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コメント
デイリー句会投句
★風の香や鳥語あふるる丘の道
★さらさらとばらの散りゆく朝かな
★夏ひばり鎌に掛けたる小石かな
デイリー句会投句
★別室の妻のカラオケ青嵐
★予報見て今朝は半袖ポロシャツに
★のこりもの集め昼餉や五月尽
デイリー句会投句
大文字山を見上げる街薄暑
緑陰を吹く風の中山歩く
卯の花の散る道京を見下ろして
デイリー句会投句
★露天風呂行きつ戻りつ糸蜻蛉
★高架線から遠くの夕焼けを見る
★手作りの玉葱届く泥つきで
デイリー句会投句
★待ちくるる人居て庭のばらを切る
★ガラス瓶ゆるるや目高散りにける
★風かおり牧をかけ来る牧羊犬
デイリー句会投句
清流に導かれつつ夏山へ
不如帰鳴くや比叡に続く道
緑陰をケーブルカーがすれ違う
デイリー句会投句
★すべすべと青き実梅を慈しむ
★雨待ちて乱れ咲くかな野萱草
★風薫る白雲なびく生駒山
好きな句
★ガラス瓶ゆるるや目高散りにける/小口泰與
ガラス鉢で悠悠と泳いでいるメダカが、ふと振動に驚いてじてパッと散りました。目高の一瞬の自然な生態が面白いと思いました。
デイリー句会投句
★真夏日や踏切長き通過待ち
★未央柳蕊の明かりの風を待つ
★青柿のいのちえお繋ぐ葉蔭かな
訂正のご依頼
三句目に入力ミスがありました。
お手数ですが訂正をお願い致します。
誤)★青柿のいのちえお繋ぐ葉蔭かな
↓
正)★青柿のいのちを繋ぐ葉蔭かな
好きな句
★緑陰をケーブルカーがすれ違う/多田有花
前の句から、比叡山へのケーブルカーと拝察しますが
ケーブルカーがすれ違う事により、みどり溢れる緑陰の
光景が強調され、動きも見えみどり滴る夏山が見事です。
デイリー句会投句
紫陽花をほめて園児と保母通る
葦揺れる奥でヨシキリ動くらし
夏来る雲の高さと太さかな
御礼
河野啓一様
「目高」の句を好きな句にお取り上げいただき、素晴らしいコメントを有難う御座いました。
目高に餌をやるときにガラス鉢にちょっと触れるとすぐに散る様子を詠ってみました。
デイリー句会投句
★雨粒を含むばら切る朝かな
★光りあうばらの梢の雫かな
★青桐のはや裏山を隠しける
デイリー句会投句
★森の木々枝震わせて走り梅雨
★それぞれに柄の向き可笑しサクランボ
★の曇り空のごとき葛餅大和土産かな
Unknown
六月来るシフォン上手に焼き上がる
衣替え五才で良しと若返る
豆ごはん箸を零れぬ豆太し
デイリー句会投句
鴨川に涼を求めて人数多
皐月咲くセレモニーホールを取り巻いて
青鷺が佇む植田の真ん中に
お礼
栄太郎さま、
「緑陰をケーブルカーがすれ違う」を好きな句にお選びいただきありがとうございます。
先日は北白川から瓜生山を経て比叡ケーブルまで行きました。
ケーブルカーの先頭に座って軌道の中央のすれ違いの様子を見ているとわくわくしますね。
デイリー句会投句
仙人掌の花のしたたり夕暮るる
田螺らの住処となれる植田かな
中学卒業五十周年の同窓会にて
芽笹汁半世紀経し友の顔
デイリー句会投句
★寝莚を敷けば尻あとへこみ居り
★打ち叩く朝の雨聞く走り梅雨
★窓開けて視界なき世の白雨かな
デイリー句会投句
鍬を振る遠くによしきり聴きながら
紫陽花のまず一色を今朝見せる
干天の畝の水吸う速さかな
デイリー句会投句
★薫風や水切り遊びしておりぬ
★谷川を越ゆる汽罐車岩つばめ
★葭切に赤白黄のテントかな
デイリー句会投句
★大鉢の水に浮かべてバラ光る
★蓮池の奥の浮巣は静かなり
★泰山木がっしり開き高く咲く
デイリー句会投句
★赤子泣く団地の宵や沙羅の花
★登校の傘一列の梅雨入りかな
★レシピ添え砂丘薤韮来たりけり
好きな句
★泰山木がっしり開き高く咲く/祝 恵子
泰山木の花が咲き始めました。あの真っ白で大振りの
花はまさに「がっしり開き」ですね?存在感のある
花の香りまで伝わるようです。
デイリー句会投句
六月の芋粥を炊く昼餉かな
六月の快晴街の輝けり
庭石菖もっとも明るき陽の下に
好きな句
★レシピ添え砂丘薤韮来たりけり/桑本栄太郎
鳥取砂丘の賜物ですね。
ふるさとからなつかしさもいっしょに届いたことでしょう。
デイリー句会投句
★万緑へ車もろとも吸い込まれ
★麦刈や何時もの鴉声あまゆ
★厨より畑へ裸足や朝餉時
デイリー句会投句
★曇り空映し早苗田広々と
★山法師麓に白く箕面山
★ざあざと揺れて耀く竹の秋
好きな句
★万緑へ車もろとも吸い込まれ/小口泰與
郊外へ出ると、もう新緑と云うよりも万緑と云いたい季節です。高速道路などでは、一瞬、緑の中に吸い込まれて行くような愉快な気持ちになります。季節は一直線に夏に向かっています。遠景、近景を合わせた巧みな描写が印象に残りました。
デイリー句会投句
★ことごとく田植え終わりて里しずか
★法事客去って植田の大きさよ
★背丈伸び夕べ際立つ半夏生
デイリー句会投句
★芒種早や風に湿りのありにけり
★あめんぼの雲と青空走りけり
★すなどりの猿に指図や信長忌
御礼
多田有花様
「レシピ添え砂丘薤韮来たりけり」の句をお選び頂き
嬉しいコメントも頂戴しまして大変有難うございます。
鳥取市在住の家内の叔母さんより、毎年砂丘らっきょうが
レシピを添え箱に入れて送られて来ます。大きな瓶に
2個も作りますが、レシピ通りに作りますので近所の
お裾分けも大変評判が良いようです。
好きな句
★ことごとく田植え終わりて里しずか/佃 康水
いつも何処かの田圃で機械が動いていたが、田植えも
すっかり終わり、植田の静謐な水面となった。
又静かな農村風景となった・・・との感慨のようですね?
田圃があり、田植えが終わるとの・・農村にとっては
当たり前の事が、難しい時代となりました。
デイリー句会投句
青葉して銀杏並木の深々と
青き野に紫陽花の色立ちのぼる
紫陽花の碧おもたげに土の上
デイリー句会投句
青時雨タクシーを待つ列に付く
青葉光窓いっぱいにティータイム
そよ風や木馬漕ぐ児の夏帽子
御礼
河野啓一様
「万緑」の句を好きな句にお取り上げ頂き、素敵なコメントをたまわり厚く御礼申し上げます。
先ほども万緑の九十九折を走ってきましたが万緑に飲み込まれるようでした。
デイリー句会投句
★大輪に雨粒ならぶ薔薇かな
★雨上り黄昏せまる夏野かな
★山間に奏づるごとし二重虹
お礼
桑本栄太郎様、泰山木の花に嬉しいコメントを頂きましてありがとうございました。
デイリー句会投句
大連の空思わせる五月晴れ
老鶯や天井高き雨の駅
夏の山雲の形の影落とす
デイリー句会投句
降りだした雨に打たれし栗の花
閉め切ってパソコンに向かう青葉冷
次々に蝶々訪れ夏薊
デイリー句会投句
★玄関のバイク濡れ居り花南天
★姫女苑の荒野となりぬ丘公園
★パソコンを閉じて寝床へよだち来ぬ
好きな句
★夏の山雲の形の影落とす/福田ひろし
夏空は快晴ばかりではなく、実際には雲も次々に生まれ
空を奔っている事が良くあります。
その雲の動きに合わせ影が映り、色濃くなったり明るく
なったりと、夏の山は変化のある表情を見せて呉れます。
デイリー句会投句
★一番花咲いて浜木綿純白に
★真っ白い香を風に載せはまおもと
★万緑に埋もれて聞くや風の音
御礼
桑本栄太郎様
「ことごとく田植え終わりて里しずか」の句に大変嬉しいお言葉を頂き有難うございました。仰るとおりですね。私の住む町では田んぼの風景は余り見る事が出来ません。田舎の親戚の住む町だからこそ、大植田の日本の原風景を見る思いでした。植田はまだまだたっぷりの水が張られて居て水鏡の様に陽を返していました。田んぼには人も居ませんし本当に静かでした。
デイリー句会投句
トマト苗支柱立てれば香りけり
茄子苗に吹く同じ風我に吹く
雨あとの茄子苗の紺鮮やかに
御礼
桑本栄太郎さま
夏の山雲の形の、を好きな句に選んでいただきまして、ありがとうございました。今日は梅雨には珍しく爽やかに晴れ、何もかもが明るく輝いていました。
海の近くの山塊の上には、いくつか雲が浮かび、その影で山はまだら模様でした。それさえも明るく見える1日でした。
デイリー句会投句
★洗い鯉日は千曲川(ちくま)へと落ちにける
★榛名湖へ道真直ぐや宵涼し
★雷電の光立ちたる夕間暮れ
デイリー句会投句
★丘の道雨季を明るく紫陽花や
★裏の庭こっそり静かにシャガを切る
★筍の飯を食べつつ藪思う
デイリー句会投句
★阪和道万緑分けてトンネルへ
★彩りを門辺に並べ透し百合
★交流戦梅雨入りの空の下で勝つ
デイリー句会投句
★未央柳雄蕊めざとくありにけり
★被いても尚空目指し葛茂る
★雨に濡れ色濃くなりぬ花ざくろ
好きな句
★阪和道万緑分けてトンネルへ/河野啓一
阪和高速道を南下しますと、トンネル又トンネルの連続
となります。トンネルを出ればみどりが眩しく、暫くして
又トンネルとなります。「万緑分けてトンネルへ」との措辞
により、今まさにトンネルへ入ろうとしてる光景がリアルに
見えて来ます。
デイリー句会投句
★桷散りて水面盛んなライズかな
★またしても赤城山(あかぎ)は靄や木下闇
★大文字の定かや初夏の妙義山
デイリー句会投句
★夏つばめ改札口をついと出る
★青葉陰通り抜けゆく風と会う
★糸トンボ水面かすめて消えてゆく
デイリー句会投句
★ブロッコリー茹でらる香り今日も雨
★夏蝶のもつれもつれて昼下がり
★百合の花灯透かし華やげる
デイリー句会投句
★幹よじれ翁の世話のさつき展
★短冊の水茎さやと杜鶴花かな
★梅雨寒や雨に濡れ居る古紙回収
デイリー句会投句
★杣山の男が焼きし岩魚かな
★郭公に風のさざ波ありにけり
★おちこちの畑に人居り夏つばめ
デイリー句会投句
★梅雨雲や傘の用意のあと戻り
★せせらぎの木洩れ日やどし枇杷熟るる
★せせらぎの闇に涼風高瀬川
デイリー句会投句
★棹足して玉葱吊るす通し土間
★ビル街やトマト実らす木箱かな
★睡蓮のつぼみ水面へあと少し
デイリー句会投句
梅の実や納戸に熟れる香り満つ
百合咲いて道行く人を見下ろせり
梅雨晴れへ西空の雲動きけり
好きな句
★棹足して玉葱吊るす通し土間 康水
玉ねぎの収穫真っ盛り。
ずらりとぶら下がった玉ねぎ風景が見える句です
思ったよりたくさん採れたのでしょうか。
名古屋は誰にきいても今年は100点のできにはならなかったようです。私も去年と違って中玉、小玉が多かったです。ただいまは「酢玉ねぎ」が体にいいということで挑戦してます。
好きな句
★せせらぎの闇に涼風高瀬川 栄太郎
子どもが京都務めだった頃よく歩きました。
桜の頃、川床の頃、紅葉の頃、寒いころ
好きだった京都なのでこの句を読むとその頃の風景が
ありありと浮かんできます。いちどご一緒したい衝動にかられる句です。
デイリー句会投句
★真っ白な夾竹桃に出合いけり
★枇杷食って種をうずめる庭の隅
★森の辺や緑陰抜けて車行く
好きな句
★せせらぎの闇に涼風高瀬川/桑本栄太郎
緑陰を縫って流れる京都郊外の高瀬川。涼風が川面を吹き抜けて、初夏の気分満点です。
デイリー句会投句
★夏つばめ田川の揺るる流れかな
★逆光の楓や湖の時鳥
★花あやめ田川膨らみ流れける
御礼
桑本栄太郎様
★阪和道万緑分けてトンネルへ
の拙句に過分のコメントを賜りありがとうございました。実は阪和道と阪奈道を間違えておりました。阪和道のほうが断然トンネルは多いです。失礼いたしました。近頃はもっぱら家内に乗せてもらっております。
御礼
古田敬二様、河野啓一様
「せせらぎの闇に涼風高瀬川」の句をお選び頂き
それぞれの方に素敵なコメントも頂戴しまして大変
有難うございます。
京都市内高瀬川界隈の風情が好きで、よく散策に
出掛けます。川べりの桜並木が青葉闇となり、とても
涼やかな光景の風情です。
デイリー句会投句
★夕焼のアパート映す水田かな
★じゅりじゅりと歓喜の歌や夏つばめ
★夕闇のせまる植田や路線バス
御礼
古田敬二 様
「棹足して玉葱吊るす通し土間」の句へ大変嬉しいお言葉を賜り有難うございます。何時も懇意にしている農家の風景を詠みました。仰る様に今年は小ぶりな様ですね。竿へ一杯になると通し土間の上に何本か置かれている予備の竿を出して次々吊って居られました。その方も「酢玉ねぎ」を進められ、冷蔵保存して私もいただいています。
デイリー句会投句
★植田には青空の色をそのままに
★幼き子田植えの様子をじっと見る
★アメンボの作る波紋の重なりあい