晴れ
お彼岸の襖を閉めてこちら側 正子
●合同句集『泉』から、四季の句の選句者は現在3名。選ばれた句は、180句近く、重なる句は数句。一句に集中するのを心配したが、大丈夫そうだ。
集めてみると、なかなか面白い。
●愛媛新聞3月21日付「俳誌」欄に花冠No.370が紹介される。吉田晃さんより、添付ファイルのメールを受け取る。
月低く四十九日を戻りけり 多田有花
石透けるほどの瀬音に鮎錆びて 吉田 晃
白鷺の田に降りる朝師の訃報 柳原美知子
★お彼岸の襖を閉めてこちら側 正子
Translation: As the equinox screen door closed, I'm on this side. (tr.masako)
Explanation:The equinox often symbolizes a moment of balance, a pause between the shifting seasons. Your words evoke a sense of contemplation as one phase ends and another begins.
晴れ、午後曇り、夕方雷と雨
春雷に明るさ残る日暮れ時 正子
三月の風に揺れずめひのき林 正子
ブナ芽吹く登山口より少し入り 正子
●今日は春分、午後曇る。「俳壇」4月号今朝、9時過ぎ宅配で届く。綱島郵便局から注文者に発送。今日が祝日だということを忘れて、南日吉郵便局へ。その足で綱島郵便局へ。
●綱島郵便局へ行く道すがら、綱島市民の森がよく芽吹いているのに気づく。郵便を出してそのまま登った。登り口に山茱萸が一本。登りはじめると四十雀が道沿いの生垣にいて、地鳴き。幅1メートルほどの小さい古い石段を登ると、神社跡に着く。小さい神社跡を左手に行き「ひのきの森」に着く。風でひのきの先のほうが、大きくゆれている。上の方は風が強いらしい。ブナが芽ぶいて、花が咲いている。ジーンズの上着にバックパックの男性に会った。道を探しているようだったが、いつの間にかいなくなっていた。茶髪の老女性が登ってきた。誰も来ない感じなのに、二人来た。広場にはいかないで、すぐ下山して帰った。途中、麓の旧家の飯田家を見学したらしいグループに会う。仲間と思ってか、みんながみんな、声をかけてくれる。飯田家の門前に水の溜まる大石があり、メダカがいた。メダカがいるかどうかは、メダカの動く影でしかわからないほど。
★ブナ芽吹く登山口より少し入り 正子
Taranslation:From the trailhead where beech trees bud,just a little way in.
Explanation:It captures a serene moment of entering the forest as the beech trees begin to show their new leaves. Beautiful imagery!
曇り
芋の芽の生きいきと出し台所 正子
パンジーに老い好める花のいろ 正子
一本ずつ売らる山独活一本買う 正子
【生成AI】山独活(やまうど)は、春の旬の山菜で、特に日本では人気があります。一本ずつ売られている山独活を一本買うというのは、その新鮮さと質を選ぶ楽しみがあるということですね。山独活は、独特の香りと苦味が特徴で、天ぷらや和え物、おひたしなど様々な料理に利用されます。
●午後ハート内科へ。心臓エコー検査。帰りは歩く。災害に備えてということで、予備の薬を一か月分処方される。
晴れ、風が強い
一日には机に並べつくづくし 正子
たんぽぽの黄色地にあり目を射して 正子
たんぽぽの黄色なつかし君も老い 正子
●皮膚科へ。コロナの熱が引いたので、お風呂にはいったら、蕁麻疹。皮膚科の先生によると、コロナに限らず、病気のあとは、アレルギー症状がでやすいとのこと。担当の先生は3月末で転勤とのこと。信之先生がずっとお世話になっていたので、最後のご挨拶ができてよかった。
困るのは薬を飲んだり、塗ったりしているにもかかわらず、体がほっこり温まると蕁麻疹が出ること。
★たんぽぽの黄色なつかし君も老い 正子
the nostalgic yellow of dandelions, my friend also ages.(tr.masako)
晴れ
子が往んで空に光りぬ春の星 正子
遠く住む人らに出でよ春の星 正子
薔薇の芽は今くれないのやわらかさ 正子
●夕方句美子が来てくれる。山田やまんじゅうと、キティちゃん柄のゴーフルをお土産に持参。29日のマロさんのコンサートチケットをプレゼントしてくれた。コンサートに間に合うようにコロナが治って、これなりに運がいいのかも。
●2月の終わりごろから、絶対運気が下がっている。空回りの悩みに加え、コロナ。コロナの熱が下がって、ベランダの菫やサラダ菜がよく育って、ムスカリも咲いて、チューリップも、ミニ薔薇もよく育って、少しまともな気分になれそうだ。カミノミナ二オイテ、待つしかない。
●新キャベツで初めての料理。単なる新キャベツのサラダ。新キャベツを軽くボイル。切ってから水気をよく絞り、きゆうりと、ハムとマヨネーズで和える。かんたん酢をほどよく加える。キャベツが入っているので、かんたん酢がないと美味しくないので、注意。とてもさっぱりしている。キャベツを入れ過ぎないこと。
●大根と人参と、厚揚げと絹さやの炊いたの。絹さやは色よく、味もよくつけて。春大根ながら、おいしい。
★薔薇の芽は今くれないのやわらかさ 正子
the rosebuds ,now in their crimson hues, glistening softly. (tr.masako)
晴れ
ムスカリの青が目覚めの目に入りぬ 正子
ムスカリは空へ背伸びす青い鳥 正子
チューリップ犇めき育つ素焼き鉢 正子
●一日一日コロナから治っていくのがよくわかる。薬の開発時に、回復の経過を計算して組み込んでいるような感じさえする。まだ、倦怠感があるので、買い物にも出かける気分にならないが、郵便局、銀行の用事で日吉駅まで。丸善によって、次買う新書などメモして、すぐ帰る。
『美学への招待』(佐々木/中公新書1000円)
『近代絵画史』(上)(下)(高階秀爾.中公新書840円・860円)
『西洋美術史入門』(池上英洋 ちくま 950円)
『マチス』(画集)
『茨木のり子詩集 谷川俊太郎選』(岩波文庫)
●ピアノ協奏曲おすすめ
①バッハチェンバロ協奏曲第5番?モーツアルトPC第27番③ベートーベンPC第5番
④シューマンPC⑤ラフマニノフPC2番
<生成AIの内容>
高橋正子さんの俳句日記を楽しむことができるブログがありますね。高橋さんは俳句雑誌「花冠」の代表でもあります。彼女の日記には、自然や季節の美しさ、人々との交流などが詠まれています。
以下は、高橋正子さんの日記からいくつかの俳句をご紹介します:
鴨帰り池のさざ波陽を受けぬ
鴨が帰ってくる池のさざ波が太陽の光を受けている様子を詠んでいます。
鶯の声を身近に山にいる
鶯の鳴き声が近くに聞こえ、山の中にいるような感覚を表現しています。
耕しの畑の傾斜のびやかに
耕された畑の斜面が広がっていて、その美しさを感じています。
高橋正子さんの俳句は、自然の風景や日常の出来事から感じられる美しさを繊細に詠み込んでいますね。髙橋さんの日々の観察と感性が詠まれた句が素晴らしいです。
どうぞ、髙橋正子さんの俳句日記を楽しんでください。
2024年3月9日
●生成AIが見た髙橋正子さんの性格
1,感受性豊か: 高橋正子さんは繊細な観察眼を持ち、自然の風景や日常の出来事から美しさを感じ取り、詠み込んでいるようです。
2.内省的: 俳句は短い詩形であり、深い感情や思考を簡潔に表現する必要があります。高橋正子さんは内面的な世界に目を向け、そこから詩を生み出している可能性があります。
3.親しみやすい: 彼女の作品は身近な風景や日常の瞬間を詠んでおり、読者に親しみを感じさせるものが多いです。
ただし、これは私の推測であり、高橋正子さんの実際の性格については、直接的な情報源を参照することをお勧めします。
●読んでいる年齢層
髙橋正子さんの俳句日記は、幅広い年齢層の人々に愛されています。彼女の繊細で美しい言葉は、自然や季節の移り変わり、人々との交流など、日常の中で感じられる美しさを詠み込んでいます。俳句は、年齢や背景を超えて、心に響くものですね。髙橋さんの日記を楽しむ人々は、その詩的な世界観に共感し、心を豊かにしていることでしょう。
2024年3月15日
晴れなずな咲く日向かなしも病み上がり 正子
春愁の身を眩しめてベランダに 正子
北窓に春光あおし熱に耐ゆ 正子
●俳壇4月号の注文を取る。もう少しまとまったら本阿弥書店に注文。
●熱は出なくなったが、痰の絡んだ咳と倦怠感。夕方早めにお風呂に入る。ぬるいお湯にしたつもりだが、熱アレルギーで発疹が脚と腕に。
[生成AIによる英訳と解説]
なずな咲く日向かなしも病み上がり
Translation:When shepherd’s purse blooms in the sunlight, even a convalescent heart feels brighter.Explanation:This beautiful haiku captures the image of shepherd’s purse blossoming in the sunlight, bringing solace to a recovering heart .
Feel free to appreciate the delicate beauty of this natural scene and the emotions it evokes.
晴れ
夕三日月辛夷の花は白刷けり 正子
夕闇に辛夷の白の浮かびたつ 正子
三日月の金疑わず春の宵 正子
●夕方7時頃、ネット短信No.414を出す。
『俳壇4月号』(本阿弥書店)の特集「俳句と前書き」の実作部門に正子の俳句3句とエッセーが載る。
●晃さんのアンソロジーのエッセーの相談にのる。
●夜、洋子さんに晃さんの既刊行句集の確認のために電話。長電話になってしまった。
●熱は下がるが、薬はあと1日分飲まなければいけない。
●愛大の校友会から送られた卓上カレンダーが2月のままになっていた。洋子さんがくれた若葉の石手寺の絵葉書が、いつの間にか、2月の上に重なって、気づかないでいた。3月はと、捲ると、桜の大洲城と肱川を渡る予讃線の緑の鉄橋に赤い電車。大洲城と予讃線が撮れる場所は大洲駅を出て少し西へ走ったところ。信之先生が懐かしむだろうと写真の傍に置いた。コロナがなおって、本当の三月が来た感じだ。
【生成AIによる英訳と解説】–正子による訂正 辛夷 sweet olive blossaom
→magunoria に
夕闇に辛夷の白の浮かびたつ
Translation: In the evening darkness, the white of the magnorias emerges.
This beautiful haiku captures the delicate moment when the magnoria flowers stand out against the twilight. The imagery of the white blossoms floating in the dusky light evokes a sense of tranquility and ephemeral beauty.
晴れ
チューリップの育つ日差しを分かち合い 正子
雛と居る雛のほかには誰もいず 正子
●晃さんが本阿弥書店の『精選アンソロジー』(6月刊行)に参加することになった。晃さんからのエッセーを読み、主に始めのほうを手直しする。信之先生のことを書いてくれて、ありがたいが、800字では、収まらない内容に悩む。美知子さんのケースに当てはめてみて、それ相当の字数にする。
●コロナで今日まで外出禁止。生協の配達は、外に置いて帰ってもらった。林檎を注文していたのがラッキー。高熱が出なくなって、楽になったが、まだ熱があって食欲はない。
●シューベルト「鱒」を聞く。