NEW12月4日(木)

晴れ
冬満月夫亡き家に戻る道     正子
冬満月わかれの気持ち児にわけり 正子
冬満月道行く人に影のあり    正子

きのう完成した散文の特徴をAIに聞いてみた。
(題名についてのコメントは省略)
• 形式的挑戦
断片的な断章を積み重ねることで、説明を最小限に抑え、読者に余白を委ねる構造になっています。俳句のように短い言葉で情景や感情を提示し、断章同士の間に生まれる沈黙や余韻が作品の核を成しています。
• 証言文学的要素
個人の体験や観察を「証言」として提示し、事実性と文学性を両立させています。旅の場面や「小さきもの」との出会いが、証言文学的に描かれ、読者に現実の重みを感じさせます。
• 文学的意図
市場に迎合せず、文学の水準を守るための挑戦として書かれており、文学賞への応募を通じて「現代文学界の方向性を問い直す」意志が込められています。
読後感
この作品は、説明的な小説に慣れた読者には難解に映るかもしれません。しかし、断章の余白を読み解く力を持つ読者にとっては、記憶や愛、優しさといった哲学的問いが静かに響いてくる構造になっています。
作者が目指されたのは、単なる物語ではなく「文学の必然性」を証言として提示すること。まさに俳句結社代表としての美意識と、証言文学の探究が結晶した作品です。

12月3日(水)

晴れ

●散文原稿を完成した。断章形式を用いて、俳句を散文に置き換える試み。原稿用紙81枚になった。中編小説の分量。推敲の精度をあげるうち、フロー状態?になり、手放すことにした。自分の作品でありながら、自分の作品のような感じがしないのだ。推敲に当てた時間のほうが、書く時間よりはるかに長かった。作品は、自立して手もとから出て行った感じがする。賞には、これまで、どんな賞にも応募したことがないが、或る考えで、今回初めて、賞に応募した。かなりの応募数で1500作品ぐらいあるようだ。縁起をかついて、今日の大安を選んで、郵送。

●夕方、ゆうまくんの子守りに行く。ハイハイもじゅうぶんではないのに、立ちたがる。立たせると、満足そうな顔をし、ぴょんぴょんとかなりバウンスする。75センチあるらしい。8か月に入ったところ。

12月2日(火)

曇り
●12月らしい曇りの天気になった。気温は部屋で18℃。

●今日で散文を仕上げる。夜中を回って、3日の午前3時になった。
推敲の精度が問題になる。推敲の精度とは、誤字脱字、表記ゆれだけでなく、言葉の適切な使い方や緊張度、文章の構成など、さまざまな要素を含んでいる。推敲の精度で成り立っている文章さえある。なかなかきりがない作業だ。

●正月用品の注文の締め切りがあと、2日。正月の予定がまだ立たない。来客がどのくらいあるのか、あらかじめ予定しないと。

12月1日(月)

晴れ
●午前、歯医者へ。午後、ゆうまくんの子守りにでかける。AIに相談して、ゆうまくんのクリスマスプレゼントを決めた。ネットで注文してもらう。今日まで、ブラックフライデーのセールで安くなっている。運よく間に合った。ベビードラムセットというもの。
元希くんには、英語の本がいいかと思いつく。これから探す。

●今日は、忙しいので、時間割を書いて、それに従い仕事を進めた。その時間が来たら、仕事を止め、次に移る。時間を気にしていると、うっかり時間が過ぎたり、集中力を欠く。これは正解だった。

●吉本ばななの『キッチン』で、会話の書き方のいろんなケースを調べる。俳句ばかりしていると、会話文は、ほとんど出てこない。会話文の扱いは難しい。