5月2日(日)/八十八夜

俳句
八十八夜のポプラに雀鳴きあそぶ  正子
松山でのお住まいのポプラ、四季折々の美しい佇まいを私も楽しませていただきました。ポプラの高木の緑のそよぎ、雀の軽やかな囀り、八十八夜ならではの明るく温和な情景が快く伝わってきます。(藤田洋子)
自句自解:松山では、居間の窓から年中ポプラのそよぐのが見られた。八十八夜の頃はやわらかな緑がしずかに音を立てて、風の様子を見せてくれていた。いい天気の昼下がり、鳴き始めた雀は、いつまでたっても鳴きやまない。一人遊びをしているように、夏の近づく日差しを楽しんでいた。

○今日の俳句
子が発ちし八十八夜の月明り/藤田洋子
「八十八夜の月明かり」の美しい抒情に、旅立つ子を送り出す母の一抹の寂しさが添えて詠まれた。(高橋正子)

◇生活する花たち「菜の花畑①・菜の花畑②・蒲公英」(横浜市緑区中山)

5月1日(土)

俳句
いつ見ても雪割草のつめたかり  正子

○今日の俳句
いたどりの節目鮮やかダムサイト/古田敬二
いたどりがすっと伸び出て、節が鮮やかに見える。それがダムサイトにあるので、ダムの水面が見えて、浅緑の茎に紅の斑も芽が生かされている。(高橋正子)

●4月のアクセスランキング入りは、1日、3日、20日、30日の5ヶ日となった。予期以上の好結果。
2010.04.30(金):9375 位(1403026ブログ中)、437(閲覧数)、146(訪問者数)

◇生活する花たち「藤①・藤②・シャガの花」(横浜市緑区中山)