●デイリー句会投句箱/11月7日~16日● 2014年11月16日 07:54 | Weblog ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 ※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。 ◆俳句日記/高橋正子◆は、下記のアドレスです。 http://blog.goo.ne.jp/kakan02 X Facebook はてブ LINE コメント 高橋信之 2014年11月7日 6:15 テスト テスト 返信する 小口泰與 2014年11月7日 10:23 デイリー句会投句 ★ひつじ田へ数多の雀雨後の朝 ★返り花老いを潤おす趣味二つ ★山風のまして上州虎落笛 返信する 多田有花 2014年11月7日 16:56 デイリー句会投句 着信がありて立冬の朝 飛行機が冬の紅葉を渡りけり なだらかな山の連なり冬に入る 返信する 柴田蓮太郎 2014年11月7日 17:33 Unknown 姪姉妹 かわいい盛り 秋嵐 紅葉と 雲の切れ間に 紫煙吐き タイヤ換え 父に習いし 日を想い 返信する 桑本栄太郎 2014年11月7日 17:42 デイリー句会投句 <秋の京都御所開放見学> ★菊飾る御車寄せや御所の庭 ★ほんものの御所車見し御所の秋 ★主の在さぬ御常御所とや暮の秋 返信する 桑本栄太郎 2014年11月7日 17:57 好きな句 ★山風のまして上州虎落笛/小口泰輿 上州に名高きものは、かかあ殿下と空っ風、まして国定忠治かな・・・。今日は早くも立冬ですね!!。風の強い上州の虎落笛が、早速浪花節語りのような旅情を誘います。 好きな一句です。 返信する 小西 宏 2014年11月7日 20:04 デイリー句会投句 ★団栗を埋めてやわき橡道 ★やまもみじ空近きより紅葉す ★崖道の暗がり深く秋椿 返信する 高橋秀之 2014年11月7日 23:39 デイリー句会投句 ★気が付けば嬉し恥ずかし小菊咲く ★陽は南小さい菊も同じ向き ★秋深し星の明るき帰り道 返信する 古田敬二/転記 2014年11月8日 8:57 デイリー句会投句 2014-11-08 08:20:27 地に落ちて白山茶花は色変えず 秋の蝶鮮やか過ぎる黄色着て 秋耕の背中へ届く優しき陽 返信する 迫田和代 2014年11月8日 10:02 デイリー句会投句 ★山あいの紅葉の上に青い空 ★川土手の身にしむ寒さ道急ぐ ★白波の岩叩く音冬近し 返信する 内山富佐子 2014年11月8日 10:57 お礼 栄太郎様 お礼が遅くなってしまいましたが、「破蓮の濠にあおぞら戻りけり」を好きな句にお選びくださって有難うございます。全くコメントの通りです。破蓮の淋しい景色も戻ってきた青空の美しさで嬉しくなりました。 返信する 小口泰與 2014年11月8日 14:32 御礼 桑本栄太郎様 「虎落笛」の句を好きな句にお取り上げいただき、素晴らしいコメントをいただきありがとう御座いました。これからは山風が吹くと毎日のように虎落笛に我々が悩ませられます。 返信する 小口泰與 2014年11月8日 14:35 デイリー句会投句 ★夕暮の赤城颪に屋根の揺れ ★冬帽や水の矢じりにたじろがず ★小春日や和紙に墨痕太き文字 返信する 桑本栄太郎 2014年11月8日 16:44 デイリー句会投句 <京都御所、後の十三夜> ★松籟と月の名残の御苑かな ★末の世は吾無き後の十三夜 ★御苑なる吾も過客や後の月 返信する 小西 宏 2014年11月8日 19:16 デイリー句会投句 ★一本の赤四手もみじ陽の明るさ ★アパートのベランダに柿干してあり ★暮の秋欅の影を黄昏に 返信する 多田有花 2014年11月8日 21:03 デイリー句会投句 立冬の満月昇る飯を炊く 散りきって頂の木々雪を待つ 渓流の音をたどりて冬紅葉 返信する 高橋秀之 2014年11月8日 23:46 デイリー句会投句 ★山門を過ぎれば紅葉の少しある ★初冬の山から近くに琵琶湖見ゆ ★暮れ早し浜大津港に船戻る 返信する 中野けいこ 2014年11月9日 9:18 デイリー句会投句 かけまわる 子ら まきあげる 秋の色 七竈 見て口紅の 色を変へ こんこんと 咳がノックか 冬将軍 返信する 小口泰與 2014年11月9日 10:09 デイリー句会投句 ★冬霧の朝日に透ける山の木々 ★小春日や木々のおちこち鳥の声 ★佐久鯉のはねし彼方の冬もみじ 返信する 河野啓一 2014年11月9日 10:57 デイリー句会投句 ★箕面川流れの音も秋惜しむ ★生駒山風土記の丘や暮の秋 ★空広く伯耆大山装えり 返信する 桑本栄太郎 2014年11月9日 17:10 デイリー句会投句 <京都御所観月> ★うす闇の御所に色濃く夕紅葉 ★夕闇を見上げ銀杏の黄葉かな ★玉砂利を踏みつつ待つや後の月 返信する 高橋秀之 2014年11月9日 21:22 デイリー句会投句 ★短日や路面軌道をすれ違う ★冬空は薄雲広く隙間なく ★鋼索線紅葉の濃さが変わりゆく 返信する 小口泰與 2014年11月10日 9:17 デイリー句会投句 ★夕暮の落葉かけ行く峠かな ★佐久鯉や浅間颪の夕間暮れ ★山茶花や風とむつみし赤城山 返信する 内山富佐子 2014年11月10日 10:34 好きな句 玉砂利を踏みつつ待つや後の月/桑本栄太郎 玉砂利を踏みながらあの格調高い京都御所の景色と共に月を待つ。晩秋のしみじみとした情感が伝わってきます。 京都にお住まいになっておられるなんていいですねえ。 返信する 多田有花 2014年11月10日 17:44 デイリー句会投句 ベルリンの壁壊れしも初冬なり 冬浅き森の上ゆく風を聞く 冬の蝶しばらく傍を飛びにけり 返信する 桑本栄太郎 2014年11月10日 18:26 御礼 内山富佐子様 「玉砂利を踏みつつ待つや後の月」の句をお選び頂き、嬉しいコメントも頂戴しまして大変有難うございます。これまで何度も御所には訪れてますが、夜の訪れは初めてでした。観光地にあると言えども宮内庁の保全管轄であり、夜は外灯も少なく、広大な御所もひっそりとなります。 返信する 桑本栄太郎 2014年11月10日 18:43 デイリー句会投句 <御所西、烏丸通りの護王神社> ★和気公の護王神社や銀杏黄葉 <護王神社境内特別舞台> ★冷ややかに琵琶の語りの媼かな ★ひらひらと単衣山茶花開きけり 返信する 高橋秀之 2014年11月10日 21:27 デイリー句会投句 ★真っ白な小皿に大根おろし盛る ★大根の太きところをぶつ切りに ★大根の熱き煮物を吹き冷ます 返信する 小西 宏 2014年11月10日 22:36 デイリー句会投句 ★大根の青首ならぶ黒き畝 ★まだ少し濡れたる道の楢落葉 ★足弾む落葉の匂い嗅ぎながら 返信する 古田敬二 2014年11月11日 9:58 デイリー句会投句 遠回りして故里を嗅ぐ枇杷の花 蒼天が散らす紅葉の下にいる 冬鳥の騒ぎし後は風の音 返信する 小口泰與 2014年11月11日 10:06 デイリー句会投句 ★新築の木槌の音や夕焚火 ★白樺の上枝にまれの枯葉かな ★我がろう居風のきしみや冬に入る 返信する 黒谷光子 2014年11月11日 13:59 デイリー句会投句 ここかしこ五六本づつ石蕗の花 雪吊りに庭の景色の一変す 藁の衣と帽子蘇鉄の雪囲い 返信する 多田有花 2014年11月11日 16:20 デイリー句会投句 運やツキやっぱりあるよ冬はじめ 小春日の空の青さに小菊の黄 六甲も淡路も隠し冬霞 返信する 桑本栄太郎 2014年11月11日 16:52 デイリー句会投句 ★身ほとりの色濃くなりぬ冬の雨 ★石垣の雨に色濃き蔦紅葉 ★ワイパーの時折り振れる時雨バス 返信する 桑本栄太郎 2014年11月11日 16:59 好きな句 ★雪吊りに庭の景色の一変す/黒谷光子 立冬も過ぎ、日毎に朝晩が冷え込むようになりました。雪吊り、雪囲いもされ、早くも眼のゆくところは冬の様相に驚いている作者です。 返信する 中野けいこ 2014年11月11日 19:47 デイリー句会投句 曇天をなほ色濃くす寒鴉 冬の日の 小さき陽向 ねこのやま 秒針と 雪降る音が 響く夜 返信する 高橋秀之 2014年11月11日 20:19 デイリー句会投句 ★雨上がり冬めく朝に日が昇る ★鳴き声も足音もなく冬の朝 ★店頭に並ぶポインセチアの赤い列 返信する 小口泰與 2014年11月12日 8:55 デイリー句会投句 ★短日や仏壇とじて旅に出づ ★冬天や小出しの星の磨かれし ★山風の雲をまろめつ花八手 返信する 河野啓一 2014年11月12日 10:51 デイリー句会投句 ★青空に夕日集めて柿の赤 ★丘の辺の畑に無花果もぎし頃 ★間引き菜を油であえてサラダかな 返信する 福田ひろし 2014年11月12日 12:34 デイリー句会投句 有明の潟の海にも冬の雨 羽音だけ騒がしき鴨わずか飛ぶ 眠たげな下弦の月はぼってりと 返信する 多田有花 2014年11月12日 16:58 デイリー句会投句 青空に雲を探すや小六月 黄蝶飛ぶ小春日和の中を飛ぶ アスファルトを枯葉転がる音がする 返信する 桑本栄太郎 2014年11月12日 17:01 デイリー句会投句 ★小雨降る在所は冬の紅葉かな ★括られて冬菊しとど濡れにけり ★山崎の西国街道しぐれ来る 返信する 桑本栄太郎 2014年11月12日 17:09 好きな句 ★短日や仏壇とじて旅に出づ/小口泰輿 短日の晩秋から初冬に向けて、冬紅葉の頃は旅ごころの掻き立てられる季節ですね!!。「仏壇とじて」との措辞が如何にもリアルな表現で素敵です。 返信する 桑本栄太郎 2014年11月12日 17:14 好きな句 ★丘の辺に畑の無花果もぎし頃/河野啓一 今日山裾の里村を散策しましたが、無花果が熟れて食べごろのまま残っていました。私達の子供の頃はとても貴重なお八つでしたのに・・・と、時代の流れを想いました。 返信する 桑本栄太郎 2014年11月12日 17:20 好きな句 ★有明の潟の海にも冬の雨/福田ひろし 天気の変化は西の方からですが、御地は雨のようですね!!「有明の潟」との地名が旅情を誘い、どのような冬の雨の情景になるのか?と想像を募らせます。 返信する 桑本栄太郎 2014年11月12日 17:28 好きな句 ★黄蝶飛ぶ小春日和の中を飛ぶ/多田有花 今日の散策でも沢山の蝶を見かけました。冬と云っても暖かい小春日和の中では、又、晩秋の光景に後戻りとも思うほどです。上五、下五に「飛ぶ」とのリフレインの措辞が効いて、小春日和の穏やかさが想われ素敵です。 返信する 小西 宏 2014年11月12日 21:10 デイリー句会投句 ★初冬の朝街灯の白き冴え ★冬日差し銀杏いよいよ黄の茂り ★黄昏の天より欅もみじ降る 返信する 古田敬二 2014年11月12日 22:21 デイリー句会投句 いずこから渡り来たるや鶫鳴く 木洩れ日が届くま白に花八つ手 立冬の陽はあたたかし森を行く 返信する 小口泰與 2014年11月13日 8:37 御礼 桑本栄太郎様 「短日」の句を好きな句にお取り上げいただき、素晴らしいコメントをたまわり感謝申し上げます。有難う御座いました。 返信する 小口泰與 2014年11月13日 8:43 デイリー句会投句 ★白波のみぎわを刷くや冬紅葉 ★冬紅葉山を離れて雲迅み ★朝霜や朝の挨拶短けれ 返信する 福田ひろし 2014年11月13日 10:48 御礼 桑本栄太郎様 「有明の」を好きな句に選んでいただきまして、ありがとうございます。有明海は干満の差が激しい泥の海です。それ故、冬の天気が悪い日は実に寒々とします。海苔の養殖には最適で、豊穣の海ではありますが。 返信する 多田有花 2014年11月13日 16:44 デイリー句会投句 山茶花に時おり吹いて山の風 薄き陽に皇帝ダリア高く咲く 風の音電気ストーブを出しぬ 返信する 多田有花 2014年11月13日 16:49 お礼 桑本栄太郎さま、 「黄蝶飛ぶ小春日和の中を飛ぶ」に素敵なコメントをいただきありがとうございます。 黄色い蝶は暖かな冬の日にぴったりです。 日差しの中を飛んでいるのを見るとほのぼのとした気持ちになりますね。 返信する 桑本栄太郎 2014年11月13日 18:10 デイリー句会投句 ★もの思いしつつ落葉を踏みゆけり ★落葉掃く後からあとへ落葉散る ★ひつじ穂のみのり哀しき野風かな 返信する 小西 宏 2014年11月13日 21:06 好きな句 ☆薄き陽に皇帝ダリア高く咲く /多田有花☆ 背高で花柄高貴な皇帝ダリアには薄雲の空、ほのぼのとした光がよく似合います。清らかな紫の花に似つかわしい、清楚で力強い御句です。 返信する 小西 宏 2014年11月13日 21:10 デイリー句会投句 ★犬に服着せて落葉の風の中 ★鈴懸の落葉駆けゆくゲートボール ★冬晴れて高き柿の実仰ぎ見る 返信する 佃 康水 2014年11月13日 21:35 好きな句 ☆犬に服着せて落葉の風の中/小西 宏 寒くなれば人間と同じ様に服を着せ散歩をさせていらっしゃる人を良く見かけます。犬と言えどももはや家族の一員ですものね。犬への愛情一杯のなせる業。落葉の中を散歩している人と犬の微笑ましい光景が目に浮かんで参ります。 返信する 佃 康水 2014年11月13日 21:37 デイリー句会投句 広島帝釈峡へバスの旅 ★渦巻きて早瀬をいそぐ落葉かな ★峠越え嶺にたなびく冬の霧 ★大銀杏古刹に黄葉散り敷きぬ 返信する 古田敬二 2014年11月13日 23:34 デイリー句会投句 芒刈る亡父使いし鎌をもて かさこそと音して落ち葉の街路 海の色に塩つけサンマ焼き上がる 返信する 小口泰與 2014年11月14日 8:26 デイリー句会投句 ★小春日のことに鳥語の夕べかな ★冬ばらのあえかな瑞枝風の中 ★飯田へと今年も参る桜鍋 返信する 多田有花 2014年11月14日 13:38 デイリー句会投句 冬の陽が森へ斜めに差しにけり ランドセル駆け出す冬の横断歩道 テニスコート張替えられて冬めく日 返信する 多田有花 2014年11月14日 13:41 お礼 小西 宏さま、 「薄き陽に皇帝ダリア高く咲く」にうれしいコメントを頂きありがとうございます。 皇帝ダリア、花が少なくなった初冬の庭で咲いているのをよく見かけるようになりました。 あの背の高さがなんといっても目立ちます。 返信する 多田有花 2014年11月14日 13:44 好きな句 ★冬晴れて高き柿の実仰ぎ見る/小西 宏 冬になっても採られることのない実をたくさんつけた柿の木をよく見かけます。 見上げる視線の先には真っ青な冬の青空。 柿の色と空の色が目に浮かぶようです。 返信する 桑本栄太郎 2014年11月14日 17:51 デイリー句会投句 ★剪定の瘤の白さや冬ざるる ★黒き実の垂れて茄子畑枯れにけり ★冬菊の括られなおも鮮やかに 返信する 佃 康水 2014年11月14日 20:35 好きな句 ☆冬菊の括られなおも鮮やかに/桑本栄太郎 各家の庭や路地を歩くと道に迫り出したりしている菊を括って居られますが、括られながらも活き活きと咲き、また菊の香もふくよかに漂っています。家の方々が一手間かけて庭を大事にされている様子が垣間見える御句です。 返信する 佃 康水 2014年11月14日 20:37 デイリー句会投句 遊覧船湖面に紅葉散り止まず 巡る湖に小さき水輪や初時雨 山寺や生垣成してお茶の花 返信する 小西 宏 2014年11月14日 20:41 好きな句 ☆飯田へと今年も参る桜鍋 /小口泰與☆ 飯田というのはそんなに馬肉、桜鍋が美味しいところなのでしょうか? (当たり前です、とお叱りを受けそうですが)。何れにせよ小口さんはご当地の桜鍋が大好きで、寒くなると待ち構えたように食べにいらっしゃるのでしょう。「今年も参る」に滑稽味と味の季感が伝わります。 返信する 小西 宏 2014年11月14日 20:44 お礼 多田有花さま 「冬晴れて高き柿の実仰ぎ見る」に温かなお言葉をお送り下さり、たいへんありがとうございました。冬になると葉も落ち、枝の柿の実の色がいよいよ鮮やかに見えるようなってきます。 返信する 小西 宏 2014年11月14日 20:48 デイリー句会投句 ★通勤の襟の身支度落葉踏む ★満々と陽より欅の落ち葉する ★落葉積む谷戸に鋭き鳥の声 返信する 小西 宏 2014年11月14日 20:59 お礼 佃 康水 さま 「犬に服着せて落葉の風の中」へのお言葉、たいへん嬉しく頂戴いたしました。 我が家の犬は4kgほどの小さな犬ですから、ちょっと寒くなると日を恋しがり、温かさを求めます。毛の色も地味なので、女の子らしい洋服を着せて散歩に出かけます。(公園で出会う子供たちにも好評です)。毛並みの汚れ除けにもなるかもしれないと思っています。 返信する 黒谷光子 2014年11月14日 21:17 お礼 栄太郎様、「雪吊り」の句にコメントをいただきまして、有難うございます。駐車場などで松も大小3本だけになりましたが冬支度が出来ました。用と美を兼ねた雪国ならではの景色なのですね。 返信する 黒谷光子 2014年11月14日 21:21 デイリー句会投句 初冬の色扱き混ぜて宮の杜 土手行けば桜紅葉の降りかかる 村中の防災訓練寒き朝 返信する 福田ひろし 2014年11月14日 21:56 デイリー句会投句 鰯雲妻は五十路に入りけり 十里先冬野の鉄塔陽に光る 一雨ごとに心温もる暮れの秋 返信する 黒谷光子 2014年11月14日 22:32 好きな句 芒刈る亡父使いし鎌をもて/古田敬二 亡き父上が使っておられた鎌、父上の手の温みが残っているようにも感じられたことでしょう。 芒を刈りながら亡き父上のことを懐かしまれたと思います。 返信する 迫田和代 2014年11月15日 9:38 デイリー句会投句 ★神無月松の落ち葉の散歩道 ★広島に紅葉紅葉の大通り ★晴れ着なし下着並べる老いの冬 返信する 小口泰與 2014年11月15日 10:21 御礼 小西宏様 「桜鍋」の句を好きな句にお取り上げいただき、素晴らしいコメントを有難う御座います。九州の馬肉も美味しいですが、信州の馬肉も美味しく、カロリーも少なく何時もこの時期になると取り寄せたり、食べに行ったりしています。 有難う御座いました。 返信する 小口泰與 2014年11月15日 10:26 デイリー句会投句 ★冬ばらのこうべを下げて暮にけり ★寒菊や初冠雪の浅間山 ★あけぼのの汀おうとつ落葉かな 返信する 桑本栄太郎 2014年11月15日 18:26 御礼 佃 康水様 「冬菊」の括られなおも鮮やかに」の句をお選び頂き、嬉しい素敵なコメントもお寄せ頂き、大変有難うございます。 大輪の菊も勿論素晴らしいのですが、畑や家庭の庭にある冬の小菊の風情も好きです。殆ど括られていて、黄色や紫、白の花が鮮やかです。 返信する 桑本栄太郎 2014年11月15日 18:40 デイリー句会投句 ★送電線野から嶺へと冬の霧 ★惜しみつつ踏みゆく桜落葉かな ★真つ白となりし中洲や枯尾花 返信する 多田有花 2014年11月15日 19:09 デイリー句会投句 単線の駅舎のそばの冬菜畑 冬紅葉いよいよ鮮やかなりし頃 境内の森を歩けば焚き火の香 返信する 多田有花 2014年11月15日 19:12 好きな句 ★冬菊の括られなおも鮮やかに/桑本栄太郎 ご近所に黄色の小菊がいっぱい咲いているところがあります。 まさに御句のとおりの光景で、冬の日差しに黄色が鮮やかにまぶしく映えています。 返信する 河野啓一 2014年11月15日 20:09 御礼 桑本栄太郎さま ★丘の辺に畑の無花果もぎし頃 の拙句をおとりあげくだされ、いつもながら嬉しいコメントを有り難うございました。 父の田舎が無花果の産地で、よく収穫の手伝いなどさせてもらったことを想い出しての句です。 返信する 河野啓一 2014年11月15日 20:16 デイリー句会投句 ★空晴れて伯耆大山粧えり ★海遠く望みて山の紅葉かな ★港町見おろす紅葉六甲山 返信する 小西 宏 2014年11月15日 20:20 デイリー句会投句 ★落葉厚く玄関に待つ朝新し ★冬薔薇の枝細き先ひとつ赤 ★櫨の実に集う鴉の青空よ 返信する 高橋秀之 2014年11月15日 21:36 デイリー句会投句 ★冬晴れも青空霞む告別式 ★冬の朝読経と木魚をたたく音 ★北風の中を出棺掌を合わす 返信する 小口泰與 2014年11月16日 9:53 デイリー句会投句 ★耳立てて炉話聞きし小犬かな ★仰ぎたる雪の浅間の冥加かな ★噴煙の南をさすや冬木立 返信する 多田有花 2014年11月16日 15:48 デイリー句会投句 小春日の胸の中まで青き空 早朝の電車を待てば息白し 冬紅葉眺めつ山の懐へ 返信する 桑本栄太郎 2014年11月16日 19:05 デイリー句会投句 ★校門の灯りとなすや石蕗の花 ★惜しみつつ踏みゆく桜落葉かな ★鳰浮かぶ水面夕空映しけり 返信する 桑本栄太郎 2014年11月16日 19:10 好きな句 ★早朝の電車を待てば息白し/多田有花 本当に朝晩、特に早朝は急激に冷え込んで来るようになりました。日中と朝晩の気温差が激しく、出かける時には着るものに悩むほどですね?情景が良くわかり、大変共感の一句です。 返信する 高橋秀之 2014年11月16日 20:02 デイリー句会投句 ★天保山桜紅葉の続く道 ★一枚の桜落ち葉を手にかざす ★冬の日が照らす波間を小舟ゆく 返信する 小西 宏 2014年11月16日 21:01 好きな句 ☆小春日の胸の中まで青き空 /多田有花☆ 冬になると空気も急に冷たくなる。しかし、その合間に迎える小春の青い空。それをみな吸い込んで胸の膨らむ清々しさ。 返信する 小西 宏 2014年11月16日 21:02 デイリー句会投句 ★日曜の親子ら集い落葉掃く ★さわさわと芝の朝日に敷く落葉 ★いま街の楓は冬の紅葉かな 返信する
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テスト
テスト
デイリー句会投句
★ひつじ田へ数多の雀雨後の朝
★返り花老いを潤おす趣味二つ
★山風のまして上州虎落笛
デイリー句会投句
着信がありて立冬の朝
飛行機が冬の紅葉を渡りけり
なだらかな山の連なり冬に入る
Unknown
姪姉妹 かわいい盛り 秋嵐
紅葉と 雲の切れ間に 紫煙吐き
タイヤ換え 父に習いし 日を想い
デイリー句会投句
<秋の京都御所開放見学>
★菊飾る御車寄せや御所の庭
★ほんものの御所車見し御所の秋
★主の在さぬ御常御所とや暮の秋
好きな句
★山風のまして上州虎落笛/小口泰輿
上州に名高きものは、かかあ殿下と空っ風、まして国定忠治かな・・・。今日は早くも立冬ですね!!。風の強い上州の虎落笛が、早速浪花節語りのような旅情を誘います。
好きな一句です。
デイリー句会投句
★団栗を埋めてやわき橡道
★やまもみじ空近きより紅葉す
★崖道の暗がり深く秋椿
デイリー句会投句
★気が付けば嬉し恥ずかし小菊咲く
★陽は南小さい菊も同じ向き
★秋深し星の明るき帰り道
デイリー句会投句
2014-11-08 08:20:27
地に落ちて白山茶花は色変えず
秋の蝶鮮やか過ぎる黄色着て
秋耕の背中へ届く優しき陽
デイリー句会投句
★山あいの紅葉の上に青い空
★川土手の身にしむ寒さ道急ぐ
★白波の岩叩く音冬近し
お礼
栄太郎様
お礼が遅くなってしまいましたが、「破蓮の濠にあおぞら戻りけり」を好きな句にお選びくださって有難うございます。全くコメントの通りです。破蓮の淋しい景色も戻ってきた青空の美しさで嬉しくなりました。
御礼
桑本栄太郎様
「虎落笛」の句を好きな句にお取り上げいただき、素晴らしいコメントをいただきありがとう御座いました。これからは山風が吹くと毎日のように虎落笛に我々が悩ませられます。
デイリー句会投句
★夕暮の赤城颪に屋根の揺れ
★冬帽や水の矢じりにたじろがず
★小春日や和紙に墨痕太き文字
デイリー句会投句
<京都御所、後の十三夜>
★松籟と月の名残の御苑かな
★末の世は吾無き後の十三夜
★御苑なる吾も過客や後の月
デイリー句会投句
★一本の赤四手もみじ陽の明るさ
★アパートのベランダに柿干してあり
★暮の秋欅の影を黄昏に
デイリー句会投句
立冬の満月昇る飯を炊く
散りきって頂の木々雪を待つ
渓流の音をたどりて冬紅葉
デイリー句会投句
★山門を過ぎれば紅葉の少しある
★初冬の山から近くに琵琶湖見ゆ
★暮れ早し浜大津港に船戻る
デイリー句会投句
かけまわる 子ら まきあげる 秋の色
七竈 見て口紅の 色を変へ
こんこんと 咳がノックか 冬将軍
デイリー句会投句
★冬霧の朝日に透ける山の木々
★小春日や木々のおちこち鳥の声
★佐久鯉のはねし彼方の冬もみじ
デイリー句会投句
★箕面川流れの音も秋惜しむ
★生駒山風土記の丘や暮の秋
★空広く伯耆大山装えり
デイリー句会投句
<京都御所観月>
★うす闇の御所に色濃く夕紅葉
★夕闇を見上げ銀杏の黄葉かな
★玉砂利を踏みつつ待つや後の月
デイリー句会投句
★短日や路面軌道をすれ違う
★冬空は薄雲広く隙間なく
★鋼索線紅葉の濃さが変わりゆく
デイリー句会投句
★夕暮の落葉かけ行く峠かな
★佐久鯉や浅間颪の夕間暮れ
★山茶花や風とむつみし赤城山
好きな句
玉砂利を踏みつつ待つや後の月/桑本栄太郎
玉砂利を踏みながらあの格調高い京都御所の景色と共に月を待つ。晩秋のしみじみとした情感が伝わってきます。
京都にお住まいになっておられるなんていいですねえ。
デイリー句会投句
ベルリンの壁壊れしも初冬なり
冬浅き森の上ゆく風を聞く
冬の蝶しばらく傍を飛びにけり
御礼
内山富佐子様
「玉砂利を踏みつつ待つや後の月」の句をお選び頂き、嬉しいコメントも頂戴しまして大変有難うございます。これまで何度も御所には訪れてますが、夜の訪れは初めてでした。観光地にあると言えども宮内庁の保全管轄であり、夜は外灯も少なく、広大な御所もひっそりとなります。
デイリー句会投句
<御所西、烏丸通りの護王神社>
★和気公の護王神社や銀杏黄葉
<護王神社境内特別舞台>
★冷ややかに琵琶の語りの媼かな
★ひらひらと単衣山茶花開きけり
デイリー句会投句
★真っ白な小皿に大根おろし盛る
★大根の太きところをぶつ切りに
★大根の熱き煮物を吹き冷ます
デイリー句会投句
★大根の青首ならぶ黒き畝
★まだ少し濡れたる道の楢落葉
★足弾む落葉の匂い嗅ぎながら
デイリー句会投句
遠回りして故里を嗅ぐ枇杷の花
蒼天が散らす紅葉の下にいる
冬鳥の騒ぎし後は風の音
デイリー句会投句
★新築の木槌の音や夕焚火
★白樺の上枝にまれの枯葉かな
★我がろう居風のきしみや冬に入る
デイリー句会投句
ここかしこ五六本づつ石蕗の花
雪吊りに庭の景色の一変す
藁の衣と帽子蘇鉄の雪囲い
デイリー句会投句
運やツキやっぱりあるよ冬はじめ
小春日の空の青さに小菊の黄
六甲も淡路も隠し冬霞
デイリー句会投句
★身ほとりの色濃くなりぬ冬の雨
★石垣の雨に色濃き蔦紅葉
★ワイパーの時折り振れる時雨バス
好きな句
★雪吊りに庭の景色の一変す/黒谷光子
立冬も過ぎ、日毎に朝晩が冷え込むようになりました。雪吊り、雪囲いもされ、早くも眼のゆくところは冬の様相に驚いている作者です。
デイリー句会投句
曇天をなほ色濃くす寒鴉
冬の日の 小さき陽向 ねこのやま
秒針と 雪降る音が 響く夜
デイリー句会投句
★雨上がり冬めく朝に日が昇る
★鳴き声も足音もなく冬の朝
★店頭に並ぶポインセチアの赤い列
デイリー句会投句
★短日や仏壇とじて旅に出づ
★冬天や小出しの星の磨かれし
★山風の雲をまろめつ花八手
デイリー句会投句
★青空に夕日集めて柿の赤
★丘の辺の畑に無花果もぎし頃
★間引き菜を油であえてサラダかな
デイリー句会投句
有明の潟の海にも冬の雨
羽音だけ騒がしき鴨わずか飛ぶ
眠たげな下弦の月はぼってりと
デイリー句会投句
青空に雲を探すや小六月
黄蝶飛ぶ小春日和の中を飛ぶ
アスファルトを枯葉転がる音がする
デイリー句会投句
★小雨降る在所は冬の紅葉かな
★括られて冬菊しとど濡れにけり
★山崎の西国街道しぐれ来る
好きな句
★短日や仏壇とじて旅に出づ/小口泰輿
短日の晩秋から初冬に向けて、冬紅葉の頃は旅ごころの掻き立てられる季節ですね!!。「仏壇とじて」との措辞が如何にもリアルな表現で素敵です。
好きな句
★丘の辺に畑の無花果もぎし頃/河野啓一
今日山裾の里村を散策しましたが、無花果が熟れて食べごろのまま残っていました。私達の子供の頃はとても貴重なお八つでしたのに・・・と、時代の流れを想いました。
好きな句
★有明の潟の海にも冬の雨/福田ひろし
天気の変化は西の方からですが、御地は雨のようですね!!「有明の潟」との地名が旅情を誘い、どのような冬の雨の情景になるのか?と想像を募らせます。
好きな句
★黄蝶飛ぶ小春日和の中を飛ぶ/多田有花
今日の散策でも沢山の蝶を見かけました。冬と云っても暖かい小春日和の中では、又、晩秋の光景に後戻りとも思うほどです。上五、下五に「飛ぶ」とのリフレインの措辞が効いて、小春日和の穏やかさが想われ素敵です。
デイリー句会投句
★初冬の朝街灯の白き冴え
★冬日差し銀杏いよいよ黄の茂り
★黄昏の天より欅もみじ降る
デイリー句会投句
いずこから渡り来たるや鶫鳴く
木洩れ日が届くま白に花八つ手
立冬の陽はあたたかし森を行く
御礼
桑本栄太郎様
「短日」の句を好きな句にお取り上げいただき、素晴らしいコメントをたまわり感謝申し上げます。有難う御座いました。
デイリー句会投句
★白波のみぎわを刷くや冬紅葉
★冬紅葉山を離れて雲迅み
★朝霜や朝の挨拶短けれ
御礼
桑本栄太郎様
「有明の」を好きな句に選んでいただきまして、ありがとうございます。有明海は干満の差が激しい泥の海です。それ故、冬の天気が悪い日は実に寒々とします。海苔の養殖には最適で、豊穣の海ではありますが。
デイリー句会投句
山茶花に時おり吹いて山の風
薄き陽に皇帝ダリア高く咲く
風の音電気ストーブを出しぬ
お礼
桑本栄太郎さま、
「黄蝶飛ぶ小春日和の中を飛ぶ」に素敵なコメントをいただきありがとうございます。
黄色い蝶は暖かな冬の日にぴったりです。
日差しの中を飛んでいるのを見るとほのぼのとした気持ちになりますね。
デイリー句会投句
★もの思いしつつ落葉を踏みゆけり
★落葉掃く後からあとへ落葉散る
★ひつじ穂のみのり哀しき野風かな
好きな句
☆薄き陽に皇帝ダリア高く咲く /多田有花☆
背高で花柄高貴な皇帝ダリアには薄雲の空、ほのぼのとした光がよく似合います。清らかな紫の花に似つかわしい、清楚で力強い御句です。
デイリー句会投句
★犬に服着せて落葉の風の中
★鈴懸の落葉駆けゆくゲートボール
★冬晴れて高き柿の実仰ぎ見る
好きな句
☆犬に服着せて落葉の風の中/小西 宏
寒くなれば人間と同じ様に服を着せ散歩をさせていらっしゃる人を良く見かけます。犬と言えどももはや家族の一員ですものね。犬への愛情一杯のなせる業。落葉の中を散歩している人と犬の微笑ましい光景が目に浮かんで参ります。
デイリー句会投句
広島帝釈峡へバスの旅
★渦巻きて早瀬をいそぐ落葉かな
★峠越え嶺にたなびく冬の霧
★大銀杏古刹に黄葉散り敷きぬ
デイリー句会投句
芒刈る亡父使いし鎌をもて
かさこそと音して落ち葉の街路
海の色に塩つけサンマ焼き上がる
デイリー句会投句
★小春日のことに鳥語の夕べかな
★冬ばらのあえかな瑞枝風の中
★飯田へと今年も参る桜鍋
デイリー句会投句
冬の陽が森へ斜めに差しにけり
ランドセル駆け出す冬の横断歩道
テニスコート張替えられて冬めく日
お礼
小西 宏さま、
「薄き陽に皇帝ダリア高く咲く」にうれしいコメントを頂きありがとうございます。
皇帝ダリア、花が少なくなった初冬の庭で咲いているのをよく見かけるようになりました。
あの背の高さがなんといっても目立ちます。
好きな句
★冬晴れて高き柿の実仰ぎ見る/小西 宏
冬になっても採られることのない実をたくさんつけた柿の木をよく見かけます。
見上げる視線の先には真っ青な冬の青空。
柿の色と空の色が目に浮かぶようです。
デイリー句会投句
★剪定の瘤の白さや冬ざるる
★黒き実の垂れて茄子畑枯れにけり
★冬菊の括られなおも鮮やかに
好きな句
☆冬菊の括られなおも鮮やかに/桑本栄太郎
各家の庭や路地を歩くと道に迫り出したりしている菊を括って居られますが、括られながらも活き活きと咲き、また菊の香もふくよかに漂っています。家の方々が一手間かけて庭を大事にされている様子が垣間見える御句です。
デイリー句会投句
遊覧船湖面に紅葉散り止まず
巡る湖に小さき水輪や初時雨
山寺や生垣成してお茶の花
好きな句
☆飯田へと今年も参る桜鍋 /小口泰與☆
飯田というのはそんなに馬肉、桜鍋が美味しいところなのでしょうか? (当たり前です、とお叱りを受けそうですが)。何れにせよ小口さんはご当地の桜鍋が大好きで、寒くなると待ち構えたように食べにいらっしゃるのでしょう。「今年も参る」に滑稽味と味の季感が伝わります。
お礼
多田有花さま
「冬晴れて高き柿の実仰ぎ見る」に温かなお言葉をお送り下さり、たいへんありがとうございました。冬になると葉も落ち、枝の柿の実の色がいよいよ鮮やかに見えるようなってきます。
デイリー句会投句
★通勤の襟の身支度落葉踏む
★満々と陽より欅の落ち葉する
★落葉積む谷戸に鋭き鳥の声
お礼
佃 康水 さま
「犬に服着せて落葉の風の中」へのお言葉、たいへん嬉しく頂戴いたしました。
我が家の犬は4kgほどの小さな犬ですから、ちょっと寒くなると日を恋しがり、温かさを求めます。毛の色も地味なので、女の子らしい洋服を着せて散歩に出かけます。(公園で出会う子供たちにも好評です)。毛並みの汚れ除けにもなるかもしれないと思っています。
お礼
栄太郎様、「雪吊り」の句にコメントをいただきまして、有難うございます。駐車場などで松も大小3本だけになりましたが冬支度が出来ました。用と美を兼ねた雪国ならではの景色なのですね。
デイリー句会投句
初冬の色扱き混ぜて宮の杜
土手行けば桜紅葉の降りかかる
村中の防災訓練寒き朝
デイリー句会投句
鰯雲妻は五十路に入りけり
十里先冬野の鉄塔陽に光る
一雨ごとに心温もる暮れの秋
好きな句
芒刈る亡父使いし鎌をもて/古田敬二
亡き父上が使っておられた鎌、父上の手の温みが残っているようにも感じられたことでしょう。
芒を刈りながら亡き父上のことを懐かしまれたと思います。
デイリー句会投句
★神無月松の落ち葉の散歩道
★広島に紅葉紅葉の大通り
★晴れ着なし下着並べる老いの冬
御礼
小西宏様
「桜鍋」の句を好きな句にお取り上げいただき、素晴らしいコメントを有難う御座います。九州の馬肉も美味しいですが、信州の馬肉も美味しく、カロリーも少なく何時もこの時期になると取り寄せたり、食べに行ったりしています。
有難う御座いました。
デイリー句会投句
★冬ばらのこうべを下げて暮にけり
★寒菊や初冠雪の浅間山
★あけぼのの汀おうとつ落葉かな
御礼
佃 康水様
「冬菊」の括られなおも鮮やかに」の句をお選び頂き、嬉しい素敵なコメントもお寄せ頂き、大変有難うございます。
大輪の菊も勿論素晴らしいのですが、畑や家庭の庭にある冬の小菊の風情も好きです。殆ど括られていて、黄色や紫、白の花が鮮やかです。
デイリー句会投句
★送電線野から嶺へと冬の霧
★惜しみつつ踏みゆく桜落葉かな
★真つ白となりし中洲や枯尾花
デイリー句会投句
単線の駅舎のそばの冬菜畑
冬紅葉いよいよ鮮やかなりし頃
境内の森を歩けば焚き火の香
好きな句
★冬菊の括られなおも鮮やかに/桑本栄太郎
ご近所に黄色の小菊がいっぱい咲いているところがあります。
まさに御句のとおりの光景で、冬の日差しに黄色が鮮やかにまぶしく映えています。
御礼
桑本栄太郎さま
★丘の辺に畑の無花果もぎし頃 の拙句をおとりあげくだされ、いつもながら嬉しいコメントを有り難うございました。
父の田舎が無花果の産地で、よく収穫の手伝いなどさせてもらったことを想い出しての句です。
デイリー句会投句
★空晴れて伯耆大山粧えり
★海遠く望みて山の紅葉かな
★港町見おろす紅葉六甲山
デイリー句会投句
★落葉厚く玄関に待つ朝新し
★冬薔薇の枝細き先ひとつ赤
★櫨の実に集う鴉の青空よ
デイリー句会投句
★冬晴れも青空霞む告別式
★冬の朝読経と木魚をたたく音
★北風の中を出棺掌を合わす
デイリー句会投句
★耳立てて炉話聞きし小犬かな
★仰ぎたる雪の浅間の冥加かな
★噴煙の南をさすや冬木立
デイリー句会投句
小春日の胸の中まで青き空
早朝の電車を待てば息白し
冬紅葉眺めつ山の懐へ
デイリー句会投句
★校門の灯りとなすや石蕗の花
★惜しみつつ踏みゆく桜落葉かな
★鳰浮かぶ水面夕空映しけり
好きな句
★早朝の電車を待てば息白し/多田有花
本当に朝晩、特に早朝は急激に冷え込んで来るようになりました。日中と朝晩の気温差が激しく、出かける時には着るものに悩むほどですね?情景が良くわかり、大変共感の一句です。
デイリー句会投句
★天保山桜紅葉の続く道
★一枚の桜落ち葉を手にかざす
★冬の日が照らす波間を小舟ゆく
好きな句
☆小春日の胸の中まで青き空 /多田有花☆
冬になると空気も急に冷たくなる。しかし、その合間に迎える小春の青い空。それをみな吸い込んで胸の膨らむ清々しさ。
デイリー句会投句
★日曜の親子ら集い落葉掃く
★さわさわと芝の朝日に敷く落葉
★いま街の楓は冬の紅葉かな