11月19日(木)

●今年は寒さが徐々に来るらしいが、今日は昨日にもまして暖かい。ベランダを洗う。今日、明日は暖かいらしいので、外回りを掃除。
●コロナの感染が広がって危険度は最高のステージ5。どういうことなんだろう。go to のせいとか、go to eat のせいとは誰も言わない。菅総理はコロナ対策をやると言っていたが。

11月18日(水)

晴れのち曇り
子持ち鮎ほろと崩れし身のもろさ 正子
子持ち鮎落葉のごとき味をもち  正子
鳥声につづき音立て落葉降る   正子
●鯛ケ崎公園へ。5丁目の丘の頂上から下る。運動場に背黒せきれい、周りの気に鵯、キジバト。鯛ケ崎のプレイパークの林にはいろんな小鳥がいるようなのだが、鵯の声にかき消さえて鳥の声が聞こえにくい。小綬鶏かとおもったら、キジバトが枝に潜んでいた。
●俳壇より電話。来年3月号より、隔月奇数月9分の1の広告を出すことにした。どこか結社が抜けるらしい。
●『100さいの森』に描かれている3羽の小鳥が、何の鳥かわからない。なぜ3羽かもわからない。この鳥、山雀をイメージしているようでもある。実際の小鳥ではないのかも。

11月17日(火)

晴れ。
雲のなき空の最果て昼の霧   正子
鶺鴒の二羽来て走るばかりなり 正子
鶺鴒のつつと走れど相寄らず  正子
●信之先生、昼前、金蔵寺まで一人で出かける。帰り、スーパーで子持ち鮎と鳴門若布を買ってきたのには驚いた。
●ベランダの片づけ。水で洗うところまではいかなかったが、すぐ洗えるようにした。球根は日当たりがないところへ、パンジーなどは日当たりへ置く。
●新小豆を炊く。皮の固さは重曹を一つまみ入れれば良さそう。重曹は早く煮るためではないのかも。とりあえず、粒餡を作る。
●牛乳と卵が余る。プリンを作りかけて予定変更。アイスクリームと、フレンチトーストに使うことに。

11月16日(月)

晴れ、夕方曇る。
裸木の銀杏となって鳥がいる 正子
鵯が虹色まとう高き枝    正子
曇来る小春夕の重さかな   正子
●おとといセンター北のJAの直売所でアリッサムを2鉢買ってきたのを定植。
「アリッサム」は日本名で「庭なずな」。呼び方はこっちがかわいいかも。
●喪中のはがきが届く。一通は、愛犬の死で喪に服すという。もう一通は、公司の弟の真治さんの喪。公司さん兄弟の死は早すぎる。どう言ったって60代。母上も去年亡くなられた。毎年の喪中では、
愛犬の死を知らされて、どうすべきか。句美子が「もしやお母さん、何もしないつもりじゃなかったんでしょうね。」という。「ここまで言ってきてるのだらか、なにかしなきゃ。」と。お花と線香のセット、お花だけ、プリザーブドフラワーの写真立て、などなど。
♪ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 Op.7 仲道郁代 2003

11月15日(日)

晴れ
●英国アムネスティのクリスマスカードと来年のぐりとぐらのカレンダーを注文。
●「俳壇12月号」来る。
林望先生の「いざ往かな、独吟行へ」を読む。林望先生の肩書は作家となっているが、書誌学者なのではないだろうかと思う。普段リンボー先生と呼んでいる。
「笈の小文」に及ぶ話と、川瀬巴水の話がある。
木版画家の巴水のことを先に言うと、リンボー先生によれば、「巴水も芭蕉と同じく、旅の詩人であった。日本中を隈なく歩き回って、そのどこかに眠っている無名の美景を発見し、描くことに生涯をかけたのである。」。巴水の版画に私が良くよく知っているところはないかとネットで探すと、ある。日本中隈なく歩いた証拠であろう。生家から1キロほどの岬の「備後・阿伏兎観音」(昭和14年)。これには帆掛け船が描かれている。戦後10年くらいまで、瀬戸内海の沖には帆掛け船が浮かんでいた記憶がある。そして「松山城名月」(昭和28年)。城門から東の月を見たもの。これらが、無名の美景ということになる。値段にして前者が、ほぼ45万円、後者が、ほぼ30万円。リンボー先生はこの巴水がお好きらしい。「笈の小文」の「見る處花にあらずといふ事なし」の絵画版であろう。前にリンボー先生のエッセイに川本臥風先生の「蕗のとう刻まれ俎板にちりぢりに」(正確な記憶ではないが)を挙げておられた。なんでもないところの美は、肩が凝らなく、身に馴染んで、作者の精神の有り様が見えて面白いのだと思う。
●巴水の「阿伏兎観音」を描いた位置は、ほぼ分かる。観音さんの石段を下りて足場の不安定な細い道を進み、岩場に突き当たる。その岩場に腰かけて描いたと思われる。岩場の裾は急に深くなって、水が青く寄せて来ている。そこから竜宮へでも行けそうな雰囲気である。「崖の上のポニョ」のポニョが泳いでくる場所である。
●巴水の「松山城名月」は、城門を潜り抜けると東側が広く見える広場がある。2、3月なら梅が匂うだろう。石段を上り、城門をくぐりほっとしたところの眺め。そこに城の下の方から、東の空から月が浮いて来るように上る。二人の人が描かれている。抒情的という。

11月14(土)

快晴
♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1番 /園田高広(ピアノ)
♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第2番 / ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 
♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第3番ハ長調Op.2-3 / ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 2005年6月~7月
31:26再生中
**♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第4番変ホ長調Op.7 / ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 2005年6月~7月

11月13日(金)

快晴
蔦紅葉幹あるかぎり上りけり 正子
青空へ蔦の紅葉の巻きあがる 正子
鵯の斜め斜めに飛び渡る   正子
●5丁目の一番高い丘へ。信之先生の散歩のお供。ちょうど昼時、車も人も少なく、あたたかいので、散歩にはちょうど良い時間帯と知る。快晴の空なのに、
富士のほうは靄がかかっている。
●本阿弥書店から、アンソロジーや、句集を出す人の募集。美知子さんのアンソロジーは、予想以上に装丁が丁寧で品があってよかった。

11月10日(火)

晴れ。
双眼鏡をついと外れて秋の蝶  正子
秋の蝶羽の黄色が葉に浮きて  正子
秋雲の白さを双眼鏡に入れ   正子
●鯛ヶ崎公園まで信之先生を連れ出す。このところ歩いていないので、ステッキを持つよう勧める。去年買ったステッキが丘を登るとき役立つようになる。往復1時間の散歩。公園の小高いベンチから、欅や桜のもみじが眺められる。街並みは見えないが、空がよく見える。帰り、まいばすけっとによる。