■自由な投句箱/9月11日~20日 ■ 2021年9月11日 12:22 | Weblog ※当季雑詠3句(秋の句)を<コメント欄>にお書き込みください。 ※投句は、一日1回3句に限ります。 ※好きな句の選とコメントを<コメント欄>にお書き込みください。 ※お礼などの伝言も<コメント欄>にお書きください。 ※登録のない俳号やペンネームでの投句は、削除いたします。 代表:高橋正子・管理:高橋信之 X Facebook はてブ LINE コメント 管理 2021年9月11日 12:13 転記 (廣田洋一) 2021-09-11 09:40:14 ★秋鯖の焦げ目程よく焼きにけり ★図らずも一折り買ひし秋鯖寿司 ★三日月と競ふが如き宵の明星 (小口泰與) 2021-09-11 10:28:11 ★隠り沼へ夕映えうつし法師蝉 ★贈り來し金平糖や秋うらら ★朝顔の蔓のよぎりし朝ぼらけ 返信する 吉田晃 2021年9月11日 12:35 自由な投句箱 新涼の野に雨音の広がる静かさ 秋の夜の心地よい風の庭にいる 鳴き果てて蝉は初秋の草の上 返信する 多田有花 2021年9月11日 17:03 自由な投句箱 朝の雨あがりて後は秋晴れに 秋の朝花壇の手入れする人よ 秋の陽が白金葦を輝かす 返信する 桑本栄太郎 2021年9月11日 18:48 自由な投句箱 ★うそ寒やかいなを抱き朝の夢 ★三階の眼下に望むうす紅葉 ★一木を被いてありぬ葛の花 返信する 廣田洋一 2021年9月12日 9:42 自由な投句箱 ★秋鯖に赤葡萄酒の良く合へり ★湘南でとれし秋鯖酢〆にす ★葡萄盛り思ふほどには食べられず 返信する 小口泰與 2021年9月12日 11:35 自由な投句箱 ★真直ぐな道や湖へと女郎花 ★健啖の八十路の吾や秋高し ★爽やかや仏師義山の鑿の音 返信する 多田有花 2021年9月12日 16:46 自由な投句箱 咲き初めて畔に三本曼珠沙華 二階より糸瓜いくつも実らせて 露草の青さ灯して群れ咲きぬ 返信する 桑本栄太郎 2021年9月12日 18:12 自由な投句箱 ★小流れの音心地よく落し水 ★田道ゆく朝の静寂や鵙の声 ★コロナ禍の憤怒の色か彼岸花 返信する 小口泰與 2021年9月13日 8:52 自由な投句箱 ★コスモスの風の鉄路へなだれ咲 ★渓流をよくよく見れば鰍かな ★中腹に雲横たわり初紅葉 返信する 多田有花 2021年9月13日 19:26 自由な投句箱 秋茄子のぶらりとひとつ細長き 風吹けば鳶か鴉か鳥威し ああこんなところにも咲き彼岸花 返信する 廣田洋一 2021年9月13日 19:28 自由な投句箱 ★とりどりの秋果並べてスーパーマーケット ★花野道ハモニカの音ゆるやかに ★幼子の花野に遊ぶ声高し 返信する 桑本栄太郎 2021年9月13日 20:26 自由な投句箱 ★奉納ののぼり旗めく秋まつり ★梢より黄葉初めたる銀杏かな ★稲すずめ田面に群れてとどまらず 返信する 小口泰與 2021年9月14日 8:21 自由な投句箱 ★きりぎりす急ぐ由なき出社かな ★朝日受く畦一列の曼珠沙華 ★山峡の綾なす流れ蔦紅葉 返信する 廣田洋一 2021年9月14日 10:11 自由な投句箱 ★一区切りつきたる夜業や茶を酌みぬ ★葡萄食ぶ地元の味をかみしめて ★きらめける緑の玉や葡萄食ぶ 返信する 多田有花 2021年9月14日 10:46 自由な投句箱 嵐来る前に稲刈りを済ます サイフォンを流れゆきしか秋の水 秋果ゆっくり味わうときは目を閉じて 返信する 桑本栄太郎 2021年9月14日 17:32 自由な投句箱 ★秋雨や下校の子らのひとしきり ★中庭の子等遊び声秋の暮れ ★小雨降るひと日暮れ行くうすら寒 返信する 小口泰與 2021年9月15日 8:50 自由な投句箱 ★願わくばこの世の秋の宝珠かな ★信仰の奇岩の巌や熊の棚 ★友来たる柱を背なに温め酒 返信する 廣田洋一 2021年9月15日 15:04 自由な投句箱 ★川風の吹き渡りたる大花野 ★色とりどりに咲き乱れたる大花野 ★爽やかに風を浴びたる河川敷 返信する 桑本栄太郎 2021年9月15日 18:40 自由な投句箱 ★秋朝の雨雲途切れ青き空 ★葉の上の花托傾げり蓮は実に ★合歓の実の垂るる朝や青き天 返信する 多田有花 2021年9月15日 20:34 自由な投句箱 露草や細き流れに沿いて咲く 猪罠のひとつがでんと叢に 鬼子母神待てよ石榴の割れる日を 返信する 廣田洋一 2021年9月16日 11:47 自由な投句箱 ★秋鯖の幟はためく弁当屋 ★鮭切り身塩振りかけて買ひにけり ★北斎も描きし鮭や切り身にす 返信する 多田有花 2021年9月16日 12:58 自由な投句箱 風呂あがり弓張月を眺めおり 芙蓉咲くコンクリートに囲まれて 水滴ひとつカンナの口より零れ落ち 返信する 小口泰與 2021年9月16日 13:52 自由な投句箱 ★次つぎに虫の飛来や田村草 ★河岸と畦に忽然曼珠沙華 ★秋燕や幾年古りし定期券 返信する 桑本栄太郎 2021年9月16日 18:23 自由な投句箱 ★健診の帰りは徒歩や爽やかに ★街路樹の色づき来たる昼の虫 ★椎の実の笑みて落果の兆しかな 返信する 小口泰與 2021年9月17日 10:10 自由な投句箱 ★啄木鳥や忘れられたる開拓地 ★秋めくや貨物列車の長き列 ★秋晴や大きく開く漕艇庫 返信する 廣田洋一 2021年9月17日 13:59 自由な投句箱 ★鮭上る河口見ながらバスの旅 ★男なら味噌煮の由や秋の鯖 ★秋鯖の腹光らせて売られけり 返信する 桑本栄太郎 2021年9月17日 17:54 自由な投句箱 ★出掛けゆく朝の静寂やちちろ鳴く ★来てみればすでに刈田の田面かな ★鬼城忌の夕日に綺羅と赤とんぼ 返信する 多田有花 2021年9月18日 6:16 自由な投句箱 台風や迷走の後上陸へ 台風の近づく音の中眠る 台風はいずこ静かな夜明けなり 返信する 廣田洋一 2021年9月18日 9:45 自由な投句箱 ★台風の近づき来たる雨の音 ★構えゐし台風の眼の消えにけり ★秋鯖をこんがり焼きて青き皿 返信する 小口泰與 2021年9月18日 12:34 自由な投句箱 ★秋晴や湖畔を馳しる馬車二台 ★走り根に躓く我や秋の蝉 ★大利根の流れのよろし下り鮎 返信する 桑本栄太郎 2021年9月18日 18:11 自由な投句箱 ★真青なる雲の切れ間や野分凪ぐ ★つぎつぎに風に呼応やこぼれ萩 ★夕日背に色なき風の野辺を行く 返信する 廣田洋一 2021年9月19日 9:58 自由な投句箱 ★土手の上金網沿ひに曼殊沙華 ★赤絨毯広げし如く曼殊沙華 ★畝高く盛り上げたるや大根蒔く 返信する 小口泰與 2021年9月19日 10:22 自由な投句箱 ★躊躇わず茸を食ぶ里の子ら ★抜きん出づ尾花を竹の花瓶へと ★目の前の黄金の光り濁り酒 返信する 多田有花 2021年9月19日 18:31 自由な投句箱 仰ぎけり台風一過の空の青 群れ咲けどカンナそれぞれ孤高なり 変わることは美しきこと酔芙蓉 返信する 桑本栄太郎 2021年9月19日 18:40 自由な投句箱 ★夕日背に色無き風の野辺を行く ★小流れの畦を占めたり曼珠紗華 ★細々と鳴きて仕舞いや秋の蝉 返信する 小口泰與 2021年9月20日 8:50 自由な投句箱 ★小雨降る木にも鳥おり温め酒 ★萩焼の花瓶の罅や花芒 ★畦道へ増ゆる蜻蛉や山の風 返信する 廣田洋一 2021年9月20日 8:59 自由な投句箱 ★敬老の日ジムに集へる老人たち ★敬老日背筋伸ばして歩きけり ★柿の実の色付き初めし朝かな 返信する 多田有花 2021年9月20日 13:14 自由な投句箱 彼岸花へ朝日斜めに差しにけり ポストまで桜落葉を踏んでゆく 虫の音の中へ起きだす午前五時 返信する 桑本栄太郎 2021年9月20日 18:20 自由な投句箱 ★うす闇の街を田道へつづれさせ ★草刈られ畦を彩る彼岸花 ★路線バスの辿る田道や彼岸花 返信する
コメント
転記
(廣田洋一)
2021-09-11 09:40:14
★秋鯖の焦げ目程よく焼きにけり
★図らずも一折り買ひし秋鯖寿司
★三日月と競ふが如き宵の明星
(小口泰與)
2021-09-11 10:28:11
★隠り沼へ夕映えうつし法師蝉
★贈り來し金平糖や秋うらら
★朝顔の蔓のよぎりし朝ぼらけ
自由な投句箱
新涼の野に雨音の広がる静かさ
秋の夜の心地よい風の庭にいる
鳴き果てて蝉は初秋の草の上
自由な投句箱
朝の雨あがりて後は秋晴れに
秋の朝花壇の手入れする人よ
秋の陽が白金葦を輝かす
自由な投句箱
★うそ寒やかいなを抱き朝の夢
★三階の眼下に望むうす紅葉
★一木を被いてありぬ葛の花
自由な投句箱
★秋鯖に赤葡萄酒の良く合へり
★湘南でとれし秋鯖酢〆にす
★葡萄盛り思ふほどには食べられず
自由な投句箱
★真直ぐな道や湖へと女郎花
★健啖の八十路の吾や秋高し
★爽やかや仏師義山の鑿の音
自由な投句箱
咲き初めて畔に三本曼珠沙華
二階より糸瓜いくつも実らせて
露草の青さ灯して群れ咲きぬ
自由な投句箱
★小流れの音心地よく落し水
★田道ゆく朝の静寂や鵙の声
★コロナ禍の憤怒の色か彼岸花
自由な投句箱
★コスモスの風の鉄路へなだれ咲
★渓流をよくよく見れば鰍かな
★中腹に雲横たわり初紅葉
自由な投句箱
秋茄子のぶらりとひとつ細長き
風吹けば鳶か鴉か鳥威し
ああこんなところにも咲き彼岸花
自由な投句箱
★とりどりの秋果並べてスーパーマーケット
★花野道ハモニカの音ゆるやかに
★幼子の花野に遊ぶ声高し
自由な投句箱
★奉納ののぼり旗めく秋まつり
★梢より黄葉初めたる銀杏かな
★稲すずめ田面に群れてとどまらず
自由な投句箱
★きりぎりす急ぐ由なき出社かな
★朝日受く畦一列の曼珠沙華
★山峡の綾なす流れ蔦紅葉
自由な投句箱
★一区切りつきたる夜業や茶を酌みぬ
★葡萄食ぶ地元の味をかみしめて
★きらめける緑の玉や葡萄食ぶ
自由な投句箱
嵐来る前に稲刈りを済ます
サイフォンを流れゆきしか秋の水
秋果ゆっくり味わうときは目を閉じて
自由な投句箱
★秋雨や下校の子らのひとしきり
★中庭の子等遊び声秋の暮れ
★小雨降るひと日暮れ行くうすら寒
自由な投句箱
★願わくばこの世の秋の宝珠かな
★信仰の奇岩の巌や熊の棚
★友来たる柱を背なに温め酒
自由な投句箱
★川風の吹き渡りたる大花野
★色とりどりに咲き乱れたる大花野
★爽やかに風を浴びたる河川敷
自由な投句箱
★秋朝の雨雲途切れ青き空
★葉の上の花托傾げり蓮は実に
★合歓の実の垂るる朝や青き天
自由な投句箱
露草や細き流れに沿いて咲く
猪罠のひとつがでんと叢に
鬼子母神待てよ石榴の割れる日を
自由な投句箱
★秋鯖の幟はためく弁当屋
★鮭切り身塩振りかけて買ひにけり
★北斎も描きし鮭や切り身にす
自由な投句箱
風呂あがり弓張月を眺めおり
芙蓉咲くコンクリートに囲まれて
水滴ひとつカンナの口より零れ落ち
自由な投句箱
★次つぎに虫の飛来や田村草
★河岸と畦に忽然曼珠沙華
★秋燕や幾年古りし定期券
自由な投句箱
★健診の帰りは徒歩や爽やかに
★街路樹の色づき来たる昼の虫
★椎の実の笑みて落果の兆しかな
自由な投句箱
★啄木鳥や忘れられたる開拓地
★秋めくや貨物列車の長き列
★秋晴や大きく開く漕艇庫
自由な投句箱
★鮭上る河口見ながらバスの旅
★男なら味噌煮の由や秋の鯖
★秋鯖の腹光らせて売られけり
自由な投句箱
★出掛けゆく朝の静寂やちちろ鳴く
★来てみればすでに刈田の田面かな
★鬼城忌の夕日に綺羅と赤とんぼ
自由な投句箱
台風や迷走の後上陸へ
台風の近づく音の中眠る
台風はいずこ静かな夜明けなり
自由な投句箱
★台風の近づき来たる雨の音
★構えゐし台風の眼の消えにけり
★秋鯖をこんがり焼きて青き皿
自由な投句箱
★秋晴や湖畔を馳しる馬車二台
★走り根に躓く我や秋の蝉
★大利根の流れのよろし下り鮎
自由な投句箱
★真青なる雲の切れ間や野分凪ぐ
★つぎつぎに風に呼応やこぼれ萩
★夕日背に色なき風の野辺を行く
自由な投句箱
★土手の上金網沿ひに曼殊沙華
★赤絨毯広げし如く曼殊沙華
★畝高く盛り上げたるや大根蒔く
自由な投句箱
★躊躇わず茸を食ぶ里の子ら
★抜きん出づ尾花を竹の花瓶へと
★目の前の黄金の光り濁り酒
自由な投句箱
仰ぎけり台風一過の空の青
群れ咲けどカンナそれぞれ孤高なり
変わることは美しきこと酔芙蓉
自由な投句箱
★夕日背に色無き風の野辺を行く
★小流れの畦を占めたり曼珠紗華
★細々と鳴きて仕舞いや秋の蝉
自由な投句箱
★小雨降る木にも鳥おり温め酒
★萩焼の花瓶の罅や花芒
★畦道へ増ゆる蜻蛉や山の風
自由な投句箱
★敬老の日ジムに集へる老人たち
★敬老日背筋伸ばして歩きけり
★柿の実の色付き初めし朝かな
自由な投句箱
彼岸花へ朝日斜めに差しにけり
ポストまで桜落葉を踏んでゆく
虫の音の中へ起きだす午前五時
自由な投句箱
★うす闇の街を田道へつづれさせ
★草刈られ畦を彩る彼岸花
★路線バスの辿る田道や彼岸花