2025年8月13日 17:31
曇り
露草を摘んで仏花に混ぜて挿す 正子
露草の泉の流れる水に置き 正子
手にとりしはがきにオクラの花切手 正子
●墓参。朝は早く目が覚めた。途中倒れたりしないように、ゆっくり仕度をして、7時半に家を出た。持って行くのはお花と線香とお水を入れる湯飲み。蝋燭は防災のために灯さない。真光寺公園でバスを降りるとがび鳥がよく鳴いている。がび鳥が増えている感じがする。中国からの鳥だが、いい声とも思えない。墓地についたのは9時すぎ。バスの連絡がよくないので、時間がかかってしまう。途中、露草が咲いていたので摘んできた。芝生の落葉を拾ってきれいにした。芝が伸びているがもう少し青々とした方がいい。お墓から帰ったのは11時半。普段は出かけるのに電車の時間を気にすることはないが、鶴川は違った時間。
曇りときどき晴れ
●13日に非公開だったhttps://suien.ne.jp/を公開することになった。明日14日のネット短信で、会員に連絡するため、原稿を書いた。
会員以外の花冠の贈呈者には、葉書きで案内を出すつもり。急がないでいいでろう。
●明日墓参のため、きょうお花を買った。明日お墓へ持って行くよう伝えたら、ナイロン袋に水を入れてくれて、立てた状態ですずしいところに置く様に言われた。クーラーの聴いている部屋に吊るしておいた。明日はなるべく早くでかける。
●きょうは、体調が悪いのではと少し気になっていた方から、葉書きが届いて、安心した。この暑さでは、高齢者は何が起こっても不思議ではない。それでも涼しい風がかんじられるようになった。
2025年8月11日 22:15
雨、時々曇り
秋初め古書を外れし一ページ 正子 秋初め雨ここちよき降りように 正子
●『果樹園』はやはり古書。めくっていたら、一枚ページが外れた。表紙も紙なので傷みそう。出版されて67年経っている。「ヴァレの四行詩」を便箋に4篇書き写す。3篇は空の詩。1篇は路の詩。リルケにとって、アルプスの山々は「高貴な山々」と表現されている。書き写す理由は特にないが、手すさびのペン習字の練習とでもしておく。手芸とか裁縫とかは好きなのだが、眼の負担が大きいし、裁縫は布を断つ時に体力がいるし、億劫になっている。
●雨が降って涼しくなったので、日吉まで出かける。丸善に寄り、『風姿花伝新訳』(観世清和著/PHP/2013年刊)。これは本屋に在庫がないので出版社に聞いてみるということだが、おそらく、出版社にもないだろう。岩波の『風姿花伝』を薦められたが、こちらは持っている。最近おもうのだが、本屋の接客がどの店よりも一番接客がいい。客である私との相性がいいと言う理由かもしれないが、かゆいところに手が届く親切さ。これは何の変化か。
●ベートーベンのバガテルを初めて聞く。「エリーゼノために」のようなピアノ小品がバガテル。さしずめリルケの「ヴァレの四行詩」の感じがする。
2025年8月10日 13:18
曇り、一時雨
●gooメールが来年2月25日で使えなくなるので、重要メールを新規に取得したアドレスに転送する。ドメインとか、印刷所とか、花冠の基幹にかかわるメール。とくにドメインには気を付けなければいけない。
●昨日で『マルテの手記』からしばらく離れることにした。そのかわり、リルケの『果樹園(付ヴァレの四行詩)』を開いている。これは古書で1900円で買ったもので、片山敏彦の訳である。今朝から読んでいて、貴重な詩集を手に入れたのだと、だんだん嬉しくなってきている。
●今日は一日「モザール」。フランス語でこう呼ばれるのはモーツァルトのこと。ちょっと笑いそうになる。
●あたらしくなったサイト15日より前に公開したい。13日に公開して、実際の運用は予定通り16日からの運用にすればいいだろう。初公開は之宏さんにまかすことにして。
曇り 秋立ちて百日紅の真紅なり 正子 バイパスの信号待ちに花芙蓉 正子
●曇りで少し過ごしやすい気温になった。芙蓉や百日紅がよく咲いている。
●土曜日なので、近くの郵便局は休み。綱島郵便局まで歩いてゆうパックを出しに行く。胃腸炎のトラウマから外を歩くのに自信がなかったが、すこししのぎやすくなったので大丈夫だった。ただ、スーパーに寄ったりの寄り道はしないで、単に片道20分を往復しただけ。
2025年8月9日 17:59
晴れ時々曇り
秋立ちて風は月より吹き来たり 正子 秋簾夜風をとおしはじめたり 正子
●『マルテの手記』は71断章(fragment)からなっていることを、断章に番号をつけながら確認。71まで番号をつけた。ところが『リルケ』(星野慎一・小磯仁共著)には、65パラグラフ(paragragh)と言っている。この違いは、出版されたときの段の違いということかもしれないということだ。
●『マルテの手記』は、8月中に一度読めればよい計画であったが、今三度目読んでいる。読むのに少し疲れたので、明日で読むのをしばらくは止める。断章ごとに読むのいいと思うようになった。一つの断章は、一つの詩とか話として読むのがいいと言う結論。
2025年8月8日 11:04
晴れ
茄子のとげ紫なるは憎からず 正子 蓮の葉も花もテレビに蓮どころ 正子 朝焼けに雀の声の弾けたり 正子
●立秋。すこし気温が下がる。明日からはまた暑くなる予報なので、今日をのがしてはと、昼過ぎ横浜そごうへお盆の用事で出かけた。色々見て歩かないで、用事だけ済ませて帰ると決めて出かけた。少しだけ子供服のところは見たが、決めたとおり、用事だけをすませて帰った。そのせいか、それほど疲れなかった。みんなにもお供えや残暑お見舞いを送る。4件。
2025年8月6日 12:15
晴れ
父の死後原爆手帳のいつか消え 正子
折鶴を折るときいつも原爆忌 正子
●http://blog.goo.ne.jp/npo suien/ のブログは、
https://blog.goo.ne.jp/kakan02 以前のブログ。2005年9月から書いている。これをどうしよう。npo suine に入るにはパスワードがいるがその記録がないかもしれない。あれば、移転できるが。手放すか。判断がつきかねている。word で保存するのがいいかもしれん。
●昔のブログを読んでいると思い出すことが多い。記事も重要であるが、重要なものは、俳誌「水煙」に記録している。時間はかかるがサービスが終了するまでに、重要なところをワードにコピーしておくのが一番だろう。ワードにしておけばpdfとかにすることもできるし。夏休みの仕事として頑張ろう。記録として保存。明日から開始。
2025年8月5日 11:37
晴れ
朝焼けや山にはあらぬ街空に 正子
炊き上がる飯盒露の草に置く 正子
●今日の歯医者の予約をキャンセル。起きた時から体調不良な感じがする。7月半ばの胃腸炎のときのしんどさがトラウマになって、またあんなことになるのではと思ってしまい、予約をキャンセル。
●『マルテ』の二度目の読書が第二部に入っている。もう読まないでいいのではと思うようになった。二度目を読もうとしたときは意図があったが、その意図も数日もしないうちに薄れてきた。そうは思うものの置いた本をまた手に取った。リルケ、言うじゃないかと。
『マルテの手記』孤独者について(第二部)
そこで彼らは急に手を変えた。最後の手段に訴え、いよいよとっておきの妙策を持ち出すので。すなわち、名声という全く別種の反抗に移るのだ。この狡猾な喧噪にさそわれて、すなわち、孤独者は一人残らずほっと安堵の明るい顔を上げた。っして、心を散らして、もろくも打ち滅ばされてしまうのである。
●去年9月からの今日までの俳句を選ぼうとした。写生からずれている。いつの間にこうなったか。残すべき句がない。年末にみんなに書く俳句葉書きの句がない。もはや、これまでか。
●晴美さんから「俳壇」8月号に載った句の感想の手紙が届いた。好きな句は 「夕泣きの寝落ちしひまを梅雨の月 正子」
正子さんの句は身辺の自然や日常をとても美しく切り取って創られているのがわかりやすく共感できます。長い月日のやはり賜物ですね。うらやましいかぎりです。(晴美)