●投句箱7月6日~7月15日● 2013年7月15日 08:32 | Weblog ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2013年7月6日 13:34 添削教室投句 ★きわやかや事に日の出の蓮の花 ★ねじ花や花にそよぎし低き風 ★魚止めの滝や朝日を賜わりし 返信する 桑本栄太郎 2013年7月6日 17:19 添削教室投句 ★朽ち居ても香り確かむ夏つばき ★眩しさの木洩れ日降りぬ梅雨の晴れ ★涼風の立つや忽ち又雨に 返信する 桑本栄太郎 2013年7月6日 17:29 好きな句 ★吹き抜けをつらぬくほどに七夕竹/川名ますみ 都会の中にあっては、商店街、大きなビルのエントランス、吹き抜けのホールなどに飾られる事が多いい七夕竹の飾り。室内にあれば意外に高く感じられ、雰囲気が盛り上がります。場所を選ばず、都会の中にあっても日本的行事は誰しも心が和みますね!!。 返信する 河野啓一 2013年7月6日 17:32 添削教室投句 ★蓮の花競い合うなか朝の風 ★花南天地に散り敷いて天の星 ★割り箸でつまむ毛虫よ蝶かもしれず 返信する 多田有花 2013年7月6日 18:24 添削教室投句 夏霧を載せて流れし朝の川 あの角もこの角ものうぜん花揺れ 梅雨茸一夜に数を増やしおり 返信する 佃 康水 2013年7月6日 20:26 添削教室投句 広島江田島 茶道の師を訪う ★翼張る青鷺の空大きかり ★白南風や下船の一歩立ち尽くす 江田島 乗馬場 ★エンジン音響かせ馬場へ水撒かる 返信する 小西 宏 2013年7月6日 22:15 好きな句 ☆白南風や下船の一歩立ち尽くす /佃 康水☆ 梅雨明けの明るい海を思います。下船の波の大きさに戸惑いながらも、「一歩立ち尽くす」の措辞に輝かしい日差しの到来を感じさせて秀逸です。 返信する 小西 宏 2013年7月6日 22:17 添削教室投句 ★空に向け伸びす合歓咲く昼下がり ★軽鳧の子の羽膨らませ飛ぶ用意 ★梅雨明けて蝉のそろそろ鳴き初むる 返信する 下地鉄 2013年7月6日 22:28 添削教室投句 お礼 河野啓一様小生の拙句「蝉しぐれ」の句に選いただきコメントいただき有難うございます。これからもよろしくご指導ください。 返信する 下地鉄 2013年7月6日 22:41 添削教室投句 ★街の灯のぽつりぽつりと夏暮れる ★夏雲や残照やわき海の色 ★朝凪の浜辺に独り孤老かな 返信する 高橋秀之 2013年7月6日 22:46 添削教室投句 ★夕立に家族そろって雨宿り ★夕立を弾く木の葉の瑞々し ★一瞬の大雨夕立かばん濡れ 返信する 川名ますみ 2013年7月6日 23:07 お礼 栄太郎さま、「吹き抜けを」の句にご共感頂きまして、ありがとうございます。頂戴したコメントそのままの、状景と心境でございました。街中でも、或いは街中だからこそ、其所に住む人々の想いが、こうして七夕竹に募ったのだろうと感じております。仰る通り、古く伝わる行事には、掛け替えのない優しさがありますね。 返信する 小口泰與 2013年7月7日 9:18 添削教室投句 ★畦道や高さ際だつ立葵 ★火の山の心音たしか夏木立 ★ありありと朝の赤城や青ぶどう 返信する 小西 宏 2013年7月7日 10:21 好きな句 ☆夏雲や残照やわき海の色 /下地鉄☆ 逞しく沸き上った夏の雲。しかし海には既に夕方の優しさが訪れており、やわらかな残照を受けつつ静かにうねるばかりである。 返信する 小西 宏 2013年7月7日 10:23 添削教室投句 ★蝉鳴かぬ日にも網持ち子ら走る ★金蚊の仰向いて脚生きんとす ★笹竹を手折り短冊五つほど 返信する 下地鉄 2013年7月7日 12:29 お礼 小西宏様 「夏雲や残照やわき海の色」の拙句に選やコメント頂き有難うございます。 なんとか頑張っています。 返信する 河野啓一 2013年7月7日 15:00 添削教室投句 ★銀漢に願い届けよ笹飾る ★短冊の揺れて蜻蛉の飛ぶごとく ★天の川流れの先は那智の滝 返信する 河野啓一 2013年7月7日 15:12 好きな句 ★梅雨茸一夜に数を増やしおり/多田有花 きのこの成長はじつに早いですね!不思議な生命力です。昨日もさる庭園で見かけたばかり、切り株の手前に密生しておりました。秋の季語だったので句作を躊躇しておりましたが、御句のように[梅雨茸」とすれば問題なく、より実態に即していたのですね。教えられました。 返信する 多田有花 2013年7月7日 17:28 添削教室投句 草原の輝きはるか小暑なる 買い物の籠にそれぞれ笹飾り 梅雨明けの近づく空を見上げおり 返信する 多田有花 2013年7月7日 17:30 お礼 河野啓一さま、 「梅雨茸一夜に数を増やしおり」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 ほぼ毎日同じ山道を歩いているので、日々の変化がよくわかります。 茸はかなり大きいものが突然出現していて驚きます。 今ごろの湿気と温度が茸の生育に丁度いいのでしょう。 返信する 多田有花 2013年7月7日 17:34 好きな句 ★白南風や下船の一歩立ち尽くす/佃 康水 間もなく梅雨が明けます。それを思わせる風の中、師を訪ねて行かれました。瀬戸内の波音と潮の香りを感じます。 返信する 黒谷光子 2013年7月7日 20:35 添削教室投句 畠より帰りて昼餉冷素麺 冷素麺二筋三筋の色交じる 硝子器に盛れば涼しき夕餉かな 返信する 桑本栄太郎 2013年7月7日 20:44 添削教室投句 ★菜園の朝や数多の麦藁帽 ★炎天や室に入れば暗闇に ★街道の山滴りし家並みかな 返信する 佃 康水 2013年7月7日 20:45 御礼 小西 宏様 多田有花様 「白南風や下船の一歩立ち尽くす」の句をお選びくださり、素晴らしいお言葉を頂き有難うございます。梅雨明け宣言は未だですが、友達4人で久々に師を訪いました。その嬉しさに加え、下船の一歩に涼しい風に乗って潮の香が高まり、これこそ「白南風」とそのままを詠みましたので嬉しく思います。 返信する 下地鉄 2013年7月7日 20:49 添削教室投句 ★蝉しぐれ締めの一声しっかりと ★暁闇のしじまを破る蝉しぐれ ★潮騒に更けゆく夏の浜辺かな 返信する 高橋秀之 2013年7月7日 21:53 添削教室投句 ★初蝉や並んで歩む親子連れ ★風呂上り日焼け背中に薬塗る ★日焼けしてそれでもサッカーボール蹴る 返信する 小口泰與 2013年7月8日 7:58 添削教室投句 ★野放図に杏実らせ鳥の声 ★朝日射す縹の赤城青りんご ★遠雷に遠まなざしのチワワかな 返信する 佃 康水 2013年7月8日 9:40 好きな句 ☆金蚊の仰向いて脚生きんとす/小西 宏 この時期になると日増しに昆虫類が登場し子供達にとっても楽しみが増えて参りました。そんな中で金蚊が何かの拍子に落ちて仰向けになり、起き上がろうとして脚を必死に動かしている光景を良く見かけます。それを「生きんとす」と詠まれ納得の御句です。 返信する 佃 康水 2013年7月8日 9:47 添削教室投句 ★大き夢七夕電車載せ走る ★昼灯しゴーヤ日除けの理髪店 ★蛍灯に見立てし和菓子目の前へ 返信する 迫田和代 2013年7月8日 14:02 添削教室投句 ★島の空大きく横切る天の川 ★傍らに静かに咲ける月見草 ★七夕の願い山ほど竹撓る 返信する 桑本栄太郎 2013年7月8日 20:08 添削教室投句 ★学び舎の赤き煉瓦や炎暑来る ★山の背の峰雲育て天王山 ★梅雨明けと聞けば四条のコンチキチン 返信する 多田有花 2013年7月8日 20:17 添削教室投句 炎昼にリヤカーをひく男あり 梅雨明けの部屋開け放ち風入れる 青空へ風は吹きぬけのうぜん花 返信する 多田有花 2013年7月8日 20:19 好きな句 ★梅雨明けと聞けば四条のコンチキチン/桑本栄太郎 梅雨が明けました。祇園祭ですね。お囃子の音がユーモアをたたえています。 返信する 河野啓一 2013年7月8日 20:37 添削教室投句 ★朝顔の紫紺の色を筆につけ ★烏賊釣りの船に揺られて若狭湾 ★打ち水をすれば空にも風流る 返信する 小西 宏 2013年7月8日 20:40 好きな句 好きな句☆七夕の願い山ほど竹撓る /迫田和代☆ 笹が撓るほどにたくさんの短冊ですね。七夕の願いはささやかな身の回りのものが多くて、読めば微笑ましく感じられるものが少なくありません。 返信する 小西 宏 2013年7月8日 20:41 お礼 佃 康水 さま 「金蚊の仰向いて脚生きんとす」に温かなお言葉をお送りくださり、たいへんありがとございました。最後の足掻きなのかもしれませんが、思わず応援してやりたくなります。 返信する 小西 宏 2013年7月8日 20:44 添削教室投句 ★梅雨明けて白輝けるビルの列 ★蜻蛉生まれ白雲高く羽ばたける ★軽鳧の子の水面かすめて初飛行 返信する 河野啓一 2013年7月8日 20:44 好きな句 ★島の空大きく横切る天の川/迫田和代 瀬戸の小島の小高い丘に立ったかのような、大きくて爽やかな景を思います。この猛暑も吹っ飛ぶ思いです。 返信する 小川和子 2013年7月8日 21:35 添削教室投句 ★雷一声街を響かせ土砂降りに ★ひたひたと泉水河骨に充てり ★蓮池を覆う蓮の葉日を透かす 返信する 小口泰與 2013年7月9日 9:00 添削教室投句 ★群青の空や赤城の雲の峰 ★梔子の二つ三つ咲きけり汚れなし ★蓮咲くや遊覧船より声上がる 返信する 迫田和代 2013年7月9日 9:58 お礼 小西 宏様 七夕の句を 好きな句 にお選びいただきその上嬉しいコメントまで 有り難うどざいました。七夕様は竹ではなく笹でしたね。このようなうっかり人間ですから余計に嬉しかったです。今後気をつけます。重ねてお礼を言わせてくださいませ。 返信する 迫田和代 2013年7月9日 10:23 お礼 河野 啓一様 (島の空大きく横切る天の川)の句をお好きな句にお入れ戴き素敵なコメント 有り難う御座いました。雄大な 天の川には大きな海が似合いますね。 返信する 桑本栄太郎 2013年7月9日 18:09 お礼 多田有花様 ☆梅雨明けと聞けば四条のコンチキチン☆の句をお選び頂き、嬉しい素敵なコメントも頂戴しまして大変有難うございます。京都では、祇園祭が近くなると梅雨明けとなり、京都に本格的な暑さがやって来るといわれています。もう間もなく、四条通りに長刀鉾が組み立てられ、コンチキチンのあの独特な祭囃子はすでに、練習されています。宵々山、宵山、巡行、後宮と長い長い祇園祭の始まりです。 返信する 桑本栄太郎 2013年7月9日 18:21 添削教室投句 ★街中のみどり確たる青田かな ★万緑や歯固め備えお食い初め ★夕暮れの祇園囃子の四条かな 返信する 桑本栄太郎 2013年7月9日 18:30 好きな句 ★烏賊釣りの船に揺られて若狭湾/河野啓一 夏の夜の日本海の風物詩、烏賊釣り船の漁火は、生まれてこの方その美しい光景は脳裏を離れた事は無いほど懐かしい光景です。嘗て若狭湾にて漁をされた想い出かと拝察致しますが、都会のどのようなネオンの彩にも負けない程の 素朴な美しさです。若狭湾との地名がきいています。 返信する 河野啓一 2013年7月9日 18:31 添削教室投句 ★梅雨明けて街のみどりの美しく ★天の川見上げ二人の散歩道 ★涼風の柿の葉揺らせ過ぎゆきぬ 返信する 河野啓一 2013年7月9日 18:55 お礼 桑本栄太郎さま ★烏賊釣りの船に揺られて若狭湾 の拙句に素敵なコメントを頂戴し、厚くお礼申し上げます。釣り好きの倅が、舞鶴から夜の乗り合い釣船で行って帰りました。その話を聞いたり、刺身や煮付けを堪能したごく最近の経験をもとに句作を試みた次第です。何時も素晴らしいご句評を頂き、有り難うございます。 返信する 河野啓一 2013年7月9日 19:05 好きな句 ★学び舎の赤き煉瓦や炎暑来る/桑本栄太郎 京都の歴史のある学び舎を思います。「赤レンガ」と「炎暑取り合わせで、キャンパスの猛暑が想像できるように思いました。 返信する 下地鉄 2013年7月9日 19:31 添削教室投句 ★今日の夏風さわやかに文机 ★夕焼けの雲の上なる日暮かな ★水平に蒼き一線暮れる夏 返信する 小西 宏 2013年7月9日 20:36 好きな句 ☆水平に蒼き一線暮れる夏 /下地鉄☆ 「水平に蒼き一線」とは、まことに沖縄ならではの景観と感得いたします。夏の夕暮の思いが静かに寄せてきます。 返信する 小西 宏 2013年7月9日 20:39 添削教室投句 ★蒲の穂の太り吼えいる牛蛙 ★夕暮の森に日の影移ろえる ★雷雲の縁輝かせ夕暮れる 返信する 小口泰與 2013年7月10日 10:43 添削教室投句 ★鳥鳴くや植田の水の満々と ★水しぶき立てて着水植田かな ★あじさいや赤城の青の深みおり 返信する 井上治代 2013年7月10日 13:32 添削教室投句 あでやかに雲間に光る夏の月 梅雨寒や口に残れる茶の甘さ ひと仕事終えて青葉の中に居る 返信する 小川和子 2013年7月10日 16:07 添削教室投句 千葉へ 老鶯の声を交えて礼拝す 山百合やはらから共に讃美する 夏野菜スープ親しく卓囲む 返信する 多田有花 2013年7月10日 17:18 添削教室投句 夕風に初蝉の声聞こえ来る 森歩く時に涼風賜りつ 夜の蝉テニスコートを包み鳴く 返信する 桑本栄太郎 2013年7月10日 17:23 お礼 河野啓一様 「学び舎の赤き煉瓦や炎暑来る」の句をお選び頂き、素敵なコメントも頂戴しまして大変有難うございます。大学の赤煉瓦の建物は、由緒とアカデミックな雰囲気があり好きな光景です。しかし、先日はじりじり照りつける炎暑の中では、首をすくめるほど暑く感じました。 返信する 多田有花 2013年7月10日 17:23 好きな句 ★朝顔の紫紺の色を筆につけ/河野啓一 透明水彩で朝顔を描いておられる様子を思い浮かべました。朝の涼しい空気が漂ってきます。 返信する 桑本栄太郎 2013年7月10日 17:37 添削教室投句 ★はるかまで夢の旅路や昼寝時 ★向日葵の陽射し慕いて青き空 ★夕暮れの祭囃子や町家の灯 返信する 桑本栄太郎 2013年7月10日 19:32 好きな句 ★蒲の穂の太り吼えいる牛蛙/小西 宏 小生も散策の折は必ず池をめぐるコースを入れています。先日も通りかかった時、同じ情景でした。すでに蒲の穂は太り、だれも居ない池に牛蛙の声だけがして大変静寂な夏の池でした。同じ情景を巧みに詠われ、共感の一句です。 返信する 河野啓一 2013年7月10日 21:32 添削教室投句 ★夕まぐれ初めて弱き蝉の声 ★森に沿い初蝉すでに大合唱 ★新じゃがを獲りしと息が持ち来る 返信する 小西 宏 2013年7月10日 21:57 好きな句 ☆梅雨寒や口に残れる茶の甘さ /井上治代☆ 夏の長雨にゆったりと緑茶を味わうひと時。湿ってほのかな寒さを感じさせる空気に茶の甘さがひとしお快く感じられます。 返信する 小西 宏 2013年7月10日 21:58 お礼 桑本栄太郎さま 「蒲の穂の太り吼えいる牛蛙」へのお言葉、たいへん嬉しく頂戴いたしました。蒲の穂の豊かに太る池で牛蛙が競うように鳴いていました。 返信する 小西 宏 2013年7月10日 22:00 添削教室投句 ★炎天の野球ひたすら落球す ★夕暮の森に夏蝶かがやき来 ★夜となりて風の清しき夏木立 返信する 小口泰與 2013年7月11日 8:48 添削教室投句 ★あじさいや赤城の青の深みどり ★ぎようさんの卵を腹に目高かな ★緑陰や湖畔に集うサイドカー 返信する 小口泰與 2013年7月11日 8:53 投句訂正のお願い ★『あじさいや赤城の青の深みどり』の句は昨日投句致しましたので取り消しをお願い致します。 新たに ★『夏帽子夕映えの利根眩しけり』 をお願い致します。 よろしくお願い申し上げます。 返信する 黒谷光子 2013年7月11日 15:33 添削教室投句 皮脱ぎて幹みずみずし今年竹 天辺は皮を残して今年竹 さ緑の光り湛えて今年竹 返信する 下地鉄 2013年7月11日 16:04 お礼 小西宏宏様 小生の水平線の句を好きな句に採つて頂きコメントも添えて頂き有難うございます。南の小島沖縄の夏の水平線はいつも心を癒されています。 返信する 下地鉄 2013年7月11日 16:21 添削教室投句 ★雲走り夕焼ける今日の空 ★残る世は忘れる其処に薔薇の花 ★冠雪の富士を心に昼寝かな 返信する 多田有花 2013年7月11日 16:48 添削教室投句 日盛りを戻りし喉へ冷水を 朝涼に洗いし筆を並べおり 昼寝する風心地よく通る部屋 返信する 多田有花 2013年7月11日 16:53 好きな句 ★炎天の野球ひたすら落球す/小西 宏 子どもの野球でしょうか。 外野フライを落としてばかり? ひたすら落球というのが、可笑しいです。 返信する 河野啓一 2013年7月11日 19:23 好きな句 ★夏帽子夕映えの利根眩しけり/小口泰與 季語を巧みに配され、大利根の夕景を描かれたのが素敵と思いました。帽子を目深にかぶり直したくなるような眩しさも感じます。 返信する 下地鉄 2013年7月11日 19:26 訂正 雲走り夕焼ける今日の空 を 雲走り夕焼ける空の今宵かな に訂正お願いします。 ごめんなさい。 返信する 河野啓一 2013年7月11日 19:30 添削教室投句 ★万緑や釣られし魚の高く跳ね ★百日紅咲き初む色ははかなげに ★桔梗の咲いてみどりを透かしおり 返信する 桑本栄太郎 2013年7月11日 19:54 添削教室投句 ★初蝉や朝の窓辺の風抜ける ★さわさわと風吹き抜ける午睡かな ★西日さす窓に部活のブラスの音 返信する 小口泰與 2013年7月12日 8:49 添削教室投句 ★朝ぼらけ丘に七色百合の花 ★からももの夕日の色を皿に盛る ★まろやかなマシュマロ食むや風かおる 返信する 小口泰與 2013年7月12日 8:52 御礼 河野啓一様 「夏帽子」の句を好きな句にお取り上げ頂き、嬉しいコメントを頂き有難う御座います。大変励みになります。 返信する 桑本栄太郎 2013年7月12日 9:39 好きな句 ★万緑や釣られし魚の高く跳ね/河野啓一 渓流釣りでしょうか?川面の上に枝がこんもりと張り出し、水の色まで緑色の環境の中で、魚が釣れた一瞬の興奮と、緑の中に浸りきる自身の爽やかな光景が想われます。万緑との季語が活き活としていますね!!。 返信する 桑本栄太郎 2013年7月12日 9:46 好きな句 ★からももの夕日の色を皿に盛る/小口泰與 嘗て子供の頃には何処でも植えられ、お八つとして良く食べたからもも(杏子)ですね!!。最近は少なくなり、数十年も生食した事がありませ。あの夕日の色に熟したからももを皿に大盛りとは、いかにも美味しそうで懐かしい光景です。 返信する 河野啓一 2013年7月12日 10:17 お礼 多田有花さま ★朝顔の紫紺の色を筆につけ を好きな句におとり上げくださり、コメント有り難うございました。じつは、NHKの日曜美術館でみた江戸時代の[朝顔図屏風」に魅せられ、あんな朝顔が描けたらなあと云う、気持だけ先走った句作でした。朝顔の中では紫紺の色がいちばん涼しげですね。 返信する 河野啓一 2013年7月12日 10:22 お礼 桑本栄太郎さま ★万緑や釣られし魚の高く跳ね をおとりあげくださり、すばらしいコメントを誠に有難うございました。励みに致します。 返信する 河野啓一 2013年7月12日 10:39 添削教室投句 ★打ち水に昔思うや風さやか ★夏椿みどりの庭にふり撒かれ ★せせらぎに足止め水を覗き込む 返信する 多田有花 2013年7月12日 17:14 添削教室投句 闇となる木立にかかり夏三日月 朝涼の窓開けシリアルを食べる 炎ゆる日に向かいゆっくり腕立て伏せ 返信する 川名ますみ 2013年7月12日 21:04 添削教室投句 星まつり色ちりばむるビルとなり 夏服のセーラー服の白きこと 透明水彩を重ね夏の雲 返信する 小西 宏 2013年7月12日 23:04 お礼3730 多田有花さま 「炎天の野球ひたすら落球す」への楽しいご批評、たいへんありがとうございます。小学生低学年の野球教室を見物しました。コーチが実に巧みです。よく褒め、よく教えていました。 返信する 井上治代 2013年7月13日 11:35 お礼 小西宏様 「梅雨寒」の句を好きな句にお選びくださり、うれしいコメントをありがとうございます。寒い時も暑い時もあたたかいお茶はおいしいです。 返信する 小口泰與 2013年7月13日 15:35 御礼 桑本栄太郎様 「からもも」の句を好きな句にお取り上げ頂き素晴らしいコメントを頂き有難う御座いました。 返信する 小口泰與 2013年7月13日 15:38 添削教室投句 ★郭公や田川に沿いて深呼吸 ★立葵山を仰ぎし立ち居かな ★青鷺のさやに身がまう湖の縁 返信する Unknown 2013年7月13日 18:44 Unknown 「炎ゆる日に向かいゆっくり腕立て伏せ」多田有花 暑さに負けない体力作りでしょうか。酷暑の候、実に素晴らしい詠みかと存じました。そこはかとない可笑し味も感じられます。 返信する 河野啓一 2013年7月13日 20:16 好きな句 上記の投稿で名前とタイトルが抜けておりました。どうも失礼しました。 「炎ゆる日に向かいゆっくり腕立て伏せ」多田有花 暑さに負けない体力作りでしょうか。酷暑の候、実に素晴らしい詠みかと存じました。そこはかとないユーモアと可笑し味も感じられます。 返信する 河野啓一 2013年7月13日 20:25 添削教室投句 ★夜光虫きらきらと波頭寄せてくる ★少年の夢淡かりしかな夜光虫 ★浜木綿の風雨に耐えて花をつけ 返信する 川名ますみ 2013年7月13日 21:24 添削教室投句 けさ隣家より早々のお棚経 盆僧の草履白々隣家の戸 瓜の馬小さき果汁をかがやかせ 返信する 高橋秀之 2013年7月13日 23:04 添削教室投句 ★子らに買うバナナを袋いっぱいに ★小さくも赤白紫日日草 ★突然の雨が日差しに夏木立 返信する 小口泰與 2013年7月14日 8:36 添削教室投句 ★夏ひばり全き碧き赤城かな ★園児等の背丈を越ゆる青大将 ★十年の古りし梅酒の琥珀かな 返信する 黒谷光子 2013年7月14日 11:10 添削教室投句 ★新じゃがのつるりと剥けて皮透ける ★蓮池の遠くは広ごる紅一色 ★凌霄の覆う祠の辻地蔵 返信する 下地鉄 2013年7月14日 17:51 添削教室投句 ★打水の吹かれて返す飛沫かな ★海原を舐めるが如くヨット行く ★夏雲は動かざる如流れいく 返信する 河野啓一 2013年7月15日 9:07 添削教室投句 ★ワイン開けてほろほろ酔いぬ夏夕べ ★桔梗のさやかな色が風に揺れ ★緑雨上がる朝餉ついばむ庭雀 返信する 小口泰與 2013年7月15日 9:25 添削教室投句 ★登校の黄色の傘や百日紅 ★みすずかる信濃の里の青田かな ★利根川の瀞にとりこの投網かな 返信する 多田有花 2013年7月15日 19:59 添削教室投句 たっぷりと水持ち真夏の試合かな 夾竹桃ゆれる電車の通るたび 蝉採りの親子街路樹を見上げ 返信する 桑本栄太郎 2013年7月15日 20:14 添削教室投句 <新幹線で山口へ> ★夏川の熱砂の白く流れけり ★万緑の車窓に流れ新幹線 ★山口の山に山つぐ夏の嶺 返信する
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添削教室投句
★きわやかや事に日の出の蓮の花
★ねじ花や花にそよぎし低き風
★魚止めの滝や朝日を賜わりし
添削教室投句
★朽ち居ても香り確かむ夏つばき
★眩しさの木洩れ日降りぬ梅雨の晴れ
★涼風の立つや忽ち又雨に
好きな句
★吹き抜けをつらぬくほどに七夕竹/川名ますみ
都会の中にあっては、商店街、大きなビルのエントランス、吹き抜けのホールなどに飾られる事が多いい七夕竹の飾り。室内にあれば意外に高く感じられ、雰囲気が盛り上がります。場所を選ばず、都会の中にあっても日本的行事は誰しも心が和みますね!!。
添削教室投句
★蓮の花競い合うなか朝の風
★花南天地に散り敷いて天の星
★割り箸でつまむ毛虫よ蝶かもしれず
添削教室投句
夏霧を載せて流れし朝の川
あの角もこの角ものうぜん花揺れ
梅雨茸一夜に数を増やしおり
添削教室投句
広島江田島 茶道の師を訪う
★翼張る青鷺の空大きかり
★白南風や下船の一歩立ち尽くす
江田島 乗馬場
★エンジン音響かせ馬場へ水撒かる
好きな句
☆白南風や下船の一歩立ち尽くす /佃 康水☆
梅雨明けの明るい海を思います。下船の波の大きさに戸惑いながらも、「一歩立ち尽くす」の措辞に輝かしい日差しの到来を感じさせて秀逸です。
添削教室投句
★空に向け伸びす合歓咲く昼下がり
★軽鳧の子の羽膨らませ飛ぶ用意
★梅雨明けて蝉のそろそろ鳴き初むる
添削教室投句
お礼 河野啓一様小生の拙句「蝉しぐれ」の句に選いただきコメントいただき有難うございます。これからもよろしくご指導ください。
添削教室投句
★街の灯のぽつりぽつりと夏暮れる
★夏雲や残照やわき海の色
★朝凪の浜辺に独り孤老かな
添削教室投句
★夕立に家族そろって雨宿り
★夕立を弾く木の葉の瑞々し
★一瞬の大雨夕立かばん濡れ
お礼
栄太郎さま、「吹き抜けを」の句にご共感頂きまして、ありがとうございます。頂戴したコメントそのままの、状景と心境でございました。街中でも、或いは街中だからこそ、其所に住む人々の想いが、こうして七夕竹に募ったのだろうと感じております。仰る通り、古く伝わる行事には、掛け替えのない優しさがありますね。
添削教室投句
★畦道や高さ際だつ立葵
★火の山の心音たしか夏木立
★ありありと朝の赤城や青ぶどう
好きな句
☆夏雲や残照やわき海の色 /下地鉄☆
逞しく沸き上った夏の雲。しかし海には既に夕方の優しさが訪れており、やわらかな残照を受けつつ静かにうねるばかりである。
添削教室投句
★蝉鳴かぬ日にも網持ち子ら走る
★金蚊の仰向いて脚生きんとす
★笹竹を手折り短冊五つほど
お礼
小西宏様 「夏雲や残照やわき海の色」の拙句に選やコメント頂き有難うございます。 なんとか頑張っています。
添削教室投句
★銀漢に願い届けよ笹飾る
★短冊の揺れて蜻蛉の飛ぶごとく
★天の川流れの先は那智の滝
好きな句
★梅雨茸一夜に数を増やしおり/多田有花
きのこの成長はじつに早いですね!不思議な生命力です。昨日もさる庭園で見かけたばかり、切り株の手前に密生しておりました。秋の季語だったので句作を躊躇しておりましたが、御句のように[梅雨茸」とすれば問題なく、より実態に即していたのですね。教えられました。
添削教室投句
草原の輝きはるか小暑なる
買い物の籠にそれぞれ笹飾り
梅雨明けの近づく空を見上げおり
お礼
河野啓一さま、
「梅雨茸一夜に数を増やしおり」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
ほぼ毎日同じ山道を歩いているので、日々の変化がよくわかります。
茸はかなり大きいものが突然出現していて驚きます。
今ごろの湿気と温度が茸の生育に丁度いいのでしょう。
好きな句
★白南風や下船の一歩立ち尽くす/佃 康水
間もなく梅雨が明けます。それを思わせる風の中、師を訪ねて行かれました。瀬戸内の波音と潮の香りを感じます。
添削教室投句
畠より帰りて昼餉冷素麺
冷素麺二筋三筋の色交じる
硝子器に盛れば涼しき夕餉かな
添削教室投句
★菜園の朝や数多の麦藁帽
★炎天や室に入れば暗闇に
★街道の山滴りし家並みかな
御礼
小西 宏様 多田有花様
「白南風や下船の一歩立ち尽くす」の句をお選びくださり、素晴らしいお言葉を頂き有難うございます。梅雨明け宣言は未だですが、友達4人で久々に師を訪いました。その嬉しさに加え、下船の一歩に涼しい風に乗って潮の香が高まり、これこそ「白南風」とそのままを詠みましたので嬉しく思います。
添削教室投句
★蝉しぐれ締めの一声しっかりと
★暁闇のしじまを破る蝉しぐれ
★潮騒に更けゆく夏の浜辺かな
添削教室投句
★初蝉や並んで歩む親子連れ
★風呂上り日焼け背中に薬塗る
★日焼けしてそれでもサッカーボール蹴る
添削教室投句
★野放図に杏実らせ鳥の声
★朝日射す縹の赤城青りんご
★遠雷に遠まなざしのチワワかな
好きな句
☆金蚊の仰向いて脚生きんとす/小西 宏
この時期になると日増しに昆虫類が登場し子供達にとっても楽しみが増えて参りました。そんな中で金蚊が何かの拍子に落ちて仰向けになり、起き上がろうとして脚を必死に動かしている光景を良く見かけます。それを「生きんとす」と詠まれ納得の御句です。
添削教室投句
★大き夢七夕電車載せ走る
★昼灯しゴーヤ日除けの理髪店
★蛍灯に見立てし和菓子目の前へ
添削教室投句
★島の空大きく横切る天の川
★傍らに静かに咲ける月見草
★七夕の願い山ほど竹撓る
添削教室投句
★学び舎の赤き煉瓦や炎暑来る
★山の背の峰雲育て天王山
★梅雨明けと聞けば四条のコンチキチン
添削教室投句
炎昼にリヤカーをひく男あり
梅雨明けの部屋開け放ち風入れる
青空へ風は吹きぬけのうぜん花
好きな句
★梅雨明けと聞けば四条のコンチキチン/桑本栄太郎
梅雨が明けました。祇園祭ですね。お囃子の音がユーモアをたたえています。
添削教室投句
★朝顔の紫紺の色を筆につけ
★烏賊釣りの船に揺られて若狭湾
★打ち水をすれば空にも風流る
好きな句
好きな句☆七夕の願い山ほど竹撓る /迫田和代☆
笹が撓るほどにたくさんの短冊ですね。七夕の願いはささやかな身の回りのものが多くて、読めば微笑ましく感じられるものが少なくありません。
お礼
佃 康水 さま
「金蚊の仰向いて脚生きんとす」に温かなお言葉をお送りくださり、たいへんありがとございました。最後の足掻きなのかもしれませんが、思わず応援してやりたくなります。
添削教室投句
★梅雨明けて白輝けるビルの列
★蜻蛉生まれ白雲高く羽ばたける
★軽鳧の子の水面かすめて初飛行
好きな句
★島の空大きく横切る天の川/迫田和代
瀬戸の小島の小高い丘に立ったかのような、大きくて爽やかな景を思います。この猛暑も吹っ飛ぶ思いです。
添削教室投句
★雷一声街を響かせ土砂降りに
★ひたひたと泉水河骨に充てり
★蓮池を覆う蓮の葉日を透かす
添削教室投句
★群青の空や赤城の雲の峰
★梔子の二つ三つ咲きけり汚れなし
★蓮咲くや遊覧船より声上がる
お礼
小西 宏様
七夕の句を 好きな句 にお選びいただきその上嬉しいコメントまで 有り難うどざいました。七夕様は竹ではなく笹でしたね。このようなうっかり人間ですから余計に嬉しかったです。今後気をつけます。重ねてお礼を言わせてくださいませ。
お礼
河野 啓一様
(島の空大きく横切る天の川)の句をお好きな句にお入れ戴き素敵なコメント 有り難う御座いました。雄大な 天の川には大きな海が似合いますね。
お礼
多田有花様
☆梅雨明けと聞けば四条のコンチキチン☆の句をお選び頂き、嬉しい素敵なコメントも頂戴しまして大変有難うございます。京都では、祇園祭が近くなると梅雨明けとなり、京都に本格的な暑さがやって来るといわれています。もう間もなく、四条通りに長刀鉾が組み立てられ、コンチキチンのあの独特な祭囃子はすでに、練習されています。宵々山、宵山、巡行、後宮と長い長い祇園祭の始まりです。
添削教室投句
★街中のみどり確たる青田かな
★万緑や歯固め備えお食い初め
★夕暮れの祇園囃子の四条かな
好きな句
★烏賊釣りの船に揺られて若狭湾/河野啓一
夏の夜の日本海の風物詩、烏賊釣り船の漁火は、生まれてこの方その美しい光景は脳裏を離れた事は無いほど懐かしい光景です。嘗て若狭湾にて漁をされた想い出かと拝察致しますが、都会のどのようなネオンの彩にも負けない程の
素朴な美しさです。若狭湾との地名がきいています。
添削教室投句
★梅雨明けて街のみどりの美しく
★天の川見上げ二人の散歩道
★涼風の柿の葉揺らせ過ぎゆきぬ
お礼
桑本栄太郎さま
★烏賊釣りの船に揺られて若狭湾
の拙句に素敵なコメントを頂戴し、厚くお礼申し上げます。釣り好きの倅が、舞鶴から夜の乗り合い釣船で行って帰りました。その話を聞いたり、刺身や煮付けを堪能したごく最近の経験をもとに句作を試みた次第です。何時も素晴らしいご句評を頂き、有り難うございます。
好きな句
★学び舎の赤き煉瓦や炎暑来る/桑本栄太郎
京都の歴史のある学び舎を思います。「赤レンガ」と「炎暑取り合わせで、キャンパスの猛暑が想像できるように思いました。
添削教室投句
★今日の夏風さわやかに文机
★夕焼けの雲の上なる日暮かな
★水平に蒼き一線暮れる夏
好きな句
☆水平に蒼き一線暮れる夏 /下地鉄☆
「水平に蒼き一線」とは、まことに沖縄ならではの景観と感得いたします。夏の夕暮の思いが静かに寄せてきます。
添削教室投句
★蒲の穂の太り吼えいる牛蛙
★夕暮の森に日の影移ろえる
★雷雲の縁輝かせ夕暮れる
添削教室投句
★鳥鳴くや植田の水の満々と
★水しぶき立てて着水植田かな
★あじさいや赤城の青の深みおり
添削教室投句
あでやかに雲間に光る夏の月
梅雨寒や口に残れる茶の甘さ
ひと仕事終えて青葉の中に居る
添削教室投句
千葉へ
老鶯の声を交えて礼拝す
山百合やはらから共に讃美する
夏野菜スープ親しく卓囲む
添削教室投句
夕風に初蝉の声聞こえ来る
森歩く時に涼風賜りつ
夜の蝉テニスコートを包み鳴く
お礼
河野啓一様
「学び舎の赤き煉瓦や炎暑来る」の句をお選び頂き、素敵なコメントも頂戴しまして大変有難うございます。大学の赤煉瓦の建物は、由緒とアカデミックな雰囲気があり好きな光景です。しかし、先日はじりじり照りつける炎暑の中では、首をすくめるほど暑く感じました。
好きな句
★朝顔の紫紺の色を筆につけ/河野啓一
透明水彩で朝顔を描いておられる様子を思い浮かべました。朝の涼しい空気が漂ってきます。
添削教室投句
★はるかまで夢の旅路や昼寝時
★向日葵の陽射し慕いて青き空
★夕暮れの祭囃子や町家の灯
好きな句
★蒲の穂の太り吼えいる牛蛙/小西 宏
小生も散策の折は必ず池をめぐるコースを入れています。先日も通りかかった時、同じ情景でした。すでに蒲の穂は太り、だれも居ない池に牛蛙の声だけがして大変静寂な夏の池でした。同じ情景を巧みに詠われ、共感の一句です。
添削教室投句
★夕まぐれ初めて弱き蝉の声
★森に沿い初蝉すでに大合唱
★新じゃがを獲りしと息が持ち来る
好きな句
☆梅雨寒や口に残れる茶の甘さ /井上治代☆
夏の長雨にゆったりと緑茶を味わうひと時。湿ってほのかな寒さを感じさせる空気に茶の甘さがひとしお快く感じられます。
お礼
桑本栄太郎さま
「蒲の穂の太り吼えいる牛蛙」へのお言葉、たいへん嬉しく頂戴いたしました。蒲の穂の豊かに太る池で牛蛙が競うように鳴いていました。
添削教室投句
★炎天の野球ひたすら落球す
★夕暮の森に夏蝶かがやき来
★夜となりて風の清しき夏木立
添削教室投句
★あじさいや赤城の青の深みどり
★ぎようさんの卵を腹に目高かな
★緑陰や湖畔に集うサイドカー
投句訂正のお願い
★『あじさいや赤城の青の深みどり』の句は昨日投句致しましたので取り消しをお願い致します。
新たに
★『夏帽子夕映えの利根眩しけり』
をお願い致します。
よろしくお願い申し上げます。
添削教室投句
皮脱ぎて幹みずみずし今年竹
天辺は皮を残して今年竹
さ緑の光り湛えて今年竹
お礼
小西宏宏様 小生の水平線の句を好きな句に採つて頂きコメントも添えて頂き有難うございます。南の小島沖縄の夏の水平線はいつも心を癒されています。
添削教室投句
★雲走り夕焼ける今日の空
★残る世は忘れる其処に薔薇の花
★冠雪の富士を心に昼寝かな
添削教室投句
日盛りを戻りし喉へ冷水を
朝涼に洗いし筆を並べおり
昼寝する風心地よく通る部屋
好きな句
★炎天の野球ひたすら落球す/小西 宏
子どもの野球でしょうか。 外野フライを落としてばかり?
ひたすら落球というのが、可笑しいです。
好きな句
★夏帽子夕映えの利根眩しけり/小口泰與
季語を巧みに配され、大利根の夕景を描かれたのが素敵と思いました。帽子を目深にかぶり直したくなるような眩しさも感じます。
訂正
雲走り夕焼ける今日の空 を 雲走り夕焼ける空の今宵かな に訂正お願いします。 ごめんなさい。
添削教室投句
★万緑や釣られし魚の高く跳ね
★百日紅咲き初む色ははかなげに
★桔梗の咲いてみどりを透かしおり
添削教室投句
★初蝉や朝の窓辺の風抜ける
★さわさわと風吹き抜ける午睡かな
★西日さす窓に部活のブラスの音
添削教室投句
★朝ぼらけ丘に七色百合の花
★からももの夕日の色を皿に盛る
★まろやかなマシュマロ食むや風かおる
御礼
河野啓一様
「夏帽子」の句を好きな句にお取り上げ頂き、嬉しいコメントを頂き有難う御座います。大変励みになります。
好きな句
★万緑や釣られし魚の高く跳ね/河野啓一
渓流釣りでしょうか?川面の上に枝がこんもりと張り出し、水の色まで緑色の環境の中で、魚が釣れた一瞬の興奮と、緑の中に浸りきる自身の爽やかな光景が想われます。万緑との季語が活き活としていますね!!。
好きな句
★からももの夕日の色を皿に盛る/小口泰與
嘗て子供の頃には何処でも植えられ、お八つとして良く食べたからもも(杏子)ですね!!。最近は少なくなり、数十年も生食した事がありませ。あの夕日の色に熟したからももを皿に大盛りとは、いかにも美味しそうで懐かしい光景です。
お礼
多田有花さま ★朝顔の紫紺の色を筆につけ を好きな句におとり上げくださり、コメント有り難うございました。じつは、NHKの日曜美術館でみた江戸時代の[朝顔図屏風」に魅せられ、あんな朝顔が描けたらなあと云う、気持だけ先走った句作でした。朝顔の中では紫紺の色がいちばん涼しげですね。
お礼
桑本栄太郎さま
★万緑や釣られし魚の高く跳ね をおとりあげくださり、すばらしいコメントを誠に有難うございました。励みに致します。
添削教室投句
★打ち水に昔思うや風さやか
★夏椿みどりの庭にふり撒かれ
★せせらぎに足止め水を覗き込む
添削教室投句
闇となる木立にかかり夏三日月
朝涼の窓開けシリアルを食べる
炎ゆる日に向かいゆっくり腕立て伏せ
添削教室投句
星まつり色ちりばむるビルとなり
夏服のセーラー服の白きこと
透明水彩を重ね夏の雲
お礼3730
多田有花さま
「炎天の野球ひたすら落球す」への楽しいご批評、たいへんありがとうございます。小学生低学年の野球教室を見物しました。コーチが実に巧みです。よく褒め、よく教えていました。
お礼
小西宏様
「梅雨寒」の句を好きな句にお選びくださり、うれしいコメントをありがとうございます。寒い時も暑い時もあたたかいお茶はおいしいです。
御礼
桑本栄太郎様
「からもも」の句を好きな句にお取り上げ頂き素晴らしいコメントを頂き有難う御座いました。
添削教室投句
★郭公や田川に沿いて深呼吸
★立葵山を仰ぎし立ち居かな
★青鷺のさやに身がまう湖の縁
Unknown
「炎ゆる日に向かいゆっくり腕立て伏せ」多田有花
暑さに負けない体力作りでしょうか。酷暑の候、実に素晴らしい詠みかと存じました。そこはかとない可笑し味も感じられます。
好きな句
上記の投稿で名前とタイトルが抜けておりました。どうも失礼しました。
「炎ゆる日に向かいゆっくり腕立て伏せ」多田有花
暑さに負けない体力作りでしょうか。酷暑の候、実に素晴らしい詠みかと存じました。そこはかとないユーモアと可笑し味も感じられます。
添削教室投句
★夜光虫きらきらと波頭寄せてくる
★少年の夢淡かりしかな夜光虫
★浜木綿の風雨に耐えて花をつけ
添削教室投句
けさ隣家より早々のお棚経
盆僧の草履白々隣家の戸
瓜の馬小さき果汁をかがやかせ
添削教室投句
★子らに買うバナナを袋いっぱいに
★小さくも赤白紫日日草
★突然の雨が日差しに夏木立
添削教室投句
★夏ひばり全き碧き赤城かな
★園児等の背丈を越ゆる青大将
★十年の古りし梅酒の琥珀かな
添削教室投句
★新じゃがのつるりと剥けて皮透ける
★蓮池の遠くは広ごる紅一色
★凌霄の覆う祠の辻地蔵
添削教室投句
★打水の吹かれて返す飛沫かな
★海原を舐めるが如くヨット行く
★夏雲は動かざる如流れいく
添削教室投句
★ワイン開けてほろほろ酔いぬ夏夕べ
★桔梗のさやかな色が風に揺れ
★緑雨上がる朝餉ついばむ庭雀
添削教室投句
★登校の黄色の傘や百日紅
★みすずかる信濃の里の青田かな
★利根川の瀞にとりこの投網かな
添削教室投句
たっぷりと水持ち真夏の試合かな
夾竹桃ゆれる電車の通るたび
蝉採りの親子街路樹を見上げ
添削教室投句
<新幹線で山口へ>
★夏川の熱砂の白く流れけり
★万緑の車窓に流れ新幹線
★山口の山に山つぐ夏の嶺