7月19日(月)

晴れ
●信之先生の部屋のカーペットを洗う。連休に洗おうと思っていたカーペットをやっと洗った。布なので、バスタブに浸けて洗った。浴槽の縁に掛けて水を切ろうとするが、重いのなんの。いくら力持ちの私でも、なかなかにして重い。いつまでこんな家事ができるだろうかと思った。
カーペットを取り除いた床を磨く。雑巾で水拭き、そのあとマイペットで拭く。結局一日がかりの仕事になった。エアコンをつけていても、汗が水のように出る。目にも入る、顔を流れる。カーペット、夜は干したままにする。
●コープから送った笛吹の桃が、届いたと元からメールが来る。店頭にもおいしそうな桃が出回っているから、そろそろ届くかなと思っていたところ。夏は桃と鰻を送るのが定番になった。

7月18日(日)

晴れ
●「俳壇9月号」の「結社の声」初校。写真のキャプションをつけるので、また、アルバムをめくり、大会名、年月日、場所を確認。(この作業が大変。)
この原稿の校正が済むまで、部屋は片付けられず、資料は出しっぱなし。
●自由な投句箱、7月1日~9日までを操作ミスで消してしまったのを、今日復旧させた。その間も新しい投句があるので、16日から今日までの句に星印とコメント、秀句を選ぶ。
●7月月例ネット句会のコメントを張りつける。本来なら、月曜日には終えておかなければいけないのに、ワクチンでちょっともたついた。でも、とにかく終えた。
●美知子さんから電話。17日に句美子のアンソロジーにコメントをいただいているのに、返信しないでいたので、心配されたのかも。
●夕方句美子が来る。角川からの原稿依頼(8月16日締め切り)を渡す。アンソロジーの返事がどんどん来ていると話す。今日は、おにぎり弁当を持たす。
●8月結構忙しくなりそう。8月句会を休むかどうか。思案中。

7月17日(土)

晴れ
●暑いことかなり。夕方、信之先生を散歩に連れ出す。少しで止めようとしたが、もう少し先まで行くというので、公団の中を歩く。夾竹桃、百日紅の赤と白。公団の木陰は涼しい風が吹いていた。
●美知子さんからのコメント
(略)
モダンで上品な装丁も素敵で、16人もの作家の100句がおさめられ、重厚感もある立派な本ですね。親世代以上の年齢の方々の中で、若く知的で美しいお写真と共に、ひときわ目をひくエッセイと100句です。
「水煙」の創刊と同時に誕生された句美子さんの歩みは、「水煙」「花冠」の歩みと重なりエッセイを拝読しながら、感慨深いものがありました。
信之先生と正子先生のもとで、幼い頃から息をするように俳句を詠み、「明るくて深い現代語による俳句を、よい生活からよい俳句を」という「花冠」のモットーを肌で感じながら成長された句美子さんの真っすぐで、明るく、芯の強いお人柄と豊かな感性の感じられるエッセイと俳句は唯一無二のものだと感動を覚えます。自然体の俳句はサワサワと風が吹き、サラサラと水が流れるようです。
 好きな句
イースター青い卵の贈り物
寄せて来てきらめく波がヤドカリに
ひんやりとトマトが甘い祖母の家
旅立ちの車窓斜めに花ふぶき
雪山を見渡してから滑りだす
観覧車春の港の風が吹く
晴れやかに朝の光の梅の白
菜の花の黄の集まりて空に浮く
白壁に葡萄の蔓も黒い実も
朝顔のつるの螺旋がやわらかい
秋の星瞬く点を結んでみる
元日の新聞思いきり広げ
冬北斗追いかけっこでゆく親子
さわやかな風吹き始め嫁にゆく
ラムネ瓶君に渡せば音水色
ふきのとう明るいみどりに刻まれる
日傘買う母に合わせた花の色
風強しセーターの柄の明るさに
蝉の羽透ける木陰を歩き出す
晴れた日の階段あがれば桜咲く
(以下略)
 

7月14日(水)

晴れ
●コロナワクチン第1回目接種。打ったばかりのときは、腕がだるいだけだったが、3時間ほどして腫れて痛くなり、気だるくなった。お礼の葉書を2枚書いたが、家事はする気にならず、夕飯は、お弁当を買って済また。早々と床に就いたが、夜中、寝返りができないほど腕が痛いので、冷やしたが、直らず。

7月13日(火)

●夜中目が覚める。インターネットラジオを聞く。今朝は、フィンランドのタンペレのラジオ・クラッシック。バッハのサラマンドから始まって、いろいろ。今朝のシューベルトはよかった。これまで、オーストラリアのABCクラッシック、ドイツのクラッシック・アインスを聞いたが、選曲が楽しく、どれもいい。またも、睡眠不足が始まる。
●吉田晃さんに電話。花冠が届いているか、確認。365号はよかった、という返事。みんなの句が12句、ゆったりと掲載され、じっくり読めて勉強になると言うことだった。半年分の作品なので、それなりに充実した句が並んだためかもしれない。月刊が当たり前の俳句雑誌も、どのくらい間隔をあけるか、考え直す必要がありそう。
●亜浪先生の句を聞いた来た渡辺さんに電話。一昨日花冠創刊30周年記念号、花冠365号、句美子の句集『手袋の色』を送ったので、それらについていろいろ。30周年記念号には、信之先生が亜浪研究と題して文章を書いている。聞けば、それを読んで、亜浪の直弟子だった母の句を思うと涙が出たということだ。亜浪系統の俳句は解釈がむずかしいと仲間から言われていたらしいが、鑑賞の仕方がよく分かったということだった。

7月12日(月)

晴れのち曇り、雨。
●今日は前橋あたりが豪雨に。
●7月月例ネット句会の入賞発表。朝4時に目が覚め、それから、入賞発表の原稿などを書く。入賞発表後、8時ごろから少し眠ろうと寝たが、午後2時半まで眠ってしまった。少年みたいに爆睡。この前の徹夜といい、爆睡といい、ここ十年も経験しないことを経験した。
●小西昭夫さんから花冠を送ったお礼の葉書で、信之先生が卒寿に驚いたということを言ってきた。信之先生に言わせると、文面、彼はおとなしくなり過ぎた、と。
●林誠司さんからも花冠のお礼の葉書。今回の花冠、インパクトがあったのか、たくさん返事をいただいた。
●句美子がアンソロジーの送料、はじめは750円かかったけど、レターパックなら520円で済んだと言ってきた。少しでも安いほうがいい。

7月11日(日)

●7月月例ネット句会
今日の句会、みなさんの投句がはやばやと終わった。遅くなったのは私たち世話人の方。これではいけないと反省。
早朝、URの団地を一巡りした。寝静まって、人影はないが、小鳥が芝に下りて啄んでいる。蝉が木から飛び立つのを見た。初蝉。
投句
朝焼けて草の匂いの芳しき 正子
寝そびれて遠きしじまの梅雨の星 正子
みどりからみどりへ蝉の羽音がす 正子
●句美子がアンソロジーの出来上がったのを持参。昨日と、今日発送の準備をして花冠の同人も含めて22冊送ったとのこと。発送準備に思った以上に時間がかかったとのことで、疲れ気味。