晴れ
●35℃ぐらいで暑いが、空の色や朝吹く風に秋の気配を感じるようになった。
●来年の9月には花冠創刊40周年になる。今から考えておかなくては間に合わなくなる。30周年のときは記念号を出した。通常の雑誌に、合同句集を加えたもの。別に合同句集をハードカバーで作ると100冊で原稿をPDFで作ったとしても数十万かかるので、赤字となる。合同句集を出して雑誌の経営が赤字になって苦労した話は聞いたことがある。結局、30周年記念号と同様に40周年記念号とするのがいいかと思う。
30周年記念号では、正子の花についての通し記事があった。これに変わる物を何にするか。
晴れ
●完全に暑さが戻って来た。35℃、36℃が続きそうだ。本棚に本を収めるのに今週いっぱいかかりそう。クローゼットの洋服を風に当てる。信之先生の喪服は手をとおしてないのに、カビが発生してクリーニングに出した。誰のときに着るのだろうと思いながら。
晴れ
くすの木に声のすずしき鳥がおり 正子
日が暮れる日が暮れるぞと蝉の声 正子
夕蝉に桜大門暮早し 正子
●夕べ雨が降ったようだ。晴れるとやはり暑い。
●暑中お見舞いを頂いた方へ、今朝、残暑お見舞いの葉書を出す。ttps
みんなすごい頑張りよう。大方毎日投句しているから、とにかくすごい。
●「俳句四季」への句美子の投句原稿を見る。きのうの予定が今日になった。忙しくても、質は問わないから新しく句を作るように厳しく言っておいたら、昨夜夜中近くにメールしてきていた。
新しく作った句がないと、なぜか句全体にみずみずしさがなくなる。いつも不思議に思うことだ。俳句はわずかな時間の移り変わりと捉えているのではないかと思う。時は巡るのではなく、矢のように進んでいるのではないかと思う。地球は光に乗ってどこかへ向かって進んでいるような気がする。
曇り
●8月6日が曇りなのも珍しい。底抜けに青い灼熱の空が8月6日の空。戦後何年経ったかとときどき思うことがある。何年経ったかは簡単なのだ。自分の歳を思えばよいのに、いつも考えて、「はて、何年たったのだろうか?」と思う。昭和22年生まれだから、それに2年を足せばよいのに、戦争と誕生日が繋がらない。そうは言っても私は被爆2世なのだ。
曇り
●今日も一日涼しかった。
●幸水でシャーベットを作る。すりおろして色が変わらないうちに冷凍したが
冷凍庫から出したときは、うすく灰汁の色がついていた。レモン汁を入れるとよかったかもしれない。真っ白いシャーベットを想像していた。
雨、雷
夏の雨少し濡るるをいとわずに 正子
雷鳴を聞きつつ濯ぐ蚊帳布巾 正子
●久しぶりに雨。涼しいが、エアコンなしでは蒸し暑い。
●デパートからお中元を送る。2件。お中元の時期は過ぎたから、暑中見舞ではと言われるが、向こうは月遅れのお盆ですからと。毎年この会話を交わす。
●「オリーブ」の水谷由美子さんから封書。涼しくなったら日吉で会いましょうと。一度お会いしたいと思っていたので意外と早く事が進みそう。小俳誌協会を作ろうかな。花冠とオリーブだけで十分。Little Haiku Magazines Association.この会は何もしない会。それぞれが活動しているので、会があることに意味があるぐらいで。
晴れ
朝粥に梅干し大きくふっくらと 正子
暑に堪うる正露丸をば取り出して 正子
扇風機真夜は夜風として流し 正子
●生協の配達がいつもより遅いので、ちょっと心配。灼熱地獄といってもいいほどの照りようで、配達の若い女の方、暑くて顔が真赤。気の毒としかいいようがない。毎週水の配達を頼んでいるので大助かり。6本入りケースを二つ重ねて運んでくれる。幸水梨も届いた。
●今日こそ髪を切らねばと日吉に出かけたが、待ち時間2時間半。家まで一駅電車で2分なので一度家に帰って早めに夕飯を済ませて出なおした。髪を刈ったら夕飯も済んでるし、夕涼みがてら店を覗きたい気分。だがすぐ帰った。
晴れ
拭き終えて涼しき床を足裏に 正子
暑に堪うる水ぞんぶんに濯ぎつつ 正子
青萱の国道までに責め寄りぬ 正子
●『曙光のガレ場』(野田冷峰著・俳句アトラス出版)より
露分けて南ア連山踏破せり
つまずけば呼ばるる思い秋彼岸
波照間の水平線に銀河澄む
長崎の島々灯る聖夜かな
非正規を生きてサクサク霜柱
嘉門次の拓ける穂高朧月
まんぷくの子ども食堂竹の秋
秩父路の山峡二軒袋掛
梅雨の明音戸の瀬戸は謳う海
竹筒に溢れ冷たき秋の水
晴れ
夕食のあとの葡萄に寝むとする 正子
赤梨も走りの梨の青白き 正子
西瓜切るどこを切っても角が立ち 正子
●朝から29度もあって、9時すぎからエアコンをつける。冷房ではなくドライ運転。日本の夏、湿気さえなければずいぶん快適に過ごせる。
●『曙光のガレ場』(野田冷峰著/俳句アトラス出版)が信之先生宛送られて来る。著者は元日経新聞の事件記者。故、序に現代版社会性俳句と銘打っている。
●ふすまを張り替えて、2週間ほどになる。滑りが悪い。ふすま屋さんが入れたのだが、曰く、「使ってるうちに曲がったみたいですな。」と言って帰って行った。そんなはずはない、張り替えるまではスムーズに動いていた。裏も貼っているので、裏表逆にしたり、場所を入れ替えたりすると、滑りが良くなった。印をつけて持ち帰ったのに、何の印だったのか。