●投句箱8月25日~8月31日●

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コメント

  1. 迫田和代
    2013年8月24日 9:53

    デイリー句会投句
    ★もう会えぬ人と別れて白もくげ
    ★宇宙から永い旅終えた流星を
    ★打ち上げの花火の音に橋行き来

  2. 小口泰與
    2013年8月25日 8:20

    デイリー句会投句
    ★せんべいの照りの塩梅秋高し
    ★醜草の我が背を越ゆる暑さかな
    ★秋暑し畑のひび割れ定かなり

  3. 桑本栄太郎
    2013年8月25日 18:50

    デイリー句会投句
    ★小玉とて袋に置かる西瓜かな
    ★夕暮れのひと時惜しみ秋の蝉
    ★土ぼこり匂いて秋の雷雨かな

  4. 桑本栄太郎
    2013年8月25日 19:07

    好きな句
    ★醜草の我が身を超ゆる暑さかな/小口泰豫
    醜草とは要するに雑草のこと・・・。何時までも残暑が厳しく、雑草も思いっきり伸びるだけ伸びて背丈を越える程になった。もう間もなく花の咲く時季となれば、それぞれ色とりどりの花を咲かせ秋の花野になるであろう・・・。うっそうと生い茂った情景がよく見てとれる。

  5. 桑本栄太郎
    2013年8月25日 19:11

    お詫びと訂正
    先ほどの好きな句のコメントにお名前の変換ミスがありました。お詫びして訂正させて頂きます。失礼しました。
    誤)小口泰豫

    正)小口泰與

  6. 多田有花
    2013年8月25日 19:56

    デイリー句会投句
    秋の雲流れる空となりにけり
    雨あがり山河いつしか秋めけり
    日が落ちて踊りの歌の流れ出す

  7. 小西 宏
    2013年8月25日 20:03

    デイリー句会投句
    ★翳深くひまわりの垂れ秋めける
    ★この先は人入らぬ崖からす瓜
    ★風なくて地を這う蔦の西の崖

  8. 小口泰與
    2013年8月26日 9:02

    御礼
    桑本栄太郎様
    「醜草の我が背を越ゆる残暑かな」の句を好きな句にお取り上げ頂き、その上、素敵なコメントを有難う御座います。

  9. 小口泰與
    2013年8月26日 9:05

    デイリー句会投句
    ★山外の塔頭さわに実南天
    ★柳散る雨水ためし舫い舟
    ★星空を乗せて雲ゆく竹の春

  10. 祝恵子
    2013年8月26日 10:47

    デイリー句会投句
    ★猫じゃらしふと思われる故郷のこと
    ★地蔵盆張り出しのあり尼の寺
    ★夕月の高し散歩の畔の道

  11. 桑本栄太郎
    2013年8月26日 13:15

    デイリー句会投句
    ★空腹を覚え目覚めり涼新た
    ★新涼や熱きコーヒー飲んでみる
    ★夕暮れの風を染めおり酔芙蓉

  12. 桑本栄太郎
    2013年8月26日 17:57

    好きな句
    ★猫じゃらしふと思われる故郷のこと/祝 恵子故郷はここでは(さと・・・実家のあるところ)の意のようですね?秋風が立ち、物寂しい思いの時は誰でも故郷を想うようです。僅かの風にでも揺れる猫じゃらしの季語が、もの思いを誘って詩心を誘います。

  13. 多田有花
    2013年8月26日 18:10

    デイリー句会投句
    晴れし朝秋めく音に耳を澄ます
    秋涼しクレヨンで描くギリシャの絵
    新涼や窓を細めに開けている

  14. 多田有花
    2013年8月26日 18:13

    好きな句
    翳深くひまわりの垂れ秋めける/小西 宏
    真夏の象徴のような大輪の向日葵。
    立秋が過ぎ、ようやく秋めいてきたと思うころ、その向日葵も頭を重そうに垂れ始めます。
    種ができるので、稲穂と同じことなのですが、向日葵だとうなだれているように見えるからおもしろいです。

  15. 佃 康水
    2013年8月26日 18:43

    デイリー句会投句
    ★秋涼し二胡の音遠く夜の茶会
    ★開け放つ茶室へ虫音近づけり
    ★無防備を秋蚊の襲う雨後の庭

  16. 小西 宏
    2013年8月26日 21:25

    好きな句
    ☆秋涼しクレヨンで描くギリシャの絵 /多田有花☆
    「サントリーニ島イアの風車」、「ミコノス島の風車」、「クレタ島レティムノの港」、「シミ島の港」、「クレタ島ハニアの港」、「海の中のふたつの修道院」などを拝見しています。みな強い色彩の美しい素敵な絵です。特に有花さんの「青」は大好きです。
    秋風の中でこれらを描いておられる貴女の俳句に接すると、改めて残暑が吹き飛ぶように感じます。

  17. 小西 宏
    2013年8月26日 21:26

    お礼
    多田有花さま
    「翳深くひまわりの垂れ秋めける」への嬉しいお言葉、たいへん有難うございます。夏を精一杯咲き努めた大きな向日葵が、今はどっしりと種を孕み、重く、褐色に顔を俯けています。これも一つの季節の美しさのような気がします。

  18. 小西 宏
    2013年8月26日 21:30

    デイリー句会投句
    ★豊満に葡萄膨らみ山遠し
    ★蜩の弦(げん)弾く森を潜り行く
    ★丘越えて風に聞こえる秋祭

  19. 小口泰與
    2013年8月27日 8:44

    デイリー句会投句
    ★芙蓉咲く上毛三山雲も無し
    ★丸太橋踏む二の足や稲光
    ★秋ばらの蕾半分喰われけり

  20. 桑本栄太郎
    2013年8月27日 9:54

    デイリー句会投句
    ★大泣きの子供夜店や夏祭り
    ★とんぼうの編隊飛行や雨後の晴れ
    ★秋蝉の一おし二おし三におし

  21. 祝恵子
    2013年8月27日 11:31

    お礼
    桑本栄太郎様、「猫じゃらし」への素敵なコメントを頂きありがとうございました。とても嬉しいです。

  22. 桑本栄太郎
    2013年8月27日 19:12

    好きな句
    ★丘越えて風に聞こえる秋祭/小西 宏
    全国的な大雨の後、一気に秋めいて来ました。早くも秋祭りの練習の太鼓の音でしょうか?暑さが治まり、ようやく爽やかな気候を迎える秋祭りの音が心地良い序曲です。それにしても暑い日々が続きましたね。漸くほっと一息です。

  23. 小口泰與
    2013年8月28日 7:11

    デイリー句会投句
    ★秋光や利根の流れを要とし
    ★戯れに杖を立てけり秋茜
    ★烈風にもてあそばれし野萩かな

  24. 桑本栄太郎
    2013年8月28日 10:06

    デイリー句会投句
    ★秋雨の車窓滂沱や阪急線
    ★秋雨の上がり嶺の端青空に
    ★ひぐらしの想い出遠き母の里

  25. 多田有花
    2013年8月28日 18:43

    デイリー句会投句
    鳥取より来て初物の梨を売る
    群れ鴉秋夕焼けを高く帰る
    秋涼や森ゆくときも背をのばし

  26. 多田有花
    2013年8月28日 18:56

    お礼
    小西 宏さま、
    「秋涼しクレヨンで描くギリシャの絵」を好きな句にお選びおいただきありがとうございます。
    絵もごらんいただき、青がいいとのお言葉、大変うれしく拝読いたしました。
    ギリシャは青のイメージが強い国です。エーゲ海の青、南欧の日差しが青を際立たせるのでしょうか。

  27. 桑本栄太郎
    2013年8月28日 19:00

    好きな句
    ★秋涼や森ゆくときも背をのばし/多田有花
    先日の雨以来、急激に涼しくなり嘘みたいですね!!。今ではあの暑さは何?と思うほどです。いつもの山の散策も、これほど涼しい時であれば背筋をすっと伸ばし歩かれることは大変共感します。鳥取の梨をお買い上げ頂き、毎度有難うございます。

  28. 多田有花
    2013年8月28日 19:01

    好きな句
    ★芙蓉咲く上毛三山雲も無し/小口泰與
    厳しい残暑が去り、山並みの上には澄んだ青空が広がっています。
    からりと明るい景色、訪れた秋の涼しさにほっと山々を眺めておられることでしょう。。

  29. 多田有花
    2013年8月28日 19:04

    お礼
    桑本栄太郎さま、
    「秋涼や森ゆくときも背をのばし」を好きな句にお選びいただき、ありがとうございます。
    ぐっと涼しくなって、気持ちよく歩けるようになりました。
    二十世紀梨、おいしかったです。梨と言えば鳥取、ですね。

  30. 小西 宏
    2013年8月28日 21:03

    好きな句
    ☆秋涼や森ゆくときも背をのばし /多田有花☆
    颯爽と背を伸ばし森を闊歩する姿、秋涼にふさわしい清清しさです。また、新たな気概も感じられます。

  31. 小西 宏
    2013年8月28日 21:05

    お礼
    桑本栄太郎さま
    「丘越えて風に聞こえる秋祭」へのお言葉、たいへん有難うございました。そうです、確かに何日か前には祭笛の練習らしき音も森の中からで聞こえてきました。
    夏休みも終わりに近づくと方々の神社や公園で盆踊りが開かれ、太鼓の音、踊り歌の音が洩れ伝わって来ます。

  32. 小西 宏
    2013年8月28日 21:12

    デイリー句会投句
    ★夏すだれ透けて夜明けの電車の音
    ★雲高く見上げる谷戸の沢桔梗
    ★緑葉に白き蕾の紅芙蓉 

  33. 小口泰與
    2013年8月29日 6:17

    デイリー句会投句
    ★暾(ひ)を宿す稲穂の波や群雀
    ★天そそる妙義の奇岩瓢かな
    ★とんぼうへ指を立てけり幼き日

  34. 桑本栄太郎
    2013年8月29日 9:05

    デイリー句会投句
    ★うそ寒や二の腕抱き目覚めおり
    ★雲流れ容ながれて秋高し
    ★真近なる嶺の蒼さよ秋気満つ

  35. 小西 宏
    2013年8月29日 20:51

    デイリー句会投句
    ★カーテンの白揺れ雲に秋の蝉
    ★団栗の艶が昨日と同じ道に
    ★高くまで筋なす秋の茜雲

  36. 佃 康水
    2013年8月29日 21:19

    デイリー句会投句
    ★韮の花摘み休み田に匂い立つ
    ★韮の花浸す畔川音清ら
    ★朝ぼらけの窓に溢るる鰯雲

  37. 祝恵子
    2013年8月30日 9:24

    デイリー句会投句
    ★稲の花故郷を向くさくら号
    ★傘に入れ雨の木槿の揺れを止め
    ★秋の田に立ち止まる猫と目を合わす

  38. 小口泰與
    2013年8月30日 10:52

    デイリー句会投句
    ★単線の天涯に消ゆ尾花かな
    ★退けて赤城離るる秋の雲
    ★とんぼうへ人さし指をまわしけり

  39. 桑本栄太郎
    2013年8月30日 17:01

    デイリー句会投句
    ★苦瓜の小さく色づきベランダに
    ★南瓜煮る妻のレシピや湯呑み入れ
    ★カーテンの触れる夜風や虫の声

  40. 川名ますみ
    2013年8月30日 20:04

    デイリー句会投句
    秋澄みて橋の向こうの船までも
    秋風に洗濯物のやさしい色
    西瓜切る音のさらさらリズミカル

  41. 佃 康水
    2013年8月30日 21:05

    デイリー句会投句
    ★屈み見て砂より淡き草の花
    ★巡り終えかくもとりどり草の花
    ★草の花それぞれ摘みて束にする

  42. 桑本栄太郎
    2013年8月30日 23:28

    好きな句
    ★秋澄みて橋の向こうの船までも/川名ますみ
    先日の全国的な大雨以来、空気が少しづつ澄んで来ました。つい先日まで猛暑でかすんで見えていた視界も、眼が良くなったかと思うほどです。秋めいた爽やかな光景を見渡す時が秋の到来を実感する時ですね!!。

  43. 小口泰與
    2013年8月31日 8:16

    デイリー句会投句
    ★赤城より冷気あまねし水澄めり
    ★高原の秋気くまなく浴びにけり
    ★鳴きあぐる別れ鴉や忠治塚

  44. 迫田和代
    2013年8月31日 9:23

    デイリー句会投句
    ★土手道の窪みを満たす吾亦紅
    ★空も澄み緑豊かな秋の庭
    ★ささやかな音に驚くよなべかな

  45. 小西 宏
    2013年8月31日 11:28

    デイリー句会投句
    ★不揃いの背丈を風に猫じゃらし
    ★山裾までただ平らかに稲の秋
    ★渇水の小河内ダムの赤とんぼ

  46. 桑本栄太郎
    2013年8月31日 16:28

    デイリー句会投句
    ★ベランダの今朝もほど良き秋すだれ
    ★竹林の仰ぐ高さや秋の空
    ★八月の果てて西空曇り来る

  47. 多田有花
    2013年8月31日 18:44

    デイリー句会投句
    コンサートはね秋雨の街へ出る
    台風は低気圧へと八月尽
    傷に刃を当て傷物の梨をむく

  48. 多田有花
    2013年8月31日 18:46

    お礼
    小西 宏さま、
    「秋涼や森ゆくときも背をのばし」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
    猛暑がおさまり、森の散歩にもこれから気持ちのよい季節になってきます。

  49. 多田有花
    2013年8月31日 18:50

    好きな句
    秋澄みて橋の向こうの船までも/川名ますみ
    暑さが続く間は水蒸気が多く、雨が少ないために塵も多く視界が霞みます。
    先日の雨の後、景色も水浴びをしたようにすっきりしました。
    マンションの高階から眺められる遠くの景色が澄んで見え、本格的な秋の到来を思われたことでしょう。