★しろじろと穂芒空にそよぐなり 正子
夏に見る青芒とはまた違い、秋空にそよぐ芒はよく長けて、ふんわりとした趣が感じられます。青く澄んだ空に溶けこむような穂芒が、しろじろとによく詠われていて、一幅の画をみるようでもあります。(小川和子)
○今日の俳句
機関車の蒸気噴きゆく秋風よ/小川和子
「蒸気噴きゆく」に機関車の生きいきとした走りを見る。冷涼な秋風となってゆく蒸気に、秋の季をとらえた。(高橋正子)
○晴れ。相変わらず暑いが、明け方はすこし空気が冷えてきた。
○久しぶりに農協の野菜市場に出かける。来週からは、改築のために、場所を移転するとのこと。
いちぢく、さつまいも、大根葉、なす、お花を買う。
コメント
お礼
正子先生、「機関車」の句を取りあげて頂きましてありがとうございます。真岡鉄道のSLに乗り、あけ放った列車の窓を抜ける秋風に吹かれて詠んだ句ですが、先生にコメントを頂いて、遠い記憶も甦りました。私は汽車通学の高校生でしたが、当時はすべて蒸気機関車。特に冬場など、汽車におくれそうになり雪道を懸命に走ったものでした。
★しろじろと穂芒空にそよぐなり 正子
夏に見る青芒とはまた違い、秋空にそよぐ芒はよく長けて、ふんわりとした趣が感じられます。青く澄んだ空に溶けこむような穂芒が、しろじろとによく詠われていて、一幅の画をみるようでもあります。
お礼/和子さんへ
穂芒の句にきれいなコメントをありがとうございました。空に色にとけあうような芒の穂の色もいいですね。