「俳壇」8月号の俳壇ワイド作品集に髙橋正子の新作俳句7句「梅雨の月」が掲載されました。
お近くの書店などでごらんください。
花冠7月号(No.373)発送
暑中お見舞い申し上げます。
今朝、皆様のお手元へ花冠7月号(No.373)を発送しました。日吉南郵便局から発送しておりますが、「祝日連休(海の日を含む)を挟みますので、お届けは22日以降になる可能性があります。届きましたら、下のコメント欄にその旨お書込みください。
花冠7月号雑詠投句箱/2025年
来週には、梅雨入りかと思われます。お変わりなくお過ごしでしょうか。
花冠7月号(No.373)の雑詠投句を下記の要領でお願いします。
記
期日:6月15日(日)まで。
投句場所:下のコメント欄
内容:雑詠15句(以前俳誌「花冠」に投句された句はご遠慮ください。
2025年6月8日
花冠代表 髙橋正子
■雑詠15句の投句を済まされた方(敬称略)■
①小口泰與 ②土橋みよ ③桑本栄太郎 ④弓削和人 ⑤吉田 晃
⑥髙橋句美子 ⑦西村友宏 ⑧多田有花 ⑨柳原美知子 ⑩上島祥子
⑪廣田洋一 ⑫高橋秀之 ⑬藤田洋子 (⑭古田敬二) ⑮友田 修
⑯川名ますみ
ご投句ありがとうございます。
令和7年度会費2万円納入者一覧
令和7年度年会費は2万円です。物価高に対応するため、維持費(一口千円)をお願いしています。どうぞ、よろしくお願いいたします。
2024年10月15日
花冠主宰/髙橋正子
■令和7年度維持費納入者一覧(一口千円/計144口)
2025年
NEW◆2月12日:吉田晃(3口)◆7月12日:土橋みよ(5口)◆7月22日:吉田晃(10口)◆9月8日:森下朋子(2口)◆
■令和7年度会費(2万円)納入者一覧(計13名)
◆10月16日:小口泰與◆10月31日:藤田洋子◆11月03日:廣田洋一◆
◆11月07日:吉田晃◆11月07日:柳原美知子◆11月15日:友田修◆
◆12月02日:弓削和人◆12月12日:高橋秀之◆12月13日:川名ますみ◆
◆12月13日:土橋みよ◆12月13日:桑本栄太郎◆12月19日:上島祥子◆
◆12月30日:多田有花◆
2024年
◆10月16日:小口泰與(10口)◆
◆10月16日と12月13日:川名ますみ(20口)◆
◆10月31日:藤田洋子(10口)◆11月03日:廣田洋一(5口)◆
◆11月07日:吉田晃(10口)◆11月07日:柳原美知子(10口)◆
◆11月15日:友田修(10口)◆12月02日:弓削和人(4口)◆
◆12月4日:祝恵子(10口)◆12月12日:高橋秀之(10口)◆
◆12月13日:土橋みよ(5口)◆12月13日:桑本栄太郎(5口)◆
◆12月19日:上島祥子(5口)◆12月30日:多田有花(10口)◆
*********************
■令和6年度会費納入者一覧
(現在 12名)
◆12月15日:川名ますみ◆12月15日:柳原美知子◆12月15日:弓削和人◆
◆12月15日:藤田洋子◆12月15日:祝恵子◆12月15日:桑本栄太郎◆
◆12月16日:廣田洋一◆12月16日:多田有花◆12月19日:高橋秀之◆
◆12月19日:吉田晃◆12月20日:小口泰與◆12月21日:友田修◆
■令和5年度会費2万円納入者一覧(12名)■
◆11月28日:藤田洋子◆12月5日:小口泰與◆12月6日:川名ますみ◆
◆12月7日:廣田洋一◆12月8日:弓削和人◆12月9日:吉田晃◆
◆12月10日:高橋秀之◆12月12日:祝恵子◆12月15日:桑本栄太郎◆
◆12月16日:柳原美知子◆12月23日:多田有花◆1月8日:友田修◆
●花冠誌売り上げ代金
12月16日:2000円
■□来年度(令和7年度)の年会費・維持費納入のお願い
■□来年度(令和7年度)の会費納入について
花冠会費は、本年度(令和6度)をもって、前金切れとなりました。
来年 度(令和7年度)の納入(前納)を下記の要領でお願いします。なお、昨今の物価高に対応するため、維持費をお願いしています。どうぞよろしくご支援をお願いします。
①納入期日:本日から令和7年1月15日まで
②会費2万円(ネット使用料、同人費を含む)
③維持費:一口千円(昨今の物価高に対応するため、5口以上をお願いいたします。)
※納入済の方は、下記アドレスの花冠発行所ブログでご確認ください。
http://blog.goo.ne.jp/kakan100/
すぐ上の欄になります。
▼送金先:
○ゆうちょ銀行
[店名]〇二八(読み ゼロニハチ)
[店番]028
[預金種目]普通預金
[口座番号]6257389
[名義]花冠発行所(カカンハッコウショ)
○郵便振替
口座番号 00290-1-116469
口座名称 花冠発行所(カカンハッコウショ)
●花冠発行所(インターネット俳句センター)
http://blog.goo.ne.jp/kakan100
●自由な投句箱
http://blog.goo.ne.jp/kakan003
花冠No.372(令和7年1月号)を読んで
寒中お見舞い申しあげます。
年末にお送りした花冠1月号をお読みいただけましたでしょうか。ページ数も多いので、ゆっくりお読みになっているかたもおられると思います。
どの記事でもよいので、読後のご感想を下のコメント欄にご投稿ください。書いた人、読んだ人のやりとりがあって、記事が実のあるものになります。お気軽にご投稿ください。よろしくおねがいします。(髙橋正子)
投稿くださった方、ありがとうございます。以下お名前は「敬称略」です。
⑦New川名ますみ(リルケと俳句と私)
①土橋みよ(芍薬集・総合俳誌掲載の晃・句美子の句・音楽のしっぽ・リルケと俳句と私)
②高橋秀之(芍薬集など)
③多田有花(芍薬集・音楽のしっぽ・リルケと俳句と私)
④桑本栄太郎(花冠作品ー有花・秀之の句)
⑤吉田晃(花冠作品-有花の句 New音楽のしっぽ)
⑥New柳原美知子(信之作品・正子作品・芍薬集・音楽のしっぽ・リルケと俳句と私)
投稿は長文ですので、コメント欄をクリックしてお読みください。
「いには」2月号(大野林火の「浜」の系統誌/千葉県)に掲載
「いには」2月号「現代俳句散歩」に「角川俳句12月号ー「冬の星」より」の髙橋句美子さんの句を鑑賞頂きました。
(「いには」は印旛の古語ということです。)
「現代俳句散歩」
ひめみや多美
毬栗の青々として実がずっしり 髙橋句美子
美しい黄緑色の毬栗を同じ色の葉に重ねて実らせた栗の木は、
明るい未来を確信したような輝きに満ちている。実の重さに
よって少し撓んだ枝はどうだといわんばかりに両手を広げた
姿のようだ。本格的な秋の訪れがますます楽しみになる。
色鳥をそっと爪先立ちて見る 髙橋句美子
美しい羽色の鳥を見つけた。落ち葉や枝を踏む音に驚いて飛ん
でいってしまわぬように、そっと爪先立ちをして見つめる。し
かしその美しさに思わず感嘆の声がもれそうになり、そっと口
元を押さえた。感動の時間が静かに流れる。自然への優しい視
点を持つ作者の姿が浮かぶ。
愛媛新聞に紹介されました
花冠No.372(2025年1月号)から以下の3名の句が紹介されました。
おめでとうございます。
ご味読ください。
蟋蟀の声のどこから列車待つ/高橋秀之
リツトウの響きの通り冬来る/川名ますみ
出迎えの薄羽きとんぼ市営墓地/上島祥子
投稿者
①多田有花
愛媛新聞に掲載されたみなさま、おめでとうございます。
蟋蟀の声のどこから列車待つ/高橋秀之
・鉄道旅行がご趣味でしたね。まだ昼間は厳しい残暑が続く頃、それでも夕暮れ時は確実に早くなり日が暮れるとどこからかコオロギの声が聞こえてくるようになりました。秋の訪れを肌で、耳で感じるひとときです。
リツトウの響きの通り冬来る/川名ますみ
・立冬、りっとう、リットウと日本語の文字をいろいろに変えて綴ってみると雰囲気の違いがわかります。リットウという固い響きにはカタカナがもっともふさわしいでしょう。
出迎えの薄羽きとんぼ市営墓地/上島祥子
・ウスバキトンボはお盆の頃に成虫が多く見られます。そのため「精霊とんぼ」などとも呼ばれます。お墓参りに行かれたのでしょう。ご先祖様が「待ってたよ~」と精霊とんぼに身を変えて出迎えてくださったようですね。
感想やコメントをありがとうございます。読ませていただいています。
俳壇2月号に掲載/弓削和人新作6句
総合俳誌「俳壇」2月号(2025年1月14日発売)に弓削和人さんの新作6句が掲載されました。和人さんおめでとうございます。下のコメント欄にコメントをいただければ幸いです。
2025年1月10日
花冠代表/髙橋正子
「窓枠の星」
弓削和人
露草の小径はどこも憩うとこ
窓枠に星の散りゆく夜さむかな
本棚のぬくみの色の木の実かな
雪あられあうんに日差しさしにけり
光沢を沈めるグラス雪の夜
踏切の明滅残す枯野かな
《コメント》
最新⑥多田有花
弓削和人さま、俳壇2月号への掲載、おめでとうございます。
露草の小径はどこも憩うとこ
・ツユクサの青色の深い色は残暑のなかでほっとした空気を感じさせてくれます。憩う所であるなあ、と共感いたします。
窓枠に星の散りゆく夜さむかな
・北国であれば秋の終わりともなれば来る雪の季節に思いを馳せられることでしょう。星の輝きが冴え始めれば晩秋です。
本棚のぬくみの色の木の実かな
・木の実の色を「本棚のぬくみ」と表現されたのがユニークです。書に親しみ書を友として日々を送りつつ、自然もまた愛でておられる様が伝わってきます。
雪あられあうんに日差しさしにけり
・雪あられが舞い、その合間に弱い日差しが差してくる、北国ならではの光景ですね。
光沢を沈めるグラス雪の夜
・ブランデーグラスを想像しました。高級ウイスキーの入ったカットグラスかも。ひとり静かにグラスを傾けつつ思索に吹けられている窓の外はしんしんと降る雪です。
踏切の明滅残す枯野かな
・枯野を貫く一本の線路、列車が来てやがて去っていきました。それでもまだ列車の音、遮断機の音、点滅する信号の光などが心の中に長く残っています。
最新⑤廣田洋一
弓削和人さん
俳壇2月号への掲載大変おめでとう御座います!
露草の小径はどこも憩うとこ
青い小さな露草には気分が癒される。露草は良く小径に並び咲いており、一つ一つに癒される。この感じをどこも憩うとことしたのが上手い。
①吉田 晃
弓削和人さん「俳壇」への掲載おめでとうございます。どの句からも落ち着いた日常生活が感じられ、読み手の気持ちも落ち着きます。
★露草の小径はどこも憩うとこ
露草はふる里を想い起こさせてくれる懐かしい花。散歩の道に咲いた露草を見るにつけ、故郷が思い起こされるのでしょう。
★窓枠に星の散りゆく夜さむかな
窓に映る冬星が光りながら夜の寒さに散ってゆく。作者はその窓から「冬の星座」を眺めておられるのでしょう。唱歌の世界を懐かしく思い起こさせてくれます。
②柳原美知子
★窓枠に星の散りゆく夜さむかな
★光沢を沈めるグラス雪の夜
二句ともに詩的で、冬の夜、雪の夜の清冽さと静けさの中のきらめきが感じられ、心惹かれます。
★踏切の明滅残す枯野かな
踏切の明滅と列車の通過する音が目に耳に残り、枯野の寂寞が一層感じられます。
③高橋秀之
★露草の小径はどこも憩うとこ
露草の小径は自然を感じて、まさに憩う気持ちにさせてくれます。最近、都会では見かけることも少なくなりましたが、だからこそこういう雰囲気を大切にしたいです。
★窓枠に星の散りゆく夜さむかな
窓枠に星の散りゆくという表現が素敵に感じます。きっと夜さむの冬ならではの澄み切った夜空の星なんでしょう。
④桑本栄太郎
弓削和人さん、俳壇2月号への掲載大変おめでとう御座います!!
★窓枠に星の散りゆく夜さむかな
晩秋の夜さむの日に、窓枠を通して星空を眺めて居ります。時折星が流れれば、如何にも寒さを覚える作者が見えます。
★光沢を沈めるグラス雪の夜
光沢のあるカットグラスにお酒を入れ、しみじみ飲んでいる光景が想われます。「光沢を沈める」との措辞と「雪の夜」との季語が効き、寒く手も一時寛ぐ心情が良いですね!!
★踏切の明滅残す枯野かな
お家の中より、遠くに見える枯野の中の踏切のようですね?時折り列車が通りその度に明滅が見えます。哀愁のある枯野の中の踏切が良いです。
新会員紹介/2024年12月
花冠会員のみな様へ
このたび、土橋みよ(どばし みよ)さんが花冠に入会されましたので、
ご紹介します。
土橋みよさんは栃木県在住で、12月月例ネット句会に初めて参加されました。月例ネット句会や、自由な投句箱にも参加されると思います。よろしくお願いします。歓迎のあいさつと以下の句にコメント頂ければ幸いです。
●土橋みよ
初めて投句します。
揺する影 紐の先には 白き肌
干し柿や 旅路の果てに 故郷(くに)想う
叱られて ゆうにさみしく なばな摘む
12月月例ネット句会より
20.干し柿や旅路の果てに故郷(くに)想う/土橋みよ
干し柿が冬日に照り、風に乾いて軒先に揺らいでいる光景は郷愁を誘いますね。旅路の果てに想う故郷の景色がいつまでも変わらぬものであるよう祈りたいですね。 (柳原美知子)