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主宰：高橋正子・管理：高橋信之
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コメント
自由な投句箱
高橋信之先生、正子先生
明けましておめでとう御座います。
今年もよろしくご指導の程お願い申し上げます。
★十峰を初日に染めた榛名かな
★去年今年坂東太郎滔滔と
★あけぼのの赤城の裾野淑気満つ
自由な投句箱
高橋信之先生、正子先生、
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
新しきパソコン届く大晦日
パソコンの設定しおれば除夜の鐘
丹波黒つやつやとして節料理
自由な投句箱
高橋信之先生、正子先生
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくご指導のほど賜りますよう！！。
★ひと夜さの起きて山河の淑気満つ
★お雑煮は妻の伝承ぜんざいに
★とととととあゆみ集えり寒すずめ
自由な投句箱
高橋信之先生、正子先生
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
初日の出見んと薄明の坂を行く
はらからも故郷も遠し枇杷の花
冬朝陽竹林まっすぐ影伸びる
自由な投句箱
高橋信之先生、正子先生
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくご指導の程お願い申し上げます。
◇浜田道寒鰤買ひの三世代
◇神々し遠い記憶の初日の出
◇屠蘇の香や俳句人生彷徨ふて
自由な投句箱
★初浅間詩心乏しき一私人
★去年今年不動の赤城裾美し
★境内を行き交う人と御慶かな
自由な投句箱
★お年玉もらう笑顔でありがとう
★新年はどの番組も同じよう
★新年の挨拶交わすご近所と
高橋信之先生、高橋正子先生、
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
自由な投句箱
凧揚げの子ら新春の河川敷
初風が翻らせる日章旗
初めての電子書籍を読む二日
自由な投句箱
★尖り立つ小枝の空に淑気満つ
★吾が影のホームに長き冬の駅
★二日早や山河暮れゆく茜かな
投句
信之先生 正子先生
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
日記買う午後いっぱいを費やして
墨書する年賀の文字も書きなれん
静けさや年をまたいで慈姑煮る
投句
ハヤブサⅡ宇宙の冬へカーブする
落葉期森ふんわりと柔らかく
鴨潜る同心円の水輪広げ
自由な投句箱
★初詣のっと山巓現れし
★初鏡帯結う妻に手をかしぬ
★日の出浴び大根の葉の瑞々し
自由な投句箱
八重紅梅はや咲き初めしお正月
初春の山路にこだまする梵鐘
播磨灘沖の島々初霞
自由な投句箱
◇正月や楽しきころのなにもかも
◇注連飾雀の食べるもののなく
◇ノロのこと恐る恐るに牡蠣を喰ひ
好きな句
★吾が影のホームに長き冬の駅／桑本栄太郎
影を意識されたのはお一人での外出でしょうか。ちょっと寂しい景が浮かびますが家族の待つ家に早く帰りたいという気持ちも感じられます。
御礼
上島祥子様
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
「吾が影のホームに長き冬の駅」の句を選び頂き、嬉しいコメントもお添え頂き、大変有難うございます。元旦礼拝に一人で訪れました。何時もですと朝からの礼拝ですが、元旦礼拝ですので、午後2時からの開始となり、帰宅途中の乗り換えの駅のホームでは待っている間、夕日に影が長くなっていました。
自由な投句箱
★青空につんつんつのる冬木かな
★葉牡丹の渦の淡きや淑気満つ
★三日果て山並み淡く暮れゆけり
投句
冬昴美濃山塊の黒々と
ひそかなり久女旧居の水の音
霜囲い亡き父植えし花なれば
自由な投句箱
★蒼天へ欅大樹よ年新た
★三日はや脱兎の如く都へと
★御節とや皿の右側手綺麗に
自由な投句箱
*水仙に宝珠掲げて実南天
*初受診双方交わす御慶かな
*迎春の古寺の門前風もなし
自由な投句箱
新しき破魔矢おさまるいつもの位置
拍手が四日の山に響きけり
干支の絵馬求めて戻る四日かな
投句
散り切って姿勢正しく冬木立
蒼天へ尖る辛夷の冬芽かな
後ろ手に歩めば落ち葉の道優し
自由な投句箱
◇九人の新年祝ふ我が家族
◇冬霞赤い太陽沈みたる
◇いとしきや栴檀の下鴨八羽
自由な投句箱
★其々のそれぞれへ行く正月会
★信貴生駒嶺なだらかに淑気満つ
★裏白の反り返り居り四日かな
自由な投句箱
*山稜も見えず靄濃き奥丹波
*水音の絶えて箕面の山眠る
*兄弟のメール句会や年初め
自由な投句箱
★パソコンの埃払いて初仕事
★寄鍋や会津漆器の夫婦箸
★冬の夜や家神吹かれ唸り立つ
自由な投句箱
◇産土の満州遠く鴨いとし
◇ほのかなる安芸の小富士や初霞
◇唐楓季節遅れの黄落期
自由な投句箱
買初にホールケーキを求めけり
申年は騒ぐ下落の大発会
ひとまわり小さくなりし門松よ
自由な投句箱
★歩み行く眼前に落つや寒椿
★もくれんの冬芽の凜と青空に
★実をつけて風に乾ぶる枯木かな
投句
三河路は高きに鷹群れ礼小六月
谷渡る一羽遅れて四十雀
奥(は)三河(な)花祭り(まつり)月面走る雲早し
(ルビが( ）書きになります。
当地では花祭りといえば「奥三河花祭り」を言いますので。
自由な投句箱
★利根川へ風花落とす空たいら
★爆音を上げて群翔つ寒雀
★ずかずかと髪膚に沁むや寒の入
自由な投句箱
初打ちの球を受けたる新ガット
護摩焚きの香の流れ来る寒の入り
小寒の播磨の山の遠霞
自由な投句箱
*靄晴れてうれしき朝や箕面山
*祝い酒開けて検査値懸念あり
*丘の辺に梅の蕾を見て歩く
自由な投句箱
◇夕暮れの裸木寂し百日紅
◇蝋梅の匂う今年も主なく
◇冬灯栴檀の実の金色に
自由な投句箱
★小寒と思えば水の痛くあり
★静もりて水脈曳くばかり冬の池
★赤き実の乾ぶる風や冬日燦
自由な投句箱
★初みくじ夫に言わざるまま結び
★青空へ早やも蝋梅咲き揃う
★傘寿祝ぎ友らと囲む牡蠣御膳
自由な投句箱
*七草の香りうれしき厨かな
*七草の名を数えつつ粥を食ぶ
*申の字のごとく湯のなか年男
自由な投句箱
◇寒木瓜や朴訥といふ五十余年
◇子守柿厭な記憶のなつかしき
◇楸の莢垂れ下る枯木立
自由な投句
★水仙や風通りゆく雑木山
★ハーレーの枯葉巻き込む峠かな
★福寿草はらから集う広間なか
投句
Sの字に紀ノ川光る冬温し
夕餉には男の料理大根買う
夕暮れて黒き線画や冬木立
自由な投句箱
はくれんの花芽の光り寒の空
山茶花の坂道のぼり奥の院
人日や宅配荷物に判子押す
自由な投句箱
★鞍馬より下り来たるやしぐれ雲
★めでたさや渦淡々とミニ葉牡丹
★七日正月厨の妻の鍋用意
自由な投句箱
★笹鳴や携帯電話置忘れ
★冬木立飛行機雲の交差なり
★煎餅を割るや轍の蝉氷
投句
鍬先を光らせ冬の落暉かな
鈴鹿峰益々黒絵冬落暉
ドウダンの冬芽万朶の尖りかな
自由な投句箱
*成人の日祝儀を送る祖父と祖母
*雲割って朝日注げや新成人
＊寒稽古道具抱えし少女行く
自由な投句箱
春永のガラスの窓にさす夕陽
水仙や水の響のすぐそばに
葉をつけしままのかぶらをいただきぬ
自由な投句箱
・主治医の葬儀に
喪のショール羽織りて顎をくっと上げ
力込め冬の喪服のしわ伸ばす
抹香の膝のショールに零れけり
自由な投句箱
★ぶつぶつと電気ストーブつぶやける
★日溜りのサッカー遊びや良寛忌
★葱きざみきつねうどんの出来ました
自由な投句箱
◇チェロの音も人も優しき冬の会
◇遙かなる瀬戸は小寒日矢の下
◇裸木や高々と舞ふ鳶二羽
自由な投句箱
★霜強し尾灯定かな山の駅
★早梅や熱海七湯めぐりける
★我が影の田を横切りし冬菫
自由な投句箱
★霜焼けの手をいたわった子供の日
★踏まれても緑青々冬の草
★青い空映して輝く氷柱かな
自由な投句箱
◇ビル間の光芒眩し冬茜
◇寒雀ちょこちょこ傍へ寄ってくる
◇冬空へメタセコイヤの透き通る
自由な投句箱
★しらじらと明ける寝床や寒鴉
★初戎商売繁盛笹持来
★冬入日枝の背にある嶺の影
自由な投句箱
葱刻む冷凍保存するために
自家製の切干大根やわらかし
寒落暉に向かい車を走らせる
自由な投句箱
★冬晴の美し赤城山（あかぎ）よ鳥の声
★仰ぎ見る観音像へ冬日かな
★シャンソンを聴く足組みや夜の暖炉
自由な投句箱
*八ヶ岳雪なかりしと孫の言う
*池干して何処へ行くや浮寝鳥
*朝の日に門辺賑わす寒椿
投句
冬雲の黒影げ動く紀伊の山
寒空へメタセコイアの尖り立ち
風あるらし離れた角の枇杷の花
自由な投句箱
寒の梅空どこまでも透きとおり
穏やかに冬の光や播磨灘
羊羹を食べ茶をすすり寒茜
自由な投句箱
★つまみ見る葉の柔らかし今朝の霜
★寒釣や水面を見つめ背なの黙
★バイパスの高架工事や日脚伸ぶ
自由な投句箱
京都嵐山
嵐山映す川面に鴨遊ぶ
初春や高々さやぐ嵯峨の竹
竹林の木漏れ日青き淑気かな
投句
夕闇の鋭さ増して冬木立
オリオンと向き合う時は一人なり
手を合わす墓石の向こうに初御空
自由な投句箱
七草に粥が青いという驚き
寒梅に往きは気づかず喪の路を
優しかりし人の遺稿の手に冷た
自由な投句箱
*客迎え色鮮やかに寒椿
*路地咲きの紅色映えてシクラメン
＊まず一献今日も元気に漢椿
投句訂正
済みません。さくじつのとうくがまちがっておいました。下記に訂正いたしたく。
*客迎え色鮮やかに寒椿
*路地咲きの紅色映えてシクラメン
＊まず一献今日も元気に寒椿
自由な投句箱
＊冬ぬくし硝子戸越しの朝日かな
*着ぶくれて八十路辿るや杖ついて
＊冬椿赤い頬した女の子