7月7日(月)小暑

曇り
●蒸し暑いが、室内はクーラーなしで29度。
 
●夕方、句美子の家へ手伝いに。土曜日に行っているので、赤ん坊は顔を覚えている感じだ。機嫌よさそうで、声がよく出ている。
 
●帰宅して、花冠7月号の原稿で、完成したものはPDFにする。
●Copilotにバイアスがかかって使いにくくなった。「二句一章」「感性の共同体」などの語句をひっかけてくる。

7月6日(日)

曇り
 
●「リルケと俳句と私」を書きかけて、また『マルテの手記』『リルケ』を読む。リルケは「見る人」「事物の人」として書きはじめた。「見る人」とはどういうことか、俳人の見方との違い、「事物の人」はどういうことか、ロダンとセザンヌをどう扱うか、根源俳句は何故行き詰ったかなどの考証をいれながら書けばかきやすいかもしれない。そして小見出しを付けた方がわかりやすいし、書きやすいと思った。出だしだけ書いて、就寝。

7月5日(土)

晴れ、時に小雨

冷房にお食い初めの石つややか   正子
甚平を着せられお食い初めの赤子  正子
お食い初め終われば行水させられし 正子

●お食い初めに招かれる。お食い初めのお膳には、梅干しと黒いつやのある石、蛤のお吸い物、赤飯、煮物、鯛がのっていた。両親と私で食べさせる真似をする。年上から始めるというので、私から。小さな行事だが、少し緊張もした。
あすは、写真屋さんに行くとのこと。

●7月号は、「リルケ」と「後記」の残してできたので、ここまでを印刷して校正をする。90ページになりそうなので、ページ数は良いとしても、無駄なところはないか、誌面の統一性を考えて検討しなければいけない。花冠も俳句の雑誌なので、俳句の趣旨にそった美意識が問われる。90ページをひとりで見るのはかなり集中力がいる。

7月4日(金)

晴れ

●7月号編集。句会の報告が月例句会、芍薬忌句会と重なって締まりがない印象なので、芍薬忌を裏表紙に結果のみの報告に変えた。その部分1ページ分に「リルケの詩にふれて、その俳句」を載せることにした。俳句日記もかなり削ったが、もう少し削る。生活記録部分を削るのがよさそうだ。「リルケと俳句と私」が残った。予定通り進んでいる。

●夕方そごうへ。あすお食い初めに呼ばれているので、赤ん坊の物を買いに。手首につけて、手を動かすと鈴が鳴る小さいぬいぐるみ。にぎにぎも買ってあげているが、まだ十分遊べない。
鳩居堂で和紙を買う。普通の紙の半分サイズの小紋柄を売っていたのでかった。プレゼント用の封筒を作っておけば、役に立ちそう。

7月3日(木)

晴れ

●西日本はずいぶん前に梅雨が明けているが、東海地方が梅雨明けとなる。終日編集。俳句日記の編集が終わったが、再吟味の必要。簡便なマトリックス表を見て判断したので、人の目で見直す必要がある。夜中過ぎて、12月と1月部分の印刷した原稿を紛失。どこかに紛れているだろうが、それこそ探してもない。気晴らしに作業用のクラッシックを切り無く聴く。
●誌面の余白にコラムを3カ所設けた。コラムながら、重要な記事。目次にページ数を書き入れたいが、余地がない。思いついて表紙に(コラム・p25〇〇)などのようにして掲載。掲載場所のページ数が必要なのだ。

7月2日(水)

曇り、ときどき晴れ

●正子の俳句日記の編集。記事が膨大なので、AIで記事のマトリックス表を作る。一応書いたものは全部読むが、マトリックス表を参考に載せる記事を選び、それもさらに検討。一月の記事を4件か5件に絞らなくてはならない。六分の一が記事になる計算だ。

●印刷機の紙がつまり、どこから見ても詰まった紙が見えない。背面を外すと紙が細く畳まれてつまっているのがわかった。
●洋子さんのアンソロジーの発行が遅れることになった。これを「塞翁が馬」としましょうと言ったが、今日、振り込まれるはずのない原稿料が口座に振り込まれていた。記事の載るのは8月号で、まだ未発行。本来なら9月下旬。でも何か知らないが、今日振り込まれていた。あり得ない。間違いかもしれない。これも「塞翁が馬」か。

7月1日(月)

晴れ
●午前中編集作業。正子の俳句日記12月分をまとめる。AIに手伝わせる。なかなかいい助手になっている。
●夕方、句美子の家へ3時間ほど手伝いに。赤ん坊は今日で満3か月になる。うつぶせになった時の危険をさけるために、首の体操をしている動画を見せてくれた。頑張って首を持ち上げているが、最後力尽きて頭を下につけてしまう。着ている洋服をつかんで、ひっぱって遊んでいる。「ワッショイ、ワッショイ、お祭りワッショイ」と体を大きく上下させるとケラケラ声を出して笑い喜ぶ。赤ん坊だと思って、やさしくばかりではいけないようだ。ちょっと乱暴なこともいる。ここは男の子か。帰りは通勤ラッシュに会う。

6月30日(月)夏越祭

晴れ
●花冠7月号の編集は、リルケと俳句日記、後記を残してできた。思うにこの小結社で、この半年で二人の句が総合俳誌に掲載され、二人の句が他結社の俳誌に取り上げられ、鑑賞された。これはずいぶんな活躍ではないだろうか。「自由な投句箱」が良い影響を与えているのはないかと思える。根気よく、細く長く続ける。これが功を奏しているのでは思えてきた。
●奥の細道むすびの地記念館から「共鳴」が送られてくる。
夕鵙は月へ帰るか鳴き止みぬ 正子 
を取り上げてくれた。他の主宰の句と比べずいぶん独自性が強いと認識した。

6月29日(日)

晴れ
●au pay を名乗るメールが、7300ポイント以上が失効すると連絡してきた。ポイントを普段数えていないので、まさかと思うものの心配になって日吉のauの店に行って調べてもらった。どうも「ひっかけみたいです。」と言われ、納得。不審メールだった。日吉に行ったついでに買い物。タオル美術館と言う店で美術的な可愛いバスタオルを買おうとして生産国をみたら、中国。正直そうな店員に話を突っ込むと、タオルが今治に押されているので、中国やベトナムで生産しているという。それに赤ちゃん用のオーガニックは、けば立つと言う。今治が勝るようだ。

●7月号編集。みんなの原稿はすべて載せることができた。今号も80ページか、それを超えるかも知れない。ここまでで50ページになった。正子の俳句日記とリルケが残る。編集は、結局日にちが変わって30日の明け方まで集中しなくてはならなかった。

6月28日(土)

晴れ
すずしさを蘭一輪に見ておりぬ   正子
老年に選ぶハンカチ麻木綿     正子
麦茶沸く匂いが隅に宵の口     正子
●暑くなる予報がでていたので警戒したが、夕方までクーラーなしで過ごした。夕方になって、暑く感じたのでクーラーをつけた。昼間の室温29℃だったが、暑さを感じない。なぜ涼しいのか不思議だった。

●朝起床後すぐに7月号編集。雑詠が信之先生を含め19名になった。編集の合間、休憩代わりに、ちょこちょこ掃除。一つだけ咲いている胡蝶蘭を見ては、楽しんでいる。母が土間に蘭を育てていたが、部屋で植物を育てるなら、蘭がいいだろうかと、気が動いた。

●本阿弥書店から洋子さんが出版することになっている『俳句の杜2025』の発行が3か月も遅れるので、そのことで、洋子さんと電話で話す。結論、「塞翁が馬」として、受け止めるしかない。出版社に深堀して聞いてもどうにもならないだろうから、ここは黙って待つのがよかろうと、なった。