曇りながら日が暑い。
灯を消して窓より風を夜の秋 正子
赤とんぼ近く来て飛ぶ羽音させ 正子
マンションの灯の裾虫の宿があり 正子
●ベランダ、真夏より今生い茂る。バジル、ふうせんかずら、ポーチュラカ、朝顔。
「蔓たぐり」という言葉があったが、もう死語かも。畑の蔓ものを手繰り寄せ、ひっぱって集めて、枯れたものを焼いたり、南瓜などの末成りは、子どもの遊び道具になったり。このころ畑に立つ煙は、残暑の空にうすうすと青い。そして、畑がきれいさっぱりになる。ときどきは夕立や雷が鳴る。
●美知子さんに原稿の返事。
●年鑑の自選5句の選。
●結社広告の依頼。広告、ちょっとおかしいところがあるが、同じくそのままで。名誉主宰、編集長の名前はあるが、主宰の名前が抜けている。直すように依頼したが、直らない。完全無視みたい。影響がないのでいいとする。
晴れ。
朝顔を摘みてそこにある瓶に 正子
●朝顔を摘んでテーブルに挿す。
●今日メールで送られた美知子さんの俳壇アンソロジーの原稿を、文法に気を付けて読む。明日には返事。
●年鑑の結社動向を書き終えたが、気になるところがあるので、保留。
曇。晴れ。曇り。
●5時前に目覚めると、朝焼け。風が涼しい。30分もすると、家の輪郭が固くなり普通の朝に。
●山本健吉の『ことばの歳時記』、もう少しで読み終える。ぱらぱら読みで読んでいたが、それは面白くない。秋は秋で。秋の季語「身にしむ」「高西風」はむずかしい。感覚に伝統があって移り変わりもある。風は当地の人でないとよくわからない。瀬戸内に「大西風」(おおにし)という風があるのを思い出した。「東風」も瀬戸内の風の名のようである。季語を深く理解できるような気がする本だ。俳句は、秋なら「秋」のどういう情緒、気分などをどうとらえるか、に尽きるきが
晴れ。
●夜明けは涼しい風が吹く。。昨日の処暑は暦通りだが、過ぎれば、暑さがもどる。
昨夜は虫の音が聞けるようになった。今日はごく早朝、自然教育園へ行こうかという話になった。出かけるなら8時。そういいっているうちに暑さが厳しくなりそうは気配。どちらからともなく、出かける話は消滅。
●台風8号が沖縄から東シナ海へ。
曇り。ときに雨。
●きのうの雨で、今朝は29度ぐらいに気温が下がった。しのぎやすいとは言いつつも、蒸し暑い。気温が下がったせいか、ミニバラ、ポーチュラカがよく咲く。ふうせんかずら、全然実がつかない。風船ができない。
●マンションの駐車場を赤とんぼが2匹。まだ黄色い胴。
●テレビをつけたら、兵庫県沖で剣先するめを釣っている映像が目に入った。ルアーか、重りかわからないが、どんどん釣れている。耳というのか、ひらひろしているところが、透き通って、胴が丸っこく、ぴゅっぴゅっと潮を吹きあげている。剣先するめの季節。刺し身がおいしそう。今夜は、するめではないが、いかそうめん。
●梨が幸水から豊水に変わりつつある。いつもならたっぷり食べる幸水だが、天候のせいか、ほどんど食べないうちに終わりそう。
曇。日が暮れてから雷、稲光、雨。
●夕方4時半ごろ曇っていたので、2丁目を歩く。つくつくほうしがよく鳴く。みんみん蝉は弱り気味。カレーを作る家が2件。里芋の葉がよく育っている。
●年鑑の信之先生用自選5句依頼のはがきが届く。気を使ったのだろう、余分にわたくし分も。9月11日締め切り。
晴れ。
●角川年鑑の自選5句の依頼が昨日になっても信之先生にないので、メールで問い合わせる。すぐ返信があり、ただいま発送準備中のこと。おっとりしてると、消されてしまうおそれがある。遠慮なく聞くべしと思う。
●年鑑の結社動向に掲載する俳句を自由な投句箱から選ぶ。今日は8月から3月までの秀句から。日々挙げてきた秀句が250~300句ぐらいある。もう少し厳選すべきかと思うが、生活俳句なので、つい多めに秀句にあげている。
目が疲れていけない。タオルを温めて、目にあてて温める。少しはましに。
●明日からは気温が33度くらいに下がる予報。
晴れ。
●朝、ベランダが陰になっている。水やりをするとき、洗濯物を干すとき、日陰は助かる。日陰の様子を見ると、秋らしい。紫のトレニアが涼しそう。
太陽高度で、夏とか秋とかになって、光の具合を見ていれば季節が変わるのがよくわかるような気がする。暑いのは暑いが。今日も最高気温34度を超えている。
曇。
つくつくほうし面白がらせてふいに止む 正子
つくつく法師つくつく鳴けりかき氷 正子
朝顔の花に花の影があり 正子
●つくつくほうしがよく鳴く。ひょうきんな。
●夕べは、1度か2度ぐらい気温が下がり、眠りやすくなった。
●暑中お見舞い、残暑お見舞いの葉書を出さなくなった。にもかかわらず、これらの葉書をいただく。ここのところ、ぽつぽつと残暑見舞いの葉書がとどく。どのはがきもやさしい文面。そういう人柄の人こその葉書と思う。はっきり日付に「秋」と書いてあるのもある。
●インタバルな歩き方をラジオで指南していた。3分速歩き、3分ゆっくり歩くを1度に5回繰り返す。これを一日3回行う。5か月続ければ、10%の体力が増強。つまり、体力がほぼ10歳若くなる。一日1回ならやれそう。それでも毎日は難しいかも。人間は下半身の筋肉が大部分なので、歩くのが良いらしい。
曇り。きのうは浜松で41.1度。
すすきの穂若きみどりのみずみずし 正子
葛の花山に向かえば匂いたち 正子
まんぜんとしていてつくつくほうし哉 正子
●うばゆりがよく咲いている。昨日のほうが多かったかも。今朝は、散った花もある。うばゆりは、目に涼しい。帰省の道すがら、松山から尾道大橋へいくまでに法面にたくさん咲いていた記憶がある。海が近いから海風に揺れている。山のうばゆりもいい。前に富士登山をしたとき、河口湖の周辺の松林だったと思うが、うばゆりがまばらに咲いて揺れていた。うばゆりはびっしり群生しないで、あちこちにちらほらと、しかも広く咲く。
●今朝、5丁目の丘へ。昨日とは別の家に、茄子の牛、きゅうりの馬を見た。いつしまうのだろう。胴に白い紙を括り付けている。お金を包んでいる感じだ。三途の川の渡し賃かも。