11月23日(水)勤労感謝の日

カーテンを透る光に毛糸編む   正子
しぐるるへ言の葉書を出しに出る 正子
銀髪の木の葉髪こそよく見えず  正子
●冬らしく寒い一日。
●花冠1月号の原稿「俳句と私」がほぼ出そろう。結局、「俳句の良い悪いは、俳句への向き合い方にある」と感じた。その気持ちで俳句を読むなら、その方向の俳句しかできないことになる。まっすぐに俳句に向かえば、まっすぐに俳句の道があるのだろう。あとは表現の問題だが、その人の言葉は、その人の感性と生い立ちそのもの。生い立ちを修正し、または絡めとりたければ、ある程度人生の早い時期から始めるのがいいと思われる。
●信之先生が元気なころは、勤労感謝の日を含んで水煙フェスを2日から3日間開いていた。「フェス」は、「大会」に代わって私が言い出したものだが、水煙で「大会」というほどの会は大げさすぎるので、「フェスティバル」にした。始めは言いにくかったけれど、そのうち世の中で「フェス」という名称が聞けるようになって、それで、まんざら不自然ないい方でもないと思うようになった。
この泊りがけのフェスのおかげで、互いの気持ち、俳句に対する思いが知れて、今の「花冠」の土台があるように思える。

11月22日(火)

快晴のち曇り
●敬二さんが2日がかりで書かれたファックスが届く。言語療法に俳句を作っておられるが、パソコンを開けて、手紙をタイプして、奥さんがファクスで送ってくれた。返信のファックスを送ろうとしたが、なぜか、2,3回通信中止になってしまって、送信をあきらめた。

11月18日(金)

快晴
●このごろN国のミサイルが頻繁に打ち上げられ、眉を顰める。今日も打ち上げられ日本の排他的海域内に落ちたらしい。気候変動の国際会議がエジプトで、インドネシアやタイでも各国の首脳が集まって会議をしている。かたやポーランドの小さい村にミサイルが落ちて民間人が二人亡くなっている。そして、全世界で音楽コンクールがひきも切らず行われている。これら、地球から浮いているような感じがする。
●ベストの後ろ見ごろがあと数センチで仕上がる。仕上がりの日にちを決めて編まなければ、完成しそうにない。編み物にして集中力がいる。その気になれば、完成すると、信じて。
●編み物の合間にネットの辞書weblio で英単語力診断テストというので遊んだ.
始めは4000から5000語。次、7000から8000語、次3500から4500語、次、9000から10000語。次7000から8000語。次にケンブリッジ英語診断テストをやってみたら、まぐれで全問正解。専門家の評定が出た。これが嘘であるのは間違いないが、このクリックで解答する問題、まさにゲーム。遊びだしたらきりがない。

11月17日(木)

快晴のち晴れ
冬の日を透らせている玻璃磨く  正子
あたたかに十一月の芝生あり   正子
電飾の青きをまとい欅黄葉    正子
●11月月例ネット句会の終わりの挨拶を書く。
●暖かい日が差し込むとガラス戸の汚れがよく分かる。で、久しぶりに窓ガラスを拭く。水を掛けて洗いたい気分。
●ビオラの根を根切虫に切られる。一株は半分で助かったから、3株半切られた。土を掘り返してみるが虫が見つからない。毎朝、今朝は大丈夫かとプランターを覗く始末。二株だけ買い足した。

11月16日(水)

晴れ
天狼の眼とも見え冬の星    正子
快晴の空を窓にし毛糸編む   正子
新米の旨さきわ立つ胡麻にぎり 正子
●このごろ子供を通園バスや自家用車に置き忘れて事故がおきたニュースが頻繁に報道される。「人を置き忘れる」、ましてや自分の子供を置き忘れるということは信じられない。人を「置き忘れる」も奇妙な言い方だし、子どもを守るとか、命を守るという次元ではないのではないかと思う。どんな頭になっているのだろうか。

11月15日(火)

小雨のち曇り
銀杏黄葉空高きより降る雨に  正子
拾い来し楓紅葉の錆び始む   正子
新しき畳の奥へ冬日差す    正子
●インフルエンザの予防注射を受ける。夜はなんとなく気だるく、早々に床に就く。このごろは寝床に入ってもっばらYou Tube でニュースやニュースの論評を聞いたり、音楽を聞いたりするようになった。テレビより面白いのは個性があり、本音も見えることかもしれない。

11月14日(月)

曇り。
●夕べの雨で、すっかり季節が変わって冬らしく寒々としているが、思ったほど寒くはない。
●今日夜半前、14日ぎりぎりのところで11月ネット句会の入賞発表を済ませた。昨日清記のアップロード場所を間違えてやり直したので、みなさんに迷惑をおかけしたが、それでも選が無事終わった。
●俳誌「オリーブ」の木村さん午後1時半ごろ来宅。ちょうど、11月ネット句会の入賞発表の原稿を書いていたので、特別に選をお願いすると快く引き受けてくださった。
それにご自分で炊いたお赤飯とご親戚からの宮島のもみじ饅頭をいただいた。