●投句箱8月1日~8月10日● 2013年8月10日 03:42 | Weblog ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2013年8月1日 9:04 添削教室投句 ★妹もまねて脚立や袋掛 ★滝しぶき浴びて茅の輪をくぐりけり ★上州の雷を凌ぎし小犬かな 返信する 祝恵子 2013年8月1日 11:05 添削教室投句 夏休み学童鉢を持ち帰る 夏芝の花の小道を杖二人 ふうわりと白雲に浮き合歓の花 返信する 小西 宏 2013年8月1日 14:18 添削教室投句 ★波に跳び潮被って貸ボート ★ゴーグルの跡だけ白い日焼けの子 ★夏海の暮れて明るき珊瑚礁 返信する 桑本栄太郎 2013年8月1日 16:19 添削教室投句 <朝の四条大橋~祇園界隈> ★高瀬川木々の水面の影涼し ★朝涼の花見小路や通り雨 ★川風の空の高みにさるすべり 返信する 下地鉄 2013年8月1日 17:39 添削教室投句 ★残照にしずかに暮れる夏の海 ★夕凪や蒼海い揺れる茜雲 ★碧線の夏空斬って直線に 返信する 桑本栄太郎 2013年8月1日 18:33 好きな句 ★夏休み学童鉢を持ち帰る/祝 恵子 朝顔の鉢でしょうか?終業式の日、それまで学校の花壇で育てていた鉢植えを、夏休みの宿題として持ち帰る。大事に育て、観察日記を書く為のようです。嘗て我家の子供達もそうしていた事を想い出しました。 返信する 小西 宏 2013年8月1日 19:59 好きな句 ☆残照にしずかに暮れる夏の海 /下地鉄☆ 大きな水平線を持つ御地は残照も豊かであり、それだけに夕暮の情景も静かで豊かなのでしょう。沖縄の夏は海も空も、朝も夕も美しい光に満たされ照り輝いていることでしょう。 返信する 小口泰與 2013年8月2日 10:04 添削教室投句 ★ただよいし梔子の香の朝かな ★湖へ日光黄管大うねり ★夕暮れの波打つ風の青田かな 返信する 桑本栄太郎 2013年8月2日 17:05 添削教室投句 ★起き出して窓を閉めいる夜涼かな ★もの影の更に色濃く八月に ★雄叫びの一樹大樹や蝉しぐれ 返信する 多田有花 2013年8月2日 17:54 添削教室投句 かしましき熊蝉の朝始まりぬ 朝驟雨去れば再び蝉しぐれ 胡麻ふって冷素麺をすすりこむ 返信する 小西 宏 2013年8月2日 20:43 添削教室投句 ★船遠し夏の日沈む珊瑚礁 ★夏蝶の重き身休む水溜り ★鬼百合の炎天に置く影の濃し 返信する 迫田和代 2013年8月3日 9:11 添削教室投句 ★音たててしばらく暴れる大夕立 ★しゃべろうか秋も近づく車椅子 ★サングラス掛けて仰ぐや空の色 返信する 黒谷光子 2013年8月3日 9:16 添削教室投句 滔々と揖斐川土手の緑濃き ケーブルの眼下は緑滴れる 渓流の音聞こえ来る夏木立 返信する 小口泰與 2013年8月3日 9:30 添削教室投句 ★木道の先のさきなる月見草 ★昼顔や忘れられたる里の駅 ★干草や朝の鴉の集会所 返信する 佃 康水 2013年8月3日 11:44 好きな句 ☆船遠し夏の日沈む珊瑚礁/小西 宏 珊瑚礁を実際には見た事が有りませんが、思い浮かぶのは沖縄です。遥か沖に船が見え、夏の日が青い珊瑚礁の海の彼方へと沈んでゆくと言えば若しや沖縄でしょうか?青い海と真っ赤な夕日、広大な景色が見えて参ります。 返信する 佃 康水 2013年8月3日 11:47 添削教室投句 ★子ら弾みうどん手伸べるキャンプかな ★うどん切る手つき危うしキャンプの子 ★通り雨弾く鹿の子や胴震い 返信する 祝恵子 2013年8月3日 17:43 お礼 桑本栄太郎様、「夏休み」に嬉しいコメントをありがとうございます。夏休みに入り、学童の子が朝顔の鉢を持ち帰ってました。 返信する 祝恵子 2013年8月3日 17:49 添削教室投句 ★むらさきの薄さを見せて式部の花 ★新しき命を溜めて泳ぐメダカ ★手に抜きしばかりを下げて夏大根 返信する 桑本栄太郎 2013年8月3日 18:28 添削教室投句 <夏の日の遠い想い出> ★宿題の杜の木陰や夏休み ★堰き止める川の水浴び子等の夏 ★もぐり込む蚊帳のみどりに夜風かな 返信する 桑本栄太郎 2013年8月3日 18:41 好きな句 ★木道の先のさきなる月見草/小口泰與 何処の高原でしょうか?月見草はここでは黄色の大待宵草かと拝察致しますが、山道を歩いていて急に開けた場所、しかもかなり広い場所に出てた。あたり一面に明さを覚えるほど咲く月見草に感動している作者です。 返信する 小口泰與 2013年8月4日 9:55 御礼 桑本栄太郎様 「月見草」の句を好きな句にお取り上げ頂き、嬉しいコメントを有難う御座います。 返信する 小口泰與 2013年8月4日 10:03 添削教室投句 ★赤城より矢庭にきたる夕立かな ★空蝉やはたとひざ打つ同窓会 ★唐突に轟音生みしはたた神 返信する 小西 宏 2013年8月4日 13:55 お礼 佃 康水 さま 「船遠し夏の日沈む珊瑚礁」に嬉しいお言葉をお送りくださり、たいへんありがとうございます。孫たちと沖縄に遊びに行ってきました。宿を沖縄本島中部の西海岸に取ったため、毎日美しい夕暮の景色を楽しむことができました。 返信する 小西 宏 2013年8月4日 14:01 添削教室投句 ★老農の畑にトマトの群真っ赤 ★夏高くオオヤマトンボ巡航す ★病葉となりて桜の香の仄か 返信する 黒谷光子 2013年8月4日 16:28 添削教室投句 木曽連山掲ぐ入道雲大き 山頂へ続く雪渓幾筋も 立ち止まりまた立ち止まりお花畑 返信する 多田有花 2013年8月4日 18:12 添削教室投句 暑き日につくつくぼうし鳴き初める 山の水たっぷり汲んで墓洗う 朝の風窓より入りぬ秋近し 返信する 多田有花 2013年8月4日 18:16 好きな句 立ち止まりまた立ち止まりお花畑/黒谷光子 雪渓のある山にお出かけだったのでしょうか? 天候に恵まれれば美しいお花畑を楽しむことができますね。 返信する 古田敬二 2013年8月4日 18:37 デイリー句会投句 パナマ帽あれば炎暑へ出る勇気 鍬の柄の真昼の極暑の熱のあり 茄子を焼くちらりと母を思い出し 返信する 桑本栄太郎 2013年8月4日 19:35 デイリー句会投句 ★夏草の午後ともなれば萎れけり ★枝先の微風逃さずさるすべり ★干上がりて小石の流れ旱川 返信する 高橋秀之 2013年8月4日 22:02 デイリー句会投句 ★水平線から昇る夏の陽は眩し ★昇る日が夏の青海の揺れ照らす ★眼前にあるのは夏の空と海 返信する 小口泰與 2013年8月5日 9:37 デイリー句会投句 ★朝蝉や田園アート眼間に ★夕さりの利根へ水切り風かおる ★ゆくりやく釣れし鰻や竿うねる 返信する 佃 康水 2013年8月5日 10:40 デイリー句会投句 ★万両の花のこぼるる庫裏の庭 ★かなかなに目覚むケビンの朝かな ★かなかなや未明の島の動き出す 返信する 佃 康水 2013年8月5日 10:52 好きな句 ☆山の水たっぷり汲んで墓洗う/多田有花 お盆が近づいて参りました。当地でもぼつぼつお墓参りの支度が整いつつあります。山の水をたっぷりと汲まれて洗えば冷たい清らかな水にご先祖様もさぞお喜びのことでしょう。洗い終えられた作者もさっぱりと清々しいお気持ちになられた事でしょうね。 返信する 迫田和代 2013年8月5日 11:34 デイリー句会投句 ★亡くなった人人人の原爆忌 ★水の音心に響く夏も行く ★夏の陽にはじけるごとく薔薇が咲く 返信する 古田敬二 2013年8月5日 14:46 デイリー句会投句 ★白桃届く箱から香り溢れさせ ★冬瓜を畦に転がし眺めけり ★水筒を傾けのその先雲の峰 返信する 桑本栄太郎 2013年8月5日 18:14 デイリー句会投句 ★キャンパスの煉瓦炎暑や昼下がり ★鉄塔の嶺から谷へ雲の峰 ★ひぐらしの鳴いて郷愁つのりけり 返信する 川名ますみ 2013年8月5日 21:05 お礼 栄太郎さま、有花さま、「遠花火さがせば広き窓の外」の句へ、お優しいコメントをお寄せ頂きまして、ありがとうございます。花火の音に気づき、窓からその方角をさがしましたが、すぐには見つからず、いつもの窓の向こうが思いのほか広いと知りました。遠くの小さな花火を、母と声を上げながら楽しんだ次第です。お礼が遅くなりまして、失礼いたしました。 返信する 黒谷光子 2013年8月5日 21:56 添削教室投句 夏の旅オープンカーと後先に 雪渓にわずか凸凹撫でてみる 振り返る山に雪渓光りおり 返信する 小西 宏 2013年8月5日 22:01 好きな句 ★水の音心に響く夏も行く /迫田和代 戦争で亡くなられた方々、哀しい思いをされた方々のお話を伺うと、よく水のこと、川のことをお聞きします。「水の音」に様々な思いを託されたお歌、ひしひしと胸に響きます。 返信する 小西 宏 2013年8月5日 22:04 デイリー句会投句 ★未だ眠き目にミンミンの朝眩し ★夏空の青の深きや百日紅 ★蝉時雨背に負いてまた道ゆけり 返信する 小口泰與 2013年8月6日 8:56 デリー句会投句 ★雲海の忽とうごめき渦巻けり ★頂上やあびる大気と時鳥 ★ラベンダーの香のひろごれる山の駅 返信する 迫田和代 2013年8月6日 9:40 お礼 小西 宏様 (水の音心に響く夏も行く)の句を 好きな句 にお選びいただきとても嬉しかったです。と言いますのも 今日は8/6ここ広島に原爆が落とされた日なんです。目の前で幽霊のようになってお亡くなりになられた多くの人を想い 悲しい気持ちになっていたからです。有り難う御座いました。 返信する 古田敬二 2013年8月6日 16:58 デリー句会投句 ★野に立ちて齧るトマトに日の温み ★先端を振り上げ伸びゆくかぼちゃ蔓 ★鍬先が跳ね返される夏の畑 返信する 多田有花 2013年8月6日 17:35 デイリー投句 蝉捕らえしばらく眺め放ちやる 街ほっと一息つくや驟雨あと 青空に雲はや立ちぬ広島忌 返信する 多田有花 2013年8月6日 17:39 お礼 佃 康水さま、 「山の水たっぷり汲んで墓洗う」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 少し早めでしたが、お盆を前にお墓の掃除をしてきました。 返信する 多田有花 2013年8月6日 17:42 好きな句 水の音心に響く夏も行く/迫田和代 今日は広島原爆忌。あの日を思い出し、亡くなられた方の鎮魂を願う「水」ですね。 返信する 藤田裕子 2013年8月6日 18:42 デイリー句会投句 ★鐘の音の地上清めし原爆忌 ★いそいそと母の手を引き浴衣の児 ★大夕焼和太鼓ふるわす女衆 返信する 桑本栄太郎 2013年8月6日 19:20 デイリー句会投句 <鎮魂の三句> ★炎ゆれ篤き誓いや広島忌 ★献水の竹筒青き原爆忌 ★君逝きて早やも七年芙蓉咲く 返信する 桑本栄太郎 2013年8月6日 19:35 好きな句 ★鐘の音の地上を清め原爆忌/藤田裕子 小生も今朝広島平和記念式典をテレビで見ておりました。原爆投下の時間に併せ黙祷の鐘が殷々と走り、哀しみを新たに、又、清めるが如くでした。「平和は私達の手で作ることが出来る」との小学生二人の言葉には感動しました。人間は過去には戻れないけれど、未来は現在の私達の手の中にあり、私達次第ですね。 返信する 佃 康水 2013年8月6日 20:21 デイリー句会投句 ★大夕立叩き跳ねたる万の椅子 ★たそがれて祈りの影や夏終わる ★梧桐の実やくれないの莢ひらく 返信する 小西 宏 2013年8月6日 21:10 好きな句 ☆先端を振り上げ伸びゆくかぼちゃ蔓 /古田敬二☆ 畑の様子などほとんど知らない私ですが、南瓜生育の生き生きとした姿を楽しく詠われていて、嬉しく読ませていただきました。気の所為か、「伸びゆくかぼちゃ蔓」とひらがなで書かれたことが「先端を振り上げ」た蔓の姿を如実に表現しているように感じられて、とても面白く思いました。 返信する 小西 宏 2013年8月6日 21:11 デイリー句会投句 ★琉球の甍の太し夏の雲 ★谷戸ゆけば夏蜩の四方より ★肥え膨らむ青団栗の炎天下 返信する 小口泰與 2013年8月7日 10:55 デイリー句会投句 ★赤城から朝の大気や秋近し ★新刀の反りや夜涼の星の数 ★朝涼や赤城の肌の浅葱色 返信する 迫田和代 2013年8月7日 13:03 お礼 多田 有花様 私には8/6とても悲しい日なんです。なのに正子先生 小西様 多田様 のお陰で元気がでました。(水の音)の句を 好きな句にお選びいただきとてもとても嬉しいです。有り難う御座いました。 返信する 藤田裕子 2013年8月7日 14:16 お礼 桑本栄太郎様、「原爆忌」の句に温かいコメントをいただきまして有難うございます。私も、広島平和記念式典をテレビで見ておりました。戦争のない平和な地球を願わずにはおれません。毎年、遠くから黙祷し、市長や小学生の言葉に感動し、大切な一日となっております。 返信する 多田有花 2013年8月7日 17:46 デイリー句会投句 空蝉の数多落ちたる山の道 護摩堂より香の流れ来る原爆忌 朝の日の壁に差しけり秋に入る 返信する 多田有花 2013年8月7日 18:00 好きな句 献水の竹筒青き原爆忌/桑本栄太郎 水を求めて亡くなった被爆者の方々への何よりの手向けは「水」。青々とした竹筒に汲まれた清冽な水が鎮魂の思いを語っています。 返信する 桑本栄太郎 2013年8月7日 18:49 御礼 多田有花様 「献水の竹筒青き原爆忌」の句をお選び頂き、素敵なコメントも頂戴しまして大変有難うございます。参列者の中には、被爆者自身が毎年式典の度毎に命の水を犠牲者に献水されていたものの、自身も被爆後遺症と高齢の為亡くなられ、その方の意思を継いで青竹の筒の手桶にて、献水をされている若い方の事を知りました。「命の水」を青竹の筒桶に入れ、大切そうに参拝されている光景に感動しました。 返信する 桑本栄太郎 2013年8月7日 19:00 デイリー句会投句 ★炎ゆれ鐘に黙祷原爆忌 ★突風の吹けば忽ち雷雨かな ★和菓子屋の帰省みやげの混雑に 返信する 小西 宏 2013年8月7日 22:16 デイリー句会投句 ★水色の海に櫂おき熱帯魚 ★栗毬の青く小さく今日の秋 ★立秋の我が家のカレー五穀米 返信する 小口泰與 2013年8月8日 8:37 デイリー句会投句 ★露草や長き裾野も靄の中 ★啄木鳥や巨木豊かな深き森 ★秋光や志賀高原の空深し 返信する 多田有花 2013年8月8日 17:24 デイリー句会投句 稲妻の一閃南の窓走る 午後の雨残暑流して夕暮れる 三日目は音のみで過ぎ秋の雷 返信する 多田有花 2013年8月8日 17:27 好きな句 水色の海に櫂おき熱帯魚/小西 宏 沖縄の海にボートで漕ぎ出されたのでしょうか? 透き通る海の上で櫂をこぐ手を休めれば、目の下には珊瑚の海とその間を泳ぐ熱帯魚が見えます。色彩感覚に溢れた美しい御句です。 返信する 桑本栄太郎 2013年8月8日 17:47 デイリー句会投句 ★窓よりの夜気しのび寄り秋立ちぬ ★坂道の風を下れば稲の花 ★香り来る朝の田道や稲の花 返信する 桑本栄太郎 2013年8月8日 18:00 好きな句 ★午後の雨残暑流して夕暮れる/多田有花 毎日厳しい暑さながら、暦の上ではすでに秋。当地、京都も三日続きの夕方の雷雨です。まるで熱帯性スコールのようですね!!。雨が降っている時は涼しい風が吹き歓迎ですが、雨が上がった途端、蒸し暑い無風状態になり堪りません。 返信する 小西 宏 2013年8月8日 21:38 お礼 「水色の海に櫂おき熱帯魚」への応援、多田有花さま、たいへんありがとうございます。孫もようやく、海にもぐって南海の魚を追うことができるようになりました。 返信する 小西 宏 2013年8月8日 22:05 好きな句 ☆露草や長き裾野も靄の中 /小口泰與☆ 大きく広がる靄の裾野に見える露草の藍。季語秋を確かに伝える大柄な句に感動いたします。 返信する 小西 宏 2013年8月8日 22:08 デイリー句会投句 ★虫篭の軽きを子らのそれぞれに ★秋風の雲の高きや百日紅 ★選ばれし鉢真っ直ぐに菊蕾 返信する 小口泰與 2013年8月9日 9:34 御礼 小西宏様 「露草」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素晴らしいコメントを頂き有難う御座います。 左右に長い長い裾野を持つ赤城山もすっぽりと靄の中に沈む事が度々御座います。 返信する 小口泰與 2013年8月9日 9:37 デイリー句会投句 ★ほろほろと百日紅の散りにけり ★秋光や木道沼へつづきおり ★秋光や大きくまがる小海線 返信する 小西 宏 2013年8月9日 19:21 デイリー句会投句 ★ひぐらしを静かに聴けば森の風 ★喉晒す空に鴉の残暑かな ★真っ黒な顔の泣いてる甲子園 返信する 桑本栄太郎 2013年8月9日 20:25 デイリー句会投句 ★田へ注ぐ水音ゆかし稲の花 ★朝の黄の畑の垣根や花南瓜 ★立秋のビルに茜の夕日かな 返信する 小口泰與 2013年8月10日 14:09 デイリー句会投句 ★秋うらら渡りくる風透き通る ★朝顔や夜雨の雫のかがよえる ★利根川へ支流落ち合う下り鮎 返信する 小西 宏 2013年8月10日 21:27 デイリー句会投句 ★夜は風の失せて寝苦し秋の蝉 ★有りの実のひたすら甘き昼餉あと ★太陽を走る直球甲子園 返信する 高橋秀之 2013年8月10日 21:44 デイリー句会投句 ★朝顔の数を数えて観察記 ★秋暑し天気予報の赤き地図 ★初秋の朝の木漏れ日縞模様 返信する 桑本栄太郎 2013年8月10日 22:06 デイリー句会投句 ★立秋の風の匂いの田道かな ★朝靄の潤む田道や稲の花 ★稲の穂の早やも出揃い香りけり 返信する 桑本栄太郎 2013年8月10日 22:12 好きな句 ★秋暑し天気予報の赤き地図/高橋秀之 毎日、ゲリラ豪雨の雨量、暑さの記録更新の戦線恐々とした日々ですね!!。立秋の暦が恨めしくなるほどの暑さです。「赤き地図」に大変共感と納得です。 返信する
コメント
添削教室投句
★妹もまねて脚立や袋掛
★滝しぶき浴びて茅の輪をくぐりけり
★上州の雷を凌ぎし小犬かな
添削教室投句
夏休み学童鉢を持ち帰る
夏芝の花の小道を杖二人
ふうわりと白雲に浮き合歓の花
添削教室投句
★波に跳び潮被って貸ボート
★ゴーグルの跡だけ白い日焼けの子
★夏海の暮れて明るき珊瑚礁
添削教室投句
<朝の四条大橋~祇園界隈>
★高瀬川木々の水面の影涼し
★朝涼の花見小路や通り雨
★川風の空の高みにさるすべり
添削教室投句
★残照にしずかに暮れる夏の海
★夕凪や蒼海い揺れる茜雲
★碧線の夏空斬って直線に
好きな句
★夏休み学童鉢を持ち帰る/祝 恵子
朝顔の鉢でしょうか?終業式の日、それまで学校の花壇で育てていた鉢植えを、夏休みの宿題として持ち帰る。大事に育て、観察日記を書く為のようです。嘗て我家の子供達もそうしていた事を想い出しました。
好きな句
☆残照にしずかに暮れる夏の海 /下地鉄☆
大きな水平線を持つ御地は残照も豊かであり、それだけに夕暮の情景も静かで豊かなのでしょう。沖縄の夏は海も空も、朝も夕も美しい光に満たされ照り輝いていることでしょう。
添削教室投句
★ただよいし梔子の香の朝かな
★湖へ日光黄管大うねり
★夕暮れの波打つ風の青田かな
添削教室投句
★起き出して窓を閉めいる夜涼かな
★もの影の更に色濃く八月に
★雄叫びの一樹大樹や蝉しぐれ
添削教室投句
かしましき熊蝉の朝始まりぬ
朝驟雨去れば再び蝉しぐれ
胡麻ふって冷素麺をすすりこむ
添削教室投句
★船遠し夏の日沈む珊瑚礁
★夏蝶の重き身休む水溜り
★鬼百合の炎天に置く影の濃し
添削教室投句
★音たててしばらく暴れる大夕立
★しゃべろうか秋も近づく車椅子
★サングラス掛けて仰ぐや空の色
添削教室投句
滔々と揖斐川土手の緑濃き
ケーブルの眼下は緑滴れる
渓流の音聞こえ来る夏木立
添削教室投句
★木道の先のさきなる月見草
★昼顔や忘れられたる里の駅
★干草や朝の鴉の集会所
好きな句
☆船遠し夏の日沈む珊瑚礁/小西 宏
珊瑚礁を実際には見た事が有りませんが、思い浮かぶのは沖縄です。遥か沖に船が見え、夏の日が青い珊瑚礁の海の彼方へと沈んでゆくと言えば若しや沖縄でしょうか?青い海と真っ赤な夕日、広大な景色が見えて参ります。
添削教室投句
★子ら弾みうどん手伸べるキャンプかな
★うどん切る手つき危うしキャンプの子
★通り雨弾く鹿の子や胴震い
お礼
桑本栄太郎様、「夏休み」に嬉しいコメントをありがとうございます。夏休みに入り、学童の子が朝顔の鉢を持ち帰ってました。
添削教室投句
★むらさきの薄さを見せて式部の花
★新しき命を溜めて泳ぐメダカ
★手に抜きしばかりを下げて夏大根
添削教室投句
<夏の日の遠い想い出>
★宿題の杜の木陰や夏休み
★堰き止める川の水浴び子等の夏
★もぐり込む蚊帳のみどりに夜風かな
好きな句
★木道の先のさきなる月見草/小口泰與
何処の高原でしょうか?月見草はここでは黄色の大待宵草かと拝察致しますが、山道を歩いていて急に開けた場所、しかもかなり広い場所に出てた。あたり一面に明さを覚えるほど咲く月見草に感動している作者です。
御礼
桑本栄太郎様
「月見草」の句を好きな句にお取り上げ頂き、嬉しいコメントを有難う御座います。
添削教室投句
★赤城より矢庭にきたる夕立かな
★空蝉やはたとひざ打つ同窓会
★唐突に轟音生みしはたた神
お礼
佃 康水 さま
「船遠し夏の日沈む珊瑚礁」に嬉しいお言葉をお送りくださり、たいへんありがとうございます。孫たちと沖縄に遊びに行ってきました。宿を沖縄本島中部の西海岸に取ったため、毎日美しい夕暮の景色を楽しむことができました。
添削教室投句
★老農の畑にトマトの群真っ赤
★夏高くオオヤマトンボ巡航す
★病葉となりて桜の香の仄か
添削教室投句
木曽連山掲ぐ入道雲大き
山頂へ続く雪渓幾筋も
立ち止まりまた立ち止まりお花畑
添削教室投句
暑き日につくつくぼうし鳴き初める
山の水たっぷり汲んで墓洗う
朝の風窓より入りぬ秋近し
好きな句
立ち止まりまた立ち止まりお花畑/黒谷光子
雪渓のある山にお出かけだったのでしょうか?
天候に恵まれれば美しいお花畑を楽しむことができますね。
デイリー句会投句
パナマ帽あれば炎暑へ出る勇気
鍬の柄の真昼の極暑の熱のあり
茄子を焼くちらりと母を思い出し
デイリー句会投句
★夏草の午後ともなれば萎れけり
★枝先の微風逃さずさるすべり
★干上がりて小石の流れ旱川
デイリー句会投句
★水平線から昇る夏の陽は眩し
★昇る日が夏の青海の揺れ照らす
★眼前にあるのは夏の空と海
デイリー句会投句
★朝蝉や田園アート眼間に
★夕さりの利根へ水切り風かおる
★ゆくりやく釣れし鰻や竿うねる
デイリー句会投句
★万両の花のこぼるる庫裏の庭
★かなかなに目覚むケビンの朝かな
★かなかなや未明の島の動き出す
好きな句
☆山の水たっぷり汲んで墓洗う/多田有花
お盆が近づいて参りました。当地でもぼつぼつお墓参りの支度が整いつつあります。山の水をたっぷりと汲まれて洗えば冷たい清らかな水にご先祖様もさぞお喜びのことでしょう。洗い終えられた作者もさっぱりと清々しいお気持ちになられた事でしょうね。
デイリー句会投句
★亡くなった人人人の原爆忌
★水の音心に響く夏も行く
★夏の陽にはじけるごとく薔薇が咲く
デイリー句会投句
★白桃届く箱から香り溢れさせ
★冬瓜を畦に転がし眺めけり
★水筒を傾けのその先雲の峰
デイリー句会投句
★キャンパスの煉瓦炎暑や昼下がり
★鉄塔の嶺から谷へ雲の峰
★ひぐらしの鳴いて郷愁つのりけり
お礼
栄太郎さま、有花さま、「遠花火さがせば広き窓の外」の句へ、お優しいコメントをお寄せ頂きまして、ありがとうございます。花火の音に気づき、窓からその方角をさがしましたが、すぐには見つからず、いつもの窓の向こうが思いのほか広いと知りました。遠くの小さな花火を、母と声を上げながら楽しんだ次第です。お礼が遅くなりまして、失礼いたしました。
添削教室投句
夏の旅オープンカーと後先に
雪渓にわずか凸凹撫でてみる
振り返る山に雪渓光りおり
好きな句
★水の音心に響く夏も行く /迫田和代
戦争で亡くなられた方々、哀しい思いをされた方々のお話を伺うと、よく水のこと、川のことをお聞きします。「水の音」に様々な思いを託されたお歌、ひしひしと胸に響きます。
デイリー句会投句
★未だ眠き目にミンミンの朝眩し
★夏空の青の深きや百日紅
★蝉時雨背に負いてまた道ゆけり
デリー句会投句
★雲海の忽とうごめき渦巻けり
★頂上やあびる大気と時鳥
★ラベンダーの香のひろごれる山の駅
お礼
小西 宏様
(水の音心に響く夏も行く)の句を 好きな句 にお選びいただきとても嬉しかったです。と言いますのも 今日は8/6ここ広島に原爆が落とされた日なんです。目の前で幽霊のようになってお亡くなりになられた多くの人を想い 悲しい気持ちになっていたからです。有り難う御座いました。
デリー句会投句
★野に立ちて齧るトマトに日の温み
★先端を振り上げ伸びゆくかぼちゃ蔓
★鍬先が跳ね返される夏の畑
デイリー投句
蝉捕らえしばらく眺め放ちやる
街ほっと一息つくや驟雨あと
青空に雲はや立ちぬ広島忌
お礼
佃 康水さま、
「山の水たっぷり汲んで墓洗う」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
少し早めでしたが、お盆を前にお墓の掃除をしてきました。
好きな句
水の音心に響く夏も行く/迫田和代
今日は広島原爆忌。あの日を思い出し、亡くなられた方の鎮魂を願う「水」ですね。
デイリー句会投句
★鐘の音の地上清めし原爆忌
★いそいそと母の手を引き浴衣の児
★大夕焼和太鼓ふるわす女衆
デイリー句会投句
<鎮魂の三句>
★炎ゆれ篤き誓いや広島忌
★献水の竹筒青き原爆忌
★君逝きて早やも七年芙蓉咲く
好きな句
★鐘の音の地上を清め原爆忌/藤田裕子
小生も今朝広島平和記念式典をテレビで見ておりました。原爆投下の時間に併せ黙祷の鐘が殷々と走り、哀しみを新たに、又、清めるが如くでした。「平和は私達の手で作ることが出来る」との小学生二人の言葉には感動しました。人間は過去には戻れないけれど、未来は現在の私達の手の中にあり、私達次第ですね。
デイリー句会投句
★大夕立叩き跳ねたる万の椅子
★たそがれて祈りの影や夏終わる
★梧桐の実やくれないの莢ひらく
好きな句
☆先端を振り上げ伸びゆくかぼちゃ蔓 /古田敬二☆
畑の様子などほとんど知らない私ですが、南瓜生育の生き生きとした姿を楽しく詠われていて、嬉しく読ませていただきました。気の所為か、「伸びゆくかぼちゃ蔓」とひらがなで書かれたことが「先端を振り上げ」た蔓の姿を如実に表現しているように感じられて、とても面白く思いました。
デイリー句会投句
★琉球の甍の太し夏の雲
★谷戸ゆけば夏蜩の四方より
★肥え膨らむ青団栗の炎天下
デイリー句会投句
★赤城から朝の大気や秋近し
★新刀の反りや夜涼の星の数
★朝涼や赤城の肌の浅葱色
お礼
多田 有花様
私には8/6とても悲しい日なんです。なのに正子先生 小西様 多田様 のお陰で元気がでました。(水の音)の句を 好きな句にお選びいただきとてもとても嬉しいです。有り難う御座いました。
お礼
桑本栄太郎様、「原爆忌」の句に温かいコメントをいただきまして有難うございます。私も、広島平和記念式典をテレビで見ておりました。戦争のない平和な地球を願わずにはおれません。毎年、遠くから黙祷し、市長や小学生の言葉に感動し、大切な一日となっております。
デイリー句会投句
空蝉の数多落ちたる山の道
護摩堂より香の流れ来る原爆忌
朝の日の壁に差しけり秋に入る
好きな句
献水の竹筒青き原爆忌/桑本栄太郎
水を求めて亡くなった被爆者の方々への何よりの手向けは「水」。青々とした竹筒に汲まれた清冽な水が鎮魂の思いを語っています。
御礼
多田有花様
「献水の竹筒青き原爆忌」の句をお選び頂き、素敵なコメントも頂戴しまして大変有難うございます。参列者の中には、被爆者自身が毎年式典の度毎に命の水を犠牲者に献水されていたものの、自身も被爆後遺症と高齢の為亡くなられ、その方の意思を継いで青竹の筒の手桶にて、献水をされている若い方の事を知りました。「命の水」を青竹の筒桶に入れ、大切そうに参拝されている光景に感動しました。
デイリー句会投句
★炎ゆれ鐘に黙祷原爆忌
★突風の吹けば忽ち雷雨かな
★和菓子屋の帰省みやげの混雑に
デイリー句会投句
★水色の海に櫂おき熱帯魚
★栗毬の青く小さく今日の秋
★立秋の我が家のカレー五穀米
デイリー句会投句
★露草や長き裾野も靄の中
★啄木鳥や巨木豊かな深き森
★秋光や志賀高原の空深し
デイリー句会投句
稲妻の一閃南の窓走る
午後の雨残暑流して夕暮れる
三日目は音のみで過ぎ秋の雷
好きな句
水色の海に櫂おき熱帯魚/小西 宏
沖縄の海にボートで漕ぎ出されたのでしょうか?
透き通る海の上で櫂をこぐ手を休めれば、目の下には珊瑚の海とその間を泳ぐ熱帯魚が見えます。色彩感覚に溢れた美しい御句です。
デイリー句会投句
★窓よりの夜気しのび寄り秋立ちぬ
★坂道の風を下れば稲の花
★香り来る朝の田道や稲の花
好きな句
★午後の雨残暑流して夕暮れる/多田有花
毎日厳しい暑さながら、暦の上ではすでに秋。当地、京都も三日続きの夕方の雷雨です。まるで熱帯性スコールのようですね!!。雨が降っている時は涼しい風が吹き歓迎ですが、雨が上がった途端、蒸し暑い無風状態になり堪りません。
お礼
「水色の海に櫂おき熱帯魚」への応援、多田有花さま、たいへんありがとうございます。孫もようやく、海にもぐって南海の魚を追うことができるようになりました。
好きな句
☆露草や長き裾野も靄の中 /小口泰與☆
大きく広がる靄の裾野に見える露草の藍。季語秋を確かに伝える大柄な句に感動いたします。
デイリー句会投句
★虫篭の軽きを子らのそれぞれに
★秋風の雲の高きや百日紅
★選ばれし鉢真っ直ぐに菊蕾
御礼
小西宏様
「露草」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素晴らしいコメントを頂き有難う御座います。
左右に長い長い裾野を持つ赤城山もすっぽりと靄の中に沈む事が度々御座います。
デイリー句会投句
★ほろほろと百日紅の散りにけり
★秋光や木道沼へつづきおり
★秋光や大きくまがる小海線
デイリー句会投句
★ひぐらしを静かに聴けば森の風
★喉晒す空に鴉の残暑かな
★真っ黒な顔の泣いてる甲子園
デイリー句会投句
★田へ注ぐ水音ゆかし稲の花
★朝の黄の畑の垣根や花南瓜
★立秋のビルに茜の夕日かな
デイリー句会投句
★秋うらら渡りくる風透き通る
★朝顔や夜雨の雫のかがよえる
★利根川へ支流落ち合う下り鮎
デイリー句会投句
★夜は風の失せて寝苦し秋の蝉
★有りの実のひたすら甘き昼餉あと
★太陽を走る直球甲子園
デイリー句会投句
★朝顔の数を数えて観察記
★秋暑し天気予報の赤き地図
★初秋の朝の木漏れ日縞模様
デイリー句会投句
★立秋の風の匂いの田道かな
★朝靄の潤む田道や稲の花
★稲の穂の早やも出揃い香りけり
好きな句
★秋暑し天気予報の赤き地図/高橋秀之
毎日、ゲリラ豪雨の雨量、暑さの記録更新の戦線恐々とした日々ですね!!。立秋の暦が恨めしくなるほどの暑さです。「赤き地図」に大変共感と納得です。