●投句箱1月1日~10日● 2014年1月10日 17:59 | Weblog ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 ※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。 X Facebook はてブ LINE コメント 小口泰與 2014年1月1日 8:11 デイリー句会投句 ★元旦や風なき里の明け鴉 ★あけぼのの雲なき浅間御慶かな ★歯ブラシの癖も無かりし初明かり 高橋信之先生、正子先生 明けましてお目出度う御座います。今年もよろしくご指導の程お願い申し上げます。 返信する 古田敬二 2014年1月1日 19:40 デイリー句会投句 霧氷林縫って列車の疾走す 霜の坂ドボルザークに会いに行く たくましきドボルザーク像霜かぶる 明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 返信する 小西 宏 2014年1月1日 19:53 デイリー句会投句 高橋信之先生、高橋正子先生 明けましておめでとうございます。 いつも熱心にご指導くださり、たいへん感謝いたしております。益々の健康とご活躍をお祈りいたしております。 ★新しき箸もて家族お元日 ★∞プラス一なる去年今年 ★陽の中に新芽小さき松飾 返信する 高橋秀之 2014年1月1日 22:40 デイリー句会投句 高橋信之先生、高橋正子先生 明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 ★もっそりと寝ぼけ眼の初笑 ★獅子舞に頭を向けて走り寄る ★無造作に積まれて籠の冬りんご 返信する 小口泰與 2014年1月2日 7:48 デイリー句会投句 ★二日はや雪の赤城の明け鴉 ★大らかな雪の浅間の二日かな ★寒鯉や道も途絶えし分教場 返信する 多田有花 2014年1月2日 18:52 デイリー句会投句 海よりの長き石段初詣 初凪の海辺の道を歩きけり 注連見上げ唐琴通りをそぞろゆく あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申し上げます。 返信する 高橋秀之 2014年1月2日 22:45 投句 ★大空は曇れど今は二日の朝 ★初売りの列まっすぐに朝日差す ★正月の食卓みかんは二つ盛り 返信する 小口泰與 2014年1月3日 9:13 デイリー句会投句 ★三日はや朝の散歩の一時間 ★三日はや箸置きふたつ夕餉かな ★白昼や東にあらわ冬の月 返信する 黒谷光子 2014年1月3日 16:25 投句 二日はや御下がりの餅切り分ける 鏡餅切る包丁の大きかり 三日目の朝日射しこむ厨窓 返信する 川名ますみ 2014年1月3日 18:30 デイリー句会投句 病牀に掌ほどの松飾る あの頃と変わらぬ住所賀状書く お元日寝衣寝具をまっさらに あけましておめでとうございます。 皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。 返信する 多田有花 2014年1月3日 21:21 デイリー句会投句 よく晴れし二日の山を歩き初め 古戦場跡にたたずみ三日の陽 暖かき晴れ賜りぬ三が日 返信する 高橋秀之 2014年1月3日 23:31 デイリー句会投句 ★煌々と明るく三日の繁華街 ★曾祖母が手渡す年玉両の手で ★初売りの服早速に着て出かけ 返信する 小口泰與 2014年1月4日 9:40 デイリー句会投句 ★鎖場も顕なりけり冬妙義 ★冬花火湖より生まれ湖へ散る ★空風や荒き口調の国訛 返信する 古田敬二 2014年1月4日 17:07 デイリー句会投句 尖塔のライトアップに雪斜め 旅終わる夜のプラハは雪もよい 旅終わる朝冷えプラハの石畳 返信する 多田有花 2014年1月4日 20:46 デイリー句会投句 晴れやかな景色が揃う初暦 三が日過ぎ寒風の戻り来る 本陣跡キツネに出会う四日かな 返信する 桑本栄太郎 2014年1月4日 21:14 デイリー句会投句 高橋信之先生、正子先生 明けましておめでとう御座います。 両先生とも、益々健やかなる事をお祈り致します。本年もどうぞ宜しくご指導を賜りますようお願い申し上げます。 <山口にて孫の初正月> ★新しきうからと祝う今朝の春 ★元朝の山口線の汽笛かな <山口大神宮へ> ★並び待つ列も厳かや初詣 返信する 小西 宏 2014年1月4日 22:23 デイリー句会投句 ★枯れ枝に凧垂れている日の温さ ★楠の枝ひろがる影や冬夕日 ★残り物膳にちりばめ四日かな 返信する 川名ますみ 2014年1月4日 23:00 デイリー句会投句 正月の凧三つ四つ多摩川へ 凧揚の空に続ける多摩川の空 男子四人鯛焼買って立ちどまる 返信する 川名ますみ 2014年1月4日 23:55 デイリー句会投句訂正 凧揚の空に続ける多摩川の空 →【訂正】 凧揚の空に続く多摩川の空 失礼いたしました。 返信する 古田敬二 2014年1月5日 9:55 デイリー句会投句 ブルダバに冬の燈映り旅終わる 冬の旅見知らぬ街の燈下に見て 大陸の冬の眠りの燈の上を 返信する 小口泰與 2014年1月5日 10:50 デイリー句会投句 ★夕照のひと筋道や小白鳥 ★雨上がり枯草の彩さわにして ★上州のお国訛りや空っ風 返信する 佃 康水 2014年1月5日 14:49 デイリー句会投句 ★満天の星の霜夜にジャム煮ゆる ★思い出を置いて子ら発つ四日かな ★児を交え遊び句会や初笑い 返信する 小川和子 2014年1月5日 15:06 デイリー句会投句 焚木積まれ切り口白き淑気かな 「道産子」を詠みし一句の賀状来る 古里は雪に雪積む日々らしも 返信する 桑本栄太郎 2014年1月5日 19:09 デイリー句会投句 ★参拝の杜の息吹や初松籟 ★二日はや散歩がてらの買物へ ★夫婦ともテレビゲームの三日かな 返信する 桑本栄太郎 2014年1月5日 19:28 好きな句 ★上州のお国訛りや空っ風/小口泰與 上州の三大名物は三つの「か」・・・「かかあ殿下、空っ風、雷」、そしてやはりお国訛りですね。そうだんべぇ? 返信する 桑本栄太郎 2014年1月5日 19:37 好きな句 ★思い出を置いて子ら発つ四日かな/佃 康水 お正月に来られたお孫さん達のようですね?時には喧騒とも思える賑やかさは、やはり正月ならではの非日常の光景です。四日となり、帰って行った子らを見送り、少し寂しくもある作者の心情が垣間見えて素敵です。 返信する 小口泰與 2014年1月6日 9:15 御礼 桑本栄太郎様 「空っ風」の句を好きな句にお取り上げ頂き、その上素晴らしいコメントを頂き有難う御座いました。 返信する 小口泰與 2014年1月6日 9:20 デイリー句会投句 ★山風や毛の三山の雪の文 ★夕照や赤城鍋割深雪晴 ★枯れかれて逆光とらう薄かな 返信する 桑本栄太郎 2014年1月6日 18:30 デイリー句会投句 ★青空の稜線極め寒に入る ★日脚伸ぶ仮眠のあとの窓明かり ★午年の馬日の空の青さかな 返信する 多田有花 2014年1月6日 18:47 デイリー句会投句 小寒や攻防の城跡を巡る 寒の入りはるかに望む雪の山 月曜日新春の街動きだす 返信する 佃 康水 2014年1月6日 20:17 お礼 桑本栄太郎様 「思い出を置いて子ら発つ四日かな」の句に温かいお言葉をお寄せ頂き有難うございます。娘夫婦と3人の孫を連れ帰って来ました。滞在の間騒々しい毎日でしたが帰るとなると寂しいものですね。短い期間の思い出を残してくれましたのであれこれ思い出しては心を温めています。 返信する 小西 宏 2014年1月6日 20:27 デイリー句会投句 ★空き家の庭に柚子の実アロエの花 ★青空に艶かがやける枯木立 ★北風に細く揺らめく街明かり 返信する 古田敬二 2014年1月6日 23:48 デイリー句会投句 木蓮の冬芽の向こうの空蒼し ドウダンの尖る冬芽の赤きこと 蝋梅を撮らんとすれば香の強し 返信する 小口泰與 2014年1月7日 8:29 デイリー句会投句 ★月面のような畑や霜柱 ★枯蘆や利根の支流の細りたり ★山風の吹かぬ朝や冬木の芽 返信する 迫田和代 2014年1月7日 10:15 デイリー句会投句 信之先生 正子先生 明けましておめでとう御座います。今年もご指導いただけますようお願い致します。 ★陽を浴びて枯れ木に止まる初雀 ★慌ただし年は変われど変わりなし ★何もかも新しくして新年に 返信する 河野啓一 2014年1月7日 11:27 デイリー句会投句 ★隣家の屋根真っ白に寒の入り ★寒晴れて空一面の光かな ★子に荷物送りて妻の小春かな 返信する 河野啓一 2014年1月7日 11:33 好きな句 「ドウダンの尖る冬芽の赤きこと/古田敬二」 まさにその通りの景をよく見かける昨今です。美しく逞しく春への希望を感じさせてくれますね。 返信する 多田有花 2014年1月7日 16:47 デイリー句会投句 初東風を沖は光りて迎えおり ほがらかに鳥の声聞く寒ぬくし 六甲を淡く隠して寒霞 返信する 桑本栄太郎 2014年1月7日 19:23 デイリー句会投句 ★送電線少し垂れいて山眠る ★教会へ向かう角家の青木の実 ★寒風のファイトファイトのランニング 返信する 小西 宏 2014年1月7日 21:06 好きな句 ☆初東風を沖は光りて迎えおり /多田有花☆ 東風は春の兆しとか。温かな新年の日々を迎えられたようですね。それに応えるように海は光り輝く。 返信する 小西 宏 2014年1月7日 21:09 デイリー句会投句 ★七種の歌をうたえば野の光る ★寒水に烏艶打ち羽洗う ★出初式梯子に紺の木遣り歌 返信する 小西 宏 2014年1月7日 21:14 投句訂正 一句目を訂正させてください。「る」を削除願います。 ★七種の歌をうたえば野の光 ★寒水に烏艶打ち羽洗う ★出初式梯子に紺の木遣り歌 返信する 川名ますみ 2014年1月7日 22:11 デイリー句会投句 雲厚し破魔矢を鳴らし甘味屋に 初詣済ませて甘き香の列に 鯛焼を家族そろって囓りおり 返信する 古田敬二 2014年1月7日 23:54 デイリー句会投句 鳰潜る池面の光ちりばめて 池面眩し水輪広げて鳰潜る 鳥の声一つだけして冬木立 返信する 古田敬二 2014年1月7日 23:56 お礼 「ドウダンの尖る冬芽の赤きこと/古田敬二」 返信する 古田敬二 2014年1月7日 23:57 お礼 啓一さん、 「ドウダンの尖る冬芽の赤きこと/古田敬二」 にコメントいただきありがとうございました。 あの赤さはすごいですね。 返信する 河野啓一 2014年1月8日 7:29 デイリー句会投句 ★寒中に明るき色の客人が ★子にFAXし小春日や妻笑顔 ★七草のうるわし香り粥の湯気 返信する 小口泰與 2014年1月8日 9:02 デイリー句会投句 ★夕照のひろぐや里の虎落笛 ★利根川の波のいつくし冬の月 ★一天をおし広げたる空っ風 返信する 桑本栄太郎 2014年1月8日 18:09 デイリー句会投句 ★玄関の軒端明かりや花八手 ★剪定の瘤さめざめと冬木立 ★ひつそりと裏の庭木や枇杷の花 返信する 桑本栄太郎 2014年1月8日 18:19 好きな句 ★雲厚し破魔矢を鳴らし甘味屋に/川名ますみ 初詣を済ませ、破魔矢の音を聞きながらそぞろに歩めば、身も心も明るくうきうきして来ますね!。そのような時です。周囲の雰囲気にも同調して、甘いものも食べたくなる初詣の心弾む情景が眼に浮かびます。 返信する 多田有花 2014年1月8日 18:22 デイリー句会投句 寒四郎静かな雨の続く午後 赤色灯回る後ゆく寒の雨 詰襟が傘さし帰る松の内 返信する 多田有花 2014年1月8日 18:25 お礼 小西宏さま、 「初東風を沖は光りて迎えおり」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 寒に入ってから暖かい日が続いています。 まだこれから寒波も何度か来るでしょうが、日差しが明るくなっているのを感じ、春が近づいていると思うと、楽しくなります。 返信する 多田有花 2014年1月8日 18:29 好きな句 雲厚し破魔矢を鳴らし甘味屋に/川名ますみ 「甘味屋」というのが、初詣にぴったりですね。 雲の厚さと破魔矢の音と甘味屋の味、五感全部から初詣の日の情景が浮かんできます。 返信する 佃 康水 2014年1月8日 20:18 好きな句 寒四郎静かな雨の続く午後/多田有花 寒四郎とは寒の入りから4日目を言う事を知り勉強になりました。日本語って情緒豊かでいいですね。それを一行詩に使える俳句もやっぱり魅力的です。 返信する 佃 康水 2014年1月8日 20:22 デイリー句会投句 ★蒼天へ躍り出でたる梯子乗り ★餅花や饅頭高く積み売られ ★早や七日ほっぺを染めて登校児 返信する 小西 宏 2014年1月8日 20:47 好きな句 ☆一天をおし広げたる空っ風 /小口泰與☆ 空っ風の吹く日、季節にはよく晴れ、空気が乾き、空が高く広がって見えますね。寒かったり火事に気を付けなければいけなかったりして悪いことも少なくありませんが、いい所もあるようです。 返信する 小西 宏 2014年1月8日 20:49 デイリー句会投句 ★枯れ芝の広場に朝日やわらかし ★広がって枝の欅の冬明るし ★白線を引いて駆けっこ北風に 返信する 古田敬二 2014年1月8日 22:12 デイリー句会投句 冬耕の鍬先きらり光らせて 夕べ早し畑に独り抜く大根 庭師去り庭に広がる冬陽かな 返信する 小口泰與 2014年1月9日 8:47 御礼 小西宏様 「空っ風」の句を好きな句にお取り上げ頂き、その上、素晴らしいコメントを頂戴し誠に有難う御座います。 返信する 小口泰與 2014年1月9日 8:50 デイリー句会投句 ★目薬をさす暇なきくしゃみかな ★夕づきていとど厳しき空っ風 ★利根川に岩岩いわの寒さかな 返信する 祝恵子 2014年1月9日 9:21 デイリー句会投句 ★この寒さ乗り切れ花苗カンパニュラ ★早梅のいま咲きそうな膨らみに ★立つ者も座する者いて居間二日 返信する 桑本栄太郎 2014年1月9日 18:04 デイリー句会投句 ★つがいづつ啄ばみ翔ちぬ寒雀 ★干しものの影ひるがえり虎落笛 ★立ち呑みの浪速の春の宵戎 返信する 桑本栄太郎 2014年1月9日 18:18 デイリー句会訂正投句 ※先ほどの投句を下記のように訂正致します ★つがいづつ啄ばみ翔ちぬ寒雀 ★干しものの影ひるがえる虎落笛 ★立ち呑みの浪速の春や宵戎 返信する 多田有花 2014年1月9日 19:35 デイリー句会投句 頂へ北より時雨の雲迫る 花の色おのおの透かし梅冬芽 たっぷりとレモン果汁へ寒の水 返信する 多田有花 2014年1月9日 19:39 お礼 佃 康水さま、 「寒四郎静かな雨の続く午後」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 なぜ寒四郎というのか、不思議ですね。 「寒九」というのもありますが、語源をきいてみたいものです。 返信する 多田有花 2014年1月9日 19:43 好きな句 ★蒼天へ躍り出でたる梯子乗り/佃 康水 出初式でしょうか。 今もこういうことが行われるのですね。 青空に向って立てられた梯子の上で披露される妙技、その勢いのさまが伝わってきます。 返信する 佃 康水 2014年1月9日 20:45 お礼 多田有花 様 「蒼天へ躍り出でたる梯子乗り」をお選び頂き嬉しいお言葉を有難うございます。広島市の出初式です。毎年梯子乗りの他色んなバージョンが有り人出も多いです。法被を着た若者が青竹の梯子を駆け上りきびきびとした技は見事です。 返信する 小西 宏 2014年1月9日 20:59 好きな句 ☆花の色おのおの透かし梅冬芽 / 多田有花☆ 梅は寒い中に、すでに濃い紅や澄んだ白色をその芽に孕み、透かし見せてくれています。探梅の楽しみは、そんなところにもありますね。 返信する 小西 宏 2014年1月9日 21:02 デイリー句会投句 ★冬梅の門にバス降り幼稚園 ★雨降れば狭庭に宿る枇杷の花 ★葉を伸ばす大根細きプランター 返信する 古田敬二 2014年1月9日 22:30 デイリー句会投句 枇杷の花雨滴こぼして引き寄せる 枇杷の花卓に飾れば故郷遠し 音たてて落ち葉の道を大股に 返信する 小口泰與 2014年1月10日 8:54 デイリー句会投句 ★いろいろの石のあらわに冬の利根 ★いや白き浅間の肌や冬の梅 ★いぶかしき造形美なす氷かな 返信する 多田有花 2014年1月10日 17:54 デイリー句会投句 強霜のなか登校の児童たち 地は冷えて空は明るし日脚伸ぶ 手を伸ばせば届きそうなる凍雲よ 返信する 多田有花 2014年1月10日 17:57 お礼 小西宏さま、 「花の色おのおの透かし梅冬芽」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 一月も半ばとなれば、梅がそろそろ気になり始めます。 花の芽は丸さを増し、紅梅、白梅、それぞれの色をにじませています。 開花が楽しみです。 返信する 桑本栄太郎 2014年1月10日 17:59 デイリー句会投句 ★青空の十日戎の浪速かな ★十日戎浪速の春の五十払い(ごとばらい) ★宝恵籠(ほいかご)や南地芸妓の笑みの紅 返信する 桑本栄太郎 2014年1月10日 18:11 好きな句 ★強霜のなか登校の児童たち/多田有花 急激な寒波到来です。今朝もしばれるような寒さの中、児童たちが三々五々五集まり、元気に集団登校してゆく姿を見かけました。何と言っても、若さとは素晴らしいですね!!。 返信する 佃 康水 2014年1月10日 21:11 デイリー句会投句 ★寒潮を噴きて渡船の向き変える ★寒潮を湛え鎮まる朱の鳥居 ★軒に吊る歯朶や乾びて丸まれり 返信する 小西 宏 2014年1月10日 21:40 好きな句 ☆寒潮を噴きて渡船の向き変える /佃 康水☆ 流れ厳しい寒中の潮に向き合い、力強く操舵する渡船の姿が鮮やかです。「寒潮を噴きて」の激しさに圧倒されます。 返信する 小西 宏 2014年1月10日 21:42 デイリー句会投句 ★北風に笹鳴りやまず山の澄む ★水仙の人過ぐ道に向ける白 ★凍て雲の千切れ吹き上げ茜色 返信する 古田敬二 2014年1月10日 23:37 デイリー句会投句 冬木立に優しく寄れば小鳥寄る 朝の陽に木立の影とわが影と 朝の陽に枯れ木の巣箱赤々と 返信する 古田敬二 2014年1月10日 23:39 デイリー句会投句―訂正 1句目を訂正します。お手数かけます。 冬木立に優しく寄れば小鳥来る 朝の陽に木立の影とわが影と 朝の陽に枯れ木の巣箱赤々と 返信する 佃 康水 2014年1月11日 19:30 お礼 小西 広様 「寒潮を噴きて渡船の向き変える」 の句へ素敵なお言葉を賜り大変嬉しく読ませて頂きました。有難うございます。宮島への渡船なのですが2社のフェリーが交互に出ています。何時も乗る船ではない方へ乗り最後尾の海を見ていると今までと違う程強い勢いで潮を噴きながら大きな弧を描いて向きを変えた事に吃驚しました。時雨空、雪の空でしたから海は灰色がかった潮が真っ白になり驚きました。 返信する
コメント
デイリー句会投句
★元旦や風なき里の明け鴉
★あけぼのの雲なき浅間御慶かな
★歯ブラシの癖も無かりし初明かり
高橋信之先生、正子先生
明けましてお目出度う御座います。今年もよろしくご指導の程お願い申し上げます。
デイリー句会投句
霧氷林縫って列車の疾走す
霜の坂ドボルザークに会いに行く
たくましきドボルザーク像霜かぶる
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
デイリー句会投句
高橋信之先生、高橋正子先生
明けましておめでとうございます。
いつも熱心にご指導くださり、たいへん感謝いたしております。益々の健康とご活躍をお祈りいたしております。
★新しき箸もて家族お元日
★∞プラス一なる去年今年
★陽の中に新芽小さき松飾
デイリー句会投句
高橋信之先生、高橋正子先生
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
★もっそりと寝ぼけ眼の初笑
★獅子舞に頭を向けて走り寄る
★無造作に積まれて籠の冬りんご
デイリー句会投句
★二日はや雪の赤城の明け鴉
★大らかな雪の浅間の二日かな
★寒鯉や道も途絶えし分教場
デイリー句会投句
海よりの長き石段初詣
初凪の海辺の道を歩きけり
注連見上げ唐琴通りをそぞろゆく
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
投句
★大空は曇れど今は二日の朝
★初売りの列まっすぐに朝日差す
★正月の食卓みかんは二つ盛り
デイリー句会投句
★三日はや朝の散歩の一時間
★三日はや箸置きふたつ夕餉かな
★白昼や東にあらわ冬の月
投句
二日はや御下がりの餅切り分ける
鏡餅切る包丁の大きかり
三日目の朝日射しこむ厨窓
デイリー句会投句
病牀に掌ほどの松飾る
あの頃と変わらぬ住所賀状書く
お元日寝衣寝具をまっさらに
あけましておめでとうございます。
皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
デイリー句会投句
よく晴れし二日の山を歩き初め
古戦場跡にたたずみ三日の陽
暖かき晴れ賜りぬ三が日
デイリー句会投句
★煌々と明るく三日の繁華街
★曾祖母が手渡す年玉両の手で
★初売りの服早速に着て出かけ
デイリー句会投句
★鎖場も顕なりけり冬妙義
★冬花火湖より生まれ湖へ散る
★空風や荒き口調の国訛
デイリー句会投句
尖塔のライトアップに雪斜め
旅終わる夜のプラハは雪もよい
旅終わる朝冷えプラハの石畳
デイリー句会投句
晴れやかな景色が揃う初暦
三が日過ぎ寒風の戻り来る
本陣跡キツネに出会う四日かな
デイリー句会投句
高橋信之先生、正子先生
明けましておめでとう御座います。
両先生とも、益々健やかなる事をお祈り致します。本年もどうぞ宜しくご指導を賜りますようお願い申し上げます。
<山口にて孫の初正月>
★新しきうからと祝う今朝の春
★元朝の山口線の汽笛かな
<山口大神宮へ>
★並び待つ列も厳かや初詣
デイリー句会投句
★枯れ枝に凧垂れている日の温さ
★楠の枝ひろがる影や冬夕日
★残り物膳にちりばめ四日かな
デイリー句会投句
正月の凧三つ四つ多摩川へ
凧揚の空に続ける多摩川の空
男子四人鯛焼買って立ちどまる
デイリー句会投句訂正
凧揚の空に続ける多摩川の空
→【訂正】
凧揚の空に続く多摩川の空
失礼いたしました。
デイリー句会投句
ブルダバに冬の燈映り旅終わる
冬の旅見知らぬ街の燈下に見て
大陸の冬の眠りの燈の上を
デイリー句会投句
★夕照のひと筋道や小白鳥
★雨上がり枯草の彩さわにして
★上州のお国訛りや空っ風
デイリー句会投句
★満天の星の霜夜にジャム煮ゆる
★思い出を置いて子ら発つ四日かな
★児を交え遊び句会や初笑い
デイリー句会投句
焚木積まれ切り口白き淑気かな
「道産子」を詠みし一句の賀状来る
古里は雪に雪積む日々らしも
デイリー句会投句
★参拝の杜の息吹や初松籟
★二日はや散歩がてらの買物へ
★夫婦ともテレビゲームの三日かな
好きな句
★上州のお国訛りや空っ風/小口泰與
上州の三大名物は三つの「か」・・・「かかあ殿下、空っ風、雷」、そしてやはりお国訛りですね。そうだんべぇ?
好きな句
★思い出を置いて子ら発つ四日かな/佃 康水
お正月に来られたお孫さん達のようですね?時には喧騒とも思える賑やかさは、やはり正月ならではの非日常の光景です。四日となり、帰って行った子らを見送り、少し寂しくもある作者の心情が垣間見えて素敵です。
御礼
桑本栄太郎様
「空っ風」の句を好きな句にお取り上げ頂き、その上素晴らしいコメントを頂き有難う御座いました。
デイリー句会投句
★山風や毛の三山の雪の文
★夕照や赤城鍋割深雪晴
★枯れかれて逆光とらう薄かな
デイリー句会投句
★青空の稜線極め寒に入る
★日脚伸ぶ仮眠のあとの窓明かり
★午年の馬日の空の青さかな
デイリー句会投句
小寒や攻防の城跡を巡る
寒の入りはるかに望む雪の山
月曜日新春の街動きだす
お礼
桑本栄太郎様
「思い出を置いて子ら発つ四日かな」の句に温かいお言葉をお寄せ頂き有難うございます。娘夫婦と3人の孫を連れ帰って来ました。滞在の間騒々しい毎日でしたが帰るとなると寂しいものですね。短い期間の思い出を残してくれましたのであれこれ思い出しては心を温めています。
デイリー句会投句
★空き家の庭に柚子の実アロエの花
★青空に艶かがやける枯木立
★北風に細く揺らめく街明かり
デイリー句会投句
木蓮の冬芽の向こうの空蒼し
ドウダンの尖る冬芽の赤きこと
蝋梅を撮らんとすれば香の強し
デイリー句会投句
★月面のような畑や霜柱
★枯蘆や利根の支流の細りたり
★山風の吹かぬ朝や冬木の芽
デイリー句会投句
信之先生
正子先生
明けましておめでとう御座います。今年もご指導いただけますようお願い致します。
★陽を浴びて枯れ木に止まる初雀
★慌ただし年は変われど変わりなし
★何もかも新しくして新年に
デイリー句会投句
★隣家の屋根真っ白に寒の入り
★寒晴れて空一面の光かな
★子に荷物送りて妻の小春かな
好きな句
「ドウダンの尖る冬芽の赤きこと/古田敬二」
まさにその通りの景をよく見かける昨今です。美しく逞しく春への希望を感じさせてくれますね。
デイリー句会投句
初東風を沖は光りて迎えおり
ほがらかに鳥の声聞く寒ぬくし
六甲を淡く隠して寒霞
デイリー句会投句
★送電線少し垂れいて山眠る
★教会へ向かう角家の青木の実
★寒風のファイトファイトのランニング
好きな句
☆初東風を沖は光りて迎えおり /多田有花☆
東風は春の兆しとか。温かな新年の日々を迎えられたようですね。それに応えるように海は光り輝く。
デイリー句会投句
★七種の歌をうたえば野の光る
★寒水に烏艶打ち羽洗う
★出初式梯子に紺の木遣り歌
投句訂正
一句目を訂正させてください。「る」を削除願います。
★七種の歌をうたえば野の光
★寒水に烏艶打ち羽洗う
★出初式梯子に紺の木遣り歌
デイリー句会投句
雲厚し破魔矢を鳴らし甘味屋に
初詣済ませて甘き香の列に
鯛焼を家族そろって囓りおり
デイリー句会投句
鳰潜る池面の光ちりばめて
池面眩し水輪広げて鳰潜る
鳥の声一つだけして冬木立
お礼
「ドウダンの尖る冬芽の赤きこと/古田敬二」
お礼
啓一さん、
「ドウダンの尖る冬芽の赤きこと/古田敬二」
にコメントいただきありがとうございました。
あの赤さはすごいですね。
デイリー句会投句
★寒中に明るき色の客人が
★子にFAXし小春日や妻笑顔
★七草のうるわし香り粥の湯気
デイリー句会投句
★夕照のひろぐや里の虎落笛
★利根川の波のいつくし冬の月
★一天をおし広げたる空っ風
デイリー句会投句
★玄関の軒端明かりや花八手
★剪定の瘤さめざめと冬木立
★ひつそりと裏の庭木や枇杷の花
好きな句
★雲厚し破魔矢を鳴らし甘味屋に/川名ますみ
初詣を済ませ、破魔矢の音を聞きながらそぞろに歩めば、身も心も明るくうきうきして来ますね!。そのような時です。周囲の雰囲気にも同調して、甘いものも食べたくなる初詣の心弾む情景が眼に浮かびます。
デイリー句会投句
寒四郎静かな雨の続く午後
赤色灯回る後ゆく寒の雨
詰襟が傘さし帰る松の内
お礼
小西宏さま、
「初東風を沖は光りて迎えおり」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
寒に入ってから暖かい日が続いています。
まだこれから寒波も何度か来るでしょうが、日差しが明るくなっているのを感じ、春が近づいていると思うと、楽しくなります。
好きな句
雲厚し破魔矢を鳴らし甘味屋に/川名ますみ
「甘味屋」というのが、初詣にぴったりですね。
雲の厚さと破魔矢の音と甘味屋の味、五感全部から初詣の日の情景が浮かんできます。
好きな句
寒四郎静かな雨の続く午後/多田有花
寒四郎とは寒の入りから4日目を言う事を知り勉強になりました。日本語って情緒豊かでいいですね。それを一行詩に使える俳句もやっぱり魅力的です。
デイリー句会投句
★蒼天へ躍り出でたる梯子乗り
★餅花や饅頭高く積み売られ
★早や七日ほっぺを染めて登校児
好きな句
☆一天をおし広げたる空っ風 /小口泰與☆
空っ風の吹く日、季節にはよく晴れ、空気が乾き、空が高く広がって見えますね。寒かったり火事に気を付けなければいけなかったりして悪いことも少なくありませんが、いい所もあるようです。
デイリー句会投句
★枯れ芝の広場に朝日やわらかし
★広がって枝の欅の冬明るし
★白線を引いて駆けっこ北風に
デイリー句会投句
冬耕の鍬先きらり光らせて
夕べ早し畑に独り抜く大根
庭師去り庭に広がる冬陽かな
御礼
小西宏様
「空っ風」の句を好きな句にお取り上げ頂き、その上、素晴らしいコメントを頂戴し誠に有難う御座います。
デイリー句会投句
★目薬をさす暇なきくしゃみかな
★夕づきていとど厳しき空っ風
★利根川に岩岩いわの寒さかな
デイリー句会投句
★この寒さ乗り切れ花苗カンパニュラ
★早梅のいま咲きそうな膨らみに
★立つ者も座する者いて居間二日
デイリー句会投句
★つがいづつ啄ばみ翔ちぬ寒雀
★干しものの影ひるがえり虎落笛
★立ち呑みの浪速の春の宵戎
デイリー句会訂正投句
※先ほどの投句を下記のように訂正致します
★つがいづつ啄ばみ翔ちぬ寒雀
★干しものの影ひるがえる虎落笛
★立ち呑みの浪速の春や宵戎
デイリー句会投句
頂へ北より時雨の雲迫る
花の色おのおの透かし梅冬芽
たっぷりとレモン果汁へ寒の水
お礼
佃 康水さま、
「寒四郎静かな雨の続く午後」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
なぜ寒四郎というのか、不思議ですね。
「寒九」というのもありますが、語源をきいてみたいものです。
好きな句
★蒼天へ躍り出でたる梯子乗り/佃 康水
出初式でしょうか。
今もこういうことが行われるのですね。
青空に向って立てられた梯子の上で披露される妙技、その勢いのさまが伝わってきます。
お礼
多田有花 様
「蒼天へ躍り出でたる梯子乗り」をお選び頂き嬉しいお言葉を有難うございます。広島市の出初式です。毎年梯子乗りの他色んなバージョンが有り人出も多いです。法被を着た若者が青竹の梯子を駆け上りきびきびとした技は見事です。
好きな句
☆花の色おのおの透かし梅冬芽 / 多田有花☆
梅は寒い中に、すでに濃い紅や澄んだ白色をその芽に孕み、透かし見せてくれています。探梅の楽しみは、そんなところにもありますね。
デイリー句会投句
★冬梅の門にバス降り幼稚園
★雨降れば狭庭に宿る枇杷の花
★葉を伸ばす大根細きプランター
デイリー句会投句
枇杷の花雨滴こぼして引き寄せる
枇杷の花卓に飾れば故郷遠し
音たてて落ち葉の道を大股に
デイリー句会投句
★いろいろの石のあらわに冬の利根
★いや白き浅間の肌や冬の梅
★いぶかしき造形美なす氷かな
デイリー句会投句
強霜のなか登校の児童たち
地は冷えて空は明るし日脚伸ぶ
手を伸ばせば届きそうなる凍雲よ
お礼
小西宏さま、
「花の色おのおの透かし梅冬芽」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
一月も半ばとなれば、梅がそろそろ気になり始めます。
花の芽は丸さを増し、紅梅、白梅、それぞれの色をにじませています。
開花が楽しみです。
デイリー句会投句
★青空の十日戎の浪速かな
★十日戎浪速の春の五十払い(ごとばらい)
★宝恵籠(ほいかご)や南地芸妓の笑みの紅
好きな句
★強霜のなか登校の児童たち/多田有花
急激な寒波到来です。今朝もしばれるような寒さの中、児童たちが三々五々五集まり、元気に集団登校してゆく姿を見かけました。何と言っても、若さとは素晴らしいですね!!。
デイリー句会投句
★寒潮を噴きて渡船の向き変える
★寒潮を湛え鎮まる朱の鳥居
★軒に吊る歯朶や乾びて丸まれり
好きな句
☆寒潮を噴きて渡船の向き変える /佃 康水☆
流れ厳しい寒中の潮に向き合い、力強く操舵する渡船の姿が鮮やかです。「寒潮を噴きて」の激しさに圧倒されます。
デイリー句会投句
★北風に笹鳴りやまず山の澄む
★水仙の人過ぐ道に向ける白
★凍て雲の千切れ吹き上げ茜色
デイリー句会投句
冬木立に優しく寄れば小鳥寄る
朝の陽に木立の影とわが影と
朝の陽に枯れ木の巣箱赤々と
デイリー句会投句―訂正
1句目を訂正します。お手数かけます。
冬木立に優しく寄れば小鳥来る
朝の陽に木立の影とわが影と
朝の陽に枯れ木の巣箱赤々と
お礼
小西 広様
「寒潮を噴きて渡船の向き変える」 の句へ素敵なお言葉を賜り大変嬉しく読ませて頂きました。有難うございます。宮島への渡船なのですが2社のフェリーが交互に出ています。何時も乗る船ではない方へ乗り最後尾の海を見ていると今までと違う程強い勢いで潮を噴きながら大きな弧を描いて向きを変えた事に吃驚しました。時雨空、雪の空でしたから海は灰色がかった潮が真っ白になり驚きました。