9月9日(木)

★つまみ菜を洗えば濁る水の色  正子
小さいつまみ菜には土も付いていない程でしょうが、それでも僅かに濁る水の色。小さく弱いつまみ菜を大切に洗っておられるのでしょう。湯掻けばほんの一握りですが、おいしいお浸しが食卓を賑わします。(黒谷光子)

○今日の俳句
どの道を行くも稲の香漂いて/黒谷光子
どの道を行っても稲の香がしている、静かであかるい村。稲の熟れるころを自然体で詠んでいて、いつまでも残したい日本の風景。(高橋正子)

○米国のプロバイダーからのアクセスがあって、ためしに そこの検索に、<masako takahashi>
を入れてみたら、以下のように、私の記事が10番目くらいに出てきた。この記事がインターネット上に残っていることは、大変ありがたい。[POETRY ON THE PEAKS]

○水煙時代平成元年から平成10年まで投句されていた、藤田正明さん(91歳・愛媛)の息子さんのお嫁さんから電話がある。ご本人は入院中なのだが、句集を作ってあげたいとのこと。発行所の電話は、インターネットで調べてわかったとのこと。早速、第1巻から水煙を取り出して、掲載句を選ぶ作業に入る。こういったこともあるものかと、存続することの意味をあらたに考えさせられた。

○句集原稿を選ぶ作業は、本人か身近な人がすべきなのだが、こちらで引き受ける。ブログ句会で話題になったピアフの歌をネットで何曲か聞きながら作業。今日は「Non.je ne regirette rien」がいいと思った。ついでに、「リリーマルレーン」を聞く。デートリッヒの英語とドイツ語の歌を聞いたが、やっぱりドイツ語のほうがよいかな。

◇生活する花たち「小豆の花」(横浜日吉本町)


コメント

  1. 黒谷光子
    2010年9月10日 20:13

    お礼とコメント
    (お礼)
    「稲の香」の句を先生の俳句日記にお取り上げいただき、ありがとうございました。今は取り入れの最中で、夜は乾燥機の音が聞こえてきます。
    (コメント)
    つまみ菜を洗えば濁る水の色
    小さいつまみ菜には土も付いていない程でしょうが、それでも僅かに濁る水の色。小さく弱いつまみ菜を大切に洗っておられるのでしょう。湯掻けばほんの一握りですが、おいしいお浸しが食卓を賑わします。

  2. 高橋正子
    2010年9月16日 14:31

    お礼/光子さんへ
    摘み菜の季節になりました。子どものときから、こどものときから、摘み菜(間引き菜といっておりましたが)が大好きで、この季節を楽しみにしていました。今はスーパーで摘み菜として売っておりますね。

  3. 高橋正子
    2010年9月17日 11:13