2月16日(木)

晴れ
●俳壇にメールした原稿と写真が届いたと担当の為永さんから返信。昨日のメールに、「素人写真なので、心配なのですけど。」と書いておいた。その返信は「いやあ、写真はどれも素晴らしいです。どれも載せたいくらいだけど、そうもいかないので」とあった。写真は合格だったようで一安心。どっと疲れがでて、今日一日休養日にした。この2月3日、4日に撮った節分草や翡翠はとくに珍しがられた。
 今回の原稿は、できあがったものは大したことないのに、手こずった。慣れない取材もした。ネットや現地へ行って資料を集め、久しぶりにカメラにも触った。前に自分で撮った花の写真1000枚近い中から探したりもした。それなのに、なにもかもが初めてずくしのようだった。

2月15日(水)

曇り
●暖かそうに見える日も外に出れば冷えこんでいる。今朝、蕗のとうを更地で見つけた。けど、小さくて小指ほど。
●俳壇からの依頼の原稿「にっぽん俳句風土記ー吟行ガイド」が今日締め切り。夕方5時前メールで原稿を送ろうとしたら、ネットが接続できなくなった。あわてたが、担当の為永さんに電話。今夜繋がらなかったら、明日USBで送りますと。
1時間待ってもダメ。打つ手ないなあと、思っていて、あることを思い出した。wifiの電源のコンセントを抜いてもう一度差し替える。こうして接続できたことがある。7時ごろこれをやってみたら、接続できた。それからは接続に問題なし。すぐにメールした。原稿はpdfとwordで、写真は圧縮ファイルで。

2月9日(木)

晴れのち曇り
●吟行ガイドの原稿が捗らない。どうして捗らないのか、自分でもよくわからない。
●午後から急に冷えて来る。明日関東地方も夕方雪の予報。
●昨日シルクスイートが届いた。もう先の方が傷みかけている。今の時期さつま芋は傷みやすい。この前大寒波が来たとき、さつま芋と冷蔵庫の柚子が一日で傷んでしまって捨てる羽目に。
 使い切るために焼き芋にした。思ったより時間短縮で上手く焼けた。オーブンの温度230度。濡らした新聞紙を巻いてアルミホイルで包んで焼いた。

2月6日(月)

晴れ。
●3月のような陽気。信之先生が今日は全く眠くないようで、元気いっぱいなので、「散歩しますか」と言うと、行くというので、公団の緑地を散歩した。蝋梅がよく咲いているのを見たり、栴檀の実が生っているのを見た。四十雀がよく鳴いていた。昼間は結局信之先生に付き合って何もできなかった
●『懺悔室』(松本余一著 俳句アトラス出版)を恵贈いただいている。2月2日に林誠司さんにお礼の返事はすでに出している。
好きな句。(春夏秋冬20句)
海見えて波見えてくるいかのぼり
押すだけで湯の沸く雪の二月かな
麦踏みのひとりがとほい空をゆく
しゃぼん玉百も吹き出す日のひかり
桜湯に花のいのちを映しけり
水筒の冷たい緑茶夏期講座
矢車や夜は星空を駆けめぐり
夏めきて水に翳あり汽水域
遺言に涼しさしるす樹木葬
生きてゐる人だけ載せる蓮見舟
朝採れのたうもろこしを朝茹でて
新米の搗きかたあまくうすみどり
水澄みて一直線に空映す
出迎える影に言わるる十三夜
残菊や好きに咲いたら好きにしろ
鷹の目に水の星だとわかるまで
大雪で遅れたバスの頼もしき
手を胸に死に方決めて柚子湯かな
早梅や自分のことで精一杯
雪吊を見に来る星の集まりぬ

2月5日(日)

晴れ
●金蔵寺のご住職を訪ねる。金蔵寺の桜のこと、鐘のこと、本堂の建立のことなど、尋ねた。2時に訪ねる約束に早めに行ったので、裏山にある不動明王や日吉権現のことなど石碑があるので読む。金蔵寺は昔「東の三井寺」と言われた、と書いてある。それで大津の三井寺は天台宗と知る。家康・秀忠寄進の鐘は直接金蔵寺に寄進されたものではないそうだ。戦時中の金属類の供出ののち返ってきたのが、今ある家康・秀忠寄進の鐘とか。30分ほどお話を聞いたが、結構面白く貴重な話が聞けた。
ご住職に取材を申し入れるなど、自分にもジャーナリスト精神があったのかと思うほどだった。が、名刺もないので、どうかと思いつつ気弱な性質で「松の葉」をお持ちした。ご住職が「供えさせていただきます。」と言われて、ま、少し落ち着いて話が聞けた。
●原稿に起こそうと思ったが、慣れないことをしたので、夜はすっかり疲れてしまった。

2月4日(土)

晴れ
●四季の森公園へ出かける。写真を撮り直すつもりだった。昨日いた小鳥が今日はいなかったが、姿を見せず四十雀が雑木林のなかではれやかな声で鳴いていた。歌手のような歌いぶりは初めて聞いた。晴れて気持ち良い日だったからであろう。
翡翠は今日は池の中の杭に止まっていて、カメラマンが7、8人。
節分草について管理事務所で尋ねたら、今年はまだ、とのこと。なくなったのではなかった。それではと、目を凝らして見ると、咲き切らない花が一輪。今日再度来たかいがあった。今日開いたばかりの節分草の写真を撮ることができた。帰りに事務所に報告。
万作、紅万作、蝋梅、三椏を撮りなおしたが、どれもいまいちなのだ。カメラの扱いがいまいちなのと、カメラがいまいちなのだ。写真を撮るためだけに来たののに昨日より1時間長くかかった。歩いたのは昨日と同じ3km。