※当季雑詠3句(秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。
※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。
◆俳句日記/高橋正子◆は、下記のアドレスです。
http://blog.goo.ne.jp/kakan02
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コメント
テスト
テスト
デイリー句会投句
★噴煙の果たてや蕎麦の花盛
★瓢箪や鍋割山に雲一朶
★一球を泣くや子規忌の草野球
デイリー句会投句
秋日和城址の濠の葦の風
秋空を独り占めして少女の像
昨日より紅く黄色く照り紅葉
デイリー句会投句
★桔梗のごと端然と生きたくて
★萩の寺風あわあわと人の群れ
★広々と刈田も空も明るかり
好きな句
☆秋日和城址の濠の葦の風 /内山富佐子☆
明るい秋の陽を受けて聳える城垣、濠にはゆったりと風を受けて揺れる葦の緑。爽やかで落ち着きのある郷土の風景です。
デイリー句会投句
★葉は緑初穂黄金に田を満たす
★筋雲に淡き空あり秋彼岸
★秋澄みて赤々と実のハナミズキ
デイリー句会投句
<秋の鳥取帰省>
★秋高のふるさと訛りや道の駅
★コスモスの風の伯耆の遺跡かな
★秋潮のはるか遠くに隠岐の島
デイリー句会投句
★遠山の端へ日照雨や濃竜胆
★白壁へ飛び交う影や稻雀
★つんつんと背丈違えて曼珠沙華
お礼
小西宏様
秋日和城址の濠の葦の風 を好きな句にお選びくださり有難うございます。
昨日は特に良い日和で、いつも散歩する城址の濠の葦がさわさわと心地よい音を奏で、幸せな気持ちになりました。
デイリー句会投句
葛の蔓空(くう)を掴んで揺れにけり
日の影に蕊で飾りて曼珠沙華
教室の窓より聞ゆ秋の歌
デイリー句会投句
霊苑に車の列や秋彼岸
秋蝉の声の途絶えし森となる
秋祭りの幟を立てし男たち
デイリー句会投句
★ひな壇の畦の棚田や彼岸花
★秋澄みて隠岐の島影見えにけり
★まほろばの丘の遺跡や秋高し
デイリー句会投句
獺祭忌人の縁など思いけり
遠き地の娘を思う秋高し
彼岸花工場の脇に朱を添えし
好きな句
☆秋蝉の声の途絶えし森となる /多田有花☆
今年はいつもより秋の深まるのが早いようですね。「森となる」に、秋蝉の声のないことにふと気付いた寂しさを感じます。
デイリー句会投句
★落木に突き出る茸山の道
★秋蝶の翅紛れたる地の木の葉
★樫の木に日の残りいて虫の声
デイリー句会投句
カーラジオ古き映画を秋晴に
秋の窓呟くようなトロンボーン
父のブランデーグラスに桔梗一輪
デイリー句会投句
★曼珠沙華忽と跳ねたる沼の鯉
★威銃牛舎の牛のひとところ
★稲雀塊り飛びて影の濃
デイリー句会投句
さらさらと鞘に音鳴り種を採る
種を採る鞘からさらさら音させて
種を採るさらさら実りの音させて
デイリー句会投句
<秋の鳥取へ帰省>
★ふるさとの野山色づく秋の声
★潮の香や吾がふるさとの秋の空
★山陰線駅のホームの真葛原
デイリー句会投句
<千里万博記念公園>
★笛太鼓響くや広き森の辺に
★秋の森ミュージアムには特別展
★夕風に楽を奏でるキリギリス
好きな句
★潮の香や吾がふるさとの秋の空/桑本栄太郎
うらやましいですね。澄んだ海辺と青い空と。「吾がふるさとの秋の空]の措辞が素晴らしい情緒を醸し出していると思いました。
「
好きな句
★父のブランデーグラスに桔梗一輪/川名ますみ
ブランデーは食後のゆったり寛ぐ時に嗜まれる事が多く、掌にゆったり添うように大き目で丸みがある。お父上愛用のブランデーグラスに桔梗を一輪活ければ、懐かしいお父上が優しく語りかけられているかのようである。平易なようでありながら、句の出だしの「父の~」に、作者の想いは深い。
好きな句
☆潮の香や吾がふるさとの秋の空 /桑本栄太郎☆
故郷に帰り懐かしく思い出すことは幾つもあることでしょう。その一つに特有の香りがあり、それが故郷の風景と一つになって想いを深くします。
デイリー句会投句
★秋彼岸石屋忙しき駐車場
★秋分の芝生に開く握り飯
★森中に空の開けて曼珠沙華
デイリー句会投句
★唐黍や夕映えの雲浅間山(あさま)へと
★椋鳥や水族館の群鰯
★コスモスやげに晴れわたる湖の空
デイリー句会投句
秋の暮ふいに飛び立つ番の鴨
紅葉の順番決める日の恵み
ごんぎつねの隠れているか曼珠沙華
デイリー句会投句
秋分の空の青さを見上げおり
屋根瓦の清掃をする秋日和
新しき掃除機届く秋彼岸
デイリー句会投句
★知らぬ間に綾加えきて並木道
★木漏れ日の嬉しき朝や秋の空
★秋深く南紀の湯の香懐かしむ
御礼
河野啓一様、小西 宏様
「潮の香や吾がふるさとの秋の空」の句をお選び頂き
それぞれの方に素晴らしいコメントを頂戴しまして大変
有難うございます。秋の今頃の時季に帰省する事は
本当に久しぶりでした。真っ青な秋の空、はるか遠く
沖合まで見渡せる日本海、黄金色の稲穂と彼岸花
それに何にましても、海が近い実家からは微かに潮の
香りがして来ました。これがふるさとの匂いなのだと
実感しました。
デイリー句会投句
<秋の鳥取帰省>
★農小屋の傾ぐ辺りに野菊かな
★一群れの集い拡がる稲雀
★畦に沿い哀しき色や曼珠沙華
好きな句
★ごんぎつねの隠れているか曼珠沙華/内山富佐子
葉がまったく無く、茎の天辺に紅の花が群生している
曼珠沙華の光景は非現実的な景色でもあります。
自分の悪戯を反省し、親孝行な兵十に詫びる民話の
ごん狐がひそんでいるかもしれないと想うその心情に
惹かれます。
好きな句
☆ごんぎつねの隠れているか曼珠沙華 /内山富佐子☆
「ごん狐」は人間と狐との和解の、美しくも悲しい物語のようでした。その「ごんぎつね」を「曼珠沙華」の花の下に見つけてくださった。心の世界を静かに見つめる広やかさを感じ、深い安らぎを与えていただきました。
デイリー句会投句
★萩月の風に流れる黒揚羽
★草の実や狗と我との絆あり
★松虫の高鳴る茂み小雨降る
デイリー句会投句
説法の庫裡まで届く秋彼岸
すすき切る鋏の音や朝の土手
玄関に居間に風立つすすき活け
お礼
桑本栄太郎様、小西宏様
ごんぎつねの句に深い共感をお寄せくださって本当に嬉しかったです。
新美南吉のごんぎつねはとても好きな作品で、特に兵十のおっかあの葬列をいちめんに咲く曼珠沙華に隠れて見送る場面は澄み渡った秋空に響く鐘の音とともに鮮烈に心に刻まれる場面です。
一面の曼珠沙華を見ているうちにごんぎつねの姿を思い出しました
デイリー句会投句
★初紅葉到来物に声はずみ
★塊りて落下はげしき稲雀
★あけぼのの稲の弾むや雀どち
デイリー句会投句
秋の薔薇軒に昇らせ古き家
食べおさめとなりそうな梨を頬張りぬ
山際を次々離れ秋の雲
好きな句
★玄関に居間に風立つすすき活け/黒谷光子
ああ、まことにそうだなあ、と思いました。
すすきを活ける生活、いいですね。
デイリー句会投句
<秋の鳥取へ帰省>
★ハイウェイのはるか眼下に稲田かな
★水平線の群青色や秋の海
★名水の天の真名井や秋の空
好きな句
★玄関に居間に風立つすすき活け/黒谷光子
すすきの穂が美しくなり初めました。野原より少し手折り
採って玄関に活ければ、すっかり秋の爽やかな風が吹き
清々しくなります。
デイリー句会投句
★野分去りスカイブルーの朝が来る
★コスモスの切り絵を貼れる白い壁
★正確な生物時計よ曼珠沙華
デイリー句会投句
★桂高く葉色変えつつ秋にあり
★まだ青き芝に黄葉(もみじ)の重ね置く
★静か夜の草むら深き虫の声
デイリー句会投句
★初紅葉魚眼レンズの塵を掃く
★山菜の天ぷら食ぶや虫の声
★月白や埴の壷置く食卓に
デイリー句会投句
城立つや澄みたる沖を背景に
驚きはひとかたまりの曼珠沙華
階段をとんとん降りる爽やかに
好きな句
★月白や埴の壷置く食卓に/小口泰與
おだやかないい生活を思いました。
デイリー句会投句
<秋の鳥取へ帰省>
★海岸に沿いてプロペラ秋の風
★ふるさとへ戻り林の鵙高音
★くつきりと大山の嶺秋の晴れ
好きな句
☆驚きはひとかたまりの曼珠沙華 /多田有花☆
曼珠沙華って変な形の花です。名前も難しくて不思議です。その不思議がかたまって咲くのですね。秋の不思議です。驚きが素敵です。
デイリー句会投句
★朝の陽に虫の音のあり切通
★黄葉して少し寂しき桜森
★テムジンの孫(そん)また来たる秋相撲
好きな句
★テムジンの孫(そん)また来たる秋相撲/小西 宏
逸ノ城はまさに平成の蒙古再襲来の感じですね!!
彼自身が自分の強さに気付いていないような取り口には、驚くより呆れてしまうほどです。テムジンの孫(そん)
とは、当意即妙の措辞ですね!!
馬乳をいつも10リットル以上飲んでいたとのエピソード
は本当でしょうか?
デイリー句会投句
★突然に燃えあがるように曼殊沙華
★忘れることも供養かと秋彼岸ろ
★晴れあがる青い空と紫苑と色二つ
御礼
多田有花様
「月白」の句を好きな句にお取り上げいただき、素晴らしいコメントをいただき有難う御座いました。
デイリー句会投句
★豆菓子をかりっと噛むや秋高し
★おしろいや五目並べの手の止まり
★稲雀二三羽もれて立ちにけり
訂正
信之先生
正子先生
申し訳御座いませんが、第二句目の秋彼岸 の後に変な印がついてますが、秋彼岸で終りです。ぞのとうりにお願い致します。
デイリー句会投句
<鳥取から高速バスで京都へ>
★のけぞつて秋空眺む高速バス
★エンジンの音に秋思の家路かな
★ふるさとを秋の入り日に託しけり
デイリー句会投句
走り過ぐ車窓へ金木犀の香り
抱かれいてあくびする子や秋の昼
描き終えたれば窓辺に虫の声
デイリー句会投句
こぼれ萩能楽堂へ急ぐ道
欄干に佇ち川岸の薄もみじ
竜胆の供花新しく辻地蔵
デイリー句会投句
★秋高しいざ斑鳩へ出かけなむ
★柿の実の日ごと太りて色づきて
★秋の雲ひと刷きしたし画布の上
デイリー句会投句
★初紅葉信州味噌のとどきけり
★暮れ方の利根の白波冷まじき
★遠山へ雲湧きたつや曼珠沙華
お礼
桑本栄太郎さま
「テムジンの孫(そん)また来たる秋相撲」へのお言葉、たいへん嬉しく頂戴いたしました。
大相撲は長らくモンゴル力士たちの天下が続いていますが、またしても逸材現るとの印象です。しかも、初の遊牧民出身とか。強さと体に似合わず、笑顔が愛らしい。
デイリー句会投句
★晴れ上がる天に色濃く金木犀
★手描きされもへじ顔なり案山子翁
★医科大を囲むポプラやうす黄葉
好きな句
★秋の雲ひと刷きしたし画布の上/河野啓一
ここ数日の秋晴れの空は真っ青な中に、刷毛雲が良く
出ています。
澄み切った空気の心地良い秋空の光景は、誰でも
絵心が動き、芸術家にしてしまいますね!!。
爽やかな秋晴れに心弾む心情が想われ、素敵です。
好きな句
☆秋高しいざ斑鳩へ出かけなむ /河野啓一☆
斑鳩は雲雀のころに歩いたことがあるのですが、秋もまた美しいのでしょうね。「柿くへば」への憧れも爽やかに伝わります。
デイリー句会投句
★秋日和テープを胸に駆け抜ける
★晴れ空に囲を輝かせ秋の蜘
★遠峰の影の黒さや秋高し
デイリー句会投句
★静寂の夜明けの街は秋の朝
★秋の朝雀の鳴き声だけ響く
★秋風の吹き抜ける朝週初め
デイリー句会投句
★秋蝶の忽と乱舞や人は黙
★秋蝶へ花の蜜をやはなむけに
★小鳥来る船橋の梨届きけり
お礼と鑑賞
桑本栄太郎さま
「秋の雲」に素晴らしい共感のコメントをお寄せ下さり、厚く御礼申し上げます。青空と耀く白い雲、ほんとに良い季節がやってまいりました。
お礼
小西宏さま
「秋高しいざ斑鳩へ出かけなむ」に愉快なコメントを頂戴し厚く御礼申し上げます。柿が熟してくる頃になるといつも斑鳩の里を思います。勝手親友の家があり、今は倅の家からさほど遠くない、同じ生駒郡です。
デイリー句会投句
★天高し高速道を一直線
★生駒山トンネル抜けて古都の秋
★奈良町を過ぎてそこには萩の寺
デイリー句会投句
★晴れ上がる天に一面金木犀
★うつり香もつれて家路や金木犀
★日を透かしうぶ毛きらめく猫じやらし
好きな句
☆晴れ上がる天に一面金木犀/桑本栄太郎
今,まさに金木犀の最盛期ですね。「天に一面」の措辞にそのお気持ちが伝わって参ります。近所に大きな金木犀が有って御句の通りの情景がすっと見えて参りました。
デイリー句会投句
★母屋へと重たく寄せる稲穂波
★埋め立ての決まり最後の稲を刈る
★普請寺雲竜松の色変えず
好きな句
☆母屋へと重たく寄せる稲穂波 /佃 康水☆
母屋のすぐ脇まで田が続き、今は黄金の稲穂が揺れ届いている。「重たく」の措辞がここでは大地の豊かさをどっしりと捉え、伝えてくれています。
デイリー句会投句
★天空より翳おりてきて秋の蝶
★台風を撥ね除け青き高気圧
★犬引けば日ごとに秋の長き影
お礼
栄太郎さま、「父のブランデーグラス」の句に、あたたかいコメントを頂戴しまして、ありがとうございます。
花籠の内、一輪、残ってくれた桔梗を、父が愛用したブランデーグラスに活けました。夜はいつも、このグラスを片手に、居間でくつろいでおりました。そんな姿をお汲みとり下さって、幸せに存じます。
デイリー句会投句
箱いっぱいの野菜の上に栗二つ
到来の林檎も栗も家族分
曼珠沙華遺しお壕の草苅らる
デイリー句会投句
留守うちに届く茗荷の香り立つ
香りくる垣根も庭も金木犀
零さじと挿す一枝の実紫
デイリー句会投句
★夕映えの雲華やぐや酔芙蓉
★芋の葉に日の一閃や風の中
★バンカーへ球飛び込むやいぼむしり
デイリー句会投句
★稲穂波かき分け揺れる案山子かな
★九月尽余念なき音植木職
★九月尽御山御嶽さんの怒りかな
デイリー句会投句
天高しホルンを鳴らす人もいて
秋風が森鳴らす音聞き歩く
真っ黒な小さき秋の蛇と会う
御礼
小西 宏様
「母屋へと重たく寄せる稲穂波」の句をお選び頂き大変嬉しいお言葉を賜り感謝申し上げます。今年は長雨で農家の方々ほその出来を心配して居られましたが、何とか大きな心配は無かった様です。稲穂がすっかり稔り葉先はきらきらと揺れていましたが稲穂は何となく重そうで、私まで嬉しくなりました。
お礼
小西宏さま、
「驚きはひとかたまりの曼珠沙華」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
夜間、ヘッドライトに浮かび上がる曼珠沙華。
妖艶というか、何か怪しい雰囲気を感じてはっとしました。
御礼
佃 康水様
「晴れ上がる天に一面金木犀」の句をお選び頂き、嬉しい
素敵なコメントも頂戴しまして大変有難うございます。
ここ数日秋晴れの好天気が続き、金木犀が一斉に咲き
ふくよかな香りをふんぷんと匂わせています。近在に
植樹された金木犀の大木があり青空に金色の花をほこり
香りをまき散らしております。
デイリー句会投句
★彼岸花畦に色褪せ日の闌ける
★芋の葉の白く巻き居る日暮れかな
★新月の嶺の茜や秋の宵
デイリー句会投句
★蟋蟀の声もまばらに夜の駅
★コスモスの揺れは大きく朝の風
★コスモスや朝日に光る淡き色