11月13日(水)


曇り。

●デロンギの暖房をつける。冬の寒さに強くなるには、11月に乾布摩擦などで肌を鍛えておくとよいらしい。

●『かえでがおか農場のいちねん』(アリス&マーティン・プロベンセン作・岸田衿子訳)と「ぐりとぐらカレンダー」をクリスマスプレゼントに注文。ぐりとぐらはねずみなので、来年の干支にぴったり。

11月12日(火)


晴れ。 満月。

こまごまと明るき花植え冬構え   正子
植えられてパンジーに土黒々と   正子
実南天まだ熟れ切らず啄まれ    正子
毛糸編む一目一目を確かにし    正子
子に編みしグレーの毛糸夫に編む  正子
冬満月頭上にありて勤務終ゆ    正子
初冬の月夜の風のやわらかし    正子

●インフルエンザの予防注射を受ける。今年は少し遅くなった。週末は冷え込むらしい。

●今日の朝日新聞。社会学者の大澤真幸氏、天皇陛下即位祝賀パレードを見られたようだ。当然お祝いの気持ちもであろうか、社会学者としての観察のためだろう。新聞での氏の意見の結論だけ書くと、「立場を超えて皇室に共感」「何となく」皇室を支持するという空気は危険だ。空気が変な方向にながれたときに、誰も責任がとれない。
これは私も感じだこと。女子学生が、初めて万歳を経験したが、戦争時代を経験したみたいで、いい経験になったと言っていた。若い子にしてそうだ。即位の儀式での一連の万歳に良くない記憶を呼び覚ました人もおられたであろう。昨日、今日のマスコミは、即位のパレードで、即位に関する一連の国事行為は終わったと念を入れ報道した。

●ずいぶん寒くなってきたが、台風の被害地は復興がままならない。

11月11日(月)


曇りのち晴れ。

●11月月例ネット句会の入賞発表を今朝する。いつもなら、前日の夜済ませるが、今朝発表。
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d/

●「星空へ店より林檎あふれをり  橋本多佳子」
この時期、この句をいつも思い出す。女流では、杉田久女、橋本多佳子、星野立子がいいと思う。いい句は技巧がないように思う。

今朝は暖房が欲しくなった。電気ストーブとデロンギを出す。

11月10日(日)


晴れ。

●11月月例ネット句会。
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d
(投句)
桜紅葉散りしあとには雲ゆたか  正子
椋鳥の逃げて椋の実黒かりき   正子
がまずみの赤色しずむ陽がかげり 正子

●天皇陛下即位祝賀パレード。午後3時から30分。4.6キロ。テレビで初めの5分ほどを見る。

●今朝の8時からのラジオ、バッハを聞かせてくれた。クリスマス前のいい天気の11月。なにかバッハにぴったりのように思えた。

11月9日(土)


晴れ。
良い天気で、この太陽を使わないのはもったいない。

30年の今日、ベルリンの壁が崩壊した。そのよく年の夏、フランクフルト俳句会に招かれて家族でドイツへ行った。もう、30年たったかという思いだ。はじめ、旅行計画では、ベルリンに行く予定はなかった。途中で、ノイシュバンシュタイン城を見るか、ベルリンに行くかということになり、当時10歳だった長男がベルリンに行きたいという一言と、大学生のグンデルさんとモニカさんが、ベルリンに行くべきだと言ってくれて、フランクフルトから飛行機でベルリンに行った。空港では、ピストルをもった警備員が、息子にリュックを他人に預けたり、預かったりしてはいけないと英語で注意した。ちょっと物騒な感じだった。飛行機には、家族連れや女性もほとんどいなくてビジネスマンがほとんどだった。私は、妙に不安になって、この飛行機はどこへ着くのかと近かと隣の新聞を読んでいる男性に聞いた。「テーゲル」と一言。飛行機はテーゲル空港に着陸。ブランデンブルグ門をくぐってベルリンの壁にも行った。東ドイツ側のアパートが見えた。ベルリンは、7月なのにセーターが欲しいほどの気温。高い曇り空から糸のような雨が降ってきた。傘はいらないが、とても寂しい気分になった。路上では、ポーランド人の夫婦が大声で喧嘩をし、安いピザに貧しい人たちの行列ができていた。そんな光景が今日思い出された。

11月6日(水)


晴れ。
枯草の中のえのころ金を帯ぶ  正子
咲き残る朝顔摘んでガラス器  正子

よい天気が続く。20分ほど歩き、ユザワヤで毛糸を買う。いろんな色がなくて、グレーに。パピーのクウィーン・アニー8玉。ベスト用。8玉買うと結構な値段に。でも、相場かな。お店の人の話では、もう、毛糸売り場を縮小しようと思ってるんですけど、ということ。ネット通販で買うのがいいってことかも。夜編み始めた。

11月5日(火)


晴れ。

見たい展覧会。
?神奈川近代文学館で「中島敦展」。

?横浜美術館で横浜美術館開館30周年記念 オランジュリー美術館コレクション
 「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」 1月13日まで。
アルフレッド・シスレー クロード・モネ オーギュスト・ルノワール ポール・セザンヌ
アンリ・ルソー アンリ・マティス パブロ・ピカソ アメデオ・モディリアーニ
キース・ヴァン・ドンゲン アンドレ・ドラン マリー・ローランサン モーリス・ユトリロ
シャイム・スーティン

③コートールド美術館展 魅惑の印象派
Masterpieces of Impressionism: The Courtauld Collection
2019年9月10日(火)~12月15日(日)

これだけの画が一度に見れるチャンスはありがたい。首都圏に住む最大の利点。日本の経済力、文化力のお陰。
女性の美術評論家が、ルノワールの黒は、あたたかいと言っていた。黒に赤や茶を入れているとのこと。その黒を見たい。
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11月4日(月)


晴れ。

●振替休日。信之句集の選がほぼ煮詰まる。煮詰まったものは選がしやすいことに気づいた。11月末には、原稿を渡したい。しかし、何度か句を読んでいるが、情景がわかっている句だけに、客観的に見るのは難しい。