朝より、細い雨。降るともなく降る。
夏菊を桶にあふらせ供花を売る 正子
釈迦仏に竜胆をはやも立ててあり 正子
竜胆の供花に薄日のとどきたり 正子
釈迦仏の石とはいえど梅雨が沁み 正子
雨だれの石を穿てり梅雨の寺 正子
マーケット一番広く桃を売る 正子
雨寒し茄子田楽の味噌たっぷり 正子
茄子むらさき水道水をよく弾き 正子
太陽の光散りたり梅雨曇り 正子
草原にぎす鳴くどちら向いて鳴く 正子
朝より、細い雨。降るともなく降る。
夏菊を桶にあふらせ供花を売る 正子
釈迦仏に竜胆をはやも立ててあり 正子
竜胆の供花に薄日のとどきたり 正子
釈迦仏の石とはいえど梅雨が沁み 正子
雨だれの石を穿てり梅雨の寺 正子
マーケット一番広く桃を売る 正子
雨寒し茄子田楽の味噌たっぷり 正子
茄子むらさき水道水をよく弾き 正子
太陽の光散りたり梅雨曇り 正子
草原にぎす鳴くどちら向いて鳴く 正子
曇り、時々晴れ。今日も涼しい。
●7月月例ネット句会入賞発表を済ませる。
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d/
●7月ネット句会投句
28.蓮の実の真青に雨の降りいたり 正子
蓮の花が散り、瑞々しい青い実をつけた蓮池。静かに雨が蓮の葉を濡らし、実を濡らして青さを深めていきます。日本画を見るようです。(柳原美知子)
29.電線に尾長よく鳴き梅雨夕焼 正子
30.山鳩の声は夏山より出でず 正子
●サッカー生地の寝具が生協より届く。クレープ(日本なら縮)、リップル。サッカーとリップルは子供のころよく着た。木綿のワンピースだ。
海の日の晴れてきたるも歓喜なり 正子
降るともなく降りて明るき梅雨の街 正子
葉桜の大枝折れて地に生き生き 正子
鳥籠のごとき傘行く梅雨の街 正子
コカ・コーラ梅雨明け近き冷蔵庫に 正子
水茄子の淡きみどりがよく漬かり 正子
新じゃが芋三つ葉と揚げて二人の菜 正子
水の中の街のごとしや明るき梅雨 正子
アフリカのグレープフルーツ涼しかり 正子
梅雨灯昼間も木立の中につき 正子
雨。きのうから暑くなる予報がはずれ、今日も涼しい。23度。
梅雨に疲れた。
深夜便、。リヒャルトストラウスの「ツラットストラはかく語りき」、「マーラーの5番」がかかる。5番のアダージェットはつい聞いてしまう。今年はオーストリアと日本の交流150周年だそうだ。世紀末ウィーン展があちこちで開かれる。クリムト、3歳で死んだ息子の肖像、見たかったが、先日クリムト展は終わってしまった。
●早朝、信之先生に起こされる。金蔵寺へ蓮を見に行くからついてくるように。
蓮は、蕾さえなく、巻葉が数本水から覗いているのがおもしろいくらい。帰り、あまり寄りたくないのだが、プチ・アントルメの喫茶店により、モーニング。コーヒーを飲んで、トーストひとかけ。家に帰って朝食のし直し。
●夕方句美子が来る。晴雨兼用日傘をくれる。色は薄いピンク。薄いピンクが似合う年寄りになっているそうだ。今は、差しやすいし、丈夫、主にはもったいないので、句美子のおさがりのミントンの日傘を使っている。
●7月月例ネット句会
https://blog.goo.ne.jp/kakan02d
夏草の刈られてすぐに立看板 正子
ぎす鳴けり道より遠き草原に 正子
おおかたは狗尾草や分譲地 正子
菊廼屋の吹寄せ
夏菓子に星と貝殻散らされし 正子
茗荷筍好きで多くを刻みけり 正子
蓮巻葉雨を素通りさせており 正子
雨だれを見たり聞いたり梅雨の寺 正子
夏寺の縁の厚木の古るままに 正子
山蟻も蟻と出会いぬ石畳 正子
カサブランカ暮らしの庭を清らかに 正子
●7月月例ネット句会投句ご案内●
①投句:当季雑詠(夏の句)3句
②投句期間:2019年7月8日(月)午前6時~2019年7月14日(日)午後5時
③投句は、下の<コメント欄>にお書き込みください。
※どなたでも投句が許されます。
晴れ。のち曇り、霧雨。きょうから普通の夏の暑さになる予報。家の中はまだ涼しい。25.5℃
●蓮を夕方見るのもどうかと思うが、蓮見に出かけた。午後3時半ごろから箕輪町の大聖院へ信之先生と。行き、バス。帰り、ジューススタンドで桃ジュースを飲んで、日吉駅からグリーンライン。蓮は、蕾、花、散りかけ、実、といろいろ見れた。
●オンラインバンキング、昨日から16日まで休み。結構休みが多い。バンクは何をしているのか?
●明日の月例7月句会、投句が集まりかけた。
蓮の実の真青に雨の降りいたり 正子
蓮の花おおかた石に散りにけり 正子
花びらの掬う形の蓮散華 正子
蓮蕾くれないを見せよく尖り 正子
睡蓮の蕾水に色を見せ 正子
蓮池の小ささ金魚飼われたり 正子
蓮の葉に夕べの風のゆらり立ち 正子
山の木々寺にかぶさり蓮咲くよ 正子
山家なり向日葵向き向きに咲かせ 正子
山の木も向日葵の葉もみどりなす 正子
曇り。22度くらい。
英語の本を自分の背丈の倍、3メートルぐらい読むことと、精読、日本語を英語に直すこと、この二つを車の両輪のようにすれば、英語力がつくとのこと。日本語も同じかな?言語の習得にはコツがありそうだ。
こがね虫朝の湿りし土つかみ 正子
生きているとも死んでいるとも黄金虫 正子
こがね虫緑かがやき死んでおり 正子
夏霧に霞めば街は遠い街 正子
夏霧に信号灯の街深し 正子
夏草に白き雨露かぎりなし 正子
いつよりかぎす鳴く草となりいたり 正子
洗濯の水も梅雨らしやわらかし 正子
駅花壇ベゴニア花をあふれさせ 正子
ベゴニアの花ふさふさと増えにけり 正子
晴れ、けれども日は薄い。午後から雨。
●お中元にそうめんをいただく。関東のお中元の季節にかなり慣れてきたが、まだ本当にはしっくりしない。
急いでお中元を送る。
ともしたる灯も濡れ梅雨の夜の庭 正子
梅雨の灯の明るし家にだれも居ぬ 正子
鬼百合に斑点ありて顔めけり 正子
ほおずきの葉のなきものを盆供花に 正子
夏菊の開いて大きな盆の供花 正子
梅雨の日は食もつれづれうなぎ飯 正子
うましとは江戸崎南瓜戦なし 正子
長梅雨の茄子の太らずてんぷらに 正子
水茄子と茶漬けと今日も普段なり 正子
梅雨薄日ハヤブサ衛星働けり 正子
曇りのち晴れ。
●ここ数日、冷涼。こう涼しいと、ドイツとイギリスの夏を思い出す。
今朝、通勤途中の、白日傘の女性を見た。白い日傘の裏地はばらの模様があるようだ。淡淡とした涼しい夏の日差しに広げるパラソルは絵のようで、しばらく夏の日差しの透け具合を目で追い鑑賞した。
●近所の新築マンション、完成したようで、夜、通りすがると、二部屋ほど灯がともっている。
白日傘朝日の透けるすずしさは 正子
通勤の白き日傘に朝日透け 正子
夏桔梗青むらさきの丈低し 正子
夏桔梗湿りし土の色深く 正子
白猫の座る寡黙や夏桔梗 正子
鬼百合の朱に見らるるや角に来て 正子
ひまわりの黄のこんなにも透けており 正子
シェークスピアの家の夏庭ふと思い 正子
遠目かなし天人菊の咲きたれば 正子
特攻兵に捧げて天人菊の花 正子
曇り。さわやかですずしい。ドイツの夏のよう。
●2017年5月19日の高橋正子の俳句日記。著作権に触れる個所があるとgoo事務局から通知があった。それを思われる個所を削除。その個所は、唱歌「みかんの花」の歌詞の引用。作詞だれと明記している。この歌詞はずいぶん古いと思うが、著作権はいつまで?論文なら参考文献として記載すればよいはずだが。その個所を削除して、事務局に報告。それでOK。利用料を払って借りているので、gooのルールに従うが。それにしても、2年前の300万近いブログの中からの警告とは。結果を言えば、歌詞の引用がない方が、日記としてはいい。今日の朝日新聞。音楽教室の著作権利用問題。こうなると、自費出版は貴重だ。
朝土に散りし槿の花多き 正子
真向こうにいつも立ちたる花槿 正子
底紅の槿もの言うごとくあり 正子
玉ねぎを吊りて乾かす麻の紐 正子
山鳩声聞く夏山近く来て 正子
山鳩の声は夏山より出でず 正子
夏うぐいす人住む丘を縄張りに 正子
もくもくと登れば桑の実熟れており 正子
菜園の花とし大きく花南瓜 正子
よく見ればトマト房生るものばかり 正子
曇り。
●午後、信之先生の井田病院での定期健診に付き添う。行きはタクシー、帰りはバスと電車。日吉東急でうな重を買って、はやい夕食。その後、5時半から勤務へ。
●文藝年鑑の代金支払う。花冠は「はなかんむり」と読まれて「は行」の項に。訂正を願いでたはずだが。文芸的には、「はなかんむり」と読みたいのかもしれない。
●元希に送った甚平、ちょうどよかったらしい。
●初蝉を聞く。クリーニング屋に行く途中、桜大門の桜の木で蝉が鳴く。お寺の古木にも蝉。
アンテナに鳥よく鳴けり梅雨曇り 正子
葉桜の葉の重なりの寺門まで 正子
初蝉の声して誰も居ぬ寺苑 正子
蝉鳴かす葉を切られたる大古木 正子
苔むしていたる小庭やねじり花 正子
電線に尾長よく鳴き梅雨夕焼 正子
狗尾草その根あたりに虫の声 正子
長梅雨の草の底よりぎすの声 正子
梅雨寒し黄蝶の低く萩の葉に 正子
ぎすの声この世あいも変わらずに 正子