※当季雑詠3句(春の句)を<コメント欄>にお書き込みください。
※投句は、一日1回3句に限ります。
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◆俳句日記/高橋正子◆は、下記のアドレスです。
http://blog.goo.ne.jp/kakan02
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コメント
デイリー句会投句
★まるまると膨れし川や未紅梅
★観梅や酒一杯の着所寝
★菜の花や空広広と鳶の笛
デイリー句会投句
★紀の川の靄に包まれ旅にいる
★旅にいる紀伊には早き豆の花
★石垣残る峠の村は春遅し
デイリー句会投句
ころころと屋根を転がる春霰
淀川の波にまかせて残る鴨
下萌や少年野球の声響く
デイリー句会投句
★紅梅の雨の滴や昼下がり
★細枝の赤くときめく春の雨
★せせらぎの沈丁宿す高瀬川
デイリー句会投句
★春風に頬なぶらせて車椅子
★客を待つ咲き遅れたる水仙花
★雪解けを待ちて出掛ける北の国
再投句
2015-03-01 10:00:29言葉使いが誤っていたようですので再投句します。
靴下の親指の穴二月尽
病床の友に絵手紙雛人形
老い払へ雛いくつも飾る母
デイリー句会投句
★忽然と湖広がるや鳥雲に
★湖暮れて騒めきおさむ木の芽山
★天土の潤いたしか名木の芽
デイリー句会投句
広々とコンテナヤードに春朝日
石段を駆ける少年梅開く
青龍殿春の京都を一望す
デイリー句会投句
★外に出れば音なき雨や春野道
★せせらぎの桜芽木張る高瀬川
★句帳手に眼を凝らし居る春野かな
デイリー句会投句
★五色豆かりっと噛むや風光る
★根無し雲浮かべる湖や柳の芽
★風光る旅の準備のあれやこれ
デイリー句会投句
満開に梅咲いて今日よき日和
花それぞれつけて梅枝のすっと伸び
鶯の囀り近く干し物を
デイリー句会投句
★桃の日や妻は母訪い故郷へ
★降る雨の風に流さる三月に
★雨つぶのきらりと紅やしだれ梅
デイリー句会投句
★朝靄と黄砂の中の生駒山
★雛まつり夕餉の膳に散らし寿司
★桜鯛渦潮越えてやって来る
デイリー句会投句
老梅や裂けて曲がりて花咲かす
筑後なる鄙びた町の雛飾り
振り返りまた振り返る梅の里
デイリー句会投句
★春暁の紫紺の山や鳶の笛
★百千鳥渓へ日の差すきの木の間かな
★山襞の残雪光り鳥の声
デイリー句会投句
★梅の枝満開なれば空青し
★焼き穴子載せて節句の散らし寿司
★猫の恋いつもの場所に姿なし
デイリー句会投句
★春雨の湾処に杭の並びけり
★医科大の樟の大樹や春落葉
★ハイウェイの灯火つづくや春の夕
デイリー句会投句
★独り居の子に作り置く菜花和え
★雪柳互生の蕾を正確に
★堰落ちる水白々春寒し
デイリー句会投句
★啓蟄や支流支流の水集う
★舎利殿の龍の眼光風光る
★白梅や堂の柱の黒光
デイリー句会投句
<故郷の春追憶>
★竹籠のそれぞれ持つや蓬摘む
★楤の芽やはるか沖には白き波
★背なにある吾の記憶や二日灸
文字化けの句訂正
二句目は漢字が文字化けのようです。その為平仮名にて
訂正願います。
★たらの芽やはるか沖には白き波
投句
左手に持てるだけの土筆かな
満開の梅に導く道普請
大伯母の句集写して二月尽
デイリー句会投句
★梅の香や野点の人の黄八丈
★麦踏や長き裾野を鳶の笛
★ひろごれる青空深し揚ひばり
デイリー句会投句
★風光る菜花の揺れて昼下がり
★薔薇の芽の風に揺れおり曇り空
★小鳥呼ぶ紅い椿の蕾かな
デイリー句会投句
三月の風が玻璃戸を鳴らし過ぐ
春寒の満月昇るテニスコート
啓蟄の空幾本の飛行機雲
デイリー句会投句
梅に蜜吸いおり鵯の枝の揺れ
せせらぎの煌めき流る春の水
ふらここを漕ぎ上ぐ子らの宙に舞う
デイリー句会投句
和紙人形展
★指先も和紙で細やか段の雛
★紙雛の浮かれ踊りし屏風前
★座す吾を紙雛たちに見おろされ
デイリー句会投句
<故郷の春追憶>
★緋色敷く屋敷まわりや落椿
★鄙なればまだらに搗きぬよもぎ餅
★季(とき)なれど吾は覚えず母子草
デイリー句会投句
★啓蟄の朝日明るい窓ガラス
★春風にクシャミ窓超え谺する
★桜芽の紅が膨らみ空いっぱい
デイリー句会投句
★川土手の桜並木の芽が円い
★太陽のご機嫌の良い日いぬふぐり
★蕗の薹庭石の陰からのっそりと
デイリー句会投句
★あけぼのの畦淡きかな初蛙
★芽柳や川瀬の波の響きける
★いっせいに里彩るや孕鳥
デイリー句会投句
★何時になく立花(りっか)華やぐ雛の間
倉敷川のほとり
★芽柳や花嫁乗せし舟浮かべ
★蔵町を映す川辺や柳の芽
デイリー句会投句
★囀りの朝の団地に目覚めけり
★人にある遅速のように丘の梅
★春北風の真夜におらぶや窓の闇
好きな句
★蔵町を映す川辺や柳の芽/佃 康水
柳の根は土を良くかばい、何処でも川べりに植えられて
いる事が多いい。昔の風情を残す倉敷川沿いの町並
の光景が旅情を誘います。
デイリー句会投句
★うすずみの榛名十峰雪やなぎ
★榛名湖の波高ぶるや柳の芽
★また一輪今朝湧き出でし梅の花
デイリー句会投句
★嬰児を抱いてあやして雛祭り
★ひなあられ赤子の前で封を切る
★浅蜊汁若い夫婦のおもてなし
デイリー句会投句
シリアルはシナモンの味春の雨
鶯を足下に晴れし稜線を
春の山眼下を走る新幹線
デイリー句会投句
★ぎらぎらと葉面光り風光る
★暮れなずむ山すそ村や春燈
★春北風の真夜のおらびや窓の闇
御礼
桑本栄太郎様
「蔵町を映す川辺や柳の芽」を好きな句にお選び頂き素敵なお言葉を頂戴し誠に有難うございます。同期会女性ばかりで倉敷に出かけました。宿の前に倉敷川の川辺に柳が幾本も有り、萌黄色の芽柳が揺れていました。歴史の沁み込んだ白壁の町並みは往時の繁栄とその面影を残していました。
デイリー句会投句
★御殿雛思わず中を覗き見る
★真ん前を見つめる享保雛の顔
★旧邸が狭きと七段雛並ぶ
デイリー句会投句
★暖かや重なる亀の砂埃
★空高く卵が割れて白木蓮
★春風に足でジャンケン姉弟
デイリー句会投句
★湖明けて白鳥帰る鋭声かな
★整然と名草の芽の出でにけり
★からからと笑う童やしゃぼん球
デイリー句会投句
★さえずりや口笛吹いて応え居り
★さみどりをふふみ芽吹きや土佐みづき
★少年の野球チームや草青む
好きな句
★からからと笑う童やしゃぼん玉/小口泰輿
七色のしゃぼん玉を沢山一度に飛ばし、はしゃぐ童子の
笑顔が見えるようである。
「からからと笑う」との措辞と、季語のしゃぼん玉の光景
が絶妙にひびきあっている。
デイリー句会投句
初蝶や我が山行の足元に
春の海浮かぶ家島小豆島
春の陽のあふれる頂に座る
デイリー句会投句
★サンシュユの黄色鮮やか開花前
★傘軽し春の深まる雨なれば
★梅満開校庭溢れる子らの声
デイリー句会投句
多摩川に春日ひとしく流れけり
風光る部屋のみどりの色新た
春の街花の写真を手土産に
デイリー句会投句
★コンテナ船入るを隠すは春の雨
★白梅が木々にいっぱい河川敷
★啓蟄を過ぎて目覚めの夜明けかな
御礼
桑本栄太郎様
「しゃぼん玉」の句を好きな句にお取り上げいただき、その上、素敵なコメントをいただき感謝申し上げます。
有難う御座いました。
デイリー句会投句
★山風や花のむきむき黄水仙
★早蕨を三和土に干せし媼かな
★また二人早蕨とりに現れり
デイリー句会投句
<京都祇園小路>
★芽柳や四条の橋の川風に
★外つ人のあまた祇園や春しぐれ
★建仁寺の塀の高きや落椿
デイリー句会投句
★我が狭庭光りのごとくメジロ来る
★曇天へ芽吹きの細枝シルエット
★春筍を地中に秘めて竹真直ぐ
デイリー句会投句
★浮雲の遠きや今日は震災忌
★春吹雪妻は歯科医へ走りゆき
★天気図も厳しや列島冴え返る
デイリー句会投句
★本流へくい込む支流蕗のとう
★ほつほつと山茱萸咲けり鳥の声
★瀬頭の荒きや梅のふつふつと