9月30日(土)十六夜

曇りのち晴れ
十六夜の月を階のぼりては     正子
十六夜の風さらさらと身を吹きぬ  正子
秋口の心太なりよく透けて     正子
●9月も終わるが、蒸し暑い。整形外科へ。土曜日は昼までなので混む。
●「俳句界」(10月号)が送られてくる。全国の俳誌からの選んだ秀句として、花冠9月号(No.369)から柳原美知子さんの句が紹介された。選は俳句界の編集部。
 風花舞う道後歩けば旅人めき 柳原美知子
総合誌の編集者の目に留まって、良かったと思う。美知子さんへスマートレターで転送。
●暑いので、天草から心太を作る。天草は富沢商店で買ったが、品質が良ければよいではない。心太の匂いがない。色も白く透き通って、これなら、普通の寒天でよかった。
城ヶ島でリュックいっぱい買ってきた天草も、いつか淡路島から段ボールいっぱい送られてきた天草も、固まると薄い琥珀色で、とろっとして、黒蜜をかけると、世にもまれなデザートになった。
それでも、上等すぎる心太に昆布ポン酢、練がらし、金胡麻をひねりつぶしてかけると、美味。食べ終わる頃には体がひんやりしてきた。

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