俳句
凝らし見てまだ青淡きいぬふぐり
日翳れば梅の白さの古色帯ぶ
梅林に空より風の来て散らす
春立ちぬ真正面に雪の富士
紅梅も白梅も谷の陽のなかに
日当たりて梅林どの木も影落とす
流れ出て泡もかがやく春の水
流れ出て蛙の水となりいたり
青空を梅の花びら飛びゆくも
快晴
○2月吟行、オフ句会。
大倉山梅林を散策。梅林は、咲き始めている。蕾の木もほどよく散在。池に大きすぎる蛙。屋台もあり、甘酒、鼈甲飴、おでん、三福餅などが売られる。帰りに、鼈甲飴の瓢箪型のを土産に一個買う。
○オフ句会後、「いきいき会館」で、花冠3月号の発送準備。信之先生、愛代さん、加代子さんと4人で。家に持ち帰り、クロネコメール便用のシールを貼る。
俳句
青という空に浮びて春の月
ふっくらと満ちて春月ひんがしに
晴れ
○寒さからもようやく逃れられそうである。
○今週の入賞発表。土曜日の午後6時以降の投句分は、翌週分にまわす。これで夜中の作業がなくなる。
○句会用のお菓子を準備。練りきりと桜上用まんじゅう。桜上用は、皮に桜餅に使う大島桜の葉の塩漬けした粉を混ぜている。食べると、桜餅のかおりがする。桜餅と上用両方が一度に味わえる。
○山田まんじゅうを買う。これは、コーヒーを飲むときのため。諸国のお菓子コーナーに、毎週土曜日に入荷する。山口の外郎も入荷していた。
○「きちんと日本料理」というNHKの別冊きょうの料理(村田吉弘監修)を見ると、日本料理はだしが決め手のようだ。一番だしをはじめ、だしのとり方が丁寧にかいてある。伝統の味を受け継いでこそいい料理ができる。この伝統の味は財産であると。日本料理に伝統的に使われる言葉の解説もあって、役に立つ。
村田吉弘さんは、京都の老舗料亭菊乃井のご主人。盛り付けの写真があるが、これまでの私が見てきた料理の写真と違って、きちんと(行儀よくという感じ)丁寧に揃えて盛り付けられている。色もさほど鮮やかではない。煮て出来上がった自然な色である。日本料理は色を大切にすると言われて、絹さやなどよく煮えてないものが供されることがしばしばだが、これは、きちんと料理されていないのではないかと、疑いを持った。色を大切に、素材を大切に、と言っても、そこには伝統料理の奥深さがあって、目にしみじみと、体にじんわりと伝わるようなものが料理されたものと言えるのだろう。
久しぶりによい料理の本を手に入れた。本は見たときに買っていないと買いそびれる。テレビのアイディア料理を家で試しても、不評を買うことが多い。テレビは見栄えや奇抜さを要求するせいかと思うが。テレビ料理の所為で、料理がだめになったという話を聞くが、やはりそうだと思わざるをえない。テレビ料理のおかげで、いろいろ勉強させてもらったが、簡便すぎたのだろう。俳句もNHKが採り上げるようになって、ダメになったと思うが、それと似たいきさつとなっているのだろうと、一人納得する。伝統俳句の良さは、老舗の料亭のよさに通じて、自負してよさそうだ。
俳句
○晴れ
○風邪気味。一日の仕事が終らないうちに、翌日になる。この繰り返しで、節分が過ぎ、立春が過ぎてしまいました。その間、いろいろありました。
○昨日は、「花冠3月号」が印刷されて届いた。日曜日発送の予定。発送準備が遅くなったが、始める。
○俳句添削教室。句を読むものの、添削捗らず。ともかくも、済ませた。
○子ども俳句に賞を出すことに。その選をする予定が、延期。
○「俳句界2月号」の購入者に信之先生の一句鑑賞の原稿を依頼する。
○「俳句界3月号」から「花冠」の結社広告を出すことにした。その校正。4月号の広告原稿も同時に文学の森社に送る。ここの結社広告は、結社の俳句が掲載されるので、雑誌に作品が載ったのと同じ効果がある。広告料を出すからには、それに多少なりともメリットがないと。
○昨日、3月8日(日)定例句会のために、「いきいき会館」の利用予約。会場費2000円前払い。
○節分に鰯という習慣が、こちらではあるのかしら。恵方巻き優先。
○昨日は、コープで注文していた苺苗2株と、ふきのとうの苗が届いた。苺苗は、一株で一パックに苺が取れれば、採算が取れる。ふきのとうの苗。これは、要するに蕗の根っこ。3個。ふきのとうは、来年の収穫となるはず。蕗は、葉も佃煮にするから、20本収穫できれば、よかろうと。苺はプランターに植えるが、蕗はどうしよう。
○このごろは、食卓に「胡椒びんの花」と題して、プランターに咲いているビオラの花を摘んで挿している。寒いのでベランダに出るのも億劫。ビオラもいずれは枯れる花。摘んで来て胡椒ビンに挿してたのしんでいる。