●デイリー句会投句箱/9月1日~10日● 2014年9月11日 05:54 | Weblog ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 ※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。 ◆俳句日記/高橋正子◆は、下記のアドレスです。 http://blog.goo.ne.jp/kakan02 X Facebook はてブ LINE コメント 高橋信之 2014年9月1日 8:06 テスト テスト 返信する 小口泰與 2014年9月1日 9:36 デイリー句会投句 ★石段の芙蓉は空をなまめかす ★秋の山長き裾野はならびなく ★本流のなまじ色ある秋日かな 返信する 河野啓一 2014年9月1日 11:34 デイリー句会投句 ★街を出て翁も出合う赤トンボ ★七草の名を数えつつ九月かな ★朝顔のつぼみの色や朝の夢 返信する 福田ひろし 2014年9月1日 18:06 秋扇 秋扇手に馴染みたる軽さかな 窓わずか開けて虫の音寝間に入れ 威筒夕闇貫く寂しさよ 返信する 桑本栄太郎 2014年9月1日 19:18 デイリー句会投句 ★山よりの風に倒さる稲穂かな ★秋蝶の黒きひとひら樹の闇へ ★吾が立てば応え波打つ蘆の風 返信する 桑本栄太郎 2014年9月1日 19:41 好きな句 ★秋扇手に馴染みたる軽さかな/福田ひろし この夏中使ったであろう扇子を残暑となった今も 使いながら、日毎に涼しくなってゆく光景を巧みに 詠まれました。「馴染たる軽さかな」との措辞に、 移りゆく季節特有の哀切感が漂い素敵な一句です。 返信する 福田ひろし 2014年9月1日 23:16 御礼 桑本栄太郎さま 秋扇手に馴染みたる軽さかな を選んでいただきまして、ありがとうございます。暑がりなので、扇子は手放ず、すっかり愛着がわいています。感謝を込めて作りました。 返信する 小口泰與 2014年9月2日 9:14 デイリー句会投句 ★秋ばらの枝の触れ合う音すなり ★隠沼へ小川の瀬音芦の花 ★草庵のそばをすするや酔芙蓉 返信する 河野啓一 2014年9月2日 9:32 でいりー句会投句 ★若枝の伸びし勢い秋のバラ ★つかの間の秋の日差しや朝の空 ★柚子ありて武骨な柚と円い柚 返信する 祝恵子 2014年9月2日 9:50 デイリー句会投句 ★石段を登りつめれば秋の空 ★島よりの便りと写真秋の海 ★ほんのりと色つきだして式部の実 返信する 多田有花 2014年9月2日 14:09 デイリー句会投句 納豆にモロヘイヤ混ぜ夕月夜 蝉の声里に途絶えし九月に入る 芙蓉描く窓辺に二度の通り雨 返信する 多田有花 2014年9月2日 14:12 好きな句 ★石段を登りつめれば秋の空/祝恵子 今年、近畿は雨が多く涼しい八月でした。 長い石段を登ってやれやれと一息つき、見上げた秋の青空。 清々しいですね。 返信する 桑本栄太郎 2014年9月2日 17:49 デイリー句会投句 ★さるすべり看板古び琴三絃 ★秋すだれ今日の日陰の黒きこと ★虫の音の宿る垣根や夕餉の灯 返信する 桑本栄太郎 2014年9月2日 17:59 好きな句 ★ほんのりと色つきだして式部の実/祝 恵子 日毎に日差しも和らぎ、少しづつ秋めいて来ました。 先日の散策でも、びっしりつまった式部の実のうすく 色づいた光景を眺めたばかりです。 愈々これから野山には秋の色の光景が増え、本格的 な秋の到来ですね!! 返信する 高橋秀之 2014年9月2日 21:30 デイリー句会投句 ★軒下に雀の鳴き声秋の朝 ★休暇明け朝の列車の賑やかさ ★秋の風潮の香りを運び来る 返信する 小西 宏 2014年9月2日 22:57 好きな句 ☆芙蓉描く窓辺に二度の通り雨 /多田有花☆ 窓に向かって芙蓉の花をスケッチされているのですね。そこに秋の通り雨。また通り雨。まさに秋の空ですね。柔かな花びらに雨粒の耀く様子も心に思い浮かびます。 返信する 小西 宏 2014年9月2日 22:59 デイリー句会投句 ★赤とんぼ西向き行ける新学期 ★蜩の空かるがると森澄める ★蝉残り夜は松虫の鳴く静夜 返信する 小口泰與 2014年9月3日 8:52 デイリー句会投句 ★上州の稲妻なれや風の中 ★秋の野や群し野鳥の高き声 ★チャンプルのほろりと苦し秋旱 返信する 河野啓一 2014年9月3日 10:11 でいりー俳句投句 ★ひたひたと河口寄せ来て秋の水 ★秋色の四万十川に棹さして ★吉野川秋光のなかカヌー隊 返信する 祝恵子 2014年9月3日 10:17 お礼 多田有花様、「秋の空」に嬉しいコメントを頂きありがとうございました。 桑本栄太郎様、「式部の実」に素敵なコメントをありがとうございました。 嬉しく読ませていただきました。 返信する 桑本栄太郎 2014年9月3日 17:54 デイリー句会投句 ★彼岸花汝れも憤怒のあふるるや ★秋風の池にせり出す木蔭かな ★どこまでも番いはなれず赤とんぼ 返信する 小口泰與 2014年9月4日 8:44 デイリー句会投句 ★白露や畷にぎわす鳥の声 ★にぎわしく波立つ湖や雁渡る ★どんぐりの犬小屋に落つ音すなり 返信する 河野啓一 2014年9月4日 16:58 デイリー句会投句 ★コスモスの花束抱え女子高生 ★吾亦紅ひっそり地下の売店に ★秋夕焼け鴉の羽音空高く 返信する 多田有花 2014年9月4日 17:14 デイリー句会投句 木漏れ日の森歩く新涼の朝 コンビニにコーヒーの香り秋の朝 秋の野に薄く煙の上がりけり 返信する 多田有花 2014年9月4日 17:18 お礼 小西 宏さま、 「芙蓉描く窓辺に二度の通り雨」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 今年の近畿地方は大変雨が多く、冷夏になりました。 9月も毎日のように雨が降ります。 返信する 桑本栄太郎 2014年9月4日 17:52 デイリー句会投句 ★秋澄むや雲の過ぎゆく峰の影 ★峰の間の白きチャペルや秋澄めり ★秋蝉の落ちて気高きむくろかな 返信する 黒谷光子 2014年9月4日 19:48 デイリー句会投句 早朝のホームを渡る秋の風 稲の秋田ごとに実りの色違え 車窓より近江平野のむ稲の秋 返信する 小西 宏 2014年9月4日 20:25 好きな句 ☆稲の秋田ごとに実りの色違え /黒谷光子☆ 美しく広がる稲の秋、しかし田の区画ごとに稲の穂の色が違うのですね。稔り始めの季節の楽しい風景です。 返信する 小西 宏 2014年9月4日 20:26 デイリー句会投句 ★オムレツの湯気に秋聞く朝の鳩 ★苦瓜の紅割れ甘き香の垂るる ★唇に枝豆の毛のやわき触れ 返信する 小口泰與 2014年9月5日 8:48 デイリー句会投句 ★似あわしや舞茸飯に熱きお茶 ★秋ばらの赤き新芽のにぎわしき ★白露や高らかに鳴く野鳥どち 返信する 河野啓一 2014年9月5日 10:09 デイリー句会投句 ★杜鵑草野にあるままの背の高さ ★蕎麦の花白く白くと咲き乱る ★衛星の映す列島秋の雲 返信する 迫田和代 2014年9月5日 15:39 デイリー投句 ★秋風を身体一杯橋の上 ★朝陽浴び大きな木陰の秋の風 ★夕月夜明るく光る道を行く 返信する 桑本栄太郎 2014年9月5日 17:23 デイリー句会投句 <四条大橋~祇園~建仁寺> ★見下ろせば鯉の数多や水の秋 ★べんがらの花見小路の秋意かな ★まだ青く高きところや花梨の実 返信する 桑本栄太郎 2014年9月5日 17:28 好きな句 ★秋風を身体一杯橋の上/迫田和代 橋の上は川風もあり、風がよく通る所ですね!! 橋の上で秋風を身体一杯に受け、爽やかな気分 に浸っておられる光景が眼に見えるようです。 返信する 福田ひろし 2014年9月5日 19:21 霧 霧の朝星占いは凶とある 久々の月の明かりは霞みたり 霧の日はうつむきがちに襟立てて 返信する 佃 康水 2014年9月5日 21:16 デイリー句会投句 ★秋高し被災地へゆく黄の列車 ★凝らし見るほどに千草の花盛ん ★地の低く千草の花を煌めかす 返信する 小口泰與 2014年9月6日 9:12 デイリー句会投句 ★にぎわしく雀集うや威銃 ★薄もやの稲田の面を野鳥かな ★顔中に綿菓子舞うや秋祭 返信する 多田有花 2014年9月6日 11:22 デイリー句会投句 通勤の車の列や秋の雷 露草や朝の驟雨を宿しつつ 頂の風に薄の立つ朝 返信する 迫田和代 2014年9月6日 11:41 お礼 桑本 栄太郎様 9/5の[秋風を身体一杯橋の上]の句を 好きな句 にお入れいただき有り難う御座いました。。近くに平和公園があり橋は イサム野口の 平和の端です。 返信する 古田敬二 2014年9月6日 16:21 デイリー句会投句 零余子採るコロコロ笊を撥ね零れ ころころと笊へ零余子こぼしけり 正確な小節数よつくつくし 返信する 桑本栄太郎 2014年9月6日 18:35 デイリー句会投句 ★高槻の晩稲田圃や稲の花 ★乙訓の片方(かたえ)に垂るる稲穂かな ★たて笛を吹きつつ戻る新学期 返信する 高橋秀之 2014年9月6日 23:40 デイリー句会投句 ★はばたきもゆっくり空へ秋の蝶 ★降りてきてまた昇りゆく秋の蝶 ★秋の蝶駅の待合に迷い来る 返信する 古田敬二 2014年9月7日 8:31 デイリー句会投句 緩き坂をゆっくり空にはいわしぐも 風向きが変われば蜩遠くから 蔓引けば重しかぼちゃの転げ出る 返信する 福田ひろし 2014年9月7日 9:22 デイリー句会投句 仕事場に葡萄ひと房輝けり 鰯雲消したき記憶の多きこと 霧の朝立ち尽くしたる街路樹や 返信する 小口泰與 2014年9月7日 9:33 デイリー句会投句 ★椋鳥や長き影なす城の松 ★秋雨のしるき音たて来たりけり ★稲妻の託ちながらも旅の空 返信する 河野啓一 2014年9月7日 9:38 デイリー句会投句 ★地虫鳴く声を聞きつつ句作かな ★そよ風を桔梗と並び頬に受け ★松虫草鉢植えしたるその姿 返信する 河野啓一 2014年9月7日 9:48 好きな句 ★鰯雲消したき記憶の多きこと/福田ひろし 切れ切れに繋がりながら秋空をよぎる鰯雲。季節の移り変わりを感じるこの頃です。[消したき記憶」との取り合わせが絶妙かと存じました。人間、消したい記憶を消しながら生きて行くのでしょうね。 返信する 迫田和代 2014年9月7日 10:42 デイリー句会投句 ★草むらのあちらこちらに秋の色 ★鈴虫の声を聞きつつ写経する ★老眼をかけて書を読む秋の夜 返信する 多田有花 2014年9月7日 10:48 デイリー句会投句 曇天に秋蝉の声幽かなり 秋驟雨そのまま夜になりにけり 朝の陽に桜紅葉の一葉落ち 返信する 福田ひろし 2014年9月7日 11:07 御礼 河野啓一様 鰯雲消したき記憶の多きこと を選んでいただきまして、ありがとうございます。寅さんではありませんが、「思いおこせば、恥ずかしことの数々」を抱え暮らしています。 返信する 祝恵子 2014年9月7日 13:16 デイリー句会投句 ★秋祭り園児の出番太鼓打ち ★展示花画板に写す子秋始め ★お見舞いは小さなブーケ秋の窓 返信する 桑本栄太郎 2014年9月7日 19:18 デイリー句会投句 ★土曜日の校門すいと鬼やんま ★葉の色のうすき黄色や銀杏の実 ★すいれんの葉裏うごめく秋の池 返信する 桑本栄太郎 2014年9月7日 19:32 好きな句 ★鰯雲消したき記憶の多きこと/福田ひろし ようやく青空も見え、鰯雲さえ出ていて爽やかな 気候となりました。人生の秋にも振り返れば、辛い事 哀しい事、失敗した事など色々あり、記憶を消して しまいたい衝動に駆られる事はよくありますね? しかし不思議なもので、良い事、悪い事ばかりはなく 両方のバランスが取れているからこそ、明日があるよ うです。とても納得と共感を致します。 返信する 黒谷光子 2014年9月7日 20:39 デイリー句会投句 きしませて篭にいっぱい秋茄子 秋の風窓全開に迎え入れ 門前を通る人声月の夜 返信する 福田ひろし 2014年9月7日 21:56 御礼 桑本栄太郎様 鰯雲消したき記憶の多きこと を好きな句に選んでいただき、ありがとうございました。わだかまる思いを、時折、俳句に挟み込んでいます。それがいいのか悪いのか、よく分からずにいますが…。 返信する 高橋秀之 2014年9月7日 22:30 デイリー句会投句 ★秋雨の後の朝日に光る玉 ★欄干に佇み居れば秋の風 ★日曜の御堂を秋風吹き抜ける 返信する 佃 康水 2014年9月7日 22:42 デイリー句会投句 広島土砂災害跡 ★切も無く土砂を出す人泥の汗 ★山崩れ顕わなるまま秋思かな ★山積の瓦礫離れぬ鬼やんま 返信する 小口泰與 2014年9月8日 8:53 デイリー句会投句 ★電線の稲雀にぞ囃されし ★糠雨に雀飛び交う稲穂波 ★朝顔や沛雨の中の蔓の丈 返信する 古田敬二 2014年9月8日 9:22 デイリー句会投句 新芋はてんぷらにすべし柔らかし 野におれば残暑の汗に風涼し 火照る背に涼しき雨の落ち来たる 返信する 内山富佐子 2014年9月8日 10:37 デイリー句会投句 朝空に教会の鐘秋来たる 窓少し閉じて読書の白露かな 鬼やんま街の景色を軽やかに 返信する 河野啓一 2014年9月8日 11:49 デイリー句会投句 ★宵待や雲厚けれど便り待つ ★芋名月子ら皆元気西東 ★月影のさやか漣すすき原 返信する 多田有花 2014年9月8日 14:30 デイリー句会投句 秋高しチャペルの鐘が麓より 野も山も色変わり初む白露なり 南北に空を泳ぎしいわし雲 返信する 桑本栄太郎 2014年9月8日 20:25 デイリー句会投句 ★天辺の庭木色づく白露かな ★坂道のそこのみいつも萩の風 ★高階の灯を凌駕せり今日の月 返信する 桑本栄太郎 2014年9月8日 20:32 好きな句 ★窓少し閉じて読書の白露かな/内山富佐子 朝夕の窓より入る涼やかな風も、いつしか肌寒い ほどになって来ました。 何気ない日常生活の中にも、少しづつ秋の訪れを 実感します白露の日ですね。 返信する 桑本栄太郎 2014年9月8日 20:38 好きな句 ★南北に空を泳ぎしいわし雲/多田有花 うろこ雲、いわし雲など成層圏に届く高空といえども 風の流れがあるようですね?小生も昨日、同じ清澄なる 青空に流れるいわし雲を眺め、秋の到来を実感しました。 返信する 桑本栄太郎 2014年9月8日 20:52 好きな句 ★山積の瓦礫離れぬ鬼やんま/佃 康水 蜻蛉のうちでも、鬼やんまはこちらの角、あちらの 屋根を目標に飛来しているような習性があり、今回 の広島の土砂災害には途方に暮れている事でしょう。 元の町並を偲び、犠牲者の方を悼んでるとも思える 鬼やんまの様子が哀しみを誘います。 返信する 小口泰與 2014年9月9日 9:00 デイリー句会投句 ★鈍色の空や湖畔の花カンナ ★抜きんでて天をかけるや葛の蔓 ★山上湖にわかに色葉なりにけり 返信する 河野啓一 2014年9月9日 9:53 デイリー句会投句 ★満月は生駒の山を越えて来る ★杖突いて覗き見たるや月の影 ★生駒山越え来るかな月今宵 返信する 多田有花 2014年9月9日 14:08 デイリー句会投句 仲秋や午後の日差しが部屋に入る 水色の空へ昇りぬ今日の月 澄む秋の朝日のなかを山へゆく 返信する 多田有花 2014年9月9日 14:10 お礼 桑本栄太郎さま、 「南北に空を泳ぎしいわし雲」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 ぐずついた空模様が続いていましたがようやく秋らしい晴天の日が訪れました。 空は澄んで高く、その中を泳ぐ鰯雲、秋本番を感じます。 返信する 多田有花 2014年9月9日 14:12 好きな句 ★満月は生駒の山を越えて来る/河野啓一 昨夜の名月はこちらでもきれいに見えました。 月が歩いて山を登っているような、楽しい御句です。 返信する 黒谷光子 2014年9月9日 15:33 デイリー句会投句 秋茄子の色つややかに篭満たす 一木を虜に天辺葛の花 草の穂の靡く先へとペダル踏む 返信する 桑本栄太郎 2014年9月9日 16:00 デイリー句会投句 ★角曲がり目玉と出遇う鬼やんま ★釣り人の湾処をかこみ秋日傘 ★八朔の松尾大社や泣き相撲 返信する 福田ひろし 2014年9月9日 19:05 デイリー句会投句 秋の宵象の飼育舎固く閉じ 左右から鼓膜くすぐる秋の蝉 どの家も窓開けられし良夜かな 返信する 佃 康水 2014年9月9日 19:47 御礼 桑本栄太郎 様 「山積の瓦礫離れぬ鬼やんま」の句に素晴らしいお言葉を頂き感謝申し上げます。被災地を訪ねて見ますと見るもの聞くものに胸が痛み、言葉を失う場も有りました。まだまだ復旧には程遠いのですが、この鬼やんままで途方に暮れているのかも と思いました。 返信する 小西 宏 2014年9月9日 21:37 好きな句 ☆仲秋や午後の日差しが部屋に入る /多田有花☆ 中秋ともなると残暑もようやくひと段落。部屋に入る日差しも快く感じられる日が多くなってきます。しっとりと秋を味わう佳句と思います。 返信する 小西 宏 2014年9月9日 21:38 デイリー句会投句 ★雨の音聴きつつ秋の中にいる ★日の照れば森また忙し法師蝉 ★月昇る一直線の丘の道 返信する 古田敬二 2014年9月9日 21:44 デイリー句会投句 句帳買う余白を秋の句で埋めん 目的地決めたか真直ぐオニヤンマ つくつくし家路へ急ぐ時に鳴く 返信する 小口泰與 2014年9月10日 9:39 デイリー句会投句 ★朝夕の鉄路の遠音初紅葉 ★色鳥や心楽しむこと多し ★忘れ音や水琴窟へ秋の風 返信する 河野啓一 2014年9月10日 10:56 デイリー句会投句 ★秋水の白く逆巻く吉野川 ★生駒山狭霧の中に横たわり ★秋の日の暖かき中に立ちつくす 返信する 多田有花 2014年9月10日 17:34 デイリー句会投句 秋草に翅の破れし蝶の来る 山際の雲を離れていざよう月 雨多き今年は不作と梨農家 返信する 多田有花 2014年9月10日 17:36 お礼 小西 宏さま、 「仲秋や午後の日差しが部屋に入る」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。 太陽の南中高度が低くなり、午後になると部屋の中までかなり日が入るようになりました。 これからの季節、午後はカーテンをひいて過ごすことになります。 返信する 桑本栄太郎 2014年9月10日 18:53 デイリー句会投句 ★秋日さす嶺のうねりや送電塔 ★翅ふるえ夕日に光り赤とんぼ ★赤とんぼ見ていて闇の迫りけり 返信する 小西 宏 2014年9月10日 20:59 好きな句 ☆色鳥や心楽しむこと多し /小口泰與☆ 秋到来の嬉しさの一つに色美しい小鳥たちの声を聞き、姿を見ることがありますね。その明るさを率直に、朗らかに詠われました。読者の心も爽やかに洗われる思いです。 返信する 小西 宏 2014年9月10日 21:04 デイリー句会投句 ★ほとばしる懸樋に交える塩蜻蛉 ★漆黒の雲浮き立たせ稲光 ★秋刀魚太り武骨の皿に安酒と 返信する 内山富佐子 2014年9月11日 17:26 お礼 桑本栄太郎様 窓少し閉じて読書の白露かな を好きな句に選んでくださったことに気づかずお礼がおそくなってしまいました。 白露の日はまさしくコメントしてくださった通りの日になりました。私の拙い句に心を止めてくださって有難うございました。 返信する
コメント
テスト
テスト
デイリー句会投句
★石段の芙蓉は空をなまめかす
★秋の山長き裾野はならびなく
★本流のなまじ色ある秋日かな
デイリー句会投句
★街を出て翁も出合う赤トンボ
★七草の名を数えつつ九月かな
★朝顔のつぼみの色や朝の夢
秋扇
秋扇手に馴染みたる軽さかな
窓わずか開けて虫の音寝間に入れ
威筒夕闇貫く寂しさよ
デイリー句会投句
★山よりの風に倒さる稲穂かな
★秋蝶の黒きひとひら樹の闇へ
★吾が立てば応え波打つ蘆の風
好きな句
★秋扇手に馴染みたる軽さかな/福田ひろし
この夏中使ったであろう扇子を残暑となった今も
使いながら、日毎に涼しくなってゆく光景を巧みに
詠まれました。「馴染たる軽さかな」との措辞に、
移りゆく季節特有の哀切感が漂い素敵な一句です。
御礼
桑本栄太郎さま
秋扇手に馴染みたる軽さかな を選んでいただきまして、ありがとうございます。暑がりなので、扇子は手放ず、すっかり愛着がわいています。感謝を込めて作りました。
デイリー句会投句
★秋ばらの枝の触れ合う音すなり
★隠沼へ小川の瀬音芦の花
★草庵のそばをすするや酔芙蓉
でいりー句会投句
★若枝の伸びし勢い秋のバラ
★つかの間の秋の日差しや朝の空
★柚子ありて武骨な柚と円い柚
デイリー句会投句
★石段を登りつめれば秋の空
★島よりの便りと写真秋の海
★ほんのりと色つきだして式部の実
デイリー句会投句
納豆にモロヘイヤ混ぜ夕月夜
蝉の声里に途絶えし九月に入る
芙蓉描く窓辺に二度の通り雨
好きな句
★石段を登りつめれば秋の空/祝恵子
今年、近畿は雨が多く涼しい八月でした。
長い石段を登ってやれやれと一息つき、見上げた秋の青空。
清々しいですね。
デイリー句会投句
★さるすべり看板古び琴三絃
★秋すだれ今日の日陰の黒きこと
★虫の音の宿る垣根や夕餉の灯
好きな句
★ほんのりと色つきだして式部の実/祝 恵子
日毎に日差しも和らぎ、少しづつ秋めいて来ました。
先日の散策でも、びっしりつまった式部の実のうすく
色づいた光景を眺めたばかりです。
愈々これから野山には秋の色の光景が増え、本格的
な秋の到来ですね!!
デイリー句会投句
★軒下に雀の鳴き声秋の朝
★休暇明け朝の列車の賑やかさ
★秋の風潮の香りを運び来る
好きな句
☆芙蓉描く窓辺に二度の通り雨 /多田有花☆
窓に向かって芙蓉の花をスケッチされているのですね。そこに秋の通り雨。また通り雨。まさに秋の空ですね。柔かな花びらに雨粒の耀く様子も心に思い浮かびます。
デイリー句会投句
★赤とんぼ西向き行ける新学期
★蜩の空かるがると森澄める
★蝉残り夜は松虫の鳴く静夜
デイリー句会投句
★上州の稲妻なれや風の中
★秋の野や群し野鳥の高き声
★チャンプルのほろりと苦し秋旱
でいりー俳句投句
★ひたひたと河口寄せ来て秋の水
★秋色の四万十川に棹さして
★吉野川秋光のなかカヌー隊
お礼
多田有花様、「秋の空」に嬉しいコメントを頂きありがとうございました。
桑本栄太郎様、「式部の実」に素敵なコメントをありがとうございました。
嬉しく読ませていただきました。
デイリー句会投句
★彼岸花汝れも憤怒のあふるるや
★秋風の池にせり出す木蔭かな
★どこまでも番いはなれず赤とんぼ
デイリー句会投句
★白露や畷にぎわす鳥の声
★にぎわしく波立つ湖や雁渡る
★どんぐりの犬小屋に落つ音すなり
デイリー句会投句
★コスモスの花束抱え女子高生
★吾亦紅ひっそり地下の売店に
★秋夕焼け鴉の羽音空高く
デイリー句会投句
木漏れ日の森歩く新涼の朝
コンビニにコーヒーの香り秋の朝
秋の野に薄く煙の上がりけり
お礼
小西 宏さま、
「芙蓉描く窓辺に二度の通り雨」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
今年の近畿地方は大変雨が多く、冷夏になりました。
9月も毎日のように雨が降ります。
デイリー句会投句
★秋澄むや雲の過ぎゆく峰の影
★峰の間の白きチャペルや秋澄めり
★秋蝉の落ちて気高きむくろかな
デイリー句会投句
早朝のホームを渡る秋の風
稲の秋田ごとに実りの色違え
車窓より近江平野のむ稲の秋
好きな句
☆稲の秋田ごとに実りの色違え /黒谷光子☆
美しく広がる稲の秋、しかし田の区画ごとに稲の穂の色が違うのですね。稔り始めの季節の楽しい風景です。
デイリー句会投句
★オムレツの湯気に秋聞く朝の鳩
★苦瓜の紅割れ甘き香の垂るる
★唇に枝豆の毛のやわき触れ
デイリー句会投句
★似あわしや舞茸飯に熱きお茶
★秋ばらの赤き新芽のにぎわしき
★白露や高らかに鳴く野鳥どち
デイリー句会投句
★杜鵑草野にあるままの背の高さ
★蕎麦の花白く白くと咲き乱る
★衛星の映す列島秋の雲
デイリー投句
★秋風を身体一杯橋の上
★朝陽浴び大きな木陰の秋の風
★夕月夜明るく光る道を行く
デイリー句会投句
<四条大橋~祇園~建仁寺>
★見下ろせば鯉の数多や水の秋
★べんがらの花見小路の秋意かな
★まだ青く高きところや花梨の実
好きな句
★秋風を身体一杯橋の上/迫田和代
橋の上は川風もあり、風がよく通る所ですね!!
橋の上で秋風を身体一杯に受け、爽やかな気分
に浸っておられる光景が眼に見えるようです。
霧
霧の朝星占いは凶とある
久々の月の明かりは霞みたり
霧の日はうつむきがちに襟立てて
デイリー句会投句
★秋高し被災地へゆく黄の列車
★凝らし見るほどに千草の花盛ん
★地の低く千草の花を煌めかす
デイリー句会投句
★にぎわしく雀集うや威銃
★薄もやの稲田の面を野鳥かな
★顔中に綿菓子舞うや秋祭
デイリー句会投句
通勤の車の列や秋の雷
露草や朝の驟雨を宿しつつ
頂の風に薄の立つ朝
お礼
桑本 栄太郎様
9/5の[秋風を身体一杯橋の上]の句を 好きな句 にお入れいただき有り難う御座いました。。近くに平和公園があり橋は イサム野口の 平和の端です。
デイリー句会投句
零余子採るコロコロ笊を撥ね零れ
ころころと笊へ零余子こぼしけり
正確な小節数よつくつくし
デイリー句会投句
★高槻の晩稲田圃や稲の花
★乙訓の片方(かたえ)に垂るる稲穂かな
★たて笛を吹きつつ戻る新学期
デイリー句会投句
★はばたきもゆっくり空へ秋の蝶
★降りてきてまた昇りゆく秋の蝶
★秋の蝶駅の待合に迷い来る
デイリー句会投句
緩き坂をゆっくり空にはいわしぐも
風向きが変われば蜩遠くから
蔓引けば重しかぼちゃの転げ出る
デイリー句会投句
仕事場に葡萄ひと房輝けり
鰯雲消したき記憶の多きこと
霧の朝立ち尽くしたる街路樹や
デイリー句会投句
★椋鳥や長き影なす城の松
★秋雨のしるき音たて来たりけり
★稲妻の託ちながらも旅の空
デイリー句会投句
★地虫鳴く声を聞きつつ句作かな
★そよ風を桔梗と並び頬に受け
★松虫草鉢植えしたるその姿
好きな句
★鰯雲消したき記憶の多きこと/福田ひろし
切れ切れに繋がりながら秋空をよぎる鰯雲。季節の移り変わりを感じるこの頃です。[消したき記憶」との取り合わせが絶妙かと存じました。人間、消したい記憶を消しながら生きて行くのでしょうね。
デイリー句会投句
★草むらのあちらこちらに秋の色
★鈴虫の声を聞きつつ写経する
★老眼をかけて書を読む秋の夜
デイリー句会投句
曇天に秋蝉の声幽かなり
秋驟雨そのまま夜になりにけり
朝の陽に桜紅葉の一葉落ち
御礼
河野啓一様
鰯雲消したき記憶の多きこと を選んでいただきまして、ありがとうございます。寅さんではありませんが、「思いおこせば、恥ずかしことの数々」を抱え暮らしています。
デイリー句会投句
★秋祭り園児の出番太鼓打ち
★展示花画板に写す子秋始め
★お見舞いは小さなブーケ秋の窓
デイリー句会投句
★土曜日の校門すいと鬼やんま
★葉の色のうすき黄色や銀杏の実
★すいれんの葉裏うごめく秋の池
好きな句
★鰯雲消したき記憶の多きこと/福田ひろし
ようやく青空も見え、鰯雲さえ出ていて爽やかな
気候となりました。人生の秋にも振り返れば、辛い事
哀しい事、失敗した事など色々あり、記憶を消して
しまいたい衝動に駆られる事はよくありますね?
しかし不思議なもので、良い事、悪い事ばかりはなく
両方のバランスが取れているからこそ、明日があるよ
うです。とても納得と共感を致します。
デイリー句会投句
きしませて篭にいっぱい秋茄子
秋の風窓全開に迎え入れ
門前を通る人声月の夜
御礼
桑本栄太郎様
鰯雲消したき記憶の多きこと を好きな句に選んでいただき、ありがとうございました。わだかまる思いを、時折、俳句に挟み込んでいます。それがいいのか悪いのか、よく分からずにいますが…。
デイリー句会投句
★秋雨の後の朝日に光る玉
★欄干に佇み居れば秋の風
★日曜の御堂を秋風吹き抜ける
デイリー句会投句
広島土砂災害跡
★切も無く土砂を出す人泥の汗
★山崩れ顕わなるまま秋思かな
★山積の瓦礫離れぬ鬼やんま
デイリー句会投句
★電線の稲雀にぞ囃されし
★糠雨に雀飛び交う稲穂波
★朝顔や沛雨の中の蔓の丈
デイリー句会投句
新芋はてんぷらにすべし柔らかし
野におれば残暑の汗に風涼し
火照る背に涼しき雨の落ち来たる
デイリー句会投句
朝空に教会の鐘秋来たる
窓少し閉じて読書の白露かな
鬼やんま街の景色を軽やかに
デイリー句会投句
★宵待や雲厚けれど便り待つ
★芋名月子ら皆元気西東
★月影のさやか漣すすき原
デイリー句会投句
秋高しチャペルの鐘が麓より
野も山も色変わり初む白露なり
南北に空を泳ぎしいわし雲
デイリー句会投句
★天辺の庭木色づく白露かな
★坂道のそこのみいつも萩の風
★高階の灯を凌駕せり今日の月
好きな句
★窓少し閉じて読書の白露かな/内山富佐子
朝夕の窓より入る涼やかな風も、いつしか肌寒い
ほどになって来ました。
何気ない日常生活の中にも、少しづつ秋の訪れを
実感します白露の日ですね。
好きな句
★南北に空を泳ぎしいわし雲/多田有花
うろこ雲、いわし雲など成層圏に届く高空といえども
風の流れがあるようですね?小生も昨日、同じ清澄なる
青空に流れるいわし雲を眺め、秋の到来を実感しました。
好きな句
★山積の瓦礫離れぬ鬼やんま/佃 康水
蜻蛉のうちでも、鬼やんまはこちらの角、あちらの
屋根を目標に飛来しているような習性があり、今回
の広島の土砂災害には途方に暮れている事でしょう。
元の町並を偲び、犠牲者の方を悼んでるとも思える
鬼やんまの様子が哀しみを誘います。
デイリー句会投句
★鈍色の空や湖畔の花カンナ
★抜きんでて天をかけるや葛の蔓
★山上湖にわかに色葉なりにけり
デイリー句会投句
★満月は生駒の山を越えて来る
★杖突いて覗き見たるや月の影
★生駒山越え来るかな月今宵
デイリー句会投句
仲秋や午後の日差しが部屋に入る
水色の空へ昇りぬ今日の月
澄む秋の朝日のなかを山へゆく
お礼
桑本栄太郎さま、
「南北に空を泳ぎしいわし雲」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
ぐずついた空模様が続いていましたがようやく秋らしい晴天の日が訪れました。
空は澄んで高く、その中を泳ぐ鰯雲、秋本番を感じます。
好きな句
★満月は生駒の山を越えて来る/河野啓一
昨夜の名月はこちらでもきれいに見えました。
月が歩いて山を登っているような、楽しい御句です。
デイリー句会投句
秋茄子の色つややかに篭満たす
一木を虜に天辺葛の花
草の穂の靡く先へとペダル踏む
デイリー句会投句
★角曲がり目玉と出遇う鬼やんま
★釣り人の湾処をかこみ秋日傘
★八朔の松尾大社や泣き相撲
デイリー句会投句
秋の宵象の飼育舎固く閉じ
左右から鼓膜くすぐる秋の蝉
どの家も窓開けられし良夜かな
御礼
桑本栄太郎 様
「山積の瓦礫離れぬ鬼やんま」の句に素晴らしいお言葉を頂き感謝申し上げます。被災地を訪ねて見ますと見るもの聞くものに胸が痛み、言葉を失う場も有りました。まだまだ復旧には程遠いのですが、この鬼やんままで途方に暮れているのかも と思いました。
好きな句
☆仲秋や午後の日差しが部屋に入る /多田有花☆
中秋ともなると残暑もようやくひと段落。部屋に入る日差しも快く感じられる日が多くなってきます。しっとりと秋を味わう佳句と思います。
デイリー句会投句
★雨の音聴きつつ秋の中にいる
★日の照れば森また忙し法師蝉
★月昇る一直線の丘の道
デイリー句会投句
句帳買う余白を秋の句で埋めん
目的地決めたか真直ぐオニヤンマ
つくつくし家路へ急ぐ時に鳴く
デイリー句会投句
★朝夕の鉄路の遠音初紅葉
★色鳥や心楽しむこと多し
★忘れ音や水琴窟へ秋の風
デイリー句会投句
★秋水の白く逆巻く吉野川
★生駒山狭霧の中に横たわり
★秋の日の暖かき中に立ちつくす
デイリー句会投句
秋草に翅の破れし蝶の来る
山際の雲を離れていざよう月
雨多き今年は不作と梨農家
お礼
小西 宏さま、
「仲秋や午後の日差しが部屋に入る」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
太陽の南中高度が低くなり、午後になると部屋の中までかなり日が入るようになりました。
これからの季節、午後はカーテンをひいて過ごすことになります。
デイリー句会投句
★秋日さす嶺のうねりや送電塔
★翅ふるえ夕日に光り赤とんぼ
★赤とんぼ見ていて闇の迫りけり
好きな句
☆色鳥や心楽しむこと多し /小口泰與☆
秋到来の嬉しさの一つに色美しい小鳥たちの声を聞き、姿を見ることがありますね。その明るさを率直に、朗らかに詠われました。読者の心も爽やかに洗われる思いです。
デイリー句会投句
★ほとばしる懸樋に交える塩蜻蛉
★漆黒の雲浮き立たせ稲光
★秋刀魚太り武骨の皿に安酒と
お礼
桑本栄太郎様
窓少し閉じて読書の白露かな を好きな句に選んでくださったことに気づかずお礼がおそくなってしまいました。
白露の日はまさしくコメントしてくださった通りの日になりました。私の拙い句に心を止めてくださって有難うございました。