7月11日(土)

俳句

晴れ
○9月号の選。大方集まるが、先月に比べ、集まりが少し遅い。

○午前中、町内会の世話。日赤募金と防災組織の各担当者名をブロック長に渡す。秋に防災訓練があるようだ。我が家は今班長なので、情報伝達係。

2009年9月号

葛桜
高橋正子

青楓そよぎて闇がそよぎたり
朝顔の双葉数えて月が差し
葛桜真昼の風の澄むところ
紫陽花も屋根もあかるき月の下
ベランダのトマトの青き香に浸る
さくらんぼみどりあかるき茎が縦横
夏至の雨つらつら糸のごとく降り
蜜豆に夜の会話の間がありぬ
水無月の夜雨の音の弾みたり
七夕の笹の飾りも活けてあり
昼顔の咲き上るあり木曜日

2009/6/11-7/9の俳句メモ

梅雨月のものやわらかに耀けり
紫陽花も屋根もあかるき月の下
朝顔の双葉に月の差しきたり
朝顔の双葉のみどりやわらかに
夜更けての会話に蜜豆食べにけり
投げ入れの花に七夕飾りの笹
 水羊羹を作り、子どもたちが喜んで食べた日を、いただいた水羊羹を食べつつ思い出して詠んだ句。
裏庭の笹がそよぎて水羊羹
ベランダのトマトの青き香に浸る
七月の夜雨の音の弾みけり
葛桜わが正体に何もなし
プチトマト摘めば手元に朝日差す
梅雨の夜の涼しさ句集などを読み
夏みかん剥かんと手にして手が大きい
紫陽花の錆びてきていてよき色に
青楓そよげば闇がそよぎたり
夏至の雨つらつら糸のごとく降り
遠闇に雨を呼びたて夏蛙
冷やし水飲み干し遠き夏蛙
かの国は夏至の祭りの最中なる
さくらんぼの茎のみどりのあかるかり

7月9日(木)

俳句

曇り
○昨日、俳句界の編集長の林先生から、文学の森主催の俳句界句会の先生に信之先生が招かれる。
▼9月6日(日)
 午後1時から
 深川芭蕉記念館で。
 会費 2000円
 みなさま、是非お越しを。

○花冠9月号の選と編集。

○日赤募金と町内会の防災組織の担当係り(輪番)を依頼に各戸を回る。担当係り全員引き受けてくれた。明日ブロック長に持参。

○今朝、トマト、サフィニア、ジーニアを取り除く。さっぱり回復しない。
思いがけず、ミニバラと、ハイビスカスと、苺に蕾。朝顔の双葉5本。猫に掘られたがかろうじて。低い垣根のようにする積もり。松山でそのようにして、結構楽しんだ。

7月8日(水)

俳句

○6月月間無欠詠者の、丸山美知子さん(2月号)、小口泰與さん(5月号)に俳句界を送る。6月月間賞の二人には、のちほど。月間賞について、まだ送っていないかたもいるが、かならず。

7月7日(火)

俳句

晴れ
○昨日、陶句郎先生から夢二俳句大賞の募集要項を50人分ほどがクロネコ便で届く。今日、花冠同人の方に、集荷に来てもらって、メール便で差し出した。44通。夢二俳句大賞の締切は、7月31日。2句一組1500円。

○先日洗濯機の置く組み立ての棚を買った。突っ張り式の棚で、脚は二本。棚は2段。組み立ては細かい手順。幸い、こういうことが好きな主人がいて、上手く完成させ、設置してくれた。

7月6日(月)

俳句
梅雨月のものやわらかに耀けり
紫陽花も屋根もあかるき月の下
朝顔の双葉に月の差しきたり

雨のち曇り、夜晴れ。
○花冠ブログ句会の選、5日分。

○明日は早くも新暦の七夕。梅雨明けはもう少し先のよう。しかし、今夜はきれいな月。

7月5日(日)

俳句
朝顔の双葉のみどりやわらかに

○花冠8月号発送。暑中見舞いの挨拶代りに知人にも送る。

○花冠9月号の選と編集。

○夢二大賞(7月31日締切)に俳句の応募を結社の方に勧めるよう依頼を受ける。

○朝顔の種を遅く蒔いたが、ようやく双葉がでたところを、猫に掘られてしまうが、二本が助かる。

7月4日(土)

俳句
夜更けての会話に蜜豆食べにけり
投げ入れの花に七夕飾りの笹
 水羊羹を作り、子どもたちが喜んで食べた日を、いただいた水羊羹を食べつつ思い出して詠んだ句。
裏庭の笹がそよぎて水羊羹

晴れ
○8月号の発送準備は、何時何があってもすぐ発送できるようにしてある。案の定、いろいろと仕事が重なった。暑中見舞いとして送る分もあり。恵子さんから10冊注文。

○花冠8月号が到着。明日日曜日に発送。校了から5日で印刷製本をこなしてくれたので驚き。

○インターネット俳句コンテストの審査委員を新たに二人の先生が引き受けてくださる。

○夜、9月号の散文原稿6ページ分について考える。
自然な俳句は、自由でのびのびとしていることだという結論。俳句は言葉によって心境をあらわすもの。言葉の問題である。正子の俳句をどう理論づけるか。

俳句は四、四、四/7月3日(金)

俳句

天気
○『西洋音楽から見たニッポン』(石井宏著/PHP研究所2007.6刊)がある信之先生より知らされる。著者1930年生まれ。
第1章 俳句は四、四、四
第2章 五・七調か七・五調か
第3章 四字読みの謎
第4章 音楽に国境はある
第5章 ヒュー・ドロン・パッ

西洋音楽から見たニッポン
▲上記をクリックし、内容の殆ど(272頁)を読むことができます。

○必要があって大学の卒業証書のコピーをとった。A3にさらに枠がついた大仰な大きさ。卒業証書の番号が六百いくら。新制大学が出来てからの番号で多分第18回卒業生なのだが、その少なさを改めて知る。