最高気温9度。
朝暗し桜草のみ満開に 正子
雪予報玻璃戸の先の空光る 正子
建設の鉄筋伸びよ春隣 正子
スヌーピー・ミッキー・ジジに春隣 正子
角川のアンケート。「俳句とは・・・のようなものである。」の・・・の部分。正直、俳句とは何かわからない。思いつくまま「なぐさめ励ましてくれる自然」のようなもの、と書いた。このごろの俳句、どう見ても「ホトトギス」が一番まともな気がする。
最高気温9度。
朝暗し桜草のみ満開に 正子
雪予報玻璃戸の先の空光る 正子
建設の鉄筋伸びよ春隣 正子
スヌーピー・ミッキー・ジジに春隣 正子
角川のアンケート。「俳句とは・・・のようなものである。」の・・・の部分。正直、俳句とは何かわからない。思いつくまま「なぐさめ励ましてくれる自然」のようなもの、と書いた。このごろの俳句、どう見ても「ホトトギス」が一番まともな気がする。
このごろ霜を全然見ない。
葉の形そのまま霜にいぬふぐり 正子
出石寺
杉苔に苔の深さの霜柱 正子
霜柱さくさくさくさく伸びし寺 正子
俳壇年鑑へ一句投句、今日が締め切り。
句美子から頼まれた句の葉書は昨日投句。去年1月から12月の句。俳壇年鑑も注文。2600円。
晴れ。部屋の湿度29パーセント。
寒雀ぱっと飛び立つ羽の彩 正子
水鳥に飛沫なまなましくありぬ 正子
欺かれし思い残れり冬苺 正子
大谷池(伊予市)の鴨を思い
この月の下に眠るや池の鴨 正子
かいつぶり潜りて水に山の影 正子
晴れ。
文學の森から、俳句界1月号の俳句手帳に私の句を載せたから、というお礼の葉書。どの句かな。
購読していないので、わからないが。
昨日の厳しい寒さが緩み、快晴。
金蔵寺へ梅が開いているか出掛ける。本堂の前の小さい木が満開。寺の玄関前の大きい梅はまだ蕾。
梅蕾まったき空の青の中 正子
梅開く本尊の戸は閉まれども 正子
寒晴れの塵なき空のさびしさよ 正子
梅蕾病者の指に日に当たる 正子
梅の花木が小さくて古寺めける 正子
瀬戸内も雪降る朝か実南天 正子
晴れ。大寒だけあって、最高気温は10度にならない。8度。昨日は、風が強く冷たい日だった。
寒満月黒猫道に出てあるく 正子
黒猫の脚のしなやかに寒満月 正子
節分の面に柊・豆殻付けてあり 正子
大寒のあかるき窓辺机寄せ 正子
満月の夜に猫があるく。しかも黒猫。これを見つけた。黒猫たちの密会がはじまりそうだと思うと、愉快。
「自由な投句箱」は、会員の皆さんが毎日3句までなら、自由に投句できる。毎日投句される方が4名ほどおられる。これには驚嘆しているが、一句に丁寧に、緊張をもって向き合わなければ、全体として、花冠が妙な方向に行くので気を付けている。これはなかなか非常に厳しい。中には文芸も社会も一緒くたにする者がいて、名誉棄損だと500万円請求して来た。警察があきれるほど事件だった。
昨日、ラジオで作曲家の池辺晉一郎さんが、大学院生のころだったか、「一曲では、ひとつのことを言えばいいのだ。」と師より忠言があったという話をしていた。俳句も「一句では、一つのことを言えばいい。」のだ。これが難しい。よくよく、自分の言いたい一つは何かをよく突き詰めてからのことになる。
晴れ。大寒にしては暖かい。
子の家出て冬満月を仰ぐなり 正子
ホームより車内あかるき冬灯 正子
並走す夜の電車にみな着ぶくれ 正子
俳句添削教室へ悪質な書き込みはすでに処理したが、マスコミが俳句を触りすぎる影響なので全く嫌気がさす。俳句を出汁にして、江戸時代の興行俳句以下だ。
1月も20日になる。年を取ったし、絶対に好きなように暮らそう。「シックに暮らす」という言葉を最近どこかで見たが、そこまでいかないまでもそうできたらいい。
晴れ。寒さが緩む。
寒晴れに一鉢の花買い来たり 正子
寒晴れを歩きて関わる人もなし 正子
夕月へ冬鳥ゆるやかに飛べり 正子
綱島郵便局へ行く。秀之さん宛ての年賀はがきが、「宛先が不明」で戻ってきた。秀之さんからの年賀はがきをもって確認に出向いた。局員に確かめてもらうと、確かに宛先は間違っていない。大阪の郵便局に問い合わせるとのこと。年賀はがきぐらいと、おわびもないし、なんてことはない。字が読めないんだ。厚生省なんて、計算ができないし。
「俳句四季10月号」を送ったお礼状などが届く。
臼田亞浪先生のお孫さんご夫妻から、祖父も活躍を喜んでいるでしょうと。
京大の西村先生から、大変懐かしい写真だった、二人の俳句を味わっていると。
盛岡の光雅さんから、お祝いのメッセージと、本場の盛岡冷麺を。
愛大医学部の四宮先生からは、俳句の土壌と題した徳島大学医学部や阿波青畦のことなど。愛大医学部一期生の東京医科大学の吉田健一さんのことも書いてあった。青畦は法医学の教授だったことを初めて知った。
晴れ。
寒空の青さかがやき電話鳴る 正子
寒空や市原悦子の葬があり 正子
デイリー句会の選とコメントの最中、電話がしつこくなる。出て見れは、英語だ。いつもの通り、なんとなく、Hello! Yes,this is Nobuyuki Takahashi.と答えてはっと気づいた。私はNobuyukiではないし、信之先生に廻しても耳が遠いのでいい加減な話になっても困る。今私は、外国には注意し気を付けている。用事を聞かないで電話を切る。
なんとなく、軽い吐き気がするので、ビオフェルミンを飲む。予防注射をしているもののインフルエンザにかかりかけているのかも。
冬三日月金色鋭く空を切り 正子
桜餅寒中なれば白き色 正子
信之先生の恩師先生が昨年12月亡くなられたと奥様より喪中葉書が届いた。
信之先生の恩師となられるかたは、全員亡くなれたことになる。今度は自分の番かと。
ご霊前を送りに綱島郵便局まで歩く。帰り道、源の吉兆庵で和菓子を買う。
桜餅、蒸しきんつば、豆大福、栗饅頭。桜餅もきんつばも豆大福も塩がぴっと効いている。