★娘の秋扇たたまれ青き色の見ゆ 正子
お嬢さんが手にしておられるものか、それともそこにおかれているののか、いずれにしても「青き色」に若々しい爽やかさが見て取れます。扇から持主のたたずまいまで想像できる句です。(多田有花)
○今日の俳句
日々すべきことをなしつつ新涼に/多田有花
作者が、モンブランへ発つ直前の句であるから、その準備のための、「日々すべきこと」であろう。用意周到な計画と準備があって、初めて登頂は成功する。日々成し終えていく内に、季節も新涼へと移り変わっていった感慨がおおきい。(高橋正子)
コメント
お礼とコメント
正子先生、「日々すべきことをなしつつ新涼に」を
今日の俳句にお取り上げいただきありがとうございます。
この年のモンブランは猛暑で氷河が溶け出したと話題に
なっていました。
★娘の秋扇たたまれ青き色の見ゆ 正子
お嬢さんが手にしておられるものか、それともそこに
おかれているののか、いずれにしても「青き色」に
若々しい爽やかさが見て取れます。扇から持主のたたずまい
まで想像できる句です。