12月19日(日)

晴れ
●ネット短信No.373を出す。アドレスが全部消えてると思い慌てた。ログアウトを忘れて、自分のアドレスから送ろうとしていた。
●花冠366号の編集、ほぼ出来た。印刷して、校正のしなくてはいけない。前号のフォームを使うので集中できれば、かなり速い。入稿してからは、訂正しないよう注意しなくては。訂正がなければ、26日か27日には出来上がる予定。
●昨日夜のメールで秀之さんのアンソロジー原稿3点、(略歴、エッセー、100句)を受け取る。ひととおり読む。四季順の並び。季節の入れ違いがあるので、要注意。
●今朝は早く起きた。コーヒーのお供に、朝食の前に、ココアクッキーを焼く。粉100g、ココア大匙2杯、砂糖30g、バター80g、卵黄1個で焼く。焼き上がりを冷ましているのに、今朝に限って早起きした人が味見していく。句美子に持たせるには、もう一回焼かねばならない。
●夕方句美子来る。秋田へ出張だったといって、かりんとうのお土産をくれる。素朴なかりんとう。秋田は遠いという。新幹線に酔ったらしい。寒さは朝の東京ぐらいだったとのこと。

12月15日(水)

快晴
夕日入るやたちまち月に色 正子 
梢よりひよどり冬夕焼を見て 正子
富士もあるガス深かりし冬夕焼 正子
●12月ネット句会を一日早く、今日終会とする。一日をおろそかにできなくなった。
●空気中の水分量が95%という。夕方5丁目の丘を歩いていると、まぶしい金色の夕焼け。眩しくて西空が見れない。ガスに包まれた富士山の方に夕日が入る。山並みは日本画のように山稜が紺色で裾にぼかし。夕日が山に入るのを見届けて、もと来た道を引き返す。夕日と反対の東に、月がでている。夕日が入るや月が青く見え、そして黄みどりに、それからいつもの黄色い月の色になった。数分の間だが、ほんとうに初めて見た月の色だった。

12月14日(火)

雨、初雪
●信之先生井田病院へ行く。9時にタクシーで行ったが、血液検査のあたりから大変混雑。診察まで2時間半ほど。会計も1時間ほど待たされそうで、病院のレストランで昼食。
●ふたご座流星群の流れ星が見れるはずだが、雨で見れない。

12月13日(月)

快晴
●信之先生散髪に。年に一度理髪店での散髪。
●ヤフオクにでていた信之先生の第一句集『水煙』をオークションにかけないで、古珍堂から郵送してもらったのが届いた。カバーは無くなっている。湿気によるシミと思われるのと小口の焼けがあるが、製本は緩んでいない。1978年昭和53年3月いたどり叢書で発行。
●「俳壇1月号」が届く。花冠の広告あり。仁平勝氏が巻頭言で俳壇に議論がない、盛り上がらない、乗ってこないと苦言を呈しておられる。たしかに。むきになって議論するのもあほらしいんだと思う。
●「俳壇年鑑2022年版」(4月発行)へ、広告原稿(1/9ぺージ)を郵送。締め切りは来年1月25日。同じく、自選一句の出稿依頼。信之先生、句美子、正子。こちらは1月31日締切。花冠のほかのメンバー6名人にも依頼があったはず。つぎつぎ用がある。

12月12日(日)

快晴
職辞してよりのオリオン星座かな 正子
日短ネットに探す夫の古書    正子
眠るまでラジオを聞けり冬の夜  正子
●12月月例ネット句会
●12時31分ごろ地震。ちょうどネット句会の句を整理していたとき。震度3ぐらいの揺れ。揺れたのは2分ぐらいだが、長く感じた。茨城が震源とのこと。

12月10日(金)

枇杷の花街を見下ろす大木に 正子
冬霧に青き影とし浮かぶビル  正子
わが目にはみどり残して目白翔つ 正子
●高田第5公園まで散歩の足を延ばす。昼過ぎだったので、公園は明るくて、目を瞠った。黄葉に日が差して、周囲の民家の垣根も暮の掃除で刈りこまれていた。高田の街が見える。枇杷の大きな木があって、花が咲いていた。夏冬通して、こんなに明るい公園は初めてだ。ブランコに腰かけて数度揺れてみた。すぐ近くの日吉本町第1公園に寄った。深い谷が落ち込んだ、そのままの公園。鯛ケ崎公園にいた目白がいないと思ったら、この谷の山茶花にいた。
●児童絵本のThe Gruffalo's Child用のCDがイギリスから届いた。The GruffaloのCDは前にアマゾンから届いていたので、夜、2枚とも聞いてみる。歌がついている。The Gruffaloのほうは、本文と小さい違いだが違っている個所が10カ所ほどある。The Gruffalo’s Childの方は1、2か所。絵本を見ながら聞いていると、面白い。ひとり笑いをする。
「虎の威をかる狐」みたいな話で「グラファロ もりでいちばんつよいのは?」の久山太市の訳本もある。おちびの茶色のねずみが主人公。Gruffaloは子どもが恐ろしいと思う限りの想像を尽くしてイメージがつくられているが、脚が曲がっている(アウトトウ)の風体は同情すべきかも。恐ろしい生き物でありながら抜けている。韻が快く踏んであり、類義語が順次繰り出される。大人の言葉遣いあり、倒置あり、仮定法あり、不規則動詞多数ありで、変化に富んだ文章。幼児向けながら文章は洗練されて高い感じ。4歳から。Puffin books。

12月9日(木)

曇のち晴れ
●印刷所に印刷代金についてメールで問い合わせる。昨日のシュミレーションはまちがっていない自信があった。ところが、一つ勘違いをしていた。A5なのに、B5で試算していると印刷所から指摘を受けた。6か月前のことを勘違いするとは。
●ヤフオクで信之先生の句集『水煙』を見つける。1978年発行なので、見つかったのが、奇跡。シミや小口の焼けがあるが、見つかったのはこれ一冊。家に置いていた最後の一冊をアトラスに預けていて、手元には『水煙』がない。心許ない。松山の堀江の古書店「古珍堂」にあったので、メールをして直接送ってもらう手続きをした。これ以上は出てこないだろうな。『旧制松高と俳句』(大野岬歩・高橋信之著)は数冊あった。これは郷土史的なので、売れ筋だと古書店の人が言っていたが、実際まだ出回っている感じがした。
●予約していた角川の「俳句年鑑2022年版」、句美子に渡す1冊を天一書房に取りに行く。ついでに児童書ノンフィクション『カラスのいいぶん』(童心社・1320円)をポイントで買う。行きは徒歩。無意識に歩いていたら、赤門坂の道を選んでいた。

12月8日(水)

雨、夜上がる。
●開戦記念日。今年はなぜか、第2次世界大戦の開戦についてのテレビ放送、新聞報道がよくある。開戦80年になるからだろうか。戦争でもなんでも、日々の成り行きが重なって戦争になってしまう。さも原因があるかのように言われるが、ここから戦争というわけではないと思う。だから、日々の報道は恐ろしい。
●秀之さんのアンソロジーのエッセイを受け取る。エッセイと、100句の選の第1案を添付ファイルで送る。ちょっと肩の荷が下りる。
●花冠366号の編集を進める。印刷所のHPを見て、印刷代の試算をすると、100部で1万円ほど値上がっている。明日、もう一度よく見て試算しなくては。
●来年(令和4年)度会費、2名の振込があり、あわてて、年会費納入の案内を発行所ブログにする。12日のネット句会が終わってからネット短信で、振込案内をする予定。令和の4年になる。