鳩の胸
★前向ける尾長の嘴や春の土
★春の日や会釈なき子へ手を振りぬ
自由な投句箱
青年の合格を喜びて
★大和なる明日香の里の初音かな
★薄日さす二月はもはや半ば過ぎ
★冴えかえる池の氷の鈍き色
自由な投句箱
★姦しき田面の天(そら)や揚ひばり
★屈みこみ一頻り愛づ犬ふぐり
★止まりて春の楽聞く小川かな
自由な投句箱
★噴煙の先の溶岩道すみれ咲く
★朝晩の御勤めの如蜆汁
★摘草や子のスカートの揺れかすか
自由な投句箱
★冴えかえる朝の生駒やあざやかに
★飛び発ちて何処へ消えし春の鳥
★チューリップ伸び来る若葉やわらかに
投句訂正
★冴えかえる朝の生駒のあざやかに
★飛び発ちて何処へ消えし春の鳥
★チューリップ伸び来る若葉やわらかに
自由な投句箱
★春眠の目覚め夢追い又ゆめに
★雲奔り雲影走る春の嶺
★目刺焼きひとり夕餉や妻の留守
自由な投句箱
立春や過る小鳥の羽透ける
枝渡る鳥影多し春立つ日
ごつごつと触れ合う船や春の潮
自由な投句箱
★春昼の枯れ木に遊ぶ鳥の影
★日脚伸ぶ鳥は枯れ木の懐に
★梅が香や南部(みなべ)紀の国海青し
自由な投句箱
★産土の鍋割山(なべわり)雪消鳥の声
★畑打や猫の足跡点点と
★下萌や里は寒風なお残り
自由な投句箱
廃屋の取り壊されて春寒し
春あられ年金引き出す人の列
春の風邪鼻炎カプセル服用す
ご連絡
高橋信之先生、正子先生
いつもお世話になり、大変有難うございます。
ここ数日、微熱ながら体調の悪さが続き、病院へ行き
ましたら、予防接種を受けているにも係わらず、
インフルエンザの疑いと診断されました。
暫く、投稿が途切れます事をご容赦下さいませ。
自由な投句箱
◇肩に触れ被爆柳や千羽鶴
◇ピーヒャラと鳶舞いたる日永かな
◇手をつけば鯉の旋回水温む
自由な投句箱
★川風のいまだ硬しや牡丹の芽
★産土の砂利懐かしき蜆汁
★噴煙の先の細きや冴返る
自由な投句箱
快晴の明石海峡春早し
春の野を朝日に向かい新幹線
春朝日白鷺城を薔薇色に
自由な投句箱
★耕やダックスフント駆け抜けし
★犬ふぐりプラネタリウム出づる吾子
★鳥交る芝にあまねく日の差しぬ
自由な投句箱
★薄氷やバケツのヒシャク持てば割れ
★沈みゆく日を見送りて春の橋
★春の鳥尾をひくひくと切り株に
自由な投句箱
春野行く故郷の夢見し朝
春風の音せぬほどに梢揺れ
春の海三角波に風遊ぶ
自由な投句箱
さまざまの花芽蕾になりし朝
川縁の小さき梅苑白満つる
しだれ梅萼の裏にも蕾あり
自由な投句箱
★たらの芽や淵に佇むてんから師
★釣人の魚籠あふれけり蕗の薹
★安曇野の畦の雪間に蕗の薹
自由な投句箱
日当たれば幹温かき欅かな
日の少し差し込む藪の紅椿
長閑さに莟ほのぼの枝だれ梅
自由な投句箱
小綬鶏に呼ばれて窓を開けにけり
春眠をたっぷりとって風邪癒す
春の雨更地となりし河川敷
自由な投句箱
ランナーの足音梅の咲き初むる
豊かなり地にイヌフグリ枝に梅花
蜜を吸うメジロとしばし遊びけり
自由な投句箱
★河原鶸零れて葦に啼きたつる
★ほっこりと野の香の立ちて蓬餅
★車窓より火事丸見へに冴え返る
投句
梅枝の二心無く青空へ
雪残る天満宮への路静か
御嶽に向き合い座る春テラス