★冷たさも露けさもスライスオニオン 正子
○今日の俳句
行くほどに銀杏色づく通学路/上島祥子
通学の道に銀杏が続いている。ずっと歩いてゆくほどに、銀杏が黄葉している印象が強まる。銀杏黄葉に染まる作者である。(高橋正子)
★冷たさも露けさもスライスオニオン 正子
○今日の俳句
行くほどに銀杏色づく通学路/上島祥子
通学の道に銀杏が続いている。ずっと歩いてゆくほどに、銀杏が黄葉している印象が強まる。銀杏黄葉に染まる作者である。(高橋正子)
★紺碧の天と対いて刈田あり 正子
大きな景色の広がりを感じる句です。もしかしたら谷あいの棚田かもしれませんが、それでもやはり広々とした空気を感じます。(多田有花)
○今日の俳句
薄立つ高さよ向こうの山よりも/多田有花
小高い丘などに登ると、薄が向こうの山よりも高く立っている。見晴らしのよさにも秋の深まりがある。(高橋正子)
○11月21日の花冠各賞の授賞式・祝賀会の場所を日吉から新横浜に変更。新横浜駅のキュービックプラザという10階にあるフランス料理のレストラン、「ラ・クラス」。はじめ同じ階にある湘南野菜を使ったイタリア料理店にする予定で信之先生と試食したが、今回は、フランス料理にした。
○帰りに「横浜土産」という店で来年の干支のうさぎが目に入ったので、立ち寄って買う。高山張子のうさぎ。うかうかしていると年末をむかえるので、例年干支の置物は、目に入ったときに買うことにしている。
★鞄より木の実ソックス子が取り出す 正子
○今日の俳句
窓開ければりんりんと朝寒の風/迫田和代
窓を開けると、もう朝の風が寒い。風も心身も「りんりんと」する。(高橋正子)
今日の俳句
一鉢の小菊の色のたのしけれ 正子
球根を植えて文化の日の晴天
秋天の青全きや指の傷
○俳句界11月号が7冊送られてくる。まちがいなので、4冊返品。裕子さん、洋子さん、加代子さんに定期購読分を送る。10月号を3冊注文。直接3名に送ってもらう。
○11月23日にいきいき会館である落語会の入場チケットに当選。ただし一人分。
★秋海は青より銀に由比ヶ浜 正子
ひと夏の賑いのあと、穏やかに澄んだ青を湛える秋の由比ヶ浜。その海面に日が反射してきらめく銀色の、何と爽涼な広やかさでしょう。数年前、鎌倉吟行に参加させていただいた折の美しい由比ヶ浜を思い起こしました。(藤田洋子)
○今日の俳句
鵙鳴いて玻璃くっきりと今朝の空/藤田洋子
キチキチと鋭く鳴く鵙の声にこたえて、よく磨かれた玻璃に、抜けるような青空が見える。自分の内なる温みに対して、外には、鋭い鵙の声と、すっきりとした空の青がある。(高橋正子)
★日にいちばん耀くものに菊蕾 正子
秋の日の清冽な空気と陽射しに、菊の蕾の今にも開きそうな情景が想われ、露を含んでいるように瑞々しく爽やかです。「耀くもの」との措辞に、光を照り返すものではなく、菊の蕾自らが煌めきを発しているように感じられて素敵です。(桑本栄太郎)
○今日の俳句
秋澄むや新築現場の杉の香に/桑本栄太郎
新築の現場に行くと、新材の匂いがする。そのなかでも杉の香りが高くしていると、辺りが澄む感じとなる。「秋澄む」である。(高橋正子)
○コンテスト賞状と賞品発送5名。入賞者で、住所不明の方4名にメールで住所をしらせてくれるよう依頼。川柳関係は、1時間ほどで返事が全員帰ってきたので、すぐ3名に宅急便とメール便で発送。本日発送は8名。俳句関係一人を残し、賞状賞品の発送は完了。
▼第19回インターネット俳句コンテスト入賞発表
http://internet-haiku.info/contest/
○花冠12月号の発送準備にかかる。
▼花冠12月号(オンライン版)
http://blog.goo.ne.jp/kakan12/
○花冠各賞の記念品の準備にかかる。