5月10日(日)

俳句
葉むら透け黄菖蒲の黄が見えし
玉葱も白くよく透け初鰹

晴れ
○俳句界八月号に、作品6句を投稿。締切は15日なので、十分間に合うことだろう。

○花冠7月号の選と選後に。投句の締切は今日だが、まだ若干、投句されていない方がおられる。母の日なので、却って忙しいのかも。

○トマトの苗がよく育ち、二段目に花が付く。

○夕食は、初鰹。薬味の青じそは、自宅のプランターで今年初めて採れたものを。「目に青葉山ほととぎす初鰹」とはよく言ったもの。

○城ヶ島で買ってきたひじきを炊く。寒中に新芽をとって乾燥したもので、やわらかくて、大変おいしい。城ヶ島にひじきと天草を買いに行こうか、と案を出すが、誰が買いに行くか、それに旅費をいれれば、高いものに。海草にもおしいものと、そうでないもののと。おいしい海草や野菜に出会うと実に嬉しい。

○サンキライの葉を冷蔵庫で保管していたので、柏餅をつくる。ところが、前もって煮ていた餡に砂糖が足りなくて、残念なことに。
昔は大ぶりの柏餅で、皮がしっかりとあって(なにしろうるち米を粉にしているので、つまり上新粉なので)、農作業の合間のおやつや食事代わりになっていた。畦に腰掛けて食べたり、縁側で食べる柏餅はお腹が空いているせいもあって格別でした。

○10時過ぎ、自転車で日吉まで。買い物に。久しぶりに赤門坂を上る。この坂はやはりきつい。夜になっても、偏頭痛おさまらず。

5月8日(金)

俳句

○志賀たいじさんから、句集の合同出版記念会への祝電が届く。花の刺繍のきれいな電報です。文面は、近いうちにここで紹介させていただきますが、今日は、そのことのみにて失礼します。

○偏頭痛のため、仕事が捗らず。

5月9日(土)

俳句

晴れ
○高知の祐子さんが、畑でとれた豌豆豆と、高知でよく食べられているというフルーツトマトを送ってくださった。フルーツトマトは、その名の通り、フルーツのように甘い。塩もなにもつけないで、そのまま食べる。歯の良い方は、皮付きのまま。歯が少々気になる方は、湯むきにして、いただく。一人が5個ぐらい平気。
豌豆豆は、粒ぞろい。冷凍しておくと、正月まで持つとのこと。今夜は、翡翠煮に。

○日本にもついに新型インフルエンザの感染者が出たとのこと。

21年7月号投句

城ヶ島
       高橋正子

半島の風はみどりに鯉のぼり
満目のキャベツの玉の育ちゆく
夏潮に濃くも濡るるよ城ヶ島
草崖に八丈すすきは青すすき
たんぽぽの澄みし黄色も城ヶ島
島に鳴き老鶯潮を澄ますまで
ハマヒルガオ島に灯台二つあり
ひじき干す花大根の真盛りに
白秋詩碑夏帆のかたちして砂に
鳶浮かす半島夏の風集め

5月7(木)

俳句
ハルジオン狐に真直ぐ見られけり
草若葉狸を埋むほど茂り
こうのとりの眼厳しく青葉雨
大き巣は枝で組まれて青葉雨
真鶴に夏来し水辺用意され
青葦の水辺離るる鶴の声
しなやかに鶴歩ませて走り梅雨

アカシヤの甘き匂いも雨に濡る
アカシアの花を雨の通り降る
アカシアの花の陰影なお白し
石楠花に深山の風の吹き起こる
石楠花に雨の雫の残りたり
石楠花に雨が乾けばやや寒し
ハコネウツギの花色変る山の雨
むらさきの空に触るるは桐の花
みな雨に桐の花のみ明るかり
ユリノキの若葉の森となり始む
ユーカリの葉ずれ激しき走り梅雨


○kakan2.jp を廃止し、kakan.info とする。
花冠ウェブサイトhttp://kakan.info/
インターネット俳句センターhttp://kakan.info/haiku/

○午前中、中山の横浜動物園ズーラシアへ。昼までに、帰宅。出かけるとき雨は止んでいたが、やがて小雨が降り続いた。
アカシア、ハコネウツギ、石楠花、芍薬の花。
日本の里山の部を主に訪ねるつもりであった。もっと広いかと思いきや、それほどでもない園内。生態展示では日本でトップを目指して作られたそうだが、見るほうにとっては、見せすぎ、あるいは啓蒙しすぎの感。楽しく、自然に、おのずからがよろしいのでは。
狐、狸、鶴、こうのとり、猿などに出会う。ツキノワグマは就寝中か。お伽噺の動物たちである。

5月6日(水)

俳句
さわやかな飯の白さよ豆ご飯
子どもの日小雨のなかのちらし寿司
菖蒲湯の少し熱くて菖蒲の香
つましきが大いにうれし豆ご飯


○朝起きるとすぐに、トマトに支柱を立てた。プランターながら、菜園の雰囲気に満足。植え付けには間に合わなかったが、その後石灰を撒く予定だった。撒く間もなく、トマトの成長は著しい。

○子どもの日は、小雨の記憶がある。昨日に続き、今日も、雨となる。
○添削教室に新しい方が投句される。

5月5日(火)立夏

俳句
やや熱き湯にして入りぬ菖蒲の湯
菖蒲湯に投げ入れ長き菖蒲の葉

曇りのり雨
○菖蒲湯は、はやばやと2日に立てた。というのも、コープに頼んでいた菖蒲が早くに届いたので、洗って冷蔵庫に入れておいたが、それも2日が限度だろうから。根元はもちろん、葉を折って入れてので、そこからもよい香り。菖蒲湯は熱めに限る。

○本日はまた豌豆ご飯。

○ミニトマトに支柱をたてなければいけないので、園芸店で信之先生に買ってきたもらう。ミニバラに蕾。

5月4日(月)

俳句

晴れ
○本日、平田弘さんが、「水煙叢書第25巻完結の御礼」を、伝言板に書いてくださる。

水煙叢書第25巻をもって完結されたことをお喜び申し上げます。句から人を読み人から句を詠み大変なお仕事に序文で引き立てていただいたことに水煙同人として深く感謝申し上げます。今後の御発展をお祈り申し上げます。

○昨日、あさ子さんより、水煙俳句叢書合同出版記念の祝電が届く。
水煙発行所 高橋信之様
水煙叢書句集ご上梓の皆様

 句集ご上梓おめでとうございます。水煙を支えてこらえた皆様の
活動が 水煙叢書として出版されましたことは まことに意義深く
心よりお祝い申し上げます これからの皆様のますますのご健吟と
この水脈が花冠へ繋がっていくことを期待申し上げます
        花冠同人 徳毛あさ子

○今日の豌豆料理は、葛煮とかきあげを賞味。

5月3日(日)

俳句

晴れ
○午前中、花冠6月号発送準備、午後、メール便で発送。

○全国こども俳句協会の件、書類メール便で発送。

○俳誌花冠のウェブページの表紙色を変える。ポール・クレーのニールセン山を参考に色をひとつ選ぶ。同じ色にはならないが、街を描いた四角な色を一つ一つよくよく見ると、微妙にむずかしい色である。

○秀之さんから、実豌豆が沢山送られてくる。夕飯は早速豌豆ご飯。
米3合
塩小匙1杯半
味醂大匙1杯
昆布20センチ
豌豆は、炊く前に、塩で軽く揉んでおく。水洗い後、米にはじめから入れて炊く。
以上がわが家流。

○城ヶ島から買って帰った天草でとろこてんを作る。黒蜜とたれで食べる。海草の香りがかすかにして、美味。

さらし天草50g
水、4リットル。
これで、1時間吹き零れないように炊き、液を漉す。
出来具合から、水4リットルに対しては、もう少し火を強くして炊いたほうがよかった。あるいは、火加減は同じで、水3.5リットルにすればよさそうだ。以前、
手作りお菓子コンクールで、自作の心太の黒蜜掛けが、2等賞になったこともある。