俳句
晴れ
○春本番の陽気。22度もあったらしい。
○矢野文彦さんの句集『樟』の初校ゲラが印刷所から送られてくる。文彦さんにエックスパックで郵送は、信之先生。表紙の色は、2種類出してもらう。
○昨日は、秀之さんの句集『南港』が校了となった。
○子ども俳句をファックス通信で指導することに。松山の小学生で、以前、わが家に勉強に来ていて、俳句も作り、金賞ももらっている子。子ども俳句は、親の協力が必要。今日、ファックスでその子の俳句が送られて来たので、よい句を選び、添削して、ファックスで送り返した。
○木曜日には、花冠5月号入稿の予定。
○宇宙飛行士の若田さんが、宇宙での長期滞在に向けて、出発したと記事があった。その中に、家族旅行のエピソードを母上が語っておられた。「お母さんは自由に好きなところを見物していていいよ。僕たちが見つけるから。」と言ってくれたそうだ。宇宙飛行士ともなれば、さすが、規模がちがうのだろうか。母の行動範囲もさほど広くはないのだろうが、優しいというよりも、さすがと感心した。
○古田けいじさん、丸山美知子さん、コメントをいただき、ありがとうございました。税金の申告は、なんとも気が重いものですね。やればすぐ済むのですが、大変緊張し、神経を使います。それが済んで、ほっとしました。
俳句
春朝日大路小路のかぎろえり
春朝日都市通勤の黒衣群
晴れ
○確定申告と納税。信之先生に頼み、神奈川税務署へ。
○古新聞、ダンボール箱、本を整理し、リサイクルへ。プランターは別として、ベランダに物は5つ以上置かないように。
○山椒の新芽が出るが、お吸い物用。
俳句
ポピーの茎の曲線鋼の強さもち
紙のようなる花びら数片ポピー散る
晴れ
○花冠5月号の編集と原稿書き。「選後に」「子ども俳句を読む」「現代俳句鑑賞2」「作品7句の選と題名付け」。
○国税庁のHPを利用して確定申告の書類を書く。納税額が自動的に計算される。それにどきどきするわけだが、印刷して明日税務署に提出。作成するのは正子の役目と長年なっている。この冬は、体調不良で疲労感強く延び延びになってしまった。
鶯が鳴くと、税金でもってかれると嘆くのはわが家のみか。
○「俳句界8月号」から原稿依頼。8月の新作句6句。
○2月19日から、ブログをストップさせてしまった。けいじさん初め、読んでくださる方に申し訳ないと思いつつも、19日ごろから、疲労感が強く、まあまあと、就寝してしまっておりました。今日は、5月号の編集で、カツ!を入れて、ようやくブログを再開することに。ベランダのパンジーもよく咲き出して、コープで注文した切花のポピーもいろんな色で咲き始め、疲労も少々取れ始めました。
○少し暖かくなったせいか、添削教室に新しいかたが、3人ほど投句されるようになった。
○花冠をラテン語で言うと何か。それは「カローラ」。トヨタの大衆車の名前と同じです。
緋寒桜
高橋正子
境内の桜花芽の静寂に
黄水仙雨後の風は低きにも
白梅に架かる電線門灯まで
芽木山に落葉のなかに芽生ゆもの
薊・菫の芽生えを見つつ踏む山路
薮椿背にも前にもある山路
春山の土にどんぐり枯れつつも
春寒し丘の守りに不動堂
山肌の傾るるままに落椿
墓石かがやき緋寒桜のなおかがやき