1月2日(水)


鉢花の二日の水をぐんと吸い      正子
重箱の黒つやつやと二日の夜      正子
寒波来て二日の夜を一人起き      正子
それぞれの色集まってお節の煮しめ   正子
花びらもち五つ揃いてもらいけり    正子
練りきりの椿と水仙組んであり     正子

 

◆生活する花たちー俳句歳時記ー/高橋正子編著◆

※上記の日付けは、実際の日付けと異なっています。

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2018年春の里山ガーデンフェスタ(3月24日~5月6日:撮影/4月7日)
   --里山ガーデン:横浜市旭区上白根町・横浜動物園ズーラシア隣接ーー

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大倉山梅園(2018年2月24日)

甘酒に梅ひとひらの散りにけり  正子
霞たる方に富士指す方位盤    正子
富士見えず街を覆える青霞     正子
梅林の谷となりたり日が溜まり  正子   
紅梅の紅を浮かせて漆喰塀    正子
谷水の勢いつけて梅林へ     正子

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●鶴見川源流の泉(町田市小山田・田中谷戸)2017年6月18日

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●5月21日 アメリカの3大「紳士録・人名事典」であるマーキスの「Who’s Who(2017-2018)」版に信之先生が認定登録された額が送られてきた。「who’s who in the world」は「世界人名事典」。次の写真をご覧ください。また、7月には、VIPとして登録された。VIPナンバーをもらった。
〇認定登録額(世界人名事典 who’s who )

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◆入賞発表/第3回漱石忌ネット句会◆
http://blog.goo.ne.jp/siki2013n

◆デイリー句会投句箱◆
下記アドレスのブログにあります。
http://blog.goo.ne.jp/kakan003

◆伝言板/花冠発行所◆
※花冠発行所宛の伝言を下の<コメント欄>にお書きください。

1月1日(火)元旦


あけましておめでとうございます。

冬晴れにひろげたきもの心の帆   正子
元旦の花はあかいろ多きなり    正子
黒豆褒め数の子を褒め年あらた   正子
シクラメン飛び立つごとく総立ちに 正子

正月の花。今年は松、葉牡丹、チューリップ、変わり撫子、ワックスフラワー、ドラセナ。ワックスフラワーはちょっと梅に似ているし、斑入りのドラセナは、竹のよう。松竹梅に似せて可愛らしい花にした。
句美子の主人が花を活けていると喜ぶ。嵯峨流なので、七宝に活ける。

妹よりの出雲のお菓子の年賀。若草と練りきりを今日のお茶に。

テレビのウィーンフィル、点けていたのに、チャンネルが変わってた。去年は初めから終わりまで聞けたのに、やむを得ない。

添削教室への一か月にわたる盗作の投句。警察への報告事案とする。花冠にはネット犯罪専門の警察官がおられた。

12月29日(土)


真っ暗な空と思えば一寒星    正子
寒星の浮かび出づなり黒豆煮   正子
冬晴れに広げたきもの帆と胸と  正子

俳句の大衆化を目指す人たちによって、添削教室が被害を受ける。ネット荒しも様変わりした。俳句はもともと大衆文化なのですけど。

12月28日(金)


寒波来て昔の正月思い出す      正子
新暦予定ぱらぱら書きいれぬ     正子
慈姑芋青という色少し錆び      正子
きぬさやを笹の葉として買いにけり  正子
樽酒の杉の香りに年暮れぬ      正子
牡蠣ありて歳晩来れば白ワイン    正子
正月の山葵セロファンにくるまれ   正子

奥田稔さん11月23日に92歳で逝去の通知。お悔みの手紙を出す。生前葬で、香典供物を固く断られてる。奥田稔財団も立ち上げられている。アレルギー学会の会長をされた。花冠には12年ほど前に入会されていた。

伊豆の智久さんより、ご自身が育てた山葵が届く。これは、正月に来る子どもたちを喜ばせる。子どもたちも智久さんを実際知っているからこそだろう。

薬の処方箋をもらいに病院へ。病院は7日まで休むのだから、この前四週間分渡してくれれば、年末病院や薬局をうろうろしなくて済む。四週間分頼んだのに無視とは。気が利かない病院なのだ。老人だって忙しい。一方、この時期読書三昧の方がいる。うらやましい限り。暇なしは貧乏のせいなんだろうが。

「俳句四季」の、1年分購読料払い込む。11000円。

2019年の博文館の日記帳を買う。これは俳句手帳用。整理にはこれが私には一番。

「俳句添削教室」に松山の「俳句ポスト」、「プレバト」のタレントの作った句をそのまま投句している。現花冠会員の方は、「俳句添削教室」を通して俳句を作り、花冠に参加しているが、この現象をどう思うだろうか。この現象、俳句の在り方として、根は深い。当分俳句添削教室は休止するのが、ベターと判断する。

12月27日(木)


信之先生今年最後の病院へ行く。薬のせいのかゆみで皮膚科に通ったが、今日で終了。

今病院はシステム化されている。これが、高齢者には、便利とも思えない。名前も姓だけ呼ぶので、姓名を呼んでくださいと、職員にいつも頼むが、鼻先で笑って、実行されない。これで誤診が起こったのだから、システム化しているようでも、完全にシステム化されているとは言えない。人を間違えないよう、よく考えた手順を考えてもらいたい。それに、診察室では、医師は、大抵、患者の顔を見ないで、パソコンの画像だけ見ている。大勢なので、人の顔も区別できないのかもしれないが。

俳句総合雑誌を読むと、理由は絞れないが、憂鬱になる。励みなんてならない。新しい年の1月号でも同じこと。購読必要があるのかといつも思うが、みなさん、面白いのだろうか。

12月26日(水)


柚子風呂の柚子を掴むや香がたちぬ   正子
柚子風呂の波立つ波に柚子寄り合い   正子
「晴れ姫」の名のある蜜柑心晴る    正子
歳晩の礼にと送る花布巾        正子

◯「俳句四季」1月号届く。
 「俳句」1月号届く。
明日より寒波来襲の予報。

12月25日(火)


クリスマス光しずかに朝の空   正子
赤絵小皿正月食器に買い加え   正子
ひとつ梅の祝箸をば買いにけり  正子
屠蘇散と注連飾りありひとふくろ 正子
羽子板に乗りし亥年の猪贈る   正子
一刀彫のいのしし金泥目と鼻に  正子

一刀彫の猪がわが家に本棚にある。吉備津神社の名がある。亥年生まれの句美子に妹のあさ子が贈ったものらしい。吉備津神社には実家の祖先が祀られていることもあって、しばしば行くようだ。

世界文学全集100冊。古書店も見向きもしない。いずれ処分しようと、奥の間からついに玄関に出して積んだが、先日5歳の孫が来て、妙に興味を示して、一冊とって中を見ようとしている。で、捨てるわけにはいかないな、と思いなおす。年末になったが、片付かない家になる。
 

12月24日(月)


夕方、急に冷える。ところが、夜10時頃になると、それほどの冷えは感じなかった。これは明日あたたかいということかも。

冷気急クリスマスイブの灯が青し   正子
歳末の冷蔵庫にあり柚子十個     正子
今わが家シクラメンのみ薄くれない  正子

12月23日(日)


玄関のシクラメンに斜めに灯    正子
からし蓮根悪童なりしらに食わす  正子

正月の買い物に横浜そごうへ。
カレンダー、注連飾り、額縁、鳩居堂の葉書、ゲーム、お菓子など。
アップルパイを作る。