NEW9月30日(火)

曇り
咲き初めし萩に昇れる白き月   正子
桜落葉はや踏みしだかれて参道に 正子
秋暑しミシンの音の立てている  正子

●今朝は涼しい。朝5時半ごろから1時間近所を歩く。金蔵寺に立ち寄る。桜の落葉が参道に降り敷いてこなごなに砕けているのもある。落葉が進んでいる。夏の花がまだまだ咲いて、名残りの風情がいい。朝顔、百日草など。朝顔はどこも小ぶりで、とりどり植えられている。百日草はわが家にもプランダーで咲き続けているが、緑や肌色のようなピンクなど、微妙な色合いが多い。夏の花の強さがいい。空家だったところに家が建っている。このあたり敷地が広いので、空家のあとは、2軒から3軒新築の家が建つことになって、狭苦しい。
●洋子さんの『俳句の杜2025』ができ、午前に配達された。洋子さんに電話するが、まだ届いていないとのこと。グリーン系の装丁。12名参加。6月の予定が3か月遅れの発刊になっている。

●向瀬美音さんから信之先生宛て『国際俳句歳時記 夏』(ふらんす堂)が送られてきた。ペルーラ紙に菖蒲の絵柄。

●チャックを付けた20センチ繰りの袋を縫った。グレーの地に青いバラ。これはモリスのデザイン。仕立てがほうが、映える・

9月29日(月)

晴れ

●朝夕は涼しいが、昼間は蒸し暑い。
●『小西昭夫句集』(現代俳句文庫II -3/ふらんす堂 2025年10月1日刊)が送られて来る。一通り読む。
●ようやくコッズウォルズの3村について書けた。今日はストウ・オン・ザ・ウォルドを書いた。
●阪急の八百屋で買った、さつまいものシルクスウィートを蒸かした。実入りもよく、甘くて十分美味しかった。最近おいしいさつまいもに出会っていなかったので、幻滅して、さつまいもは買わないようにしていた。店を選ぶといいのかもしれない。

9月28日(日)

曇りときどき晴れ

●「私のコッズウォルズ」のバイブリ―どボードン・オン・ザ・ウオーターまで書けた。もう一村が残る。一日に町一つ書くのがやっとだ。

●モリスのイチゴ泥棒の端切れで、ブックカバーを作った。端切れだけ見ていると、そんなにいいものが出来そうにない。縫ってみて、文庫本のカバーにとても似合っている。『マルテの手記』が傷んでいるので、この本専用にした。モリスの柄はいいのだと、つくづく思った。

9月26日(金)

晴れ
葛の花夜雨降り出し降りやまず  正子
バス降りてすぐ数本の曼殊沙華  正子
歳時記の秋の名草はみな親し   正子

●ハート内科定期受診。動脈硬化度の検査をした。血管年齢が50代後半だと言う。去年は、年相応だった血管が若返るとは、信じられない。一度固くなったものが復元するとは。何でも入れる味噌汁とご飯という粗食のせいかもしれない。このごろは、ほとんど独りで過ごしている。眠くなったら、昼寝をする。これは一日2回のときもある。夜、寝床で本を読まない。酷暑でほ2か月ほどは、ほとんど歩いていない。血管若返りの理由は不明だが、おそらく、マイペースの独り暮らしのお陰。そろそろ歩かねばと、帰りは1キロほどの道を歩いて帰った。自分では絶対買わない、母の形見のぺらぺらのブラウスを着ていたせいで暑くなかった。

「ウィンダミアの風」と「紫陽花は古色をたたえ」を推敲し、書き直す。「ウィンダミアの風」はうまく書けたと自信があったが、「紫陽花は古色をたたえ」の方が中身が濃くなった。これは読み手にあきさせないために書いたが、結構、核となる話となった。書いてみないとわからないものだ。

9月24日(水)

晴れ
昼の虫一匹鳴けるわが住まい     正子
月見まんじゅう小さきものが五個並び 正子
秋彼岸菊のお香をくゆらしぬ     正子

●みよさんの俳句にコメントを書くために、「源氏物語 夕霧巻」を読む。源氏を読むのは久しぶり。以前読んだときより、切実に感じる。こういうことが読み取れるようになったということか。

●今書いている、「こんなにさびしい山々が」のために、漱石の『三四郎』を読む。三四郎の一場面を確認するため。初めの方にあったので、たすかった。『三四郎』は六年生の時に初めて読んだ。その時の印象がまだ残っていて、その場面を確かめるためだった。日常のことを言葉にし、それを読めるようにするには、「胆力」がいるらしい。「胆力と繊細さ」を持ち合わせねばならないと言う。
今日は、一つ書き進めて、「紫陽花は古色をたたえて」を書いた。昨日書いた「ウィンダミアの風」を手直し。昨夜「ピーター ラビットのお話」を12巻読んだ。農夫の「マクレガー」の名前を忘れていた。

●朝夕はめっきりすずしくなった。センター北へ買い物。秋刀魚1尾580円。これはよく太ったもの、痩せたのは、2尾で780円。それにしても高い。太刀魚が旬を迎えているので、太刀魚にした。

●ユザワヤによって、端切れ2種類かった。一つはモリスの苺泥棒、もう一つは、灰色が買った水色に青いバラの布。苺泥棒は好きと言うわけではないが買った。

9月23日(火)秋分の日

晴のち曇り

●彼岸法会に出席。休日なので、長男がいっしょに出席した。読経の前に、僧侶が「布施」の意味について話し、「みなさんも布施をおこなってください」で締めくくった。それから読経があり、その後、ろうそくの灯が配られ、それを持ってお墓へ行き、墓前に置いた。
帰りは長男が成瀬まで送ってくれた。今日は彼岸の中日でほどんどの墓に花が立てられていた。菊やりんどう、鶏頭、が目立った。

帰りの電車で、どこかから連絡が来ているかもしれないとスマホを開くと、ゆうまくんの歯が生えた、と連絡。この前あったとき、口でぷうーぷうーしていたから、私は、歯が生えるまえで、むずむずしているのかと思っていたのだ。その通りになったようだ。

9月22日(月)

晴れ
白雲の空にひろがる丘の秋      正子
酢橘ふたつ使い残りて熟れはじむ   正子
秋刀魚ひとりの餉には高すぎる    正子

●ウィンダミアについて「ウィンダミアの風」の小文を書く。細かい部分は記憶がはっきりしないので、ネットで調べると、あいま記憶が蘇り、ほかの景色と入り混じっていたのがはっきり区別できた。とんでもなく、間違えてはいなかった。ハワース、バース、コッツウォルズ、チェスター、ポントカサルテ水道橋(Pontcysyllte Aqueduct) について書きたいと思っている。

9月21日(日)

晴れ
露草の青点々と立ち上がる   正子
紅芙蓉風に吹かるるさわやかさ 正子

●国政調査の回答をネットで済ませた。メールアドレスを総務省が知るわけがないのに、メールが届いた。そのメールに書き込めばすぐ回答ができりうようになっている。総務省も気が利くと思ったが、怪しいと気づいて、削除。うっかり、ひっかるところだった。送信者のアドレスがあやしい。

●涼しいので5丁目の丘まで散歩にいった。ちょこちょこ歩きは前身の筋肉を使わないので、良くないそうだ。

 

 

9月20日(土)

曇り、ときどき小雨
九月はや夜長となりぬ独りの灯  正子
虫の声まわりにありて独りの灯  正子

●日中の気温も下がってきた。暑さ寒さも彼岸までのことわざ通りになるのも不思議と思うが、これは夜の長さが永くなって気温が下がるというものらしい。