●花冠1月号(No.374)雑詠投句依頼 NEW!
今年も立冬を迎えました。いつもの年より、秋が20日ばかり短くなったそうです。
月日は容赦なく過ぎますが、皆様、お変わりございませんか。
来年の1月号の編集に取り掛かる時期となりました。つきましては、下記の要領で雑詠投句をよろしくお願いします。
記
期日:本日より11月20日(木)まで。
投句場所:下のコメント欄
内容:雑詠15句(以前俳誌「花冠」に投句された句はご遠慮ください。
2025年11月8日
花冠代表 髙橋正子
●花冠1月号(No.374)雑詠投句依頼 NEW!
今年も立冬を迎えました。いつもの年より、秋が20日ばかり短くなったそうです。
月日は容赦なく過ぎますが、皆様、お変わりございませんか。
来年の1月号の編集に取り掛かる時期となりました。つきましては、下記の要領で雑詠投句をよろしくお願いします。
記
期日:本日より11月20日(木)まで。
投句場所:下のコメント欄
内容:雑詠15句(以前俳誌「花冠」に投句された句はご遠慮ください。
2025年11月8日
花冠代表 髙橋正子
コメント
アマリリス正面は青き津久見湾
残照の空へとあがる遠花火
水入れてひと日代田の澄みにけり
明日開く蕾隣に蓮開く
玄関に転がされている甜瓜
千年の塔億年の山盛夏
酒蔵に桔梗咲き初め夏深む
終戦日を積み重ねていく終戦日
建つ店舗壊される家秋の朝
八月のダムの湖水の青々と
みそはぎや門ある庭の家ばかり
昇る陽を受け初め青き棗の実
露草や心決まれば静かなり
鹿の声長く響いて更けゆく夜
ガラス越し雀の影や秋深し
大笹を傾けて置く星祭
径渡る灰毛の猫や青葉雨
若葉雨切りひらきゆく通院路
実梅もぐ手応えかるし実の重し
カラフルに匂える夏野菜カレー
ハンカチの刺繍見せ合うティータイム
空色のトーンを落とし九月来る
蜻蛉浮く大病院の棟の間に
秋夕焼富士を映せしビルの窓
新米を荷台に自転車駈けあがる
朝顔の後ろ姿のすっきりと
えのころを噛みしめ猫の目をつむる
縺れあう黄蝶のふたつ天高し
シチューからスパイス香る今朝の冬
にわか雨冬の日差しの潤える