9月6日(月)

★揺れもせず夕日当れる青稲穂  正子
青稲穂がみずみずしく、静かに広がる稲田一面に差す夕日。温かく懐かしい田園の光景に包まれて、一日を終える安堵感が感じられます。 (柳原美知子)

○今日の俳句
朝空を翅に映して銀やんま/柳原美知子
朝空のすずしい青をそっくり翅に映して飛ぶ銀やんま。静と動の対比、朝の景色全体の中の一つの銀やんま、また逆に、銀やんまにある景色全体が詠まれている。これが俳句の「まこと」である。(高橋正子)

◇生活する花たち「サワギキョウ」(尾瀬ヶ原)


コメント

  1. 柳原美知子
    2010年9月9日 0:12

    お礼とコメント
    お礼
    「銀やんま」の句を今日の俳句にお取り頂き、
    ありがとうございました。素晴らしいご句評も
    賜り、大変励みになります。朝夕はようやく涼しくなり、虫たちが季節を告げてくれます。

    コメント
    揺れもせず夕日当れる青稲穂  正子
    青稲穂がみずみずしく、静かに広がる稲田一面
    に差す夕日。温かく懐かしい田園の光景に包まれて、一日を終える安堵感が感じられます。

  2. 高橋正子
    2010年9月10日 2:22

    お礼/美知子さんへ
    稲穂の句にコメントをありがとうございます。黄金色に熟れた稲穂もいいですが、まだ青い稲穂もいいですね。稲穂のあるところはいいです。