2月17日(月)

●昨日は、薬で低血圧となったためか、一日体調不良でひたすら寝てすごす。

●木暮陶句郎さん(ひろそ火主宰)へ句集のお礼の返事。
木暮陶句郎句集『陶冶』より好きな句18句

陶房のわが座あたため去年今年
窯詰めを待つ大皿へ竹落葉
春愁の罅を持ちたる壺砕く
窯火燃ゆ汗の一粒一粒に
窯焚きを終へし火の香の髪洗ふ
下萌えて道鮮明に現るる
ふと耳がつめたくなっている泉
わが航も飛魚も隠岐目指すかな
蜻蛉来る朝日に羽根を洗ひつつ
冬立ちて雲は名前を失へる
馬の子の脚三角に立つ構へ
冬?飛べば紙切れ時化の海
初東風や音を一つにしたる森
窯小屋を遠巻きにして囀れる
轆轤場の朝の薄氷指で割る
果樹園の中のアトリエ小鳥来る
啄木鳥の使い果たせる森の音
夕菅の黄を太陽の黄が薄め

2月15日(土)


晴れ
●きのう歩いた5丁目。初めてのところのようでもあり、見覚えのある景色とも思えたので、今朝改めて、場所の確認も兼ねて散歩に出かけた。歩いてみれば、幾度も来た場所。逆のコースをとったこともあり、信之先生が一緒なので、歩いて帰れる体力があるかという心配が加わって一瞬パニックになっていた。今日はゆっくり歩いて家々の風景を頭に入れた。

●5丁目のライオンズマンションの植木に万作が数本ある。花がないときは、気づかなかった。このあたりを十数年歩いているが、気づいたのは昨日初めて。

2月16日(日)


曇りのち雨。

●低血圧のようで、一日ふらふらするので、用事以外は寝て過ごす。

●ブログの登録・支払い情報を更新。13件。先日はドメイン料の更新料のため登録情報を更新。自動更新としていても、カードの有効期限の書き換えなどあって、油断できない。IDノートを作って管理しているが、更新、更新でIDノートがいっぱいになってしまった。パソコンを使い始めたのは1995年からなので、もう25年になる。

2月14日(金)


朝は晴れ、午後曇り。

白樺の幹に沿いたり花ミモザ  正子
表札に英文字掲げ花ミモザ   正子
万作に残る枯葉と花の黄と   正子
万作の年経て花のみずみずし  正子

●今日散歩で見た花。ミモザ、万作、福寿草。白梅、紅梅。沈丁花。ミモザと万作は予期せぬ花。
たまかんざし、アリッサム、もちろんパンジー。

●今夜あたりから雨。来週は寒くなりそうなので、5丁目の丘へ散歩に。あまり通らない道を、いつもと逆に上った。この道は洒落た住宅を見ながら上るのも一つの楽しみ。1時間ほど歩いて、道に迷ったかと不安に。方向音痴をさらけ出す。公園で休み、元の道を引き返す。一区画大回りをして、見覚えのある公園に来た。この公園から見ると、さっき休んだ公園は、T字に通る道路のすぐ下にあった。なんだ、すぐ駆け上ればよかった。

2月13日(木)


●春の陽気。

●ヒアシンスが三色満開。玄関に置く。玄関が匂いでいっぱい。

●suien.ne.jp とinternethaiku.orgのドメイン料の支払い情報の更新。自動更新ではあるが、支払い情報は、注意を払っておかなければいけない。

2月12日(水)


晴れときどき曇り。

●2月月例句会の最高点句が7句が同点だった。際立って良い作品がなかったとも言えるし、粒がそろって、選がバラけたとも言える。こんなのは、50数年俳句を続けてきて初めてのこと。

●ハート内科受診。待ってる患者は3人。受診前の検査に30分。診察は、特に問題ないということか、2分ぐらい。同じ階のくまざわ書店の児童図書コーナーで30分ほど絵本を見る。

●帰宅後遅い昼食。その後、信之先生と金蔵寺へ散歩。塀沿いの水仙が良く咲いている。境内の梅が見ごろ。

●陶句郎さんの『陶冶』から32句選び、またその中からよい句を選んだ。16句。陶芸の句があっとうてきに魅力だ。返事を書くつもりが遅くなっている。今夜こそは。

2月7日(金)


晴れ。

●昨日、今日と寒波。寒いけれど、この寒さ心地よさがある。天気予報から晴れ、曇りなどの予報が無くなるとのこと。

●新型コロナウィルス肺炎が中国の武漢から流行るが、WHOの会長(エチオピア出身)の最初の宣言は、素人ながら大丈夫かなと気になった。中国配慮ではないのかな、と言う印象だった。感染はどんどん広がっている。スーパーも薬局も、コープもマスクが品切れ。わが家のストックもあと数枚。こうなれば、手洗いをしっかりするしかない。

2月4日(火)


曇り。立春。

噴く湯気の止まりし中に茶碗蒸し    正子
日当たりに元気ないろのサイネリア   正子
ヒアシンスの蕾伸び立ち色ほのと    正子
青空に触れて今年の梅真白       正子
梅つばき屋敷木立のなかにあり     正子
節分の豆を撒く声どこにもなし     正子
立春の朝のガラス戸水色に       正子
立春の朝は水より覚むごとし      正子

●昨日は節分で快晴。信之先生が散歩に行くのでお供。5丁目の丘一体を歩く。休憩なしで1時間ほど歩く。梅が満開。帰りはなるべく下り道を選ぶ。畑だったところにアパートがずいぶん建っている。下り道は、また景色が違って見える。桜の木がある家を2、3件覚えておく。屋敷うちの桜もいい。辛夷のある家も覚える。
家の近くのファミマで巻きずしと、かき揚げそばを買って昼食にした。そばのかけつゆは、ジェリー状であたためるとおつゆになる。

●今日は立春。昨年の医療費を調べたら、私ひとりで11万円以上。歯科、循環器科、内視鏡検査、がん治療後の検査や投薬。通院に忙しかった一年だった。確定申告で医療費控除を申請する準備を始めた。

1月24日(金)


曇り。3月のような暖かさ。

雨あとの枯草赤み帯びいたり  正子
洗いても芹の根土の色であり  正子
野の川に少女遊びの芹を採り  正子
芹採りて束ねて父への土産なる 正子

●先日、紀伊国屋で二年生イソップ童話、二年生アンデルセン童話、二年生グリム童話(各偕成社刊)と『からすのがっこう』『空いろのたね』(光村書店刊)を買って来て袋のまま。昨夜、袋ごと寝床に運んでそれらを読んだ。こんな話があったかしらん、と思う話もある。