7月31日(月)

晴れ、夜雷鳴、雨
遠雷のさまよい鳴るも近く来ず  正子
百合生けて水替うたびの祈りかな 正子
ペチュニアも小さき仏華としていける 正子
●夜、8時だったか9時だったか雷が鳴っていた。雨になるとは思わなかったが、夜中一雨あった。
●花冠369号、編集捗る。原稿を作りながら、少しずつ編集を変えている。369号を9月号とするのが、いいか、と思案中。

7月30日(日)

晴れ
●朝の光が秋めく感じがする。
●恵子さんの俳句をメールで返信する。一昨日は、「ファックス嫌い」ですまそうとする恵子さんに無理やりファックスを使わせる。恵子さんついに電気屋の奥さんを呼んできたとのこと。ファックスの送受信はできるようになった。通信手段は多い方がいい。
一事が万事。俳句に関してもそう。記者は並みの俳人以上に詳しく専門的によく知っている場合もあるが、決して「専門家ではない」。ここの違いを間違えないでほしい。 

7月29日(土)

晴れ
夜の秋襖閉づればひとり居に     正子
今朝ひらく百合の花粉を散らすまじ  正子
簾して北窓人の通り過ぐ       正子
●昨夜は少し涼しい感じがした。今朝も涼しい風が窓から入る。
●恵子さんからの俳壇投稿用の俳句がメールで届く。検討。
●美知子さんから電話。「俳句8月号」「俳句四季8月号」の感想をいろいろ教えてくれた。頼りになる。そして山越にまだレストラン「惑星」があって、先日行ったとのこと。マりアッタさんとご主人が始めたフィンランド料理の店。今は弟さん夫妻がやっているはず。「森のスープ」という赤紫のスープがあったけど。ご主人は信之先生の家庭教師の教え子。

7月28日(金)

晴れ
蘭散って四十九日もとうに過ぎ  正子
百合生ける水に氷をふんだんに 正子
目が慣れて空に増えゆく夏の星 正子
●俳壇プレミアムの原稿を恵子さんと打ち合わせ。編集担当者から原稿のテーマ違いを指摘されたとのこと。与えられたテーマが「秋/生活」。「生活」とは、季語の中の生活の部にある季語で詠む意味。恵子さんからは、電話で生活を詠むと聞いたので、普段通りに詠めばいいんじゃない?と返事した。これが間違いだった。
●敬二さんの奥さん、洋子さん、恵子さんから電話。敬二さんは一度、洋子さんは二、三度信之先生が夢に現れたという話。みんな気にしてくれている。
●NPOのエンディングセンターに電話。信之先生が亡くなったことを知らせる。私が会員を引き継ぐことになった。納骨は、来年早々にも予約をしないと、思う日にちがとれないとのこと。いずみ浄苑の直接連絡。

7月27日(木)

晴れ
●暑さに疲れるが、この暑さ来週も続くらしい。
●私学共済へ書類を送る。今回も配達証明付き。前回配達証明付きで送ったのが、役立った。私学共済はよくやってくれている。なぜ配達証明付きにするかというとだ。そもそも、2週間前に年金事務所に速達で申請した書類の返事が今日きたのだから。電話で問い合わせたときには、「すみやかに」とか、「すぐできる書類」と言っていたのに。
私を老人とみるせいか、周りとスピード感が合わない。それで、この間から、いろいろ齟齬が起きている。トンチンカンと言われるのは老人の方なので気をつけているが。
「ホームページを見ます」というだけで、先日のご住職は驚かれる。老人も日常生活でネットを使うのは普通なんだけど。それが証拠に息子などは、私に新しいパソコンを箱のまま渡してくれただけで、なにもしてくれてない。印刷機のセットアップとか、いろいろ自分でするわけ。

7月26日(水)

晴れ
駅出でて明るき空の夏夕べ      正子
包丁の切れ味確かめ茗荷切る     正子
マリーゴールド大地の色の暑にも耐え 正子
●まだ暑そうだったが、午後四時前、地下鉄を乗り継いで横浜そごうへ。暑中お見舞いの用事。帰宅は7時ごろだったが、空は明るかった。

7月25日(火)

晴れ。
朝蝉の湧き立つ声の遠きより       正子
白竜胆と言えど青いろ花先に       正子
小さき花となるもペチュニア咲き続く   正子
●角川俳句8月号の注文分が届く。クローズアップに正子の俳句7句が掲載される。注文した人たちに発送の準備をする。
「俳句」に載ったのは、人は良かったと言うだろうが、うれしい気持ちになれない。あからさまに俳壇の気分を感じてしまうからだろうが。
●鳩居堂で買ったシルクスクリーンの葉書き、気づくと80円から110円に値あがっていた。食器売り場でも、有田焼の普通の湯飲みが一個3680円とか。
日々物の値上がりを感じていたが、普段使いの湯飲み一個の値段に驚愕した。世の中すっかり価値の基準が変わったんだと。
多分、人の価値の基準も変わってきたのだろうと思う。老人があの世行きたがる、孤独が淋しいという「さびしさ」の原因は、価値の基準を共有する人がいないということだろう。

7月24日(月)

晴れ
 命日香は朝顔
澄みて青き煙のぼりぬ朝顔香   正子
一本の百合の香の満つ夜はことに 正子
●朝一番に年金事務所に行く。10日までに申請書を出したのに、届いているかどうかわからないと返事をされた件。問い詰めて今日、受付に証明書を用意する言っておいた。帰宅後すぐ書類を整えて、意地で「配達証明書つき速達」で出した。普通便でいいのに、なんでこうなるの?
●年金事務所の帰りに横浜まで足をのばして、昨日できなかった用事を済ませる。帰りは、市営地下鉄のブルーラインとグリーンラインを乗り継いで帰る。東横をつかうより、10分ほど余計にかかる。
●今日は、信之先生の月命日。ご住職から命日香をいただいたので、焚く。七月は朝顔。紫煙が立ち上り、さすがいい香り。煙は澄みとおった青から紫の混じったような色。百合と葡萄、グレープフルーツを供える。
●敬二さんの奥さんに電話。敬二さんは留守。奥さんの話では、敬二さんの夢に信之先生が出て、「俳句をつくるように」と言われたとのこと。敬二さん、俳句を気にされているのだろう。

7月23日(日)

晴れ
●デパートが開く時間10時過ぎにそごうへ。昨夜印刷した挨拶状をもってギフトコーナーへ行くとベテラン店員さんが接客してくれて、スムーズに品物を送ることができた。挨拶状を見てもらうと問題なしとのこと。自分で印刷したと話すと、すごいと驚かれた。パソコンがあると、昔なら家でできなかったことも、できるようになった。つまり、自分のペースで仕事が進められるということ。
●店の接客担当者が、「お客様のお好みで。」「いろんなお考えがありますから。」というケースにたびたび出くわす。これは、まったく接客してなくて、能力のない店員と判断して、相談するのは避けなければいけない。
●夕方、2週間ぶりに句美子が来る。2週間会わなかったら、「そうとう会ってない気がする」と言っていた。昨日買った盆灯篭を組み立ててくれた。

7月22日(土)

曇り、ときどき晴れ。
●涼しいが、毎日毎日、一日中眠い。ドライアイのせいかもと、目薬を差すが、差したときだけで、あとは眠い。
●午前中仏壇店へお盆の灯篭を買いに。白い袋と撫子の絵の袋と二種類タイプを買った。そうすれば来年以降も使える。初盆は白、お盆が終われば燃やしてしまう。白地に撫子と秋草の絵は秋らしさとかわいらしさと。今の生活に合うかも。
●午後3時ごろ、横浜そごうへ。すごい雑踏。香典返しを送ろうとしたが、挨拶状の印刷に2週間かかるという。どこもそうらしい。こちらのスピードに合わない。うかつだったなあと、上の階の鳩居堂へ直行。インクジェット対応のB5の和紙と、それにあう和紙の封筒を買った。しめて2200円。印刷をたのべば、この5倍。帰宅したのが5時半、それから試行錯誤で薄墨色で印刷に成功。意外とうまくいった。頼むより良かったと思う。現代的なセンスじゃないかと、自己満足。夕食も忘れて没頭。今日中にできてよかった。明日これをもってそごうから送れる。