曇り
ほおずきの朱に市場の人だかり 正子
一茎の夏菊もらい瓶に挿す 正子
味噌甕に分けらる子目高浮き草と 正子
●花冠367号7月号が出来上がり、夕方配達される。70冊。表紙は上質特厚口の「空」色。思ったより透明感があってきれいな空色だった。すぐ用意した封筒に入れ発送の準備をした。43部。明日綱島郵便局から発送予定。
●俳壇から依頼されていた俳句原稿「好きな植物を詠む」の新作5句をメールで送る。今日が締め切りなので、ほんとにぎりぎりまでかかった。山桜とかいろいろ作てみたが、落ち着いたのは結局次の植物。尾瀬、城ヶ島、予讃線、そして台所での句。「蕨・青芒・蓮の花・未草・吾亦紅」
●依頼の俳句に一番集中しているとき、業者が換気扇とフードを取り換えに来た。1時間ばかりかかったので、俳句はまとまらず夜9時半ごろメールした。台所がごったがえし、夕飯は丑の日にと思っていた冷凍鰻を鰻丼にした。
●昼にテレビを点けたら、安倍元首相が奈良で選挙の応援演説中銃で撃たれて、心肺停止となっているとニュース速報が流れた。ドクターヘリで病院に運ばれたが、心肺停止状態で救命措置が取られていると報道された。心肺停止状態で救命ができるのかと思うが、大量に輸血が行われ、胸を開いて止血手術が行われたと担当医の記者会見で知った。
晴れ
七夕笹巻葉もさやか花屋にも 正子
七夕や宵はすずしく暮れており 正子
七夕や艶よき茄子を焼き茄子に 正子
●涼しいので花苗を買ってくる。薄桃色のペンタス、千日紅の紅白。
●一日クーラーなしで過ごす。花屋で一枝の笹を見たので、心に七夕飾りを思って楽しむ。スーパーにはお盆の真菰やほおずき。
雨があがり、曇り
●今朝は室温27℃で涼しい。
●ネット上で見た有名俳句に詠まれた植物
芭蕉:すみれ・椿・梅 夏草・青葉若葉・紫陽花。青松葉・竹の子・昼顔
菊・萩・槿
蕪村:柳・朝顔。芒。黄菊・唐辛子・菜の花
一茶:夕顔・若葉・芒・桔梗
子規:若葉・紫陽花
虚子:梔子・芥子・牡丹
芭蕉は行きあった植物を詠んでいると思える。なかでも青が多く葉が多くを占める植物が目を引く。イメージから深さ、やや暗さを受ける。
蕪村は画になるような色彩や形をもった植物が多い。イメージが光をまとって明るい。
好きな植物で5句詠むという雑誌社から依頼を受けて参考までにネットで調べると上のような結果が見えた。
曇りときどき雨
雨あがり夜涼の風の紫陽花へ 正子
紫陽花の水色の毬灯に浮かび 正子
香ばしくイサキが焼けぬ夜の卓 正子
●台風4号が佐世保に上陸、その後温帯低気圧に。あちこち雷が発生。
●正午過ぎ、花冠No.367を校了。印刷製本に回し、7月8日夕方配達の予定。冊数が少ないとは言え、入稿から3日でできあがって、ありがたい。
小雨のち曇り
●花冠No.367(7月号)を正午ごろ入稿。一段落。
50ページ。表紙色は空、70部注文。No.366は40ページだったが、7月号は、50ページ。正子の俳句日記は、1月から6月まで。発行は7月10日の予定。多分、間に合う。
●ネット短信No.380を発信。
●7月月例ネット句会の案内を月例句会ブログと、自由な投句箱に貼りつける。
●自由な投句箱、7月1日~10日の投句場所を作る。テンプレートを変更。
●発送用封筒を印刷。「贈呈印」を押さなくてよいよう、印刷した。宛名ラベルの印刷は夜中を過ぎたので後日に。
晴れ
●句美子に午後早めに来てもらい、花冠の最終校正を頼む。今月は50ページにしたためと、暑さに閉口して、手間取る。夜、見ていて2か所ミスを見つける。コピーした原稿の漢字が誤変換されている。多分、行替えや字数を揃えていて気付かないうちにどこかを触っているのだと思う。
晴れ
●元と元希が朝9時前に掃除に来てくれた。元希まで来たのでびっくり。主にダイニングと本の整理。それに業者が三人来る。ドアノブ、網戸の戸車、レンジフードのスイッチの修理。トイレ清掃、ふすまと畳の張替の見積もり。花冠の編集が終わっていないので気が気でないが、みんなの都合もあるので、やむを得ない。
元には日吉東急の無印良品で収納ケースを買って来てもらった。ついでにお昼の鮨も。人が多くて暑くて大変だったようだ。元希は、理科の宿題をやりながら掃除機掛けと薬箱の整理。いろいろなものの製造年月日をすぐに見つけて古いのがあると面白がる。
●一日ごったがえす。夜は冷凍のグラタンとトマトで済ます。暑いときながら、グラタンがおいしかった。
●7月になったのを忘れそうになった。花冠の編集がはかどらない。なんとなくだらだらと。バテ気味。
晴
●今日から、散歩は夕方にする。今日は6時半ごろからURの緑地へ。夕日が入りかけて、風が涼しい。槿がどんどん咲き初めたものの、暑さでクローバーや芝は枯れ気味。アガパンサスは、茎が折れたものがところどころ。いたずらでもなさそう。
●田辺市の梅干し屋さんに梅干しを注文。7月10日に届くようにお願いした。秋の終わりにもう一度注文の予定。今売られている梅干しは、去年漬けた梅とのこと。
晴
●「髙橋正子の俳句日記」を書き始めて今日で5015日と出る。13年か、14年になるのだろう。
●今日も暑くなる予報。夕べ、エアコンをドライに設定して寝たが、今朝は4時ごろ家の窓を全開し、風を入れ、日が昇る前に北窓を残して全部閉め扇風機を回している。これで気温が3度くらい下がって日中は快く過ごせる。
●昨日、「自由な投句箱」の私の添削が受け入れられないとクレームがある。中七が八音になっているという。定石として中七の八音は避けるべきだが、日本語が間違えてる。ネット上ではとくに、形式より、日本語の間違いを見捨てるわけにはいかない。これには、返事はしない。虚子が一般俳人とエリート俳人と区別して教えたことはよく知られている。こういう俗っぽいことが起こるからだろう。
「自由な投句箱」のメリットは、毎日投句でき、すぐさま私の反応があること。ひとえに私の努力なのだが、インターネットを通しているので、ロボットがやってくれているような錯覚が起きている。