小雨
●自由な投句箱5月6日~10日の秀句を選び、コメントをする。
●5月月例ネット句会のコメントの書き込みを整理しアップ。
●「俳句大学5月号」届く。
●「俳壇6月号」でネット句会特集。夏雲システムを使っているところが多いが、私は夏雲システムは、使いたくない。自分のシステムでやりたい。
zoomを使っての句会も盛んだ。なぜみんな人と会いたいのか、顔が見たいのか。オフ句会とネットのzoomを使った句会、似ているようで基本的に違う気がする。これらを使ってにぎやかでいかにも新しいことをやっていると燥いでいるが、要は肝心なことが伝わっているかだ。小説家は人と会いたがるか、どうだか。
小雨。
昼顔に風強まりぬ眺む間に 正子
●東海地方まで梅雨入り。例年より3週間早いらしい。
●5月月例ネット句会の入賞発表をする。一週間遅れ。
5月句会投句
37.ライ麦の青き穂先が空に透け/髙橋正子
鋭く細い穂先が幾本も伸びている。空の大きさに比べると穂先の一本一本は無いに等しいが、集まった穂先は一つの形を明確にしており、穂先の間から空が透けて見えるのだ。視点を異にするが、篠原梵の「葉桜の中の無数の空さわぐ」を思い浮かべた。 (吉田晃)
ライ麦が生長している元気さが感じられます。 (高橋句美子)
39.しなやかに空を打ちけり栃若葉/髙橋正子
栃の木の葉は大きくて、一つの羽柄に5枚ついている。この若葉が風を受けると一枚ずつが上下に揺れる。それを空を打ちたりとしたのが上手い。 (廣田洋一)
さっぱりとした5月の空と栃若葉のしなるような動きがマッチして美しい光景が目に浮かびました。「空を打つ」と言う表現で力強さも伝わってきます。 (西村友宏)
吹き荒るる風に白薔薇はげしき花 正子
●句美子が昨日アンソロジーの原稿一式を送ったと連絡。こちらこれで、一段落。一か月間風邪を引いたり、PCR検査を受けたり、いろいろあった。大変な一か月だった。
●花冠40周年の原稿を始めなければいけない。今日は万時休すとしたいが、自由な投句箱の秀句とそのコメントをする。5月6日~10日は明日に残す。
曇り、時々小雨
ライ麦の青き穂先に空が透け 正子
しなやかに空を打ちたり栃若葉 正子
吹き荒るる風に白薔薇はげしき花 正子
●5月月例ネット句会の投句が揃ったので、互選を始めるよう掲示。互選締め切りは5月16日午後5時。13名39句。
曇
●リハビリへ。医者通いとはよく言ったもの。大した病気でもないのに、ずっと病院通い。昨日は眼科をすっとばしたけど。
●夏のギフト冊子が送られて来る。早割2割引きにつられて本気で見る。
●風邪がまだ治りきっていない。午前中までは、気だるかったが、午後から楽になったので、出勤。
●買い物のついでに、スナップ豌豆の苗が売られていたので、そそられて一株3本立っている苗を買う。鉢に植え、朝顔用の支柱を立てた。「生るの楽しみ」と言うと信之先生が、「欲な人だ」と言う。
●魚売り場にメバル。鮎を買うつもりで出かけたが、メバルに変更。
●5月月例ネット句会を5月16日延期する。理由は、ネットが接続できなくなったため。9日午後2時ごろから接続不能。理由はよくわからず。
電話で、参加者に延期を連絡。
曇り
●信之先生の病院の付き添いで福田医院へ。福田医院でコロナのワクチンを接種してくれるというので、信之先生、私分を申し込んだ。ワクチン接種、ここまで来て慌てることはないと思っていた。19日以降になりそう。老人健診もするようにと。
●昨日、母の日のお花が句美子より届いた。野ばらのような小さい二重のバラ。リースになって、土に植え込んでいる。それをイーゼルにのせて絵のように「鑑賞するもの。昨日一日、イーゼルに乗せて楽しんだが、落ち着かず、今日はイーゼルを外して平らに置いた。このほうが自然。
曇り、小雨。
新緑の銀杏並木に海近し 正子
●俳壇から「結社の声」(9月号)の原稿依頼が連休中に来たので、今日、諾の返事。締め切り7月8日。
●午後、大通公園の坂東橋にあるPCR検査センターに出かけ、自費で検査をしてもらった。自費での検査費用は、ピンからキリまで。唾液検査。検査に来ている人は誰もいなかった。往復3時間弱。
曇り。
●今朝はすっかり平熱。まだ完全ではない。
●昨日立夏。昨夜は行火をして寝るほど肌寒むかった。今朝もうすら寒い。
●夕べ「歩くひと」というテレビを見た。谷口ジローの原作を映像化したもので、主人公は歩くだけ。歩いている景色がいい。絶景ではなく、俳句にできそうな場所。映像のアクセントに、セリフにも、ストーリーにもならない言葉がある程度。俳句の一人吟行に似ている。時代は昭和半ば。
●朝一番ベランダに出るとミニバラが、たくさん咲く。ミニバラでもうれしい。一度刈り取ったビオラが今また満開。アリッサム、刈り取ったら、小さい芽がたくさん出ていた。球根ベゴニアの白、忘れていたがいつのまにか葉が出ていた。カブリコア、数本の茎からあふれるほどの花。今年は、花をなるべく触らず、忍耐で様子見。今年花が多いのは忍耐のせいか。冷涼な気候のせいか。
●元がメールをくれる。去年できた横浜のトレイル・アドベンチャーに行ったとのこと。ズーラシア、里山ガーデンに隣接してあって、里山を利用した自転車コースとのこと。森の中を自転車で走る。コロナでも、その手があったかと。
曇
●昨日は一日暖かくして寝た。熱は平熱に。
●句美子のアンソロジー用俳句の選をする。句集から50句は選。残り50句を花冠とネット句会から。句美子自身がどれほど進めているかだが。連休の仕事にするとは言っていたが。選はいい。散逸している句を抜く、まとめるのが大変。
くだらなくても、ときどき本にしておかなくてはいけない。
自分の文章も、句も散逸している。ものごと散逸したまま人生終わりそうだ。