快晴
夏霞みなとみらいを目の果てに 正子
夕日差すえのころ草の纏うもの 正子
夏氷仏華の水に入れておく 正子
●ネット短信No.369を出す。角川俳句8月号と俳句四季8月号の予約をとる。
早速予約が入り始める。
●入賞発表記事にみんなのコメントが入り次第に貼りつける。
●夕方5時過ぎ、5丁目の丘へのぼる。脚がつる感じがしていたが、今日は軽々歩けた。ただ、3日に年金事務所へ重い鞄を提げて行ったので、腕の筋肉痛が1週間以上も続いている。
丘からの景色は、夏霞がかかり遠くが見えない。葛が茂って畑まで伸びているが、蕾もまだ。尾長がいるらしくギュウギュウ鳴く声が聞こえる。尾長は気を付けていると住宅地の木に数羽でいたりする。
晴れ
●福岡は洪水。
●7月ネット句会入賞発表。
●今日は一歩も外へ出ず。入賞発表の原稿を書く。午後3時の発表となった。
●北の部屋も窓を開けると熱気が入るので閉める。北の部屋と思っているが北西で、西日が差しているかもしれない。
●仏壇に炊き立てご飯を供えるために、朝食をパンからご飯に替える。
曇り
●中国地方は大雨がつづいているようだ。
●7月月例ネット句会を開催
投句
山百合の花の大きく倒れ咲く
ふりあおぐ合歓よ真青き空の花
暑き日の水にぎわせてかいつぶり
●四十九日の法要が済んだので、位牌を仏壇に収め、経机は法事のときだけ使うことにして、仏壇下にしまう。遺影も小さい写真に替える。大きい遺影は本棚の上に飾る。
曇り、ときどき晴れ
●信之先生の四十九日の法要。午後三時から自宅で、子供家族と。
住職から高野山の中だけで焚かれる線香と命日香をいただく。最近の線香は煙も匂いもすくないとこぼしておられた。うちのもそうだが、いただいた線香は、思い切り抹香臭く本堂の大伽藍を思い出されるような匂い。どこかのお寺で嗅いだことのある匂いだが、高野山中だけと言われれば、ちょっと違うかもしれない。
●初盆の伺いを立てる。月遅れのお盆にお経をお願いした。子供たちは平日で勤務があるので、私ひとりだけでよいと思うが、住職は大勢のほうがいい感じ。それで、日にちは未定。
●法事の参列者は老人は私ひとり。みんな若い。元希がいつもの柱で身長を測る。来た時、思いついたら測るが、最初は2017年の4歳のとき。今日は146cm。去年から10センチ伸びる。句美子が水素を発生させ、ロケットを飛ばす実験器具を買ってきていた。すぐやりたがる。
●友宏さんが、トランプのマジックを披露。みんな驚くが、元希の母親が一番面白がっていた。元希の学級にはマジック係がいて給食のとき盛り上げてくれるそうだ。元希も一つトランプマジックを覚えて帰った。
曇り、ときどき晴れ
七夕笹笹のみ花屋に売られける 正子
竜胆を加えて仏華すずしかり 正子
ピーマンを焼いて昼餉の一菜に 正子
●暑いので、買い物を小分けにして、3回ほど店に通う。花屋、スーパー、日吉東急、仏壇店。
●線香をいろいろ試しつつ選んでいたが、ようやく気に入る線香が見つかった。「宝」シリーズの「ルビー」。煙が少なく、長く燃えて、匂いがすっきり、消臭効果あり。椰子殻炭・タブ粉、白檀、香料など。椰子殻炭に消臭効果。タブの粉は一般的に線香の材料。線香を作っている工場は意外にもたくさんある。
タブの漢字は「椨」。
晴れ
●夕飯後、明日の料理に使う重そうなものを買い出しに。油・小麦粉・ケチャップなど。
曇り。
山百合の花の大きに山さびし 正子
山百合の花の重さよ倒れ咲く 正子
熊笹に花を浮かせて山百合は 正子
山百合に滝の飛沫のかかるかな 正子
ふりあおぐ合歓はとっくに空の花 正子
合歓の花枝のそよぎに花そよぐ 正子
暑き日の水騒がせてかいつぶり 正子
かいつぶり蓮に寄るとき背を正し 正子
涼しくて山の烏の人めけり 正子
群れ飛んでだれかを連れてゆくとんぼ 正子
群れ飛んで睦めるとんぼかがやける 正子
七七忌塩辛とんぼあまた飛び 正子
●信之先生が亡くなって、初めてエアポケットのように空いた一日。11時過ぎ四季の森に出かけた。脚の痛みに不安はあるが、ゆっくり歩けば大丈夫だろうと。出かけに四季の森のホーム―ページで開花情報を調べるがない。山百合が咲いているかもしれないと期待して向かった。プロムナードに塩辛とんぼ。
ビジターセンターで開花情報を確かめる。「山百合が咲きはじめました。」とあった。山百合は自生ではないので、林縁に植えられ、比較的近くで見れる。
入口近くにすぐ咲いている。里山花壇にも。歩いて行くところところどころにいかにも自生しているかのよう咲いている。今年は花が少ないとカメラマンの一人が言っていた。
塩辛とんぼがたくさん飛んで、公園は秋めいた感じだ。合歓の花、丘虎の尾、ヒヨドリバナ、一本だけ菖蒲。蓮が咲いていると教えてくれた人もいたが、蓮までは遠いので、行かなかった。入口近くの蓮池には若いかいつぶりが一羽、翡翠。池に翡翠が止まれるように、枯れ木が池に差しされていた。カメラマン用だろう。時折、翡翠が鳴く声、老鶯、烏。烏は涼しそうに鳴いていた。往復3時間半。
晴れ。
●新居浜の「灯」主宰の丹通雄さんからはがき。句集『望郷』を信之先生に送っていただいたが、亡くなる直前だったので、読むことがかなわなかったとお便りした。その返信。驚いたのは、新居浜高専時代に高専のドイツ語の先生だった藤田先生の紹介で、愛大俳句会との交流句会をしたとき、信之先生に「公文君と丹君は将来がたのしみだなあ」と話していたと書いてあったこと。新居浜高専と交流会をしたことはうっすら思い出した。そのなかに、今の主宰の丹さんがおられたとは。丹さんがそのときの「丹君」と知っていたら、信之先生は喜んでいただろうに、残念だ。丹さんも信之先生とおなじに高校時代に結核にかかっておられる。「灯」はもともと療養所の俳誌。
●角川のクローズアップの担当者から、メールで「夏痩せり」の間違いの指摘。
●髪を切りに。予約時間に5分遅れ自動的にキャンセルになって、順番をとりなおし、45分後に切ってもらえることになった。
●涼しい風がよく通るので、クーラーなしで過ごす。
晴れ。
道ばたの槿の紅も白もよし 正子
●遺族年金の手続きで、年金事務所へ。担当者の指示に従って書類を書くのに、1時間。2,3か月先に年金が口座に振り込まれるそうだ。港北区役所も、年金事務所も、警察署も、急行の止まらない大倉山にある。バスも1時間に1本くらい。この暑さのなか大倉山から歩いて行った。なんで、こんなに不便なところにあるのかと思う。
●Uverwoldというロックグループを知った。滋賀県出身の6人のグループで、歌ってるのを初めて聞いたが、歌詞が真っ当な詩で前向き。私がもっているロックの概念が崩れたように思えた。ロックはもともとこうだったんだろうか。
●夕方、仏壇店から電話。四十九日の法要で手伝うことはないか、とのこと。そのあと下田寿司に予約。夜、慈恵院さんに四十九日の確認の電話。
晴れ。
夏菊を生けしあたりのすずしげに 正子
梅ジュース薔薇の匂いのかすかなり 正子
夏草の刈られテントがすぐ張られ 正子
●7月月例ネット句会の案内をする。ネット短信は明日か、明後日の予定。
●古いほうのパソコンのバックアップ完了。いつ動かなくなるか気が気ではない。今日も、立ち上がらないなので、電源を切り入れなおしたら、立ち上がったが、出た画面が英語だらけ。これではどうしようもなく、スマホの辞書を片手に腰を据えて読み取ることにした。「デフォルト」が初期設定とわかるまで、悩んだが、運よく初期設定を行うと、パソコンが順調に動き出した。それで、すべてバックアップができたわけ。簡単な英語なんだろうが、IT用語は慣れなければ、はあーとため息が出る。
●シューベルトの8番「ザ・グレート」は、いつまでも聞いておれる。シューベルトの交響曲は未完成が最後とずっと思っていたが、「ザ・グレート」があったとは。YouTubeで聞いていると、ベーム、カラヤン、ムーティと指揮者替わりで、延々と演奏されていく。ぜんぜん飽きない。
●玄関、通路を水洗い。本気で掃除。仏壇のお供を夏らしくする。
●夕方句美子が来る。テレビを見ながら作ったリバーシブルの小さい袋を見せると、メルカリで売れるよという。口のリボンを絞ると丸い形になる。布の可愛さ次第。作り方は、ひもを通すところと、裏返し口を縫い残して周囲を縫えば、出来上がらり。すごく簡単。