●投句箱7月22日~7月31日● 2013年7月29日 08:17 | Weblog ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 X Facebook はてブ LINE コメント 河野啓一(正子代筆) 2013年7月22日 8:27 投句 ★うす暗き池にぽっかり睡蓮花 ★雷に打たれし如く入院す ★睡蓮の微笑や朝の看護師さん 返信する 小口泰與 2013年7月22日 9:50 御礼 桑本栄太郎様、古田敬二様 「岩魚釣」の句を好きな句にお取り上げ頂き、それぞれのお方に素晴らしいコメントを頂き有難う御座いました。 返信する 小口泰與 2013年7月22日 9:58 添削教室投句 ★雨霽れて鳥声さかん夏の朝 ★利根川の韋駄天走り夕立かな ★一羽翔けはや遁走の夏の鴨 返信する 佃 康水 2013年7月22日 15:39 添削教室投句 投票立会人で12時間冷房会場へ ★冷房病初の体験一日臥す ★水遣りの視線へ大き夏の月 ★日除け幕下ろし市電の席ゆずる 返信する 桑本栄太郎 2013年7月22日 18:15 添削教室投句 ★勢いをつけて炎暑の家路かな <桂川、宇治川、木津川が集まり淀川へ> ★夏草に埋もれ三川集いけり ★かなかなや窓の彼方の茜初む 返信する 多田有花 2013年7月22日 18:20 添削教室投句 たおやかに揺れ白蓮の咲き初めし 空蝉の割れし背中を風過ぎる 暑いねとそれだけ言いてすれ違う 返信する 多田有花 2013年7月22日 18:22 好きな句 ★うす暗き池にぽっかり睡蓮花/河野啓一 急に入院されたのでしょうか。 何か心象風景のようにも見える睡蓮です。 酷暑のおり、ゆっくりご養生ください。 返信する 多田有花 2013年7月22日 18:25 好きな句 ★冷房病初の体験一日臥す/佃 康水 選挙は不思議と酷暑のおりに多いような気がします。 冷房の中に一日いると体調もおかしくなりますね。 お大事になさってください。 返信する 黒谷光子 2013年7月22日 20:13 添削教室投句 白鷺の青田を飛び立つ大きさよ 糠漬けに畑の採れたて茄子胡瓜 採れたての手に染む紫紺茄子漬ける 返信する 古田敬二 2013年7月22日 21:43 添削教室投句 ✭祇園会や西日を背にしコンチキチン ✭ 祇園会の雑踏を行く肩車 ✭都大路歩き疲れて冷うどん 返信する 小口泰與 2013年7月23日 8:50 添削教室投句 ★枝ごとにあふるるほどの百日紅 ★夕さりの風の重さや雨蛙 ★走り根の雁字搦めや蜘蛛の網 返信する 迫田和代 2013年7月23日 11:20 添削教室投句 ★涼風や中に花咲く氷柱を ★朝風に日影を明るく百日紅 ★白波にぶつかっていく日焼けの子 返信する 桑本栄太郎 2013年7月23日 15:49 添削教室投句 ★こころなきものの哀れや蝉の殻 ★つきものの落つや鳴き止む蝉しぐれ ★もの影の色濃くなりぬ大暑かな 返信する 藤田裕子 2013年7月23日 15:49 添削教室投句 ★門しずか夏月丸く鈍く照り ★遠目にも百日紅燃ゆ枝先を ★大暑の日家居たのしむ人となり 返信する 佃 康水 2013年7月23日 20:00 お礼 多田有花 様 「冷房病初の体験一日臥す」の句へ温かいお見舞いのお言葉を頂き有難うございます。普段は冷房のかかった部屋にじっとしていることは殆ど有りませんが12時間もの間定められた席にじっと座っていると、冷え切ってしまったのでしょう。翌日は頭痛や倦怠感、下肢の浮腫などで疲労し、一日臥せってしまいました。今後は対策を考えます。 返信する 小口泰與 2013年7月24日 9:01 添削教室投句 ★嘴で羽根を掻きけり通し鴨 ★た走るや横谷渓谷乙女滝 ★野を分けて利根迸る夕立かな 返信する 多田有花 2013年7月24日 18:24 添削教室投句 段ボール畳んで捨てる大暑の日 蓮の葉の裏より蜻蛉生まれけり 午後の部屋通り抜けたる大南風 返信する 多田有花 2013年7月24日 18:31 好きな句 ★もの影の色濃くなりぬ大暑かな/桑本栄太郎 大暑、暑さの盛りですが、夕方の日の傾き加減にはどこか秋の気配が忍び寄っている気がします。そういう雰囲気を感じる御句です。 返信する 桑本栄太郎 2013年7月24日 18:54 お礼 多田有花様 ★もの影の色濃くなりぬ大暑かな・・・の句をお選び頂き、嬉しい素敵なコメントも頂戴しまして大変有難うございます。日中はかなり暑いものの、朝夕の風が少し涼しく感じられ西空の茜に只今、かなかなが鳴いています。仰るように晩夏の様相となり、どこか秋の気配です。 返信する 桑本栄太郎 2013年7月24日 19:02 添削教室投句 ★空蝉の虚空の果てを見つめけり ★池の辺の風をさえぎり蘆茂る ★昇降機を降りてひぐらし鳴き初むる 返信する 桑本栄太郎 2013年7月24日 19:16 好きな句 ★ダンボール畳んで捨てる大暑の日/多田有花 小生も家庭のゴミ出しの大役?を仰せつかっています。暑い時は少しも動きたくない所ですが、田舎から贈り物の多い我家ではダンボールの片付けも意外に難儀です。ましてや、高温多湿の極みの昨日のような大暑の日はなお更ですね!!。 返信する 祝恵子 2013年7月24日 21:49 添削教室投句 オクラ採る少しぬめりを感じつつ 家裏に立てかけられてゴムプール 子かまきり夏日に足を揺り踏み出す 返信する 小口泰與 2013年7月25日 8:59 添削教室投句 ★白靴の先の濡るるや朝まだき ★田水沸く音ひとつ無き里の午後 ★八方へ水打てにけり鳥の声 返信する 佃 康水 2013年7月25日 14:27 添削教室投句 宮島管弦祭 ★大太鼓町へ轟く管弦祭 ★曳き船の男(おのこ)ら踊る管弦祭 ★神事果て夏満月の海となる 返信する 多田有花 2013年7月25日 16:19 添削教室投句 朝食の窓辺に沸き立つ蝉の声 蓮池に蜻蛉すいすい夏の朝 朝曇去り木の陰のくっきりと 返信する 多田有花 2013年7月25日 16:21 お礼 桑本栄太郎さま、 「ダンボール畳んで捨てる大暑の日」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 故郷からいろいろなものが届くなんていいですね。 とれたての野菜などが多いのでしょうか? 返信する 多田有花 2013年7月25日 16:27 好きな句 ★曳き船の男(おのこ)ら踊る管弦祭/佃 康水 古式ゆかしく行われる歴史あるお祭りの様子が浮かんできます。 月が瀬戸の海を照らし、篝火が焚かれ、そこで荘厳にとりおこなわれるのでしょう。 返信する 桑本栄太郎 2013年7月25日 20:10 添削教室投句 ★空蝉のまなこ哀しく語りけり ★いつせいに鳴き止む黙や蝉しぐれ ★炎熱のコンテナ赤き貨物基地 返信する 桑本栄太郎 2013年7月25日 20:21 好きな句 ★田水沸く音ひとつ無き里の午後/小口泰與 小生の近在の京西山の山すその村は、まったく御句と同じ情景であり大変共感致します。今の時季の里村の午後は人影も物音もまったくしなく、午睡の時間のようです。暑さも一入ですね!!。 返信する 古田敬二 2013年7月25日 22:51 添削教室投句 ★妻の留守自分ひとりに胡瓜揉む ★朝粥に梅干し一つ光明寺 ★陽の温み残したままの梅漬ける 返信する 小口泰與 2013年7月26日 9:37 御礼 桑本栄太郎様 「田水沸く」の句をお取り上げ頂き、素晴らしいコメントを頂き有難う御座います。 返信する 小口泰與 2013年7月26日 9:43 添削教室投句 ★あけぼのの空やダリアの雨しずく ★雲の湧く浅間のすそ野田水沸く ★山に沿い夏雲沸くや佐久平 返信する 藤田裕子 2013年7月26日 15:52 添削教室投句 ★蝉の声はたと止む午後風とおる ★ごちそうは茄子の漬け物白ごはん ★星もなく熱帯夜の街鎮もれり 返信する 桑本栄太郎 2013年7月26日 17:02 添削教室投句 <神戸六甲アイランドへ> ★夏潮の耀く眼下やモノレール ★出港の二隻の白波夏の潮 ★夏霞はるか高みに臨海線 返信する 多田有花 2013年7月26日 18:37 添削教室投句 明け方の夢より醒めて蝉涼し 紅白が交互に植わり百日紅 大辛のカレー一皿夏の昼 返信する 多田有花 2013年7月26日 18:42 好きな句 ★山に沿い夏雲沸くや佐久平/小口泰與 佐久平という地名が生きていますね。高く湧き上がる雲を佐久平から見ておられるのか、それともどこか高いところから佐久平を見下ろしておられるのか。いずれにしても白い雲と青空の景色が生き生きと眼前に浮かびます。 返信する 佃 康水 2013年7月26日 22:40 お礼 多田有花 様 「曳き船の男(おのこ)ら踊る管弦祭」の句へ素晴らしいお言葉を頂き誠に有難うございます。管弦船は「曳き船」つまり漕ぎ船によって海を渡るのですが、管弦船は大きいのでしばらく沖で潮待ちを致します。その間に漕ぎ船の一艘が一足先に陸へ上がり神社の境内で太鼓を打ち踊りを奉納致します。そして愈々沖の管弦船が別の漕ぎ船によって曳かれて当地に接岸し、またそこで神事が行われます。賑やかな管弦祭です。 返信する 祝恵子 2013年7月27日 8:54 添削教室投句 ★紅蓮にトンボ小さく彩をつけ ★空入れて蓮池水面に花の影 ★池の風届く高さに泰山木 返信する 迫田和代 2013年7月27日 9:38 添削教室投句 ★朝日浴び鳩が空飛ぶ原爆忌 ★被爆しただのに青々青桐や ★蝉しぐれこぼさず立ちし大樹かな 返信する 小口泰與 2013年7月27日 9:48 御礼 多田有花様 「夏雲」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素敵なコメントを 頂き、有難う御座いました。 返信する 小口泰與 2013年7月27日 9:52 添削教室投句 ★千曲川鮎の長竿かがよえり ★川風に銀鱗はねし簗場かな ★凌霄や赤城の空のいぶし銀 返信する 桑本栄太郎 2013年7月27日 16:56 添削教室投句 ★靴濡らし朝の田道や露涼し ★青いちじく朝の田道の香りけり ★あいさつを交わす田道や朝涼し 返信する 桑本栄太郎 2013年7月27日 17:07 好きな句 ★蝉しぐれこぼさず立ちし大樹かな/迫田和代 夏の盛りとなり、日毎に蝉しぐれが姦しいほどである。大きな樹木全体から聞こえる蝉しぐれを「こぼさず立つ」と表現され、まるで蝉が鈴なりの状態のように想われ、大変共感します。 返信する 佃 康水 2013年7月27日 20:58 添削教室投句 ★巨船ゆく沖へはだかる雲の峰 ★日覆いを上げて目高の様子見る ★罅割れし青田へ田水染みわたる 返信する 川名ますみ 2013年7月27日 21:03 添削教室投句 遠花火さがせば広き窓の外 うす紅も編まれし母の夏帽子 空蝉やビルの垣根の小さき葉に 返信する 古田敬二 2013年7月27日 23:18 添削教室投句 ★大木によれば涼風うまれけり ★森静か遠くに蝉の音聞くばかり ★蚊帳釣り草一人で裂くはさびしかり 返信する 高橋秀之 2013年7月27日 23:52 添削教室投句 ★この視線浴びて一息浮き袋 ★顔つけてバタ足させてプールの子 ★子を追うて潜るプールは水浅し 返信する 小口泰與 2013年7月28日 9:35 添削教室投句 ★梔子の香のおりおりの朝かな ★夕さりの赤城をかくす雲の嶺 ★低く咲くねじ花の風低きかな 返信する 迫田和代 2013年7月28日 11:26 お礼 桑本 栄太郎様 (蝉しぐれ)の句をお好きな句にお選びいただき 有り難う御座いました。ここの前には桜並木の土手があり、蝉しぐれに、追いかけられてる毎日です。でも、7日の命と判れば、気になりますね。 返信する 桑本栄太郎 2013年7月28日 17:55 添削教室投句 ★米の香のほのと乗り来る青田波 ★白粉の花の黄色や朝の辻 ★菜園の朝のしじまやカンナの黄 返信する 桑本栄太郎 2013年7月28日 18:06 好きな句 ★遠花火さがせば広き窓の外/川名ますみ 人はいくつになっても、花火の音がすれば必ずその方向をさがすようです。花火の美しい色が心の印画紙にプリントされていて、その音に即反応して、懐かしい情景を想い出しているのである。 返信する 多田有花 2013年7月28日 18:30 添削教室投句 ひぐらしの木陰抜け六甲最高峰 額紫陽花夏の終わりの六甲山 六甲の汗を有馬の湯に流す 返信する 多田有花 2013年7月28日 18:34 好きな句 遠花火さがせば広き窓の外/川名ますみ 夏休みの週末、あちこちで花火大会が催されます。それを高層のマンションの部屋から眺める、というのも今の時代の新しい花火の楽しみ方だろう、と思います。遠くで小さくあがる花火が可愛いですね。 返信する 桑本栄太郎 2013年7月28日 19:49 好きな句 ★六甲の汗を有馬の湯に流す/多田有花 六甲山を山歩きされたようですね?そんなに高い山ではないものの、足場が大変悪く結構大変ですとか・・・。しかし、終わったあと有馬温泉の湯に浸かり汗を流せば、至福のひと時ですね。 句のリズムも良く、心地よい好きな句です。 返信する 高橋秀之 2013年7月28日 23:01 添削教室投句 ★夜が更けてそっと片手に夏帽子 ★大皿に溢れんばかり冷奴 ★風呂上り団扇ふたつで風送る 返信する 古田敬二 2013年7月28日 23:20 添削教室投句 ★一本の曲がるものなき木賊かな ★名刹の木賊一本も曲がらずに ★蝶舞えり入道雲の伸びる空 返信する 小口泰與 2013年7月29日 9:04 添削教室投句 ★萱草の花や赤城のちぎれ雲 ★ざわざわとざわつく草や雷近し ★青蛙赤城より雨走り来る 返信する 桑本栄太郎 2013年7月29日 17:45 添削教室投句 ★廃屋の屋根に盛りやさるすべり ★白花の朝の静寂ダリア咲く ★小松菜の畝の数多や朝涼し 返信する 多田有花 2013年7月29日 19:47 添削教室投句 夕立のあがりし街へ戻りけり 中空に高く日を浴び入道雲 にわか雨あがれば蜩の森へ 返信する 多田有花 2013年7月29日 19:50 お礼 桑本栄太郎さま、 「六甲の汗を有馬の湯に流す」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 六甲山はハイキングのようなコースからロッククライミングまでバラエティに富んだコースが揃っています。 今回は有馬から最高峰まで魚屋道(ととやみち)を使って往復してきました。 返信する 多田有花 2013年7月29日 19:53 好きな句 ★大皿に溢れんばかり冷奴/高橋秀之 豪快ですね。三人の食べ盛りの息子さんたちの姿を思います。 返信する 高橋秀之 2013年7月29日 22:37 添削教室投句 ★真ん丸い夕日の前に富士の山 ★雨上がりの夏空夕日が染めあげる ★浅漬けの胡瓜一皿夕の膳 返信する 高橋秀之 2013年7月29日 22:38 お 多田有花さま 大皿に溢れんばかり冷奴の句にコメントをありがとうございました。 食べ盛り3人を含む家族5人分の大皿盛ですので、私から見ても豪快でした。 返信する 高橋秀之 2013年7月29日 22:39 お すいません。タイトルが「お」になってしまいました。 「お礼」に訂正します 返信する 藤田洋子 2013年7月29日 23:31 添削教室投句 ★公園の木々を繋いで蝉の声 ★一斉に蝉の沸き立つ山に入る ★少年ら蝉を鳴かせて手の中に 返信する 藤田洋子 2013年7月29日 23:37 好きな句 ★雨上がりの夏空夕日が染めあげる/高橋秀之 雨上がりの爽快感、夕日に染まる夏空の美しさ、この季節ならではの嬉しい一時です。 返信する 小口泰與 2013年7月30日 8:54 添削教室投句 ★薄情な風の散らせる百日紅 ★あけぼのの石から草へ糸とんぼ ★ひまわりや笠懸の的綾藺傘 返信する 桑本栄太郎 2013年7月30日 18:04 添削教室投句 ★うすき黄のオクラの花の朝涼し ★あじさいの蒼色残し朽ちにけり ★冷奴ブランドネームは”男まえ” 返信する 桑本栄太郎 2013年7月30日 18:11 好きな句 ★少年ら蝉を鳴かせて手の中に/藤田洋子 愈々夏休みとなり、近所でも手網を持って朝早くから蝉捕りの声です。手の中にジリジリと鳴かせ「ほら!、これは油蝉だよ!!」と得意そうに教えてくれる・・。誰にでもある懐かしい光景が想われ、ほっと和む夏のひと時であある。 返信する 佃 康水 2013年7月30日 20:46 添削教室投句 ★蹲踞へ置かれ涼やか瑠璃茉莉 ★開け放ち仏具磨けば蝉時雨 ★旧家解く匂い立ちたる炎暑かな 返信する 小西 宏 2013年7月30日 22:32 好きな句 ☆あけぼのの石から草へ糸とんぼ /小口泰與☆ 「石から草へ」に、ほのかな朝の光の中を渡る糸とんぼのやわらかさを静かに感じます。 返信する 小西 宏 2013年7月30日 22:36 添削教室投句 ★夕立の煙の重し竹林 ★夕立に清らとなりぬ蝉の声 ★木の下に夕立を聞くとき優し 返信する 小口泰與 2013年7月31日 9:13 御礼 小西宏様 「糸とんぼ」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素敵なコメントを有難う御座いました。 返信する 小口泰與 2013年7月31日 9:20 添削教室投句 ★浅間嶺の西日呑み込む火口かな ★夕さりの瀞の坩堝へ投網打つ ★びしょぬれの子犬や夕立上がりたり 返信する 渋谷洋介 2013年7月31日 9:34 添削教室投句 夾竹桃上り急行通過せり 何時からか通らぬ路に栗の花 葉隠れに彩を深むや青蜜柑 よろしくお願いたします。 返信する 迫田和代 2013年7月31日 10:45 添削教室投句 ★青田風色を伴いあちらから ★日傘閉じ川風そよぐ木陰へと ★向こうから架け橋のごと夏の虹 返信する 藤田裕子 2013年7月31日 14:41 添削教室投句 ★朝蝉の四方つぎつぎ湧き出づる ★遠花火おそめの夕餉始まれり ★光りつつ天空ゆるがす遠花火 返信する 桑本栄太郎 2013年7月31日 17:07 添削教室投句 ★緑蔭の樟の大樹や医大前 ★追い越して青田突き抜け新幹線 ★父も子も背中にリュックや夏休み 返信する 小西 宏 2013年7月31日 20:41 好きな句 ☆日傘閉じ川風そよぐ木陰へと /迫田和代☆ 「日傘閉じ」が川風や木陰の涼しさをいっそう引き立てています。女性の美しい物腰も見て取れます。 返信する 小西 宏 2013年7月31日 20:43 添削教室投句 ★守礼門ガシャガシャと蝉かがやかし ★洞窟の青にゆらめく熱帯魚 ★夏海の果てに雲おき夕暮れる 返信する 迫田和代 2013年8月1日 11:20 お礼 小西 宏様 (日傘閉じ川風そよぐ木陰へと)をお好きな句にお入れいただき そのうえ暖かいコメントまで とても嬉しかったです。有り難う御座いました。それにしてもお暑いですね。おっしゃるとうり二季になったとしか思われません。雨の降り方も以前のような情緒的な降り方でなく、まるでスコールですもの。 返信する
コメント
投句
★うす暗き池にぽっかり睡蓮花
★雷に打たれし如く入院す
★睡蓮の微笑や朝の看護師さん
御礼
桑本栄太郎様、古田敬二様
「岩魚釣」の句を好きな句にお取り上げ頂き、それぞれのお方に素晴らしいコメントを頂き有難う御座いました。
添削教室投句
★雨霽れて鳥声さかん夏の朝
★利根川の韋駄天走り夕立かな
★一羽翔けはや遁走の夏の鴨
添削教室投句
投票立会人で12時間冷房会場へ
★冷房病初の体験一日臥す
★水遣りの視線へ大き夏の月
★日除け幕下ろし市電の席ゆずる
添削教室投句
★勢いをつけて炎暑の家路かな
<桂川、宇治川、木津川が集まり淀川へ>
★夏草に埋もれ三川集いけり
★かなかなや窓の彼方の茜初む
添削教室投句
たおやかに揺れ白蓮の咲き初めし
空蝉の割れし背中を風過ぎる
暑いねとそれだけ言いてすれ違う
好きな句
★うす暗き池にぽっかり睡蓮花/河野啓一
急に入院されたのでしょうか。
何か心象風景のようにも見える睡蓮です。
酷暑のおり、ゆっくりご養生ください。
好きな句
★冷房病初の体験一日臥す/佃 康水
選挙は不思議と酷暑のおりに多いような気がします。
冷房の中に一日いると体調もおかしくなりますね。
お大事になさってください。
添削教室投句
白鷺の青田を飛び立つ大きさよ
糠漬けに畑の採れたて茄子胡瓜
採れたての手に染む紫紺茄子漬ける
添削教室投句
✭祇園会や西日を背にしコンチキチン
✭ 祇園会の雑踏を行く肩車
✭都大路歩き疲れて冷うどん
添削教室投句
★枝ごとにあふるるほどの百日紅
★夕さりの風の重さや雨蛙
★走り根の雁字搦めや蜘蛛の網
添削教室投句
★涼風や中に花咲く氷柱を
★朝風に日影を明るく百日紅
★白波にぶつかっていく日焼けの子
添削教室投句
★こころなきものの哀れや蝉の殻
★つきものの落つや鳴き止む蝉しぐれ
★もの影の色濃くなりぬ大暑かな
添削教室投句
★門しずか夏月丸く鈍く照り
★遠目にも百日紅燃ゆ枝先を
★大暑の日家居たのしむ人となり
お礼
多田有花 様
「冷房病初の体験一日臥す」の句へ温かいお見舞いのお言葉を頂き有難うございます。普段は冷房のかかった部屋にじっとしていることは殆ど有りませんが12時間もの間定められた席にじっと座っていると、冷え切ってしまったのでしょう。翌日は頭痛や倦怠感、下肢の浮腫などで疲労し、一日臥せってしまいました。今後は対策を考えます。
添削教室投句
★嘴で羽根を掻きけり通し鴨
★た走るや横谷渓谷乙女滝
★野を分けて利根迸る夕立かな
添削教室投句
段ボール畳んで捨てる大暑の日
蓮の葉の裏より蜻蛉生まれけり
午後の部屋通り抜けたる大南風
好きな句
★もの影の色濃くなりぬ大暑かな/桑本栄太郎
大暑、暑さの盛りですが、夕方の日の傾き加減にはどこか秋の気配が忍び寄っている気がします。そういう雰囲気を感じる御句です。
お礼
多田有花様
★もの影の色濃くなりぬ大暑かな・・・の句をお選び頂き、嬉しい素敵なコメントも頂戴しまして大変有難うございます。日中はかなり暑いものの、朝夕の風が少し涼しく感じられ西空の茜に只今、かなかなが鳴いています。仰るように晩夏の様相となり、どこか秋の気配です。
添削教室投句
★空蝉の虚空の果てを見つめけり
★池の辺の風をさえぎり蘆茂る
★昇降機を降りてひぐらし鳴き初むる
好きな句
★ダンボール畳んで捨てる大暑の日/多田有花
小生も家庭のゴミ出しの大役?を仰せつかっています。暑い時は少しも動きたくない所ですが、田舎から贈り物の多い我家ではダンボールの片付けも意外に難儀です。ましてや、高温多湿の極みの昨日のような大暑の日はなお更ですね!!。
添削教室投句
オクラ採る少しぬめりを感じつつ
家裏に立てかけられてゴムプール
子かまきり夏日に足を揺り踏み出す
添削教室投句
★白靴の先の濡るるや朝まだき
★田水沸く音ひとつ無き里の午後
★八方へ水打てにけり鳥の声
添削教室投句
宮島管弦祭
★大太鼓町へ轟く管弦祭
★曳き船の男(おのこ)ら踊る管弦祭
★神事果て夏満月の海となる
添削教室投句
朝食の窓辺に沸き立つ蝉の声
蓮池に蜻蛉すいすい夏の朝
朝曇去り木の陰のくっきりと
お礼
桑本栄太郎さま、
「ダンボール畳んで捨てる大暑の日」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
故郷からいろいろなものが届くなんていいですね。
とれたての野菜などが多いのでしょうか?
好きな句
★曳き船の男(おのこ)ら踊る管弦祭/佃 康水
古式ゆかしく行われる歴史あるお祭りの様子が浮かんできます。
月が瀬戸の海を照らし、篝火が焚かれ、そこで荘厳にとりおこなわれるのでしょう。
添削教室投句
★空蝉のまなこ哀しく語りけり
★いつせいに鳴き止む黙や蝉しぐれ
★炎熱のコンテナ赤き貨物基地
好きな句
★田水沸く音ひとつ無き里の午後/小口泰與
小生の近在の京西山の山すその村は、まったく御句と同じ情景であり大変共感致します。今の時季の里村の午後は人影も物音もまったくしなく、午睡の時間のようです。暑さも一入ですね!!。
添削教室投句
★妻の留守自分ひとりに胡瓜揉む
★朝粥に梅干し一つ光明寺
★陽の温み残したままの梅漬ける
御礼
桑本栄太郎様
「田水沸く」の句をお取り上げ頂き、素晴らしいコメントを頂き有難う御座います。
添削教室投句
★あけぼのの空やダリアの雨しずく
★雲の湧く浅間のすそ野田水沸く
★山に沿い夏雲沸くや佐久平
添削教室投句
★蝉の声はたと止む午後風とおる
★ごちそうは茄子の漬け物白ごはん
★星もなく熱帯夜の街鎮もれり
添削教室投句
<神戸六甲アイランドへ>
★夏潮の耀く眼下やモノレール
★出港の二隻の白波夏の潮
★夏霞はるか高みに臨海線
添削教室投句
明け方の夢より醒めて蝉涼し
紅白が交互に植わり百日紅
大辛のカレー一皿夏の昼
好きな句
★山に沿い夏雲沸くや佐久平/小口泰與
佐久平という地名が生きていますね。高く湧き上がる雲を佐久平から見ておられるのか、それともどこか高いところから佐久平を見下ろしておられるのか。いずれにしても白い雲と青空の景色が生き生きと眼前に浮かびます。
お礼
多田有花 様
「曳き船の男(おのこ)ら踊る管弦祭」の句へ素晴らしいお言葉を頂き誠に有難うございます。管弦船は「曳き船」つまり漕ぎ船によって海を渡るのですが、管弦船は大きいのでしばらく沖で潮待ちを致します。その間に漕ぎ船の一艘が一足先に陸へ上がり神社の境内で太鼓を打ち踊りを奉納致します。そして愈々沖の管弦船が別の漕ぎ船によって曳かれて当地に接岸し、またそこで神事が行われます。賑やかな管弦祭です。
添削教室投句
★紅蓮にトンボ小さく彩をつけ
★空入れて蓮池水面に花の影
★池の風届く高さに泰山木
添削教室投句
★朝日浴び鳩が空飛ぶ原爆忌
★被爆しただのに青々青桐や
★蝉しぐれこぼさず立ちし大樹かな
御礼
多田有花様
「夏雲」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素敵なコメントを
頂き、有難う御座いました。
添削教室投句
★千曲川鮎の長竿かがよえり
★川風に銀鱗はねし簗場かな
★凌霄や赤城の空のいぶし銀
添削教室投句
★靴濡らし朝の田道や露涼し
★青いちじく朝の田道の香りけり
★あいさつを交わす田道や朝涼し
好きな句
★蝉しぐれこぼさず立ちし大樹かな/迫田和代
夏の盛りとなり、日毎に蝉しぐれが姦しいほどである。大きな樹木全体から聞こえる蝉しぐれを「こぼさず立つ」と表現され、まるで蝉が鈴なりの状態のように想われ、大変共感します。
添削教室投句
★巨船ゆく沖へはだかる雲の峰
★日覆いを上げて目高の様子見る
★罅割れし青田へ田水染みわたる
添削教室投句
遠花火さがせば広き窓の外
うす紅も編まれし母の夏帽子
空蝉やビルの垣根の小さき葉に
添削教室投句
★大木によれば涼風うまれけり
★森静か遠くに蝉の音聞くばかり
★蚊帳釣り草一人で裂くはさびしかり
添削教室投句
★この視線浴びて一息浮き袋
★顔つけてバタ足させてプールの子
★子を追うて潜るプールは水浅し
添削教室投句
★梔子の香のおりおりの朝かな
★夕さりの赤城をかくす雲の嶺
★低く咲くねじ花の風低きかな
お礼
桑本 栄太郎様
(蝉しぐれ)の句をお好きな句にお選びいただき 有り難う御座いました。ここの前には桜並木の土手があり、蝉しぐれに、追いかけられてる毎日です。でも、7日の命と判れば、気になりますね。
添削教室投句
★米の香のほのと乗り来る青田波
★白粉の花の黄色や朝の辻
★菜園の朝のしじまやカンナの黄
好きな句
★遠花火さがせば広き窓の外/川名ますみ
人はいくつになっても、花火の音がすれば必ずその方向をさがすようです。花火の美しい色が心の印画紙にプリントされていて、その音に即反応して、懐かしい情景を想い出しているのである。
添削教室投句
ひぐらしの木陰抜け六甲最高峰
額紫陽花夏の終わりの六甲山
六甲の汗を有馬の湯に流す
好きな句
遠花火さがせば広き窓の外/川名ますみ
夏休みの週末、あちこちで花火大会が催されます。それを高層のマンションの部屋から眺める、というのも今の時代の新しい花火の楽しみ方だろう、と思います。遠くで小さくあがる花火が可愛いですね。
好きな句
★六甲の汗を有馬の湯に流す/多田有花
六甲山を山歩きされたようですね?そんなに高い山ではないものの、足場が大変悪く結構大変ですとか・・・。しかし、終わったあと有馬温泉の湯に浸かり汗を流せば、至福のひと時ですね。
句のリズムも良く、心地よい好きな句です。
添削教室投句
★夜が更けてそっと片手に夏帽子
★大皿に溢れんばかり冷奴
★風呂上り団扇ふたつで風送る
添削教室投句
★一本の曲がるものなき木賊かな
★名刹の木賊一本も曲がらずに
★蝶舞えり入道雲の伸びる空
添削教室投句
★萱草の花や赤城のちぎれ雲
★ざわざわとざわつく草や雷近し
★青蛙赤城より雨走り来る
添削教室投句
★廃屋の屋根に盛りやさるすべり
★白花の朝の静寂ダリア咲く
★小松菜の畝の数多や朝涼し
添削教室投句
夕立のあがりし街へ戻りけり
中空に高く日を浴び入道雲
にわか雨あがれば蜩の森へ
お礼
桑本栄太郎さま、
「六甲の汗を有馬の湯に流す」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
六甲山はハイキングのようなコースからロッククライミングまでバラエティに富んだコースが揃っています。
今回は有馬から最高峰まで魚屋道(ととやみち)を使って往復してきました。
好きな句
★大皿に溢れんばかり冷奴/高橋秀之
豪快ですね。三人の食べ盛りの息子さんたちの姿を思います。
添削教室投句
★真ん丸い夕日の前に富士の山
★雨上がりの夏空夕日が染めあげる
★浅漬けの胡瓜一皿夕の膳
お
多田有花さま
大皿に溢れんばかり冷奴の句にコメントをありがとうございました。
食べ盛り3人を含む家族5人分の大皿盛ですので、私から見ても豪快でした。
お
すいません。タイトルが「お」になってしまいました。
「お礼」に訂正します
添削教室投句
★公園の木々を繋いで蝉の声
★一斉に蝉の沸き立つ山に入る
★少年ら蝉を鳴かせて手の中に
好きな句
★雨上がりの夏空夕日が染めあげる/高橋秀之
雨上がりの爽快感、夕日に染まる夏空の美しさ、この季節ならではの嬉しい一時です。
添削教室投句
★薄情な風の散らせる百日紅
★あけぼのの石から草へ糸とんぼ
★ひまわりや笠懸の的綾藺傘
添削教室投句
★うすき黄のオクラの花の朝涼し
★あじさいの蒼色残し朽ちにけり
★冷奴ブランドネームは”男まえ”
好きな句
★少年ら蝉を鳴かせて手の中に/藤田洋子
愈々夏休みとなり、近所でも手網を持って朝早くから蝉捕りの声です。手の中にジリジリと鳴かせ「ほら!、これは油蝉だよ!!」と得意そうに教えてくれる・・。誰にでもある懐かしい光景が想われ、ほっと和む夏のひと時であある。
添削教室投句
★蹲踞へ置かれ涼やか瑠璃茉莉
★開け放ち仏具磨けば蝉時雨
★旧家解く匂い立ちたる炎暑かな
好きな句
☆あけぼのの石から草へ糸とんぼ /小口泰與☆
「石から草へ」に、ほのかな朝の光の中を渡る糸とんぼのやわらかさを静かに感じます。
添削教室投句
★夕立の煙の重し竹林
★夕立に清らとなりぬ蝉の声
★木の下に夕立を聞くとき優し
御礼
小西宏様
「糸とんぼ」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素敵なコメントを有難う御座いました。
添削教室投句
★浅間嶺の西日呑み込む火口かな
★夕さりの瀞の坩堝へ投網打つ
★びしょぬれの子犬や夕立上がりたり
添削教室投句
夾竹桃上り急行通過せり
何時からか通らぬ路に栗の花
葉隠れに彩を深むや青蜜柑
よろしくお願いたします。
添削教室投句
★青田風色を伴いあちらから
★日傘閉じ川風そよぐ木陰へと
★向こうから架け橋のごと夏の虹
添削教室投句
★朝蝉の四方つぎつぎ湧き出づる
★遠花火おそめの夕餉始まれり
★光りつつ天空ゆるがす遠花火
添削教室投句
★緑蔭の樟の大樹や医大前
★追い越して青田突き抜け新幹線
★父も子も背中にリュックや夏休み
好きな句
☆日傘閉じ川風そよぐ木陰へと /迫田和代☆
「日傘閉じ」が川風や木陰の涼しさをいっそう引き立てています。女性の美しい物腰も見て取れます。
添削教室投句
★守礼門ガシャガシャと蝉かがやかし
★洞窟の青にゆらめく熱帯魚
★夏海の果てに雲おき夕暮れる
お礼
小西 宏様
(日傘閉じ川風そよぐ木陰へと)をお好きな句にお入れいただき そのうえ暖かいコメントまで とても嬉しかったです。有り難う御座いました。それにしてもお暑いですね。おっしゃるとうり二季になったとしか思われません。雨の降り方も以前のような情緒的な降り方でなく、まるでスコールですもの。