雨
切りもなし夫亡きあとのつくつくし 正子
秋の山越え来て書肆に文具買う 正子
秋ゆかし蛙・兎の一筆箋 正子
●夕べから雨が降ったりやんだり。雨のお陰で涼しくなる。
●合同句集の件、メールを見ていない人がいるので、みんなに電話。一人を残して全員と連絡が済む。
●暗がりの本棚から厚めの英語の本を取り出した。買ったことを忘れて紙がやけているが、「罪と罰」。めくるとわからない単語に鉛筆でアンダーラインを引いている。読んだ記憶がないが、読もうとしていたようだ。意外に一文が短い。複雑な構文がない。ドストエフスキーってこうだったか。苛酷な体験が文を短くさせたか、ということが思い浮かんだ。
ロシアがウクライナに侵攻して、なかなか戦争が終わりそうにない。そのせいで、ロシア文学を手に取りにくい。
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