11月26日(土)

雨のち曇り
黄落の木々をぬけ行き病院へ 正子
黄落の木々に混じりて残る萩 正子
送り来し野菜に匂う分葱の香 正子
●きのう、信之先生に付き添いURのはずれのクリニックへ行った。しばらく来ないうちにどの木も一時に黄葉して驚いた。
●今店を見ると、富有柿の最盛期。そう思っていると、府中の妹が富裕柿や林檎を送って来た。柿らしい甘味と味。
●正月料理の材料をコープに頼む。どれも値上がっている。どれかを省かなくてはと悩んで、腹を決めて刺身を省いた。この秋は、医療費も食料品も電気やガス代も値上がってる。

11月25日(金)

晴れ
●来年2023年は花冠創刊40周年を迎える。No.368の1月号は、通常に発行。No.369は、創刊40周年記念号として9月1日発行にしようと計画。実際の発行は8月20日ごろとする。
記念号の中に合同句集を組み入れるか、別に合同句集を出すか、検討中。いずれにしても合同句集は必要。句集を出していな人もいるので、1人あたりの句数を増やす。
①案 別句集:1人50句、1人6ページ 17名参加。
   表紙はつむぎ 本文は書籍用紙、全112ページ
②案 花冠記念号:一人30句 4ページ  17名参加。
   表紙は色上質紙(コーティング) 本文は書籍用紙 全ページ数未定
既刊の合同句集は以下の通り。
合同句集『橘』:119名参加、1人10句 全130ページ
合同句集創刊30周年記念号に含む:41名参加 1人10句 全160ページ
●来年5月で信之先生は満92歳になる。92歳までは頑張りたいつもりのようなので、健在のうちに創刊40周年を迎えることができる見込み。俳誌の寿命は30年といわれていて、寿命をこえて10年になるので、気張らずにいきましょう。

11月24日(木)

快晴のち晴れ
●昨日の雨はすっきりと上がって、見える景色が洗われたようにきれいだ。空は真っ青に晴れて、雲一つない。
空と言えば、毎日、今(11時過ぎ)もだが、一機のヘリコプターが朝と夕、ブルブル音をさせて通る。何のために行き来してるのか。どこかの基地から飛んできているのかといつも思うが、警察のパトロールかもしれないが、首都圏には基地が多い。厚木、横須賀、座間、横田。聞くところによると、トランプ大統領もバイデン大統領も、そして随員たちもアメリカから飛行機で横田基地に入って、入国の手続きなんかどうなってるのかと思うくらいで、すぐに中心部に入ているそうだ。日本は大丈夫なのかな。
こんなことを思うのは、アメリカ文化への抵抗を示す日本文化は今どうなっているのかとうことを思うからだ。文化に於いて「抵抗感」というものが無くなっているように思えてならない。「抵抗」することはいくらでもあると思えるけれど、それが俳句で「抵抗」として現れているのを私は知らない。
村上春樹がなかなかノーベル賞とならないのは、勝手な思いだが、彼はフィッツジェラルドを高く評価して、彼を強く意識しているのは確かで、フィッツジェラルドは『ギャッツビー』で彼の時代のアメリカ文化を強烈にあぶり出して描いたが、村上春樹は『ノルウェーの森』で日本の若者を描いて、それが日本社会全体の納得できる日本文化と言えるかどうか、疑問に思うところだ。アメリカ文化が「なんとなくクリスタル」に侵入しているだけかもしれないのだ。そしてアメリカの文化ももう若くない気がする。

11月23日(水)勤労感謝の日

カーテンを透る光に毛糸編む   正子
しぐるるへ言の葉書を出しに出る 正子
銀髪の木の葉髪こそよく見えず  正子
●冬らしく寒い一日。
●花冠1月号の原稿「俳句と私」がほぼ出そろう。結局、「俳句の良い悪いは、俳句への向き合い方にある」と感じた。その気持ちで俳句を読むなら、その方向の俳句しかできないことになる。まっすぐに俳句に向かえば、まっすぐに俳句の道があるのだろう。あとは表現の問題だが、その人の言葉は、その人の感性と生い立ちそのもの。生い立ちを修正し、または絡めとりたければ、ある程度人生の早い時期から始めるのがいいと思われる。
●信之先生が元気なころは、勤労感謝の日を含んで水煙フェスを2日から3日間開いていた。「フェス」は、「大会」に代わって私が言い出したものだが、水煙で「大会」というほどの会は大げさすぎるので、「フェスティバル」にした。始めは言いにくかったけれど、そのうち世の中で「フェス」という名称が聞けるようになって、それで、まんざら不自然ないい方でもないと思うようになった。
この泊りがけのフェスのおかげで、互いの気持ち、俳句に対する思いが知れて、今の「花冠」の土台があるように思える。

11月22日(火)

快晴のち曇り
●敬二さんが2日がかりで書かれたファックスが届く。言語療法に俳句を作っておられるが、パソコンを開けて、手紙をタイプして、奥さんがファクスで送ってくれた。返信のファックスを送ろうとしたが、なぜか、2,3回通信中止になってしまって、送信をあきらめた。

11月18日(金)

快晴
●このごろN国のミサイルが頻繁に打ち上げられ、眉を顰める。今日も打ち上げられ日本の排他的海域内に落ちたらしい。気候変動の国際会議がエジプトで、インドネシアやタイでも各国の首脳が集まって会議をしている。かたやポーランドの小さい村にミサイルが落ちて民間人が二人亡くなっている。そして、全世界で音楽コンクールがひきも切らず行われている。これら、地球から浮いているような感じがする。
●ベストの後ろ見ごろがあと数センチで仕上がる。仕上がりの日にちを決めて編まなければ、完成しそうにない。編み物にして集中力がいる。その気になれば、完成すると、信じて。
●編み物の合間にネットの辞書weblio で英単語力診断テストというので遊んだ.
始めは4000から5000語。次、7000から8000語、次3500から4500語、次、9000から10000語。次7000から8000語。次にケンブリッジ英語診断テストをやってみたら、まぐれで全問正解。専門家の評定が出た。これが嘘であるのは間違いないが、このクリックで解答する問題、まさにゲーム。遊びだしたらきりがない。

11月17日(木)

快晴のち晴れ
冬の日を透らせている玻璃磨く  正子
あたたかに十一月の芝生あり   正子
電飾の青きをまとい欅黄葉    正子
●11月月例ネット句会の終わりの挨拶を書く。
●暖かい日が差し込むとガラス戸の汚れがよく分かる。で、久しぶりに窓ガラスを拭く。水を掛けて洗いたい気分。
●ビオラの根を根切虫に切られる。一株は半分で助かったから、3株半切られた。土を掘り返してみるが虫が見つからない。毎朝、今朝は大丈夫かとプランターを覗く始末。二株だけ買い足した。