12月17日(火)


雨のち曇り。夜明け、一雨降った気配。

茶の花のま白さ活けて蛇口傍  正子
茶の花の白さみずみずしく三日 正子

●元希がはがきをくれる。クリスマスのプレゼントの希望。
「クリスマスプレゼントは、ぼくがほしいプレゼントは、レゴのしょうぼうたい60216です。このばんごうのレゴを、なるべく12月いっぱいまでにおねがいします。いつもありがとう。」など書いてある。小学1年生なのだが、自分の思っていることが、ほぼ文章や絵にかけるようだ。
このはがきを読んで、「どんぐりと山猫」の山猫の手紙を思い出した。この山猫の手紙は一年生みたいにへたくそに書いてあるのだが、味があって、私は好きなのだ。

元希からの暑中見舞いのはがきは、かわいい文章で、イラストも面白いので、額に入れて飾ってある。感心なことに字は中心線がまっすぐ。プレゼントは持って行ってあげるといって返信する。

●『高橋正子の俳句日記』、思わぬ方が読んでおられるようで赤面する。ネットで公開しているから、どなたも読んでいいのだから。有名でもない個人は、誠実に良心を発信しようと思えば、ネットに頼るしかない。鴎外は文学者は自分の腸をえぐって見せなければいけない、というようなことを言ってるようだ。文学者は人間の見本の一人として、丸裸の自分を世間にさらす意義があるようだ。そういう生き方をした人間に共感し、読んだ人を勇気づける意義があるようだ。
私は文学者でもないが、自分を晒すことにさほど抵抗はない。守るべきものがほとんどない。

●血圧の薬を変えて、今朝より飲む。昼頃から血圧が100前後になり、血の気が引くような感じ。低すぎる。変えた薬がもろに効いた。降圧剤を半分ぐらいに軽くしてもらうしかない。

12月16日(月)


晴れ。

月一回の循環器内科の受診。なかなか下がらない血圧に、重要な検査をするとのこと。結果は来月とのこと。普通人なら、めまいがするほどの降圧剤が効かないらしい。私としては、高めのほうが調子いいんだけど。薬をひとつ変える。降圧剤はそのまま。

12月14日(土)


晴れ。
●早朝、5丁目の丘へ散歩に連れ出される。夢見ごこちのとき、下駄箱を開ける音で目が覚めた。散歩に出かけるからと。一人では危ないので、飛び起きてお供。よく晴れて、暖かい日で幸いした。
●洋子さんから電話。お元気で変わりない様子で安心。

12月13日(金)


曇り。冷え込む。

●年賀状を作る。年賀用の俳句を作るが、まだどれにするか決めていない。
今年は、することを済ませて掃除にかかろう。

●ヒアシンスの芽が3センチほどに。
ヒアシンスと言えば、いつも立原道造の「ヒアシンスハウス」を思い出す。彼の設計した小さい家。

12月10日(水)


晴れ。

●花冠発行所のブログにインターネット俳句センターのトップページにあったアドレスをまとめて掲載する。今のところ、ブログで間に合う。
https://blog.goo.ne.jp/kakan100

●パンジーを植える。空いた鉢とプランターそれぞれ一つに植えた。鉢は、パステル画のようなはなの配色に。プランターは土隠し。
金魚草が良く咲く。気に入った色を吟味して選んだので、十分自己満足。

12月10日(火)


曇り。すこし暖かい。

●2019年花冠月例句会の銅賞以上の入賞の方々(結果として投句者全員)に、その方が今年取られた最高位の賞に対してささやかながら、賞品(信之・正子の俳句はがきとコーヒー)を送った。こども俳句で頑張っている生徒さんたちには、モロゾフのお菓子を送った。発送を済ませ、ほっとした。

寄付同様に納金されたかたがたのことが気になるが、またあとで。

●蟹をくれた友人に梅干しのお返しをしたが、梅干しがおいしくてたまらない、という。今は梅干しが喜ばれる時代。

●日吉の東急で、「銀座菊乃舎の吹き寄せ」をチラ見。今の季節はどんなのかと見たら、「ふくろう」と題して、枯れ色のお菓子がたくさん。金平糖などオレンジぽい枯れ葉色。熱いお茶が欲しい。

12月7日(土)


雨のち曇り。

焼き芋を割りて少女のあどけなし  正子
前見据え少年歩く十二月      正子

●花冠月例ネット句会の金・銀・銅賞の各賞の受賞者を一覧表にする。明日の12月月例句会が終わったら、1年分が揃う。1年まとめて簡単でも表彰したい。

2019年(1月~11月・各人最高賞)(敬称略)
金賞:美知子(4回)・栄太郎(2回)・泰與(2回)・恵子(1回)有花(1回)・秀之   (1回)
銀賞:洋一(3回)・句美子(3回)・敬二(1回)・ますみ(1回)
銅賞:友宏(5回)

●億劫だったが、歯の定期検査に。あまりに寒いせいか、空いていてすぐ診てもらえた。

●神奈川県庁のハードデスクが廃棄業者によって破壊されず盗まれて、オークションにかけられ、落札されて情報が流出する。メールにすると、1800万通分になるという。
政府が小学生一人に授業で一台ずつパソコンを持たせる計画だという。

花冠がインターネットを始めるといったとき、それまで紙の雑誌で参加していた人たちは全員花冠を退会した。今でも思う。俳句に限ってはいないが、ITについて、今でも社会に偏見があると思う。社会に本当の意味で組み込まれていないのではと思う。

●角川俳句年鑑2020年版をあらかた読む。印象に残った大きい記事はなかった。ページに白紙の部分があるのが、気になった。例えば、諸家自選5句の最後のページが3名分の空白がある。プロの編集者が編集しているはずなのだが、その理由はなんだろう。また、結社動向に補遺がつけられている。これもよくわからないが、俳壇になにか変化が起こっているんだろうと想像する。